♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【養生】という考え方

【養生】(ようじょう)という言葉があります。
文字通り生命を養うことですが
予防は病気にならないために
というどちらかというと守りの姿勢であるのに対して
養生は「健康であるために」
と攻めの姿勢いうワケではないけれど
〇〇にならないためにと
〇〇になるために
と同じことをしていても
ニュアンスが全然変わってきます。
例えば
病気にならない為に運動するのと
健康の為に運動するのとでは
同じ「運動する」でもモチベーションが変わってくると思うのです。
1700年頃に書かれた「養生訓」という本があり
当時のベストセラーだったそうです。
この中でまず養生で大事なことは
何事もほどほどに…と書かれています。
食べ過ぎず、働き過ぎず、遊び過ぎず、休み過ぎず、眠り過ぎず、考え過ぎず、悩み過ぎず…
そして
養生の術は先心気を養ふべし
と心を整理することが人生で最も大事なことであると何度も書かれていて
体の養生のためには、まず心気を養うことが大事だと強く訴えています。
そして「身体を守って養生するために肝要な一字」として「畏」という字を挙げています。
「畏れ(おそれ)」とは、敬い、畏まる(かしこまる)気持ちのことで
もうひとつの、おそれ(恐れ)とは全く違った意味です。
養生とは広い意味で
「大切にあつかう」「大切におもう」
そんな意味がある気がします。
自分の体や心を大切にして養生することと
モノや人を敬い、畏敬の念を抱くことは
イコールなのかもしれません。
何事もほどほどに、
そして心を大切に…
穏やかな日々を過ごしたいものですね。
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姿勢を変える、気持ちが変わる

「姿勢」
という言葉には体の格好のほかにも
心の持ち方といった意味も含まれます。
姿勢は体だけでなく、心にも大きく影響します。
まず
猫背と自律神経には密接な関係があります。
背骨の隙間からは全身をコントロールする大事な神経が通っていて、
背中が丸まった状態になると、背骨が圧迫されるため、自律神経に悪影響を与えていることになります。
猫背になると代謝も悪くなったり、
脳へのダメージも大きく
猫背になると脳への血流量が30%減少してしまうと言います。
脳は常に多くのエネルギーを血液から取りこんでいますが、姿勢が悪い状態でいるとこの血液量が減って、脳に必要なエネルギーが不足することになり、
思考力・集中力・注意力・記憶力など、脳の機能性が低下していきます。
背筋を伸ばしているかどうかだけで
脳の覚醒の度合い、処理能力が違ってきます。
背筋を伸ばすと、脳が覚醒し、情報処理に必要な短期的な記憶力などが高まるそうです。
背筋を伸ばしたことで抗重力筋が働き、覚醒に作用するノルアドレナリンが脳内に分泌されるからです。
逆に、椅子の背に深くもたれかかったり、ダラんとすると、抗重力筋の働きが弱まるため、覚醒水準は下がり、脳は休息モードに入ります。
また姿勢は思考パターンとも関係し
簡単にいうと
下を向けば内向き思考に、上を向けば外向き思考になります。
視線を下げたときは、脳内でデフォルトモード・ネットワークが働き
デフォルトモード・ネットワークは、ぼんやりしているときに活動する脳のネットワークで、これが働いているときはひらめきも起こりやすくなるといいます。
動きがこころを作る
そんな言葉があります。
そして
こころが姿勢を決めることもあれば
姿勢がこころをコントロールしてしまうこともあります。
背筋を伸ばして、目線を上げてみると
気持ちも変わるかもしれません。
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【目】を休めませんか?

ここ数日、かなり辛いコリや頭痛などのご相談が多いです。
身体への影響だけではなく、腰痛や肩こりがあると 仕事の生産性は、健康時を100とすると平均してなんと70まで下がるといわれています。
体の不調があると思い通りに仕事が進みませんよね。。
そして肩や腰だけでなく
生産性を下げる大きな原因となるのが
ずばり【眼精疲労】です。
PC作業、スマホの見過ぎなどにより
目の周りの筋肉が緊張したり、ストレスで涙の分泌が少なくなりドライアイにも…
🔹なぜ目を使うことが疲労やストレスになるのか?
実は仕事中のパソコン作業は自律神経を狂わせてします大きな要因があります。
本来、目は遠くを見ると交感神経(緊張)、近くを見ると副交感神経(リラックス)が働くようになっています。
それは猛獣から逃げたり狩りをする際、遠くを見るので交感神経(緊張)が働いたためで
時代が進化しても、人の体は野生だったときのままなのです。
ここに現代の生活と矛盾が起きます。
ディスプレイなど近くを見て仕事をしているとき
近くを見る(副交感神経=リラックス)ことと、仕事をする(交感神経=緊張)が同時に行われている状況で、本来と逆になるのです。
この矛盾こそが体の自律神経を混乱させ、ストレスを発生させてしまいます。
矛盾を解消するには
まずは「目を休める」ことです。
1時間ごとに10分程度の休憩を取り、画面から目を離し、できるだけ遠くを眺めたり
眼球を上下左右にぐるぐる動かしたり、
目をぎゅっと強く閉じたり、パチパチとまばたきすると目の緊張をほぐすことができます。
また目の周りや頭をマッサージすることも
効果的です。
奏では指圧の全てのコースにドライヘッドスパ含まれます。
何らかの不調が改善されると
生産性は30も上がることに…★
たまには目を休めてみませんか?
カタルシス効果

