♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
これからの時期の過ごし方
プラシーボ効果かもしれませが
暦が春に変わった途端、少し気持ちが上がってきたり、流れが変わったように感じた昨日でした。
エネルギーというのは目には見えないですが
確実に存在し不思議なものです。
陰陽の話でいうと
冬至から立春、春分に向かいこれまで陰陽の「陰」が旺盛だったものが「陽」に転化されます。
「陰」から「陽」への転化を例えると
「陽」を炎、「陰」を水(炎を消すので)とします。1年で「陰」と「陽」は推移するわけですが
春は炎が盛んになり、コップの水量は蒸発して減ります。
夏は炎が最も盛んになり、コップの水量は最も減ります。
秋は炎が弱り、コップの水量が増えて来ます。
冬は炎が最も弱り、コップの水量が最も増えます。
このように炎とコップの水のバランスで季節の陰陽のバランスをとっていて
春夏秋冬の好みは分かれますが春夏はやる気や行動力が満ちて、秋冬は何となく、しんみりする
感覚があると思います。
春は炎が盛んになり始めるので、正常なら「やる気」が出ます。
でも炎が燃え過ぎると「イライラ」が強くなり
「のぼせ」「めまい」「片頭痛」など体の上部に
つき上がる様な症状が出やすくなります。
「イライラ」が進めば「不眠」「興奮状態」となり
逆に「気持ちがふさぐ」「うつ症状」が発生することもあります。
これを「肝気旺盛」と言い
文字通り【肝】が関係しているわけです。
肝は「将軍の官」や「罷極の本」と称され
正常な身体活動や精神活動を行うために指示を出したり、休憩を促す中枢になります。
また、本能活動に深く関与し、人格を形成しているとされています。
春は『肝』の気が高ぶりやすい季節なので、『肝』を補養することが大切と言われていますが
具体的には、(冬より)少し遅く寝て、少し早く起き、楽な格好でゆったりと、体をのびやかにし、心身ともに活き活きと、活動的な気持ちで過ごすこと、
また糖分の高い食べ物を摂り過ぎないこと。
高い糖分は一時的に満足感が得られますが、血糖値の乱高下と低血糖状態を招き
やすく、結果としてイライラや慢性的な倦怠感、栄養の偏りを助長します。
イライラには、いい香りのものや酸っぱいものが効果的で柑橘類の香りを嗅いだり
梅干し、酢、かぼす、レモンなどをとるのも良いとされます。
季節ごとの対処法は様々ありますが
まずは体を内側から整えて春を過ごしましょう。
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