♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
全てのモノのもと【プラーナ】
世の中には目に見えるものと見えないものがあり
目に見えないものも確実に作用しているのだと
思うことがあります。
ヨガをされている方はご存知かもしれませんが
「プラーナ」
というものがあります。
プラーナは「呼吸」と訳され、アーユルヴェーダでは「生命力」ともいわれます。
私たちの体のなかにも存在し、外側にも空気のように存在します。
ざっくり言うと
人が活動するために必要な「力」のことです。
車でいうとガソリンのように、人間を動かし生かしてくれるエネルギー源であり
『天の氣』『地の氣』『人の氣』
という3つからプラーナを取り入れています。
天の氣…呼吸で取り入れる酸素が体を健やかに動かし、酸素と二酸化炭素の交換によって生かされています。
地の氣…「地の氣」と呼ばれる食事も欠かせない栄養素や大地が発する気のこと
人の氣…自分の意識、触れ合う他人の意識、または経験や情報などによって、私たちは意識的にも無意識にも「人の氣」を取り入れて活動し、毎日の中で良くも悪くも影響を受けています。
これら3つの「気」をバランスよく保つことで快適な暮らしが得られ、
どれか一つでも足りなかったり、良い気でなかったら身体のバランスが崩れると考えます。
プラーナは『意識を向けたところに集まる』という法則があり意識を向けたそのとおりに流れていきます。
人は皆、手からプラーナを放出していて『手当て』という言葉がありますが、不調のあるところに手を当てると痛みが緩和する現象のもこれにあたります。
プラーナを整える方法はシンプル!
呼吸を整えることです。
吐く息に意識を向ける。お腹をへこませて息を出す。
吸う息は勝手に入ってくるため、意識しなくてよい。
30〜50回を1セットとし、終わった後は必ず休む。
また不安や緊張、ストレスを感じるときは、下半身を使ってプラーナを下に落とすことが大切です。
体は本来、上が軽く、下は安定している状態の『上虚下実 じょうきょかじつ』が理想ですが、
今は体を使わず頭を酷使することが増えていて、エネルギーが上がりイライラしたり頭痛や肩こりに悩むことも多いですよね。
そんな時は運動で下半身を使ったり、下半身の巡りを良くしたり
呼吸が浅いと感じる方は
呼吸に関わる筋肉を緩めてあげることも大切です。
呼吸、整えましょう◟̆◞̆
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霜降(そうこう)の過ごし方
季節は秋から冬に向かっていて
一年を各四季をさらに細かく六つに分けて、太陽や月の動き、四季の流れに合わせて生活するのが体にも心にも良いとされる【二十四節】
10/23〜は
二十四節気の【霜降〜そうこう】に入ります。
朝夕にぐっと冷え込み、霜が降りはじめる時期を指します。
乾燥した冷気を吸いこむことで、肺に負担がかかりやすく、呼吸器系のトラブルや疲労や元気が出ないなど、“エネルギー不足”に気をつけたい時期です。
また夏から秋、冬に向かう季節であることから、
そのギャップにむなしさを感じたり
くよくよと悩みがちになりったり
同じことを何度も考えたり
寒さも増してくることから血液の循環も悪くなり、カラダの冷えも相まって心身のバランスがくずれがちです。
もし今、体や心が
ちょっとお疲れだったとしたら…
気学や節気で観ていくと
今、ちょうどそういう影響が起こりうる時期でもあるから、かもしれません。
ココロの状態をすぐに変えること難しいかもしれませんが
なるべく体のコンディションを良い状態に保つことが心を安定させることにも繋がります。
人は寒くなると体に力が入り、
どうしても思考も感情も硬くなったりします。
この時期は
とにかく温める、無理をせず頑張りすぎない
"気持ち安らかに過ごす..."を心がけたいものです。
今週から一気に冷え込み
疲れも出る頃ですが、疲労やコリは蓄積する前に
リセットしてくださいね◟̆◞̆
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腰痛対策【腹圧】を高める
トレーニングやヨガなどで「腹圧を高める」
と言ったりします。
実は「腹圧」は腰痛やダイエットとも深い関係があります。
🔹腹圧とは
お腹の圧力と書いて、腹圧。
人間の腹部には内臓を収納している空間があり、これを腹腔といい
腹腔の上部を横隔膜が、腹筋下部を骨盤底筋が、腹筋の後ろ側は多裂筋(腹、横から前にかけてが腹横筋という具合に腹腔は筋肉に覆われています。
これらの筋肉を使って腹腔にかかる圧力を高めると、「腹圧が高い」状態になります。
腹圧が高い状態は、いわば体幹部が筋肉でできた
コルセットで巻かれているような状態で
安定が感じられます。
ざっくり言うと
「腹圧が高い」は上半身がお腹に乗って安定している状態
「腹圧が低い」は上半身がお腹に乗らずグラグラとして不安定な状態です。
🔹普段こんなことありませんか?
