♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
1周年を迎えました
5月31日
1年前の今日、奏をオープンしました。
短いようで濃い~1年。
2018年3月に私は突然独立することを決め2ヶ月後にはオープンするという
考えたり迷ったりする暇はない程
スピーディーなスタートでした。
決断したものの
私の誇りでもあり、大好きだった前職場のマッサージ店を辞め、初めて「会社」という組織から離れることはとても勇気がいりました。
安定とか安心、
色んなものを手放し、
「ここを出たら私に何が残るのだろう…」
兎にも角にも不安でいっぱいで
右も左もわからず、全て手探りでした。
でも後戻りできないしやるしかない!!
そんな気持ちで絶対に諦めないと自分に約束しました。
半年くらいは毎日トライ&エラーの繰り返しでしたが、思えば奇跡の連続でした。たくさんのお客様との出会いや再会。
施術する時間もお客様とお話しすることも、今まで以上に1瞬1瞬が愛おしく感じ、
はじめてこんなにも自分の弱さを知り
自由という難しさを知りましたが
人の優しさと温かさを痛いほど感じることができました。
・奏・というサロン名。
画数もありますが、
前後の点は意味があります。
"点と点が繋がる"
今まで起きた出来事や、
出会った人
すべてには意味があって
必ず繋がっていきます。
だからここをオープンする前から出会った人、私のこれまでの人生、
そのひとつひとつを
ずっと大切にしたいと思っています。
奏をオープンして
辛いこともあったけど
私はそれまでに感じたことない「幸せ」を感じることができました。
1年たって思うことは
これからもずっと
「私の大切な人が心地良いサロンでありたい」ってことです。
それから
自分が整っていないのに
自分が笑顔じゃないのに
人に何かを与えることはできないことも知りました。
だからこれからは
無理な背伸びをやめて
私自身が心地良く、
今私ができる精一杯の施術をしたいと思います。
そしてこの1年に頂いた勇気や元気の恩返しができたらと思っています。
心を込めて施術をすれば、必ず何かが伝わり、そして受け取って頂いて初めて信頼関係ができると信じています。
マッサージってカラダを圧すだけじゃなく、心を繋ぐものなのかもしれません。
いくらやっても奥が深すぎて、
答えがない。
だからこそ追求することをやめたくないし、こらからもこの仕事を大好きであり続けたいのです。
去年私が思い描いていた未来の「今」より、もっと素敵で幸せな今。
そう思えるのも、
ここまで来られたのも
支えてくださった皆様のおかげです。
「この人と逢えて良かった」と思えるたくさんの方々と出会えたこと...
本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
長文お読み頂きありがとうございます。
筋膜と心の繋がり
この時期にありがちな
なんだか身体が重だるい、
身体に引っ張られるように心も重くなってくる…
そしてその逆もあります。
身体の心深いつながり。
最近よく聞く「筋膜」。
この筋膜が心と身体を繋ぐ働きもしているのです。
「筋膜」とは、「facia,(ファシア)」と言われ
実は「筋肉の膜」のことだけを指すものではなく、
筋肉の他にも骨や臓器、神経、血管、リンパなど、"全身のあらゆる器官をつなげているシステム"です。
この全身につながるネットワーク「筋膜」の柔軟性は、身体だけでなく、心の柔らかさとも関係しています。
筋膜というのは、全身の筋肉、筋繊維、内臓など、あらゆる組織を覆っていますが、
心臓、肺、肝臓、胃、腸などの各臓器も、単独で身体の中に浮かんでいるのではなく、必ず身体の内側で何か他の組織とつながっています。
それらをつなぐものが「筋膜」です。
デスクワークなど同じ姿勢や偏った身体の使い方をしていると筋膜に布にできるのうな「ヨレ」が生じてしまいます。
それがコリや痛みとして感じられるほか、「心のヨレ」として
なんと感情が蓄積すると言われています。
これは不思議なことではなく、私たちは不安や怒り、喜びなどの感情を「肉体」でも感じています。そして不安や緊張、ストレスなどから、筋膜は脱水状態となりもつれや癒着が起こります。
逆に言うと筋膜が緩んでいくことで、自然と感情の解放も起こります。
中でも重要なのが呼吸と関係する筋膜
「横隔膜」
気が向かないことやストレスを感じたり、我慢するとき、人は無意識的に「ウッ」と呼吸を止めてしまいます。
