♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
心身の不調は【背骨】が硬いから…?

寒さで体が強張りやすいですが
肩や首のコリを感じる方は「背骨」がガチガチになっていることが多いです。
実は腰痛や膝痛の原因は「背骨が硬いこと」からも来ます。
人間は本来、背骨のしなりを使って、そのパワーを腰や膝、腕などに伝道させて体を動かしています。
背骨は、小さな骨が積み木のように連なって少しずつ動くことで、大きな動きを可能にする身体の軸となり
姿勢を作るうえで重要なだけではなく、実は脳の状態とも深く関係しているのです。
身体は、脳から神経が出ていて、そのすべてが背骨を通っているからです。
背骨を横から見てみると、まっすぐの直線ではなく、
首が前、背中が後ろ、腰が前と言ったようにS字型のカーブを描いています。
カーブになっている理由は
まっすぐだとと衝撃があった時に直接脳に振動が伝わってしまうからで
S字になっていると衝撃を逃がしてあげられるので、脳はもちろん、体全体の負担も少なくて済みます。
またカーブがなくなるとS字によるクッション性がなくなって、腰にかなりのダメージを与え、これが腰痛の大きな要素になります。
ではなぜ背骨が硬くなるのか…と言えば
それはズバリ「筋肉が硬くなる」からです。
筋肉は背骨にくっついているので、疲労や使いすぎによって筋肉が硬くなってくると背骨も引っ張られて歪みを生じます。
さらには
筋肉が硬くなる主な原因は様々ですが
特にデスクワークの方は
姿勢の悪さ・同じ姿勢を続けることで
筋肉は硬くなってしまいます。
背骨を緩めるセルフケアは
その名も
金魚体操!
平床に仰向けになり、自然にまっすぐ伸ばした身体全体を、金魚のように左右に揺する運動です。両手は首の下の真ん中で組み、足は足首から先を直角に立てます。この体勢で、すばやく左右に身体を揺らします。
朝・夕1回 各1~2分行ってください。
こんな簡単ながら金魚運動の効能としては、「神経、末梢神経、血液・リンパ循環」の働きが調整され、足を軽く動かすだけでも筋肉やそれに伴う様々な循環器系に適度な刺激を与えることができるのです。
そして、背骨をしなやかにするには
まず周辺の筋肉を緩めることが大切です。
肩こり、腰痛、背中の張り…ご相談ください◟̆◞̆
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【腕】疲れていませんか?

寒い時期は「腕が上がりにくい」というご相談が多くなります。
よく重たいもの持ったり、
腕を駆使する仕事をされていたり…
その腕の疲れが
肩や肩甲骨の痛みやコリに繋がることがあります。
腕を圧して
「腕がこっているなんて気付かなかった」とよく言われますが
触られて初めて気づくような腕の疲れ…
実は「肩こりは感じても、腕のこりは感じていない」という場合、
かなりコリ固まった状態なのです。
この『腕肩こり』
放っておくと色々な症状につながっていきます。腕を酷使するお仕事はもちろん、デスクワークの方や、そしてスマホ使用により
皆さん、かなり疲労してます。
とくに疲れやすいのが「上腕二頭筋」
主に肘を曲げる筋肉で、いわゆる「力こぶ」
です。
そして、前腕(腕から先)の筋肉、特に手を握る時に力が入る筋肉です。
これらの二つの筋肉が一緒に動くのは肘を曲げた状態で指先や手首を動かすような動作です。
◆キーボードを打つ動作
肘を曲げているだけで二の腕の筋肉は緊張しますが、さらに指を動かす動作で前腕の筋肉をかなり使っています。
◆重い荷物
前腕の屈筋群が収縮したままになります。
◆肘を直角に曲げて荷物を持つ
上腕二頭筋が収縮したままになります(女性に多い)
◆スマホ操作
指を駆使するとそれに連動して腕も疲れます。
そしてこの時の姿勢は、常に腕を内側に捻っていることになります。
これらの筋肉が疲労してしまったり、動かさずに固まったりしてしまうことで、「巻き肩」=丸まって肩が前に出てしまうような姿勢になります。
この姿勢が続くと…
脇が開く姿勢になり→腕が内側に捻れる
→肩に持続して力が入る→肩が挙がる
→肩が体幹より前に出る→首が前に出る
→猫背姿勢になる
これが
○肩こり、頭痛
○冷え、顔や手指のむくみ
○頸椎症、胸郭出口症候群(腕・胸・背中に痛みや、シビレ・麻痺)
○握力低下
などに発展します。
🍀腕の疲れ解消セルフストレッチ
- ストレッチする側の腕を前に真っ直ぐ上げる
- 親指を下にして、肘をしっかり伸ばす
- 反対の手でストレッチ側の人差し指と中指を引っ張る
- 30秒程度、持続的にストレッチする
奏ではハンドマッサージ(オイル使用)もリクエスト可能です★
気づかぬうちに蓄積する腕の疲れ、
毎日使っているのにあまりケアすることの少ない「腕」も年末にしっかり労ってあげてくださいね。
超重要な筋肉【前鋸筋】!