先日、2年以上ぶりに昔一緒に仕事をしていた
友人と会うことができました。
たくさん喋って
あっという間に時間が過ぎ、
心から「楽しかった」と思えた時間で
改めて「話す」ことって大事だなと思いました。
心理学では
カタルシス効果という言葉があります。
語るシス?なのか…?
話すことで気持ちが晴れたり、安心感を得られる効果のことを言います。
カタルシス(catharsis)はギリシア語で「浄化」を意味し
鬱積した感情を「言葉や行為で表現」することによって開放して浄化されることです。
また人には、話すことで脳の快楽レベルが上がっていく習性があると言います。
「話す」ことは「放す」こと
そんな風に思います。
話すことで心がスッキリしたり
気持ちが軽くなって
体の緊張がとれるということはよくあることです。
感動する映画などを見たり
音楽を聴いて気分が変わる
などもカタルシス効果に当たります。
色々な意味で溜め込むことは
心にも体にもよろしくないことで
「放す」ことって大切です。
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この時期「K」が体調に左右する

とても寒かったこの数日…
昨日見た天気予報で気象予報士さんが
「今日は「K」に気をつけてください。さてKとは何でしょうか?」と。
花粉?
と思いきや...
「気圧」です。
実感がある方も多いかもしれませんが
この気圧、体調にかなり影響します。
ポテチの袋を持って山に登ると(低気圧)パンパンに膨らみますが、
人間の体にも同様のことか起きているイメージでしょうか。
正確にいうと
気圧が変化すると体の中から押し返す力をその都度コントロールしていく必要がありますが、
人間はどこでその気圧の変化を感じ取っているかというと、まず内耳(ないじ)という耳の奥にある器官です。
内耳はセンサーのような役割をしていて、脳の中枢にある自律神経に気圧の変化を伝えます。
自律神経は、内耳の三半規管が「気圧が低下した」
、呼吸から「酸素が薄い」、眼から「光が少ない(暗い)」などと気象を感知し
「活動に適さない環境」と判断し
副交感神経を優位に働かせ体を「リラックスモード」に切替えます。すると
・血圧、血糖、心拍の低下
・疲労感、意欲の低下
・分泌、排泄機能の活性化
・食欲増加、消化吸収の促進
・心身のリラックス
の状態をつくりだそうとします。
低気圧になり、だるさ、倦怠感、眠気などの症状を感じるのはこのためです。
普段から自律神経がきちんと機能していると、うまく交感神経が血管を収縮させたり、副交感神経が血管を膨張させますが
自律神経が乱れているとうまく切り替わらず、様々な体の不調へとつながってきてしまいます。
気圧の影響を受ける、受けないは体質もありますが
・内耳(耳の奥)が敏感
・睡眠不足または睡眠過多
・疲労が溜っている
・ストレスを感じやすい
・暑い季節にのぼせ、寒い季節は冷える
・新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
・偏頭痛もち
・乗り物酔いしやすい
人は、気圧の変化で体調を崩しやすいかもしれません。
そして、やはり、疲れている時、ストレスが溜まっている時、睡眠が足りない時は、気圧にも敏感になりがちです。
また、耳のまわりの血行が悪くなると、内耳がむくんで過敏になりやすくなります。
内耳の血行をよくするには、耳の後ろにあるツボあたりに、ホットタオルや温かいペットボトルを当てたり、耳のマッサージもおすすめです。
両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり、つまんだまま回したり、手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回したりもしましょう。
「気圧に影響されやすい」というのも
やはり体からのサインでもあります。
食事、睡眠、運動など
自律神経を整えるキッカケとしえ捉え
天気に左右されない体質を目指したいものですね。
そのためには
まず血流を良くすることも大切です。
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