♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 10 / 30  07:14

血流と自律神経

 

 

寒暖差が激しかった10月の月末、

コリ、冷え、ダルさ感じていませんか?

 

その根本の多くは

血流」が悪いことから始まります。

 

血流の悪さの原因は単純に「冷え」

もありますが

 

実は「自律神経」が大きく関係しています。

 

🔹自律神経と密接な関係にある血管や血流

交感神経が優位なときには、体は緊張し、

副交感神経が優位に切り替わると、体は弛緩します。

これが血管の収縮と拡張もコントロールしています。

 

当然ながら

血管が収縮」すると血流が悪くなり、血液が末端まで届かなくなります。

 

血液は細胞に酸素や栄養素を届け、

老廃物を回収しながら

内臓や筋肉が生み出した体温を、皮膚表面に届ける働きもしています。

 

"冷え"とは

血流が悪い=温かい血液が十分届かないことです。

 

また

交感神経が長時間活発だと、細い血管の周囲の筋肉が収縮して血管を圧迫し、内部が狭くなってその先に血液が送られにくい状態になり、手足が冷えたり、顔色が悪くなったり

 

さらに全身の毛細血管も収縮しているので、内臓の血流まで悪くなっている可能性もあります。

 

逆に

副交感神経が優位なときには、筋肉が血管を圧迫しないので、細い血管まで十分血流が行き渡り

細胞に酸素や栄養素が届いて元気になり、体温も上がります。

 

 

つまり

 

血流を良くするには、

メリハリのある自律神経の切り替えが大切なのです。

 

 

そのためには

副交感神経を活発にし、血管の緊張をとることなのですが

 

手っ取り早い方法は

やはり

"体を温める"ことなのです。

 

手足などの末端を温めると体の芯も温まり、お腹の冷えや肩こりも改善するのは血液が全身を巡っているためです。

 

そしてもうひとつ大事なのは首筋です。

首は太い血管が通っているので、全身を巡る血液を効率的に温めることができ

 

首は全身に広がる2つの自律神経にも関わる場所で、

首には迷走神経という、内臓機能をコントロールする副交感神経の束が通っています。

 

首の血行が悪いと迷走神経の働きも低下し、全身のバランスが悪くなります。

首のつけ根には星状(せいじょう)神経節という交感神経の集まりがあり、血流が悪いと同じく自律神経のバランスがくずれます。

 

首を温めることで、冷えによるコリを解消し、血行がよくなると、交感神経も副交感神経も整うという相乗効果が…★

 

 

 

全身の血流をさらに良くするには

第二の心臓と呼ばれる「ふくらはぎ」をほぐして、柔らかくすることです。

 

ふくらはぎは血液を体内に循環させ、重力に逆らって血液を心臓まで届ける役割をし、

 

この役割をスムーズに行なえるように

習慣的にマッサージをしてあげましょう。

 

 

また

副交感神経を優位にするには

ストレスを解消し、リラックスすることも

とても大切です。

 

月末、心身を労い、

なるべくリラックスして過ごしたいものですね◡̈

 

疲れ、コリ、ストレス

リセットしましょう

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2022 / 10 / 29  07:48

ストレスで体温が上がる?

 

健康を維持するための体温

 

体温は体や心から発せられるサインのひとつともいえます。

 

実は慢性的なストレスで発熱したり、自律神経がうまく働かず冷えたりと

 

体温でメッセージを送っています。

 

マンガやアニメでは怒りで頭から湯気が出ているような絵をよく見ますが

 

実際に感情が大きく揺れるストレスがあると

体温も上昇し、ストレスの情報が脳の視床下部に伝わり、自律神経の働きで脈拍を速め、血圧や体温を高めます。

 

カッカする、イライラするなどのストレスが続けば

常に頭に血が昇り

頭痛や倦怠感などで日常生活に支障が出ることも

 

かぜで熱が出ると、体が疲れますが

ストレス性であっても、高体温が続くということは、生体が体温を上げるために、ふだんより多くのエネルギーを使っていることになります。

 

そのため普段は何でもないことが、体にとっては大きな負担となり得ます。

 

さらに休みの日や帰宅後もネット・メールなどをしていると脳を休めることができません。

 

また、すぐに解決できないことや将来のことなどを繰り返し考える・不安・不平・怒りの気持ちを抱き続ける・自分を責めるなども

相当のエネルギーを消耗するといいます。

 

特に1人で抱え込みやすい人は注意が必要です。

自分だけで抱え込むのではなく、誰かに話してみることで、「聞いてもらうだけでも心が軽くなること」もあります。

 

また、自分では気づけなかった解決法が見つかることがあるかもしれません。

 

そんなわけで

今月は脳や体がオーバーヒートして熱くなっている方が多いように思います。

 

少しペースダウンしたり、睡眠時間を十分確保することが何よりも大切ですが

リラックスの時間を持ちましょう。

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2022 / 10 / 28  07:44

考えすぎて、疲れる時

 

考え事や悩み事がずっと頭の中をループすることってあると思います。

 

考え詰めているときには、脳では「実行機能ネットワーク」が働いていて

これはタスクを処理するためのネットワークで、思考や行動をコントロールしながら問題解決に向かっていくものです。

 

 

逆に創造力やアイデアなど「ひらめき」と関わるのが「デフォルト・モード・ネットワーク」とう状態です。

 

デフォルト・モード・ネットワークは、ぼんやりしているとき、お風呂に入っているとき、散歩しているときなどに活性化することがわかっています。

 

シャワーを浴びているときなどに急にひらめくなんてことが一度はあるのではないでしょうか?

 

脳がこのモードになっているとき 

過去の体験や記憶情報を脳が物語として作り直していて

ぼんやりしているときになんとなく人生を振り返ったり、つながりを発見したり

「ひらめく」ということが起こりやすいのです。

 

この

デフォルト・モード・ネットワークを活性化するに

・ぼんやりする

・散歩する、歩き回る

・トイレに行く

・掃除をする

・料理をする

・音楽を聴く

 

それでも雑念や不安が収まらなくなってしまった場合やどうしても集中できなくなったときは

 

  • 捨てる:心のなかで「もう十分!」と叫び、雑念を頭の外に放り捨てる様子をイメージする
  • 例外を考える:心配事が当てはまらないケースを想像する
  • 賢者の目線で考える:自分が尊敬する人や歴史上の偉人なら、問題をどう解決するか想像する
  • 善し悪しで判断するのをやめる:雑念や心配事について「善い」とも「悪い」とも判断せず、中立に考える
  • 由来を探る:なぜその考えにとらわれてしまうのか、原因を考える

 

紙に書いてみるのも良いです。

 

人は原因がわからないからモヤモヤするということが多々あるそうです。

最後の由来を探り、原因がわかることでスッキリするということはよくあります。

 

 

奏ではそんな「考えすぎ」に特化したメニューもあるのです。

 

 

 

疲れがとれない方や、頭がうまく働かない日が多い方もご相談ください◟̆◞̆ 

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2022 / 10 / 27  07:14

経絡(けいらく)とは

 

東洋医学では「経絡」けいらくというものがあります。

 

 

目には見えないので、あまり身近に感じることができませんが、

 

気や血液の流れる「みち」を経絡と呼んでいいて、つまり全身を巡っている気などが流れているルートのことです。

 

これらは、内臓と関係が深くあります。

いくつかの種類があり、

特に大切なのは、12本の経絡です。

 

それぞれの経絡は

・体幹から手に向かうものが3本、

・手から顔面に向かうものが3本

・顔面から足に向かうものが3本

・足から体幹に向かうものが3本

 

これらは、主に体表に現れるところですが、実際は体の内部も走っています。

手、足だけでなく、内臓、頭、骨、神経など全身すべてを通っています。

 

また、これらの経絡は一本につながっていて、

肺経は大腸経につながり、肺から始まって、

肝経までで体をまんべんなく一周して、また肺経に戻ってきます。

 

イメージとしては

内臓から経絡が出ていて、

内臓が親で、経絡は子どものような関係。

 

膵臓や脳、生殖器、内分泌器官など、

ほぼ全ての内臓がどれかの経絡と関係をもっています。

 

その中には、エネルギー()が流れています。

 

気とは

体を正しく動かすエネルギー「正気」と、

体に良くない影響を与える「邪気」があります。

 

邪気は体の中でも作られるしうえ、体の外からも入ってきますが、

いわば体から出た老廃物や毒素です。

 

東洋医学では、経絡には

気、血、水が流れるとされています。

 

 

 

経絡の主な働きは、

エネルギー(気)を運ぶ道=レールです。

 

食べ物かの正気を全身に配る時、

体で必要になったところへ正気が移動していくときなどに、経絡を使って配られます。

 

その経絡は内臓に繋がっていますので、経絡を通して内臓を調整していくことができます。

 

 

寒い時期は「邪気」も入りやすくなり、不調が出やすくなるのです。

 

不調の原因には「内因」と「外因」あり、外因は寒さや暑さなど外邪が関係しているもの。

内因は心配事や、悲しみ、怒りなどをためておく事によるもの

とされます。

 

 

話を戻すと

肩が痛い、首や腰、腕が痛い原因は

痛む部位そのものにあるだけではなく、

 

何かしら「経絡」に沿ったどこかに原因があるのです。

 

なので、経絡に沿って=道を辿って順々に施術する必要があるのです。

 

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この経絡をある程度、知っておくと

セルフケアでも役に立ちます。

 

頭痛があるとき、胃腸が疲れている時など、

どこを圧せば良いかわかるからです。

 

 

基本的には

①外側()から内側(内臓)

②痛気持ちいい圧で

 

お風呂で足裏からふくらはぎまでだけでも

マッサージするだけでも足の疲れだけでなく、肩こりまで軽減されることも

   

それでも辛い方はご相談ください◟̆◞̆ 

 

ご予約は

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2022 / 10 / 26  08:16

感情を整える○○揉み

 

 

 

・イライラする

・不安や孤独を感じる

・やる気が出ない

 

などの感情。

コントロールしているのはですが

このような感情が強い場合、

脳の「感情を整える機能」がちゃんと働いていないかもしれないのです。

 

そんな時

 

「ツボ」が役に立ちます。

 

🔹ツボと感情のメカニズム

メカニズムとしては

手には内臓に直結したツボが多くありますが、爪の生え際の両角にあり

神経繊維が集中する「井穴(せいけつ)」というツボを刺激する事で、自律神経のバランスを整えます。

 

🔹ツボを押すと

末梢神経から中枢神経を通って脳に刺激が伝わる

脳から感情を整えるホルモンが出る

感情が整う

 

特に「手の爪の周り」のツボは神経を通じて脳と密接につながっていて、効果が大きいそうです。

 

やり方は簡単です。

 

親指と人差し指で右の各指の爪の生え際から2ミリ程下を左右から挟むように強くつまむだけです

基本は10秒位で特に痛く感じた指は20秒つまみ、1日に3回ぐらいが目安です

 

 

ちなみに、薬指は交感神経を刺激してしまうので、リラックスしたい時は薬指は避けます

 

 

人の身体って本当に不思議だなって思います。

東洋の思想で「部分即全体」という言葉があって

全体はその部分に現れ、部分はその全体を現す

 

一部は全体であり、全体は一部であるという考えは色々なことに当てはまります。

 

ちょっとしたことの積み重ねが大きくなっていくということなのかなと思います。

 

話がそれましたが

とにかく簡単な爪揉み。

 

それでも人にやってもらいたい方は

ハンドマッサージは爪の周りも施術します

 

不安な情報が多い中、

感情のケアも上手にしていきたいものですね。

 

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