最近、ある筋肉が硬くなっている方が異様に多いです。
デスクワークや長時間同じ姿勢を続けると
姿勢は丸くなり、いわゆる猫背や巻き肩になります。
すると、肩こりや首こり、呼吸の浅さなどにつながるわけですが
正しい姿勢や呼吸に重要なのが
「前鋸筋(ぜんきょきん)」という脇の下の脇腹の筋肉です。
あまり聞き慣れない筋肉ですが
手をあげたり、回す時「脇の下あたりが痛い」「ひっかかる感じがする」場合は
前鋸筋が硬くなっているかもしれません。
🔹前鋸筋の働き
胸郭と呼ばれる胸椎と胸骨、肋骨で構成される部分と肩甲骨をつなぐ重要な筋肉で
「肩甲骨の動き」に作用します。
どんな人が硬くなるかと言うと、
デスクワークや車の運転の長い人です。
ずっとある角度で手を前にしていることによって、前鋸筋がずっと縮んだ状態になります。
するとだんだん硬くなり、肩甲骨を外に引っ張る力が加わり、肩甲骨が外に開き、背中の筋肉も引っ張られ、肩、背中のハリが出て肩甲骨の可動性も悪くなります。
また、呼吸をする際の補助的役割もしているので、この前鋸筋が硬くなると「深く呼吸が出来ずに、息が詰まるような感覚、「呼吸がしにくい」という症状
が出てきます。
前鋸筋が緩むことによって
- 巻き肩
- 猫背
- 肩こり
- 呼吸の浅さ
が改善されます。
前鋸筋はストレッチや
前鋸筋周辺の筋肉を指圧で緩めることができますが
セルフケアでは
「脇をさすり、回す」方法が有効です。
・脇の下を摩擦で熱くなるくらい
さすった後、触りながら腕を前後に各5回ずつ回す
だけ!
です。
何故、さすって肩を回すだけで緩むのか?
人間には「体性感覚」という
皮膚の感覚と、筋肉・腱・関節の感覚があります。
皮膚の感覚には、触っている感覚や熱の感覚(熱い、冷たいなど)痛みの感覚などがあり、筋肉・腱・関節の感覚には、手足や身体の位置・運動・抵抗・痛みや物の重量などの感覚があります。
体性感覚は、皮膚が伸ばされたり、筋肉が緊張したり緩んだりする際に、その状態を感知して脳に伝えてくれます。
「さする」と、この「体性感覚」を利用でき、摩擦で熱くなるまでさすると、そこに感覚ができ、無意識に筋肉使えるようになるそうです。
その状態て肩を回すことで、「前鋸筋を使いながら肩を動かす」という事を身体に覚えさせることができます。
なので
脇の下をたまにさすってあげてみてくださいね。
奏では前鋸筋筋にもアプローチしています。
グイッとストレッチで伸ばされたい方はお待ちしています◟̆◞̆
【夢を見る】のは眠りが浅いから?

夢をよく見る、深く眠れていない気がする...
そんなお声もよく聞きます。
夢をみる=眠りが浅い
というイメージがありますが
悪い夢を何度も見てしまう、寝た気持ちになれず日中に影響する場合は確かに眠りが浅くなっている事が考えられます。
でも、そもそも夢を見る事自体は、悪いことではいのと、単純に「眠りが浅いから」だけではありません。
本来は人は毎晩夢を見ているそうです。
覚えているか、いないかの違いで
ポイントはレム睡眠とノンレム睡眠です。
眠ってすぐに現れるのは深い眠りでもあるノンレム睡眠で、多ければ多いほどしっかりと眠る事ができています。
次に現れるのがレム睡眠で
ノンレム睡眠に入ってからだいたい1時間程度でレム睡眠に移行します。
この周期はだいたい90分前後で繰り返され、朝が近づくごとに周期が短くなり、レム睡眠が増えていきますが
レム睡眠中に強制的に目覚めさせると、約8割の確率で「夢を見ていた」と答えます。
レム睡眠の時の夢は、感情の変化を伴いストーリー性が高く色彩が豊かで、時に奇妙な内容だったりします。
レム睡眠中には、記憶の整理や固定、記憶を引き出すために起きている時に受け取ったり、自分で考えたりした膨大な量の情報の中から、必要なものだけを残して不要なものを捨て、大事な情報をいつでもすぐに取り出せるように整理して保存しています。
この作業中に情報と関連した映像が浮かぶと、それを夢として認識しているようです。
夢については全ては明らかになっていないそうですが有力な仮説は
・いらない情報の消去
・新しい体験と過去の記憶の統合
・起きている時の行動のシミュレーション
・現実世界での問題の解決法を探すこと
・特に意味はない
ただ、怖い夢ばかり見る
という場合は
人間の脳は寝てる間に、心配事を解消しようするため日中に受けたストレスが、夜に悪夢として投影されることもあります。
嫌な夢をよく見る場合や、日中に影響する場合は
「睡眠の質が良くない」だったり、ストレスが溜まっているというサインかもしれません。
呼吸の浅さも眠りの質を下げるので
まずは呼吸を深くすることを意識してみてくださいね。
呼吸の浅さ、眠りの浅さ…ご相談ください◟̆◞̆
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【冷え症】の意外な原因は…

慢性的な冷え性だけど、冬だから仕方ないと思うかもしれませんが
この「冷え」も意外なところに原因があったりします。
冷えは主には血行不良で熱が身体に行き渡らないのが原因ですが、その犯人はストレスや食生活、自律神経の乱れや筋肉量とさまざまで
それらが影響しあっています。
特に女性は筋肉量が少なく、また生理でホルモンバランスによる体調変化もあるので冷え性が起こりやすいのです。
そして
見過ごしがちな原因が「甘いもの」です。
甘いものの中でも白砂糖が特に体を冷やすのです。
東洋医学的に白砂糖をみてみると、原料であるさとうきびは暖かい地方で収穫されます。
温暖な地域で育てられる食べ物は陰陽観でみると「陰的」な食べ物となり、陰的な食べ物は身体を冷やすと考えられます。
そして
白砂糖は食べると身体の中にすぐに吸収され
血糖値が急上昇することになります。
急上昇した血糖値はもとに戻さねばならず、
その結果インスリンとよばれるものが膵臓から分泌されて血糖値をさげる働きをしますが
この時に急激に血糖値を下げてくれるのは良いのですが、体温も一緒に下がってしまうのです。
また、糖を含む炭水化物は、エネルギーとして利用する際に主にビタミンB群をたくさん必要としますが、精製された砂糖にはビタミンやミネラルが失われています。
体内にすでにあったビタミンを利用するため、ビタミンB群が不足気味になってしまうのです。
実はビタミンBは血液(特に赤血球)を作るのに欠かせない材料のため、質の良い血を必要分作れなくなって冷え性がさらに悪化し
ビタミンBの不足は、さらに交感神経を過剰に刺激すると言われており、結果的に自律神経のバランスが乱れ血行不良を促してしまいます。
甘いものを取るときはビタミンBの補給が必要です。
寒いと甘いものが無性に欲しくなったりませんか?
体は寒さを感じると熱の放射を防ぐために血管を収縮させようとします。血管を収縮させるには「炭水化物」や「脂質」が必要になるため、これが甘いものやこってりしたものを欲する理由となるのです。
🔹冷やさない砂糖は?
てんさい糖といわれるものは北海道などの寒冷地で栽培されています。
そのため、一般的な砂糖と違い体を温める作用があると言われオリゴ糖も含まれているので、お腹にも優しい砂糖といえます。
きび糖や黒砂糖、てんさい糖などの精製されていない砂糖は、消化や吸収が緩やかで血糖値の上下も少ないのが特徴です。
不調の原因というものが
あるものの過剰摂取やビタミンやミネラルなどの不足など、食べ物から来ているということが多々あります。
体だけでなく、イライラしやすい、忘れっぽい、やる気が出ない…などの心や脳の不調も食べ物が原因になることもあり
特に冷え性が気になる方は
甘いものを摂りすぎていないか、もしくはビタミンが足りていないかなど見直してみると改善することもあるかもしれません。
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