♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【内臓下垂】と自律神経

気づきにくい体の不調の原因のひとつに
内臓下垂があります。
内臓下垂とは何らかの原因によって内臓が正常な位置よりも下に下がっている状態のことで
胃下垂や腸下垂などがあります。
胃下垂=食べても太らない
という良いイメージがあるかもしれませんが
デメリットも大いにあります。
実は内臓の機能と自律神経は密接な関係があります。
卵が先か、鶏が先か…ではないですが
内臓下垂だから自律神経が乱れることもあるし
自律神経が乱れるから内臓下垂になることもあります。
内臓下垂の原因の
ひとつは身体的要因=猫背や姿勢の悪さによって骨盤が広がり、内臓が下へ下がってしまうことです。
もうひとつは精神的要因で
過度なストレスがかかると自律神経が乱れ、消化不良が起こります。
すると消化できないものが胃に溜まり、胃下垂を引き起こします。 その後胃の下に位置する腸は圧迫され、胃の上に位置する横隔膜は引っ張られ正常な位置になくなってしまいます。
そして
内臓下垂により内臓の働きが落ちると、内臓は全体的に下にさがってしまい、内臓疲労回復のために“酸素を多く含んだ血液”が必要となりますが
内臓が下垂することで押さえつけられた状態になっているので十分な酸素が臓器に行きわたらなくなります。
これが他の臓器の疲労や体全体の疲労感に繋がります。
そして内臓は体のあらゆる神経やリンパ、筋肉と密接に関係してるので
食べ過ぎや飲み過ぎで胃や肝臓に負担をかけると、背中や腰にコリが現れることがあります。
これは『関連痛』と呼ばれ、体のある部位の痛みを別の部位の痛みと脳が勘違いして起こる症状です。
つまり、肩コリや腰痛の原因が内臓のケースが多々ありますが
このような場合の肩コリ、腰痛、背中のコリをいくらマッサージしても、一時的な解消にしかならず、痛みの原因が内臓なのでまた痛みがぶり返します。
根本的に解決するなら
内臓を正常な位置に戻す必要があります。
軽度の場合はセルフストレッチもある程度効果があります。
①仰向けの状態で寝転がり、膝を立てます。
②膝を左右に開いて足の裏を合わせましょう。
③お尻を上げた状態で骨盤は水平に保ったまま腰を左右に10秒間適度に揺らします。
寝る前、起きがけなどにやってみてください。
残念ながら、内臓からきているコリや不調は
マッサージだけでは解決できません。
普段の姿勢、ストレス、
そしてやはり食生活が大きく影響しているからです。
自身での日々の内側のケア
そして筋肉やストレスからの疲労は、外側からケアすることも必要です。
12月は忙しさと相まって食生活や睡眠サイクルが乱れがちです。
意識的に心身を労わってあげてくださいね。
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【隠れ脱水】が不調のもと?

寒い時期のやる気の出ないダルさ、コリ、頭痛などの不調…
寒さのせいだけではなく実は
「脱水症」の可能性が。
冬の脱水症状は「隠れ脱水」と言われ
冬は、夏に比べて空気が乾燥し、湿度も下がるため体から水分が奪われやすくなります。
喉が渇きにくいのでお水を飲む量が少ないこともあり、脱水していることに気づかないのです。
脱水症状とは?
人の体液は約60%を占める水分とミネラル(ナトリウム・カリウム等)などで構成され、生命活動には欠かせません。
排出される水分量が増えたり摂取する水分量が足りなくなったりすると、体内の水分やミネラルのバランスが崩れ、水分と一緒にミネラルも一緒に排出されてしまい、これを「脱水症状」といいます。
夏脱水と冬脱水の違い
季節を問わず、人間の体は自覚のないままに呼吸や皮膚・粘膜から水分が蒸発しています。これを「不感蒸泄ふかんじょうせつ」といいます。
健康な成人は1日に約900mlの水分を不感蒸泄で失うといわれています。
夏はこれに加え、発汗量が増えることで脱水が起こりやすくなります。でも発汗は口渇感を促すので自然と水分補給の量が増えます。
一方、冬は汗をかく機会が少ないため、のどの渇きを感じにくくなり水分摂取量が少なくなうえ、空気が乾燥しているため不感蒸泄がより促進されてしまいます。
体内水分量が少ないと、血液の流れが悪くなって血管が詰まり、肩こりやダルさ、めまいなどの原因になるほか、
喉や気管、鼻の湿り気が無くなり風邪をひきやすく、血栓もできやすくなり心筋梗塞、脳梗塞などのリスクも高まります。
かくれ脱水のサインは?
「カサカサ・ネバネバ・ダルダル・フララフラ」
・カサカサ……手先などの皮膚がカサカサになる
・ネバネバ……口の中が粘る、食べ物が飲み込みにくい
・ダルダル……脱水の初期から表れる症状でダルさを感じる
・フラフラ……めまいや立ちくらみでフラフラする状態
隠れ脱水の予防と対策
①水分補給
食事のときだけでなく、こまめに水分を取るようにしましょう。ふだんの水分補給にはできるだけお水や白湯(さゆ)を摂ることが大切です。利尿作用の強いカフェイン飲料やアルコールではさらに脱水に陥りやすくなります。また、スポーツドリンクには塩分や糖分が多く含まれているため、普段の水分補給としては控えるようにしましょう。
②乾燥対策
部屋の湿度を上げることで、乾燥を防ぎ体の表面から逃げていく水分を減らすことができます。同時にウイルス対策もできるので風邪予防にもつながります。加湿器を使ったり、濡れたタオルを室内に干すだけでも湿度は上げることができます。
③体温調節
暖房の使用で体が暖まっているにも関わらず厚着のままでいると汗をかき、体の水分が奪われて体が冷えてしまいます。脱ぎ着しやすい服装で体温をコントロールしましょう。
体内の水分量調節をする腎臓は多くの水が入ってくると尿を作り排せつを促してしまうので、一度にたくさんの水をとるより、こまめにチョコチョコ補給する方が良いそうです。
まさか脱水だなんて~と思うかもしれませんが、意外と冬は水分が足りていません。
ダルさなどが気になる方は意識して水分補給をしてくださいね☺️
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寒いと【腰痛】の痛みが増すのは

普段でも辛い腰痛...寒い冬はより痛みが強く感じるということはありませんか?
実際に年末は忙しさと相まって大掃除もあることから
ぎっくり腰になったり、腰を痛める方が増えるそうです。
実は腰痛は寒さとも意外な関係があります。
🔹寒さと腰痛は比例する?
・寒さと末梢神経と筋肉
末梢神経とは→
痛みなどの刺激を伝える神経で、身体全身に張り巡らされています。
身体の末端まで伸びている末梢神経は身体の内部から筋肉の間を通って伸びていくものがあります。
寒くなると私たちの身体は筋肉を収縮し、熱を逃がさないようにし、つまり筋肉は圧迫されます。
すると筋肉の間に挟まれている末梢神経も圧迫され、その結果脳に痛みを伝達してしまうのです。
もともと末梢神経というのは痛みを伝える神経ですのでその伝わり方も強くなります。
・寒くなると運動不足になる
運動不足は筋肉の低下につながります。
腰回りの筋肉も衰え、結果的に上半身を支えているので腰に負担がかかりやすくなります。
・寒さで身体が冷えて血行不良になる
冷えは血行不良を招き、筋肉のエネルギーの代謝がスムーズになされずに、疲労物質が腰に溜まってしまいます。
冷え性の方は腰痛になりやすい傾向にあるといえます。
簡単にいうと
寒いと血行不良が起こり、体に血が巡りにくい状態になります。
すると体に栄養分が巡りにくいだけでなく、老廃物も排出されにくくなり
老廃物がたまった部分が「コリ」となって
さらに血行が悪くなり、さらにこりを放っておくと痛みとなります。
痛みを感じた体はさらに体を守ろうとしてこわばり、血管が収縮する...という負のスパイラルに。
そして、この時期の肩こりや腰痛は慢性化しやすいので、
まず酷くなる前に「こり」をほぐすこと
冷やさない、温めることが大切です。
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12月の過ごし方

早いもので11月も終わり師走に突入しました。
写真は外苑前のいちょう並木のライトアップです。とても綺麗でした◟̆◞̆
最近は比較的暖かい日々、時には汗ばむようなお天気の日が続いたりしましたが
寒暖差に体がついていかない…
と感じている方も多いかもしれません。
12月になると、いよいよ冬!という感覚ですが
冬は「腎」を大切にすべきの季節です。
腎は腎精という親から受け継いだ生命力を蓄え、成長発育や生殖、老化と関係し
水の代謝に主に関わる器官と言われ、腎臓や膀胱、耳や骨、髪の毛などと関わりが深いと言われています。
「腎」の働きを高める為には、東洋医学の「陰陽五行」の考えで「腎」の母にあたる「肺」の働きを引きも高めることが有効と考えられています。
それには、辛味(生姜や山椒)などをとったり
軽い運動で適度な発汗が良いとされます。
また、元気の「気」は
食物の消化を担う「胃」で作られるので
気の充実には、胃の状態を整えることが大切といえます。
食事で栄養を摂ることが「元気」を生み、食べ過ぎて胃の働きが弱ってしまったり、栄養が不足していると「元気」も出ないということになります。
食べ過ぎず、食べなさ過ぎず、
体温より少し高めの温食が血行促進にもつながります。
また眠っている間に蓄えたエネルギーが日中の活動を支えます。
スマホやパソコンは寝る前2時間くらいまでに終えて休息の体制を整えたいものです。
忙しい毎日の生活で、知らず知らずのうちに「元気」を生み出すよりも消耗することの方が多くなっていることで、外的な刺激への適応力が足りなくなります。
疲れやすい、風邪をひきやすい、肩が凝りやすい
など
体質はいきなり変わりませんが
毎日の小さな積み重ねによりつくられるので
意識しながら整えていくことをオススメします。
そして
日々のちょっとした疲れは蓄積する前に
リセットしましょう★
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【食べ過ぎ】と腰痛

秋から冬は特に食べ物がおいしい季節ですね。
たくさん食べて元気な方は良いですが
「お腹がすいていないけど食べてしまう」
それが腰痛の原因になっているということがあります。
体は、栄養が必要になると小腸からモチリンという物質を出し、お腹をグーッと鳴らします。
これによって「お腹がすいた!何か食べたい!」という食欲を湧かせ、栄養を摂取するのですが
これが本当の体の食欲です。
それに対して
「なんだか口さみしい」「さっき食べたばっかりだけどお腹がすいた」という食欲の湧き方もあります。
ストレスが溜まっていたり、イライラしている時や疲れている時に多いのではないでしょうか。
これは、血糖値の乱高下や退屈しのぎの刺激、脳の快感を求める、いわば頭の食欲です。
頭の食欲は、体の食欲とは関係なく
体が欲しくない物・欲しくない時でも、何か口に入れたくなります。
すると消化するために胃腸はもちろん、血糖値をコントロールするすい臓や副腎、毒素と栄養を分別する肝臓や腎臓が延々と働きっぱなしになります。
特に甘いものや炭水化物を多く摂ると、すい臓には大きな負担がかかり
休むべき時に休めない内臓は疲労がたまり、働きが落ちて、周囲の筋肉(背中~腰~お腹)にまで影響を及ぼすことになるのです。
すい臓が疲れているサインは腰痛のほか
「睡眠が足りない」「疲労感がすごい」「倦怠感でやる気が起きない」など
体が欲しているものと、脳が欲して
おいしく感じるものには、時にギャップが生じます。
「口がさみしい」「口が何かを欲している」というのは"口"ではなく、"心"からの声だったりします。
何か楽しくて集中できることやリラックスすることで
刺激を欲する脳が満たされていきます。
お腹がグーッと鳴ってから
食事をしてみるのも良いかもしれません。
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