つまり横隔膜は心の状態を膜の硬さとして影響を受け、
逆に身体の中央部にある横隔膜が動くと、その柔らかさは波紋のように身体全体へと伝わっていきます。
な ストレスが溜まりやすい中、胸で浅く呼吸している人が多く
浅い呼吸だと、横隔膜を十分に動かすことができません。
横隔膜には自律神経も集中しているので、自律神経の動きも鈍くなり、夜になっても副交感神経が優位にならず「休息の質」が悪くなります。
するとまたストレスが溜まりやすくなる、という悪循環に…
だから横隔膜を動かす意味でも深い呼吸は大切なのです。
横隔膜をはじめとする筋膜はとても重要な働きをしてくれています。
同時に「全身も心も全て繋がっている」
ことがわかると思います。
頭をマッサージしただけで身体の柔軟性が出るのは、頭の先から足裏までの筋膜のつながりがあるため。
反対に足裏を少し揉みほぐすことでも同様に全体の柔軟性が向上します。
人の身体は不思議で偉大です。
身体の柔らかさを取り戻すことは、心の柔らかさを取り戻すことにもつながります。
何だか気持ちが疲れてる方は
まずは筋膜を緩めることを意識してみると良いかもしれません😊
呼吸は「鼻」でするものです?!
最近よく「呼吸が大事!」と言われていますが、
実は無意識にしているその「呼吸の仕方」自体に問題があるかもしれないのです。
皆さんいつも鼻で呼吸をしていますか?それとも口で呼吸をしていますか?
そう言われても
意識していない人がほとんどだと思います。
人間以外の動物は口呼吸ができません。
犬が舌を出してはっはとしているのは、体温調節のために熱を逃がしているだけ)
本来は鼻で呼吸をするのが自然なのです。
口は食べ物などの栄養を取り込む器官として作られていて、もともと呼吸をする器官ではない口での呼吸をすると
空気中のダニ、カビ、ほこり、ウィルスが体内にフィルターを通さずに直接入ることとなり、
免疫力の低下や自律神経の乱れを引き起こします。
口呼吸が身体に及ぼす影響
・ドライマウス、顎関節症、虫歯
・いびき、睡眠の質の低下
・アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎
・膠原病、関節リウマチ、全身性ループスエリテマトーデス、多発性筋炎
・胃炎、潰瘍性大腸炎、痔、便秘など
・白血病、高血圧、腎臓病、風邪、インフルエンザ、冷え性
・うつ状態、パニック障害、全身倦怠感
この他にも、
唇を閉める筋肉がゆるむため、しわやたるみの原因になり
さらに、脳にしっかりと酸素がいきわたらないため、前頭葉の活動が休まらず慢性的な疲労状態に陥りやすくなります。
そして
注意力が低下し、学習能力や仕事の効率の低下を引き起こすと言われています。
鼻呼吸のメリット
1 唾液の分泌を活性化
鼻呼吸をすることで、
唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増えます。唾液の分泌量が増えることで、免疫力の向上、口臭の予防、アレルギーを予防するなどにつながります。
2 内臓筋の強化
鼻呼吸をすることで、意識をしなくても腹式呼吸になります。
結果として、横隔膜筋やその他の内臓筋を鍛えることができます。
3 免疫力アップ
鼻は天然、自前の空気清浄機で湿度・温度調整までしてくれる優れた呼吸器官です。空気中のダニやほこり、細菌やウイルスの多くを取り除き、きれいな空気を身体に取り入れ、結果として免疫の消耗を避けることができるため、免疫力アップにつながります。
4 血中酸素量アップ
鼻呼吸をすることで自然と腹式呼吸になり、肺全体に酸素が行き渡ることで、細胞への酸素供給量がアップします。
5 血液を浄化
内臓の機能が向上すること、血中酸素量が増えることから、
血液の浄化機能が高まり、さらさらのきれいな血液になることが期待できます。
鼻呼吸のやり方
①意識的に背筋、首筋、骨盤をのばして、顎を引いて胸を張る
②口を閉じて、鼻からゆっくり横隔膜を上に吊り上げて息を吸い、ゆっくりと鼻から吐く
③ これらの動作を行っている間、上下の歯は1~2mmほど開ける
意識してみると皆さん普段「口呼吸」になっていることに気づくと思います。
オリンピック選手が
「口呼吸」を「鼻呼吸」に変えただけで、
「運動パフォーマンスが上がった」
「喘息が完治した」
「体重が減った」
「疲れない体になる」
「体内のデトックスができる」
「睡眠の質がよくなった」
そうです。
これを聞いたらどう思いますか?
人は生きているかぎりつねに呼吸していて、 その呼吸法が健康を促進してくれることもあれば、 健康を妨げる足かせになることもあります。
口が渇く、眠りが浅い、気管支が悪くなりやすい…
そんな方は「鼻呼吸」を意識してみると良いかもしれません。
あなどってはいけない「倦怠感」
急に暑くなり、
「何だか疲れやすい」
「身体が重だるい」
「頭痛が出やすい」
季節の変わり目には、体調の変化を感じやすくなり、寒暖の差が大きくなることでの不調もありますが、
この「だるい」という感覚もあなどってはいけないサインです。
だるさ=「倦怠感」という感覚は、私たちの体にとって、発熱、痛みとともに、体の恒常性(ホメオスタシス)に対するアラーム機構だといわれています。
疲労や倦怠感は、肉体的なものと精神的なものがありますが
「いつもだるくて無気力…」なのは
次のような原因が考えられます。
1.睡眠リズムの乱れ
→睡眠時間はちゃんととっているつもりでも眠りの質が浅く、しっかり身体や脳が休息できていない可能性があります。
2.食生活に問題が?
バランスがとれていなかったり、糖質が多い食事は血糖値の急激な変動で身体がだるく感じることがあります。
その他ミネラルやビタミン不足も倦怠感につながります。
3.十分な水分が取れていない
水分が足りないと新陳代謝が下がり、身体は自動的にすべての機能のスピードを下げます。そのため、強い疲労を感じます。最低でも必要な水分補給量は
30 ml x 体重kg = 1日mlと言われます
- 太陽光を浴びてない?
夜眠くなるはメラトニンという物質が関係していますメラトニンは、朝日を浴びた約15時間後に分泌が増加してきます。朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、メラトニンはこの体内時計にコントロールされています。
朝日を浴びないと、体内時計は毎日少しずつずれていき、適切な時間にあまりメラトニンが分泌されなくなってしまいます。
そして
何らかの病気が関係しているケースも…
例えば、
●感染症や慢性的な炎症性疾患などによる老廃物の蓄積
●貧血や心疾患、肺疾患などによる低酸素状態
●低血圧
●更年期障害や、糖尿病、甲状腺機能低下症など、内分泌ホルモンの乱れ
●低栄養、電解質の異常、神経活動の低下
精神的なものの場合、不安障害、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害もその原因となります。
あまりにも長期的に倦怠感が続く場合は病院にいってくださいね。
倦怠感とツボ
倦怠感にはツボ押しが効果的です。
「気と血」のエネルギーの通り道である経絡上にツボ=経穴はあり、
指圧、鍼、灸でツボに刺激を与えることで「気と血」の流れが整うのです。
東洋医学では、経絡(けいらく)上にある「気」が、体内に出入りするための口を「経穴=ツボ」としており、経絡は各臓器と関連していて、経絡に異常があれば関連する臓器にも異常が発生していると考えられます。
また第二の心臓と呼ばれる足裏。
足裏には約60~70の反射区(ツボ)があり、体が異変を起こすと足裏に対応する反射区がかたくなったり、カサカサしたり、皮膚の色が変色したり……といった状態になり、足裏の状態で健康状態をチェックすることができるのです。
奏ではセルフのツボ押しもお伝えしていますので質問して下さいね★
このように「だるい」というサイン、
ただの疲労と見過ごさず、なるべく早めにケアしてあげてくださいね☺️
身体に必要な塩と水
疲労、便秘、腰痛、肩こりなど、
病院に行くほどではない
はっきりした原因が特に思い当たらない不調...
原因についてはさまざまな情報があふれているからこそ、何をしたら良いかわからない。という方もいらっしゃるかもしれません。
不調の症状もさまざまですが、原因も色々なことが言われています。
・代謝の低下
・有害物質の蓄積
・自律神経の乱れ
・心のストレス
・食生活の乱れ
・運動不足
・身体のバランスの崩れ
だけど、コリや不調は
もっと探っていくと身体や心が
正常な働きをしていない、誤作動をしていると捉えると
「正常に働いている健康な状態」とは
どういうことなのでしょうか?
健康とは、細胞1つ1つが正常に働いているということ。
それが機能するためにまず重要なのは、
「水と塩」
だと言われています。
水が身体に重要なことは知られていますが水だけでなく、
栄養分、老廃物などの物質は、塩があることによって細胞の物質交換ができています。
水と塩をバランスよく摂ることが細胞の健康を維持するために必要不可欠なんです。
【体内での水の役割】
・細胞液になる(75%が水)
・細胞と細胞のすきまを埋める
・血液細胞を運ぶ(血液の94%は水であり、酸素や栄養分、老廃物を運ぶ)
・細胞同士を結びつけ、体の形成を助ける
・浸透圧を生み出す
・体内に入った物質の加水分解(食べ物を水溶性にし、体に役立つ形に変える)
・細胞内外のナトリウムイオンとカリウムイオンの交換によりエネルギーを生む
【体内での塩の役割】
・体内のミネラル不足を解消
・水とともに細胞内外の液体を構成
・水に伝導性を与えることで、体内のコミュニケーション機能を補助する
・浸透圧を発生させ、浸透によって栄養・老廃物などすべての物質交換を可能にする
・細胞間のナトリウム、カリウムイオンが交換される作用を補助する
現代人の体は乾燥している
と言われています。
加工飲料やアルコールなどで「水分補給できている」と勘違いしてしまい
そして、
塩も体内の水分量をコントロールするために重要で、
塩がなければ血液やその他体液を維持できず
あらゆる病気のリスクが高まります。
不調と塩と水の関係
体内で水と塩のバランスが取れていないと、血液も十分に作れない、唾液も作れない、尿として排出することもできない...その結果として不調が生まれます。
■骨、関節などの痛み
水分と塩の不足により血流が低下し、酸素不足と老廃物の排泄がうまくいかないことによって生じます。
■冷え
水分と塩が十分にない状態では血液の量も減少し少ない血液を体の末端まで送り届けることもできません。
■便秘
水と塩が足りなければ食べたものは水溶性になりづらく、栄養素として体内に取り込まれません。
また、水が足りなければ、体は最も水分を必要とする場所に重点的に分配しようとするため、大腸からも水分を吸収しようとし、それが便秘の原因に。
■肥満
食べ過ぎ、栄養の摂りすぎが原因と思われがちですが、「食べていないのに太る」のは、ミネラル不足により代謝がうまくいかないのが原因だという事実が明らかになりつつあります。
ミネラルを摂っても、それを運搬する水が足りていなければ不足は解消されません。
塩水を飲む?!塩水療法
塩は海水を原料に作られますが、海水のミネラルバランスは人間の体液(血液や羊水など)とほぼ同じで
自然塩を入れるだけで自分の体液のミネラルバランスに近づくため、水の吸収率が高まるのです。
方法は
精製されていない本来の塩『自然塩』を水にひとつまみ入れてのむだけ。
※岩塩など
起床後、食前30分前、食事中、就寝前と分けて摂るのが理想的だそうです。
この時期から汗をかくので思っている以上に水と塩が身体から出ていっています。
不調があり、
ジュースやコーヒーなどで水分補給をしている方は
水と塩を意識してみると良いかもしれません☺️