♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
Exercise is Medicine!(運動は薬)
昨日の筋肉の話しの続きです。
筋肉には体を動かしたり支えたりする以外に、ホルモンを分泌する働きがあり、近年注目されているのが「マイオカイン」です。
マイオカインの多くは、筋肉が運動する際に筋線維自体から直接分泌されます。
マイオカイン分泌のしくみ
→運動や筋トレを行うと筋肉の収縮が行われる
→血流にのって全身に巡る
そして、マイオカインのひとつの「イリシン」は血流に乗って脳に運ばれると、神経細胞を活性化する物質を分泌すると考えられています。
またイリシンには、脂肪をため込む白色脂肪細胞を、エネルギーを消費する働きをもつ褐色脂肪細胞のように変える働きもあるので、運動するほどやせやすい体になるともいえるのです。
イリシンがサプリとかで飲めるんだったら運動しなくても良いじゃん!と思ったりしますが
イリシン作動薬が研究されているそうです。
薬は研究中ですが
マイオカインは精油(アロマ)でも分泌を促進させることができるそうで
ローズマリー
カモミール
フランキンセンス
これらは、乳酸の蓄積により低下したマイオカインの分泌量を回復させるだけでなく、
さらに増やす効果まであるんだとか。
でも、
やっぱり「体(筋肉)を動かすこと」にも意味があるんだと思います。
人も動物であり
文字通り、もともと動くようにできている生き物です。
本来、動くのに適したシステムしか持っていないので、「動かない」=劣化するということです^^;
よくExercise is Medicine(運動は薬)!
なんて言われるのも頷けます。
少し歩く、寝る前のストレッチ、ながらスクワット…
まずは筋肉を緩めて
春に向けて少しずつ、体、筋肉を動かしましょう♪
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【冷え症】タイプが鍛えるべき筋肉は…
昨日は気圧変化に負けない為に、血流と筋肉量も大切という話をしました。
筋肉量を増やすと言っても、むやみに筋トレをすれば良いわけではありません。
「手足がいつも冷たい」「下半身がひんやりしている」と感じている人はけっこう多いと思いますが
体の筋肉の75%は下半身についていいて、大きい筋肉は下半身に集中しています。おしりや太ももなど下半身を中心に動かす運動が筋肉量をふやすのに効率的です。
大きい筋肉が多いということは、トレーニングによって消費されるエネルギーも多いということでもあり筋肉量が増えれば基礎代謝も高まり、太りにくく痩せやすいカラダになることも。
やはり、筋トレの王道ともいわれるクワットです。
スクワットをするとき、主として働く筋肉(主働筋)は、太ももの前側の大腿四頭筋です。
この主働筋以外に、同時に多くの筋肉(協働筋)が使われます。
股関節を伸ばすために、股関節の伸筋(関節を伸ばす筋肉)である大殿筋とハムストリングスを使います。
さらに、体幹を安定させておくのに、脊柱起立筋も使います。負荷が強くなると、腹腔を締める必要がありますから、複数の腹筋群や、おなかの奥にある深層筋(大腰筋)も使う必要があります。
さらに、足の関節を伸ばすためにふくらはぎの筋肉(腓腹筋)、首を固定するために僧帽筋も働きます。
このように下半身だけでなく、全身の多くの筋肉が関わり、複合的に動く為
「キング・オブ・エクササイズ」と呼ばれる理由はここにあります。
またスクワットの立ち座り動作により、関節周りの骨密度が上がり骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防にもなるそうです。
●基本のスクワット
ポイントは「息を止めないこと」。ゆっくりとした動作で、息を吸いながら腰を落とし、吐きながら立ち上がりましょう。
① 足を肩幅より少し広めに開きます。足の爪先は少し外側に向けます。
② 股関節を曲げ、お尻を真下に落とすイメージで膝を曲げます。お尻を後ろに突き出し、膝が爪先より前に出ないように椅子に座るイメージです。顔を上げ、胸を張り、背筋を伸ばしましょう。
③ 太ももと床が平行になるまで腰を落とします。
④ 膝を軽く曲げたところまで立ち上がります。
筋肉量が少ない、冷えが辛い…と感じる方は
テレビを見ながらでもできるスクワットがオススメです。
そしてできれば使った筋肉は伸ばしてクールダウンするために
筋トレとストレッチ、
このセットでリラックス効果、安眠効果も★
筋肉量を適度に増やすことで、
心身ともに健康に近づけるかもしれません。
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【雪】と頭痛・体調不良の関係
数日前の暖かさが嘘のように
朝から降ってきましたね、雪❄️
雪が降ると、また雪が降る前後に頭痛などの体調不良になる人は一定数いるようです。
雨と同様これも低気圧が影響しています。
「西高東低」という、いわゆる冬型の気圧配置が崩れる、2月~4月頃は低気圧が多くなりますが
気圧が急激に下がるときに、脳の血管の浸透圧が変化して水分(組織液など)が血管外へ漏れ出して脳がむくみ、神経を圧迫することが頭痛の原因の一つと言われています。
また水分は圧力の低い空気中へ向かおうとするため、細胞内の水分も外に向かって膨張するので
文字通り体も膨張するように「むくむ」わけです。
低気圧の影響を受けて起こる体調不良を 気象病といい、影響を受けやすい人は、内耳が気圧の変化による刺激に敏感な人や
疲れによって自律神経のバランスが乱れている人などです。
また比較的、女性に多く
これは体内で熱を作るための筋肉量が不足しているためです。
漢方薬局の人からの目線で見ると
気象病の方は
・冷え性の人に多い
・体の筋肉が占める割合(筋肉量)が少ない人に多い
気象病→冷え性→筋肉量が少ない
これらは密接に関係するそうです。
筋肉量が少ないとどのような事が起こりやすくなるのか?というと
筋肉とはポンプの働きがあり、発電機の役割もあります。
ポンプの働きとは、筋肉が血液や水(体液)の循環を良くすることで
簡単に言うと
筋肉量が多いと働きが良く全身に血液や水を巡らせ、
筋肉量が少ないと循環が悪くなり、血液や水が停滞しやすくなります。
発電機の役割とは、筋肉そのものが体温を維持するため
筋肉量が多い方は体温が高めに維持できますが
筋肉量が少ないと体温を発電する能力が低いため低体温になりやすく冷え性になります。
さらに冷え性や水はけが悪く浮腫む状態が続くと
痛みを強く感じたり、痺れたり生理不順が起こったりします。
まずは血行をよくすること
そして長期的に考えると筋肉量を増やすことも
体調を整えるためには大切なことです。
ただ、
むやみに筋トレで筋肉をつければ良いと言うわけではなく、どこの筋肉を増やして、鍛えるかも重要になります。
これはまた後日書こうと思います。
今日は寒くなります、
【ビタミンC】が想像以上に重要な理由
栄養素として一番メジャーであろう
ビタミンC
何となく体に良いのはわかってはいたものの
思った以上に必要であり大切な役割をしています。
まずビタミンCは、水溶性ビタミンの一つで、
昔の大航海時代に、栄養が足りていなかった船員たちの間で流行した「壊血病」を予防する成分として、オレンジ果汁から発見されたそうです。
美肌や風邪に対するビタミンCの効果は一般にも広く知られていますが
その他にも主に
・美肌
・日焼け防止
・病気への抵抗力の向上
・貧血予防
・白内障予防
・ストレス緩和
これは
●活性酸素を無害化する
●酵素の働きを助ける
●肝臓の解毒作用がアップ
●メラニン色素の産生をストップする
●鉄の吸収を助ける
という働きがあるからです。
そして注目すべきは
ストレスと戦うための材料が、ビタミンCで
ということです。
心と体にストレスが加わると、副腎のビタミンCの濃度は急激に低下することがわかっています。
ここでも出てきました、副腎!
ストレスに抵抗するためのホルモンを作るのにビタミンCが使われるためです。
ストレスに対抗するにはエネルギーが必要で
副腎皮質ホルモン(コルチゾール)がタンパク質を分解し、ブドウ糖を合成してエネルギーを作り出し、ほかにも血圧上昇や高血糖とすることでストレスによるショックを和らげ、立ち向かう身体の状態をつくっています。
抗ストレスホルモンを作る上で不可欠なので
副腎には普段から大量のビタミンCが貯えられているそうです。
強いストレスが続くと、ストックされたビタミンCは底をつき、やがて副腎が疲弊してホルモンを作ることができなくなります→副腎疲労
またコルチゾールにはアレルギーの炎症を抑える働きもあるため、不足すると
喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎等にも繋がります。
実は
先日の足裏マッサージの件から
「副腎疲労 改善」とネットで検索すると
「高濃度ビタミンC点滴」と出てきたわけです。
近いうちに体験してみようと思います。
というわけで
疲れ、風邪、美肌、花粉、ストレスにも
ビタミンC、大切です!
そして
疲労回復には筋肉を緩めることも大切です◡̈
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アーユルヴェーダで見る【春の不調】
三寒四温といわれる時期、少し寒さが和らぎましたが明後日はとても寒くなる予報ですね^^;
このように寒暖差が激しいと体調も安定しにくくなりますが、
今日はアーユルヴェーダの観点から春の体についてです。
東洋医学と似ている部分もありますが概念が異なり
アーユルヴェーダは
「自然のエネルギーから体が構成されている」と考えられ、そのエネルギーを「ドーシャ」と呼んでいます。
ドーシャは
【ヴァータ(風)】 【ピッタ(火)】 【カパ(水)】の3つに分けられ、
この3つのドーシャは全ての人に宿って、それぞれの働きで生命を支えています。
3つのドーシャのバランスは人それぞれ違っており、それが「体質」となります。
ドーシャとは、「体質」という意味のほか
本来は[不純なもの][病素]という意味があります。
アーユルヴェーダでは、このドーシャがバランスの取れた状態を「健康」とし
反対にバランスが崩れると健康を損なう状態になると考えられています。
ドーシャのバランスは常に同じではなく、季節や日々変化するもので、人それぞれ増えやすいドーシャがあり、その人本来のバランスよりも増えすぎてしまったときに不調となります。
春というの【カパ】が優勢になる季節で
カパは、水のエネルギーで
特徴としては
安定、重性、冷性、油性、緩慢性、粘着性…
冬の間に蓄積したカパドーシャが春の暖かさで溶けだし、体内の通路を詰まらせて、心身の重さ、だるさ、ぼんやり、消化力減退、口内のネバネバ感、眠気、鼻詰まり、かゆみなどの不快感などが現れたり、体がむくみ、体重が増えたり、心身ともに錘(おもり)がついたようになります。
花粉症、風邪、咳、鼻づまりなどの呼吸器官に不調が出やすくなるのも、このカパのエネルギーによるものです。
カパの性質、冷・油・重・粘・安定などのの性質
と相反の 温・乾・軽・動 などの性質が
カパをバランスよくさせてくれます。
具体的には
・冷やさず温める
・食べ過ぎない。水分を取り過ぎない
・乳製品や脂っこいものは控える
・朝早く起きて、なるべく身体を動かす
・昼寝は控える
ただ本来のカパには
心身をしっかりどっしり安定させ、忍耐力、精神力に影響し、身体を支え守る素晴らしい働きがあります。
バランスが整えば、
心身ともに安定するので
季節の変わり目のこの時期に
内側から整えたいものですね。
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