♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
冷え、寒さに弱い【腎】
冬は、肩こりや腰痛、むくみ、冷え…
様々な不調を感じやすくなります。
それは以前も書いたように
春に向けてエネルギーを蓄える時期だからという理由があります。
身体に油分や糖を取り込むことで冬の寒さに対応し、さらに寒さの影響で活動量が減り、新陳代謝が落ちたり、体内の気や血液が停滞しがちになります。
また
腎のバランスが崩れやすい時期
というのも原因のひとつです。
「腎(じん)」とは、体内の水分代謝のコントロールや、ホルモン、免疫系などを司るシステムで
腎は五臓の中で最も「寒さ」と「冷え」の影響を最も受けやすいのです。
本来、腎と腎臓の概念は少し違うのですが
腎臓は左右にあって、腰のやや上、胃や肝臓の後ろ側にあり
腎臓は意外と体表面に近く、背中が冷えると腎臓の働きが悪くなります。
腎臓の働きが悪くなると
顔が黒ずみ、まぶたがむくみ、
疲