♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
その肩こり、原因は【胃】?

食べ過ぎると、背中や肩が痛くなる…という経験があるかもしれませんが
肩こりと胃の疲れはリンクしていることがあります。
食べ過ぎ、飲み過ぎなどで胃が弱ると、肩が張っていきます。
胃が疲れると、胃の周囲の筋肉が緊張して血行不良を起こし
この胃の周囲の筋肉や胃に栄養を送っている血管は、肩の血流にも影響を与え、
胃の周囲、背中の筋肉の緊張は、肩の筋肉の萎縮にも影響を与えると考えられています。
背中が張ると、肩甲骨の動きが低下し、肩関節の動きも悪くなり、背中の上には首があるので
背中が張ると、つながっている首も肩もこります。
そして脳神経の1つ迷走神経と呼ばれる神経が主に支配しているものは食道や胃、腸などを支配していて
解剖学的には頭→首・肩→胃と繋がっています。
実際、寝違えした前日に暴飲暴食をしたというケースが多くあるそうです。
「内臓体性反射」という反応が人にはあり、
お腹が痛いと自然と背中を丸めますよね?
これが日常的になると、姿勢が悪くなったり、骨の歪みにも繋がり、他にも支障をきたすことになります。
体は、すべて繋がっています。
<胃の疲れらくる肩こり対策法>
・胃の調子を良くして、胃を健康状態に保つこと
・食べ過ぎや飲み過ぎ、刺激物の取り過ぎ、就寝直前の食事の摂取などを控える
・食事するスピードをできるだけゆっくりよく噛んで食べる
胃に負担をかけない生活に改善すること
体を冷やさないということも大切です。
内臓が原因の肩首コリの場合は
肩や首をほぐしても、楽になるのは一時的です。
だからこそ、内側と外側どちらも整えることは
とても重要なことなのです。
奏では、ただ圧しているだけのように見えるかもしれませんが、内臓などの経絡を意識して施術しています。
とくに内臓の疲れからくるコリは
足裏やハンドマッサージを組み合わせることで
楽になったりします。
肩こり、首コリ、内臓の疲れ、ご相談ください◟̆◞̆
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眠れない・目が冴えてしまうのは…

今日は満月かつ皆既月食だそうです。
月の満ち欠けというのは
人の体と心にも大きな影響を与えるといわれ
一見するとスピリチュアル?と思いがちですが
東洋医学では二千年以上前からある医学書『黄帝内経』に「人体も月に影響される」という内容の記述が残っており、月と人間の体には相似関係があると考えられてきました。
目には見えなくても理にかなっているのです。
例えば、女性の体のサイクルは約28日。これは月の満ち欠けのサイクルととても似ています。
また満月の日には、なんだか頭が痛くなる、興奮しやすくなる、不眠になりやすいなど、体と心の変化を感じる方も多いようです。
これは
「新月は“鎮静(陰)”の力が強まり、満月には“興奮(陽)”の力が強まる」ため
新月は、
一般的には血気の動きが鋭くなり身体が弱り、
身体は疲れやすく、たっぷりと睡眠を欲するという症状が現れやすくなるそうです。
エネルギーも血も不足する『気血両虚(きけつりょうきょ)』の状態なので、静養が大切です。
一方
満月時には、新月時とは逆に不足していた「気血」が充実し、月の引力も強まるため、血が頭に昇りやすく身体が興奮状態に陥りやすくなります。
満月の日は夢を多く見たり眠れないとのは
満月に近づくにつれて、血液循環が頭の方へと引っ張られるため、興奮状態が続き、眠りづらさを感じる人が多いそうです。
そして普段から新月っぽい症状(鎮静すぎる)の方は満月、
普段から満月っぽい症状(興奮しやすい)の方は新月の方が
「調子が良い」ということもあるんだとか。
これもバランスですね。
また満月時には肌の乾燥、火照り、寝汗、ドライアイ、関節痛などの症状が強くなりやすく
このとき「少辛増酸(しょうしんぞうさん)・潤肺生津(じゅんぱいせいしん)」の食材をとると緩和するとされます。
・少辛増酸…辛みを少なくして、酸味を多く摂ること。酸味は気を落ち着かせてくれます
・潤肺生津…肺や喉の乾燥した状態を改善すること
生姜、ネギ、胡椒、韮、りんご、柿、柑橘類、なし、葡萄、レモン、白きくらげ、れんこん、山芋、えのき、エリンギなど
特に身体を冷やす物をとりすぎると消化機能が弱まり新月や満月の時に不調として現れやすくなるそうなので
やはり、温めるということは大切です。
あまり意識しすぎると逆プラセボ効果で具合が悪くなるということもあり得ますが
月のサイクルを知っておくことで、
体調や感情の乱れも
「満月だから仕方ない」と割り切れることもあったりします。
月のや自然のサイクルと心身の不調を理解しながら、生活を整え、食事や睡眠にも意識を向けていくことで、コンディションもアップするかもしれません。
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立冬とからだ、こころ

11月7日は立冬です。
「暦上では、冬の始まりです」などとよく耳にしますが
「立」の字には“新しい季節になる”という意味があり、立春、立夏、立秋と並んで、季節の大きな節目です。
1年の四季では真夏(夏至)のときに陽が極まり
冬至のときには陰が極まるとされ、
陽が弱まって陰が強くなる間のことを「陽消陰長」(ようしょういんちょう)といいます。
この現象は、人のからだにも深く関係があり
人の体の様々な器官や臓器にも陰陽があって、陰と陽のバランスが健康状態に影響します。
健康なときは陰と陽のバランスが上手く保たれていますが、陰陽のどちらかが強くなりすぎたり、逆に弱くなりすぎたりするとバランスが崩れます。
たとえば、陽が強くなる(陽盛)や陰が弱くなる(陰衰・陰虚)ときは、からだが熱っぽくなり
逆に陽が弱くなる(陽衰・陽虚)ときは
陰が強くなる(陰盛)のときは体が冷えて、その状態がつづくと病気になりやすくなります。
人には本来、陰と陽のバランスを自然に回復する機能や能力が備わっており
夏は汗を出して陽を下げるようにし
冬には汗を出す器官の汗腺を閉じて陽が逃げないように、弱くならないように調節します。
もっと簡単にいうと
冷えている所は温めて、熱い所は冷やす
これが法則です。
冷えている所を更に冷やしたり、熱い所を熱したら逆に症状が悪化してしまうのです。
陰陽の概念は自然界、社会、人体など万物の事象に関わり、その全てが陰陽のバランスで成り立っているのだとも言われます。
自然界の陰陽に合わせて
体も心もバランスを保ち、大きな乱れを作らないような日常生活を心掛けることが大切です。
この時期は
本来は体を休ませ、本格的な冬にむけてしっかりエネルギーを蓄えるとき。
そして激しく怒る・驚く・悲しむなどの感情も体には大きな負担がかかるので極力抑えたいときでもあります。
とにかく穏やかに過ごすのが一番
ということです。
とはいえ、忙しい時期でもあり
心身がザワザワしやすいので、なるべくリラックスの時間を作りましょう。
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【毛細血管】ケアで冷え症予防を

そろそろ足先や手が冷える時期になってきました。
最近は女性だけでなく多くの人が冷え症で悩んでいます。
冷えと大きく関係するのは「血流」なわけですが
その血流の鍵となるのは
「毛細血管」
毛細血管は、年齢と共に減っていくため肌など体中の細胞が酸素&栄養不足になってしまいます。
肌だけでなく、肺や肝臓、そして脳にまで影響し、肝臓病や認知症など、様々な症状の引き金になると考えられています。
毛細血管の直径は、髪の毛の10分の1ほど細く、細いからこそ、全身に網の目のように張り巡らすことができます。
なんと全身の血管の99%を占めています。
冷え症の原因=血管の老化!?
冷え症の原因は手先や足先の血液の循環が良くないことが原因ですが
この毛細血管の老化が血流を悪くさせているとも言われています。
そして毛細血管にダメージがあると、リンパの流れも連動して悪化します。
すると余分な水分や老廃物がリンパ管の中で滞り、むくみやすくなり、
また、免疫細胞が行き渡らず、全身の免疫機能が低下し、風邪を引きやすくなったり…
そんな年々劣化し減少していく毛細血管ですが嬉しことに
何歳からでも増やせるそうなんです。
毛細血管を増やすポイントは
・自律神経
・ホルモン
・体内時計
血流自体をアップさせるためには、まず自律神経の働きを整えること。
毛細血管は自律神経によってコントロールされています。
交感神経と副交感神経のバランスによって血管の収縮と拡張を切り替え、必要な時に必要な所へ血液を巡らせ、酸素や栄養素、ホルモンを届けているのです。
その自律神経は体内時計とも連動していますが、不規則な生活で体内時計が乱れると、
本来、副交感神経が働く夜の時間帯まで交感神経がONになり、毛細血管の働きを悪化させます。
自律神経を整えにはやはり
質のよい「睡眠」
そして
血流を促すには、マッサージやウォーキング、入浴など、さまざまな方法がありますが、とくに重要な身体の部位は
ふくらはぎ!
ふくらはぎは毛細血管が密集し
ふくらはぎの筋肉は、「第二の心臓」と呼ばれています。
筋肉が収縮し、弛緩すると、そのポンプ運動で毛細血管の血液が流れていきます。
ふくらはぎをマッサージすること
その場で「足踏み」する動きも有効ですが
一番良いのは
スキップ♪
だそうです。
誰も見ていない時にこっこりスキップしてみてくださいね。
もちろん血流を良くするには
食事も重要です。
生姜など温める食材のほか、抗酸化作用があるカラフルな野菜などもオススメです。
冷えは全ての病気の元になり大敵です。
これからの時期絶対に冷やしてはダメです🙅♀️
温めることと「毛細血管」も意識してみてくださいね。
そもそも筋肉が硬くなって、巡りか悪い方はまずは筋肉を緩めましょう。
ふくらはぎケアはオイルマッサージがオススメです。お待ちしています♡
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体の潤いの源【津液】

東洋医学では体を流れる色のついていない水(水分)のことを津液(しんえき)と言います。
簡単にいうと津液のはたらきは、
全身を潤すこと
皮膚や毛髪、胃や腸などを潤すとともに、関節の働きを円滑にする管理などをしています。
秋は乾燥が始まるので、この津液が不足しやすくなったり、巡りが悪くなりやすいのです。
この状態を、津虚(しんきょ)といい
どのような症状があらわれるかというと
流れている川の水はキレイですが、停滞して濁ってしまうイメージです。
手足のむくみ、顔のむくみが代表的な症状ですが、お腹に余分な水がたまっていると、お腹のチャポチャポ音や食後に眠くなる、嘔吐や下痢などの症状が現れたり、全身がだるいといった状態になります。
逆に花粉やアレルギー性鼻炎などは余分な水を貯めているための症状です。
津液不足や巡らない原因は
水分をあまりとらないから、という単純なものではなく
寝不足や過労、加齢、生活の乱れなどで起こり
水分を摂るだけでは津液不足が改善されることにはなりません。
血と同じく津液も、夜体が休んでいるときに作られるため、夜の時間帯にしっかり休むというのも大きなポイントです。
また、疲れがたまったり、ストレスなどで気の流れが滞ることで、体の中に余分な熱がこもります。
こうした熱も津液を消耗させる原因となりますので
やはり休息やリラックスも大切なことです。
また、栄養の不足が原因で津液不足になることもあれば、食べ過ぎや偏食など食生活のバランスが悪くなることで、脾や胃の経絡のバランスが崩れ、津液の不足や滞りを生む原因となることがあります。
特に食生活に気を使い津液の精製と運行をスムーズにすることも改善にポイントです。
体の潤いが足りなくなると
心の潤いも足りなくなります。
乾燥の季節「潤い」が不足しないよう
休息、食事…大切にしましょう。
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