⚫︎なるべく座りたい(立ってられない)
⚫︎足を組みたくなる。
⚫︎寄りかかりたい。
⚫︎気づいたら寝転がっている。
当てはまる方は腹圧が低下しているかもしれません。
🔹腹圧が低下する原因
腹圧は些細なことで低下してしまいます。
座りっぱなしのデスクワーク、イライラや不安などのストレス、運動不足、食生活、睡眠などのバランスを崩すことによって、ストレスが蓄積していくと、腹圧のコントロールに狂いが生じてきてしまいます。
まず
「腹圧を高めたほうがいい」といわれている理由の一つは「姿勢が安定する」ためです。
腹圧の役割の一つは「姿勢を保つ」ことで
腹圧を高めて姿勢を正しくできれば、体に無駄な力が入らなくなり、エネルギーを効率よく使えるようになるんだとか
エネルギーが効率よく使われるといことは
痩せやすい、太りにくいことにもつながります。
また、腹圧が高くなることで
腹部の引き締め効果や腰痛予防、内臓の位置をもとに戻すことも期待できます。
さらに、背筋も伸びるため、腰への負担が軽減されて腰痛を緩和するともいわれているのです。
メリット1.体幹が安定して姿勢が良くなる
メリット2.ぽっこりお腹が解消できる
メリット3.腰痛を防ぐ事ができる
🔹腹圧を高めるには?
ドローイン
ドローインとは呼吸法の一種でこれを行うことで腹部全体の筋肉を収縮させることができ、筋肉の収縮をコントロールしやすくなるそう。
5回を1セットとして、1日に2~3セットを目安に
- 仰向けに寝転がって、膝を60~90度くらいに立てておく
- 両手は太ももの横で、上向きにしてリラックスさせておく
- ゆっくりと息を吐きながら、4秒間かけてお腹を凹ませる
- ゆっくりと息を吸いながら、お腹をもとの位置に戻す
腹圧が高まることで「なんとなく調子か良いかも」と気づくこともあるかもしれません。
朝起きた時や、寝る前などに行ってみましょう。
そしてまず、硬くなった筋肉を緩めることも
大切です。
腰痛、肩こり…ご相談ください◟̆◞̆
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【皮膚】と心の関係
マッサージには「痛いところを治す」以外に色々な意味があります。
あらゆる機能を司る「脳」はとても大事な器官、
そして脳と密接に関わりがある第2の脳は「腸」、さらには第3の脳は「皮膚」だといわれています。
生まれる前の母体で細胞分裂する際に脳と皮膚は同じルーツから生まれ、よく似た仕組みを持っていることから『第3の脳』と言われています。
お風呂で「あ~気持ちよいなあ」と感じたり、腹痛時に手でおなかをさすってもらうと「痛みが和らいだ」と感じたりするのは、実は体の表面の皮膚がキャッチしたものなのです。
また、人間の皮膚にはアドレナリンなどの脳内物質を感じとる受容体があるため、様々な感情を作り出す役割も担っています。
そもそも皮膚の役割とは1つが生命を維持するための「防御機能」もう1つが環境の変化を感知する「感覚機能」。
「防御機能」は体液の流出を防ぎ、体外からの異物侵入を防いでくれます。「感覚機能」は、周囲に起こった現象を知らせる機能で、何かを理解するためには不可欠な役割を果たしています。「鳥肌が立つ」などの表現はこの「感覚機能」がすくいとった現象であり、私たちの目には見えない情報を、皮膚は鋭く受け取ってくれているのです!
🔹皮膚が『第3の脳』と言われる理由
「皮脳同根」という言葉があります。
皮膚と脳は同じルーツを持つために密接に繋がっていることを示した言葉です。確かに、ストレスがたまるといつもより肌荒れひどくなったりします。これはただの肌荒れではなく、心から出される危険信号ともいえるのです。
🔹“直感”は、皮膚感覚から?
皮膚には、温かいとか痛いといった感覚をキャッチする神経が備わっていますが、これらの「五感」に加えて「心地よさ」「気持ちの悪さ」「怖さ」などの感覚も実は肌で感じているのです。
例えば「温泉に入ると、気持ちがよい」とか「触ってみたら気持ち悪かった」という感覚は、「皮膚が感じた感情」と言えます。こうして考えると、「鳥肌が立つ」「身の毛がよだつ」「温かい人、冷たい人」「肌が合う、肌が合わない」 など、皮膚感覚で感じた取った現象を表わした言葉が意外に多いですね。
皮膚は、目には見えない情報を受け取る感覚に優れていて、感情のアンテナのような役割を果たしているのかもしれません。
人間の皮膚には、「セロトニン」「ドーパミン」「アドレナリン」などの脳内物質を受け取る皮膚受容体があることから、いろいろなことを感じ取るのです。「セロトニン」は幸せや癒し、「ドーパミン」は快感や意欲、「アドレナリン」は活動的にしてくれる脳内物質であることから、正に「肌で感じて感情を作り出す」ということになります。
🔹体と心に効く、マッサージ
赤ちゃんをマッサージすると、赤ちゃんの表情はとても穏やかになり、安心感に満たされていきます。
これは、皮膚に備わった“快”を感じる神経によるもので、赤ちゃんの心が満たされるのはもちろん、脳や全身の発達を促す働きもあるのです。
私たち大人も頭が痛くなったり、肩がこったりすると、無意識に手で患部を押したり、もんだり、さすったりします。
マッサージをすると血行が促されますが、その理由は一酸化炭素という血管を広げる物質が出て、血管の中だけでなく皮膚表層の表皮細胞も一酸化炭素を放出します。
その結果毛細血管が拡張され、疲れを癒した上にリラックスした状態になるのです。
「肌に触れる事で脳に信号が伝わり、触れている筋肉をゆるめなさいと言う信号が脳から発する」とも言われています。
そしてもう一つは触れることによって
脳内から幸せホルモン=オキシトシンが出ます。
オキシトシンのリラックス効果は絶大だと言われています。
皮膚はすごい力を持っています。
そしてマッサージの効果=筋肉に働きかけるだけではなく、実は心にも作用するのですね。
大切な皮膚、労ってあげてみてくださいね★
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【旬】の食材には意味がある=体に良い理由
食欲の秋!は、おいしいものがいっぱいで、
そして旬のものもたくさん。
その「旬」のものを頂くことには意味や健康面でのメリットがあります。
季節に伴い、体も変化すると考えられており、自然と体を調和させるために、その土地で採れる季節のものを食べると良いとされています。
体も四季に合わせて動いているので
旬のものは
その時期に体が欲する効能を持ち
特に旬の野菜は季節ごとの体調変化に応じ、体のバランスを整えてくれるのです。
秋の食材の効能
レンコン
止血、強壮強精、強心、精神安定、ハスの実は長寿食品
セロリ
降圧、鎮静、浄血作用がある。胃腸の冷える人は多食を避ける
柿
熱を冷まし、胃と肺を潤し、口の渇きと咳を止める。食べすぎは冷えに注意
梨
体に潤いを与え、咳と痰を止める
長芋
消化、健胃、強壮強精。熱を加えると消化が悪くなる
サツマイモ
便通促進、健胃、整腸、解毒作用がある。茎は腫れ物改善に良い
りんご
水分を補い、肺を潤す。体内の水分を正常に保ってくれる
ぶどう
滋養、健胃、消化促進作用がある。干しぶどうは鉄分の含有量が多い
柚子
胃の不快感を緩和し、食欲増進作用がある。精神の抑うつ状態を軽減
ブロッコリー
腎機能を強化し、胃腸を丈夫にする。内臓全体を補う
人参
血糖降下、スタミナ強化、補血、夜盲症、角膜乾燥症(ドライアイ)に作用
栗
腎を補いわ筋肉を強くする。滋養、血行促進の作用
イワシ
EPA(エイコサペンタエン酸、不飽和脂肪酸)が方ゆで、脳血栓を予防。
また食事の効能は栄養を摂るだけではなく
東洋医学には哲学が根本にあり、
『見て感じる』ことは、心にも体にも大きな影響を与えると考えられています。
季節を感じながら旬野菜を食べて、五感で食事を楽しめば、体が喜び、心が満たされ、薬膳効果が得やすくなるんだとか。
薬膳では、食材も漢方の生薬と同様に5つの性質(熱、温、平、涼、寒)に分けられ
熱や温の食材は、体の気・血を巡らてくれます。
気は生命活動を営むエネルギー、血は全身を巡って体に栄養を与えてくれます。
五性の意味と代表的な食材
【熱】体を温め、冷えを予防し、血流を促す作用がある。熱性には唐辛子、こしょうなど。
【温】温性にはしょうが、鶏肉など
【平】体を温めも冷ましもしない中間の性質で、きのこ類、豆類、米など。
【涼】熱を冷ます作用、利尿、消炎作用があり、興奮を鎮める。夏野菜など
【寒】涼と同様に利尿効果を高め熱を取る。
フルーツなど
温性や熱性は「冬の食材、北国の食材」が多くあり、寒性や涼性は「夏の食材、南国の食材」が多くあるわけです。
つまり、その時期の旬のものを食べれば、夏ならば身体が冷やされ、冬ならば温まり、より快適な状態を維持できるということになります。
ちなみに
「秋茄子は嫁に食わすな」という諺がありますが
おいしい秋のなすは、もったいないから嫁には食べさせるなという姑の嫁いびりの言葉説と
反対に、なすは体を冷やす野菜で子供ができないといけないから、嫁には食べさせるなという優しさ説があります。
旬の食材を美味しく感じるのは、
その季節ごとに、私たちの
体に必要な働きをしてくれるからなのですね。
体が疲れていたり
胃腸が弱っていると食欲の秋も楽しめません。
まずは体を整えて、食欲の秋を満喫しましょう♡
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