♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
頭は心の鏡?
過ごしやすい数日ですが
気温の変化など「変化疲れ」を感じている方が多いようです。
最近はヘッドマッサージのリクエストが多いです。
🔹頭皮は心の鏡
実は頭は、心の状態が現れます。
責任感が強かったり、頑張りすぎたり
ストレスを感じている人ほど、頭皮に硬さやむくみ、乾燥が出ます。
頭皮の下には前頭筋・側頭筋・後頭筋があり、血管が張り巡らされています。
これらの筋肉と血流の状態や、それをコントロールしている自律神経の問題が、3タイプで頭皮に現れると考えられます。
①カチカチタイプ
ストレスなどの影響で交感神経(緊張や興奮したときなどに働く神経)が優位になり、頭皮が硬くなります。
また、考え事をしたり、緊張したりしているとき、歯を食いしばりがちで側頭筋が過剰に使われ、こわばってしまいます。
②ブヨブヨタイプ
副交感神経(リラックスしたときなどに働く神経)が優位で、血圧が下がって血流が悪くなり、頭皮がむくんでいるような状態になります。
やる気が出ない、いつも体がだるい、うつっぽいというのは、副交感神経が優位になりすぎて起こる症状です。
③カサカサタイプは
交感神経が優位な状態が長く続き、自律神経のバランスが崩れてしまっていると考えられます。
交感神経が優位状態が長期にわたると汗が出にくくなり、皮膚が乾燥するのです。
3タイプの原因は異なりますが、頭皮の血流が悪くなっているという共通点があります。
これは「頭皮をほぐす」ことで解消されます。
頭皮をほぐすことで血流を促し、自律神経を調整する脳内の「視床下部」という部位を活性化させて、全身を回復させることが期待できるのです。
頭部の皮膚や筋肉がほぐれ、血流が改善する
↓
心臓から頭部に血液が送られ、その経路である首や肩の血流がよくなってこりなどが解消され、全身の血流も改善する
↓
脳血流が改善し、視床下部が活性化して自律神経のバランスが整う
↓
視床下部から、さまざまなホルモンの分泌に関係する脳内の「下垂体」という部位に指令が出て、若返りに関係する成長ホルモンなどの分泌が促される。
そして次のような効果が期待できます。
①眼精疲労の緩和
②不眠や不安感の軽減
③リフトアップ、小顔、美肌、むくみ解消
④考える力がアップ
⑤首・肩・背中のこり、腰のだるさの緩和
⑥髪が元気になる
🍀頭皮マッサージでセルフケア🍀
・こめかみに中指をあて、薬指、人差し指を添える感じで、力を入れ過ぎないようにしながら円を描きます。
・その手をそのまま耳上までずらし、同じように円を描きながら少しずつ上に引き上げていきます。
・首後ろの筋は人差し指、中指、薬指の3本をあてて、やや強めに押し回します。
・首と頭部の際の部分に3本指をあててやや押しこむようにしたら、そのまま、顎を上げ下げします。
・最後は“ぼんのくぼ”を刺激します。
(ぼんのくぼは首筋を辿って後頭部の真ん中下にあるへこんだ部分)ここに人差し指と中指をあて、先程同様に顎を上げ下げします。
お風呂でシャンプーをつけて行うのがオススメです。
頭をほぐすことは、こりをほぐして全身の疲れを取り、自律神経を整える、体と心のアプローチです。
自分でやるのは…という方は
奏でのドライヘッドスパ、リクエストしてくださいね◟̆◞̆
不通則痛
どこかに原因のわからない痛みを感じるとき「なにか病気じゃないか」と不安になることもあるかと思います。
東洋医学には
「不通則痛(ふつうそくつう)」という言葉があります。
字のごとく、「通らなければ、痛む」ということです。
体には気・血・水が通って(流れて)いますが
気とは生命エネルギー、血とは血液、水とは血液以外の体液(リンパ液、唾液、髄液など)
これらの流れが詰まったり、滞ることにより「痛み」が生じると捉えます。
特に「気」は目に見えませんが
流れが滞ると風船が膨むように、身体の内部でも「張る」という症状がでます。
「気が張る」とは緊張するという意味で使われますが、こころや身体を緊張させ続けていることで気が滞り、痛みが起こることもあります。
忙しい時期に精神的なプレッシャーを感じ、気が張り、終わった途端に痛みが出るのはよくある話です。
緊張を緩め、気を巡らせるのに良いのは「香り」です。
香りは鼻から入り脳へ伝えられ、ストレスを感じる視床下部へ刺激を与えてくれます。
アロマやハーブティー、お香など香りをリラックスに活用できるものは色々あります。
自然でも流れの悪い川では水が淀んだり
風が吹かなければ空気は巡らないように
人も生きている以上流れがうまくいかないと不調を起こしてしまうということなのです。
まずは血流、水分、
そして気というエネルギーを巡らせることで
解消することがあるかもしれません。
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【ため息】で幸せは逃げない...?
「ため息をつくと幸せが逃げる」なんて言われたりますが
体の機能の面から見ると、ため息はとても役に立つもので「幸せが逃げる」どころか、むしろ「体にいいもの」だそうです。
確かに人のため息を聞くと気が滅入ってしまったり、一般的には、ため息にマイナスのイメージを抱いている人が多いですが
ため息は、バランスが崩れた自律神経の働きを回復させようとする、体の作用で
いわば、機能回復のための「リカバリー方法」といえます。
ため息が出るときは心配事や悩みを抱えている時で体は、胸やお腹の筋肉が緊張して硬くなり、呼吸が浅くなっています。
すると、血液の中の酸素が不足し、それを補うため、体は交感神経を働かせて血管を収縮させ
血圧を上げ、全身への酸素供給を維持しようします。
「交感神経」は血圧や心拍数を高めて体を活性化する作用を持ち
体をリラックスさせるのは「副交感神経」です。
心配事を抱えていると交感神経優位に偏りがちですが、ため息は、この自律神経の偏りを解消し
息を『ふーっ』と長く吐くことで、浅くなった呼吸が深くなり、副交感神経がしっかりと働くのです。
体はストレスを感じると、交感神経を強く働かせ緊張状態になりますが放っておくと2時間は元に戻らないいます。
夜遅くまで残業すると、横になってもなかなか寝付けないのは、交感神経の優位が尾を引くためです。
大事なのは「緊張と弛緩」の切り替えをしっかりすること。
ため息は、交感神経の優位が長期化する前にリセットをしてくれます。
ため息をつくときは、長く吐ききるのが効果的で
ゆっくり深く吐き出すと、緊張が解消され血液の循環がよくなります。
意識しすぎるとストレスになるので、1日に2~3分行う程度で目安としては、吐く時間を吸う時間の2倍にすることがポイントです。
3秒吸ったら6秒かけて吐くといったペースで
プレッシャーを強く感じたり、不安になった時にやってみてください。
人間の自己治癒力のひとつとして備わっているため息。
自律神経のコントロールや身体の免疫力を保つために、有効活用していきましょう。
でも、やはり人前ではやらない方が無難でしょうか…笑
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ガチガチ…を緩める
スマホやパソコンに張り付いて目が疲れたり、首や肩がガチガチに…
さらに集中力が続かなかったり、寝ても疲れがとれない…
そんな時は「緩める」ことが大切です。
体の一部分をゆるめることで、
体の不調へ働きかけるひとつとして「耳」をほぐすという方法があります。
🔹現代人は目・耳・鼻・口が緊張している
実は「疲れ」と一括りにしていますが
疲れには2つの種類があります。
「肉体の疲れ」はマッサージや入浴、睡眠である程度回復しますが、神経の疲れ、精神の疲れはそれだけでは回復しません。
長時間のスマホやパソコン、そして積み重なったストレスは、私たちの目・耳・鼻・口を知らないうちに緊張状態にしています。
この4つの器官は、外の世界と関わるとき、人とコミュニケーションをとるときに必ず使う、センサーの役割をしている大切部分でもあるのです。
そしてそのセンサーをしっかり働かせるためには頭の芯をゆるめる必要があります。
そのポイントは頭の中心「蝶形骨(ちょうけいこつ)」をゆるめることにあります。
頭の芯は頭蓋骨の中心にあり、脳と自律神経をつかさどる視床下部を支えている「蝶形骨」です。
名前のとおり蝶のような形をしていて、
この骨がこわばったり、ゆがんだりすることで体全体のバランスが崩れ、不調を引き起こすのだそうです。
耳をゆるめることで、耳とつながっている蝶形骨がゆるみ、つながっている体の芯ともいえる横隔膜までもほぐせるというのです。
さらに蝶形骨には目や鼻、口もつながっているので、こり固まってしまった眼球やアゴもゆるむという相乗効果も…!
実は見えている耳は
耳介(じかい)と言い、皮膚と軟骨で
出来ていて、柔軟性があり、手足と同様
耳には200ほどのツボがあります。
耳ほぐしは超簡単!
🍀簡単セルフケア🍀
耳ほぐしのやり方
・まず耳全体をもんで、ほぐします。
・そのとき、引っ張ってみたり
耳のつけ根もよくもむと、頭皮がゆるんで頭皮の血流もよくなります。
・また、耳をもんで硬いところや痛いところがあったら、そこをよくもみほぐしたり、
ペンのお尻などで押しても良いです。
耳を刺激すると、ダイエット、痛み、目の疲れ、不眠、冷え症、動脈硬化、認知症など、さまざまな効果が期待できるほか
耳たぶをもむと脳に作用して、脳血流がよくなったり、脳の機能が活性化されます。
お風呂の中で、テレビを見ながら…
オススメは寝る前に耳をほぐすと身体がポカポカしてくるのがわかると思います。
とっても簡単な耳ほぐし👂やってみてくださいね◟̆◞̆
秋の土用
土用(どよう)といえば
土用丑の日のウナギをイメージするかと思いますが、土用は年4回あります。
土用とは、年4回ある季節が変わるとき、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつの時期(雑節)のことを呼びます。
昔から、土に関することは土用期間中は避けたほうが良いと言われていますが
土の神様が土の中にいる期間だったり、季節の変り目で体調を崩しやすいので、アクティブになりすぎない方が良いとされていたそうです。
2022年の秋土用は、10月20日(水)~11月6日(土)
11月7日の「立冬」の直前の18日間が秋土用期間になります。
この季節に最も疲れやすいと言われている「脾(胃や膵臓)」
貧血、低血圧、倦怠感、精神不安定、風邪や感染症等のトラブルなどが増える時期であり
「言い伝え」のようにも感じますが、
昔からからの"ならわし"には
私たちが心身ともに健やかに過ごしていく上でとても大切な意味があったりするものです。
寒くなってくるこの時期は、心配事が増えたり気分が落ち込んだりしがちだと言われています。
この時期はアクティブに何かをしたりする、というよりは、この先の準備期間として過ごすことが良いとされます。
お家の整理、気持ちの整理、頭の整理、体の整理、
いわば冬支度…
秋が終わると、いよいよ今年もわずかになりますが
体の外側も内側も心も
この期間に整えておきましょう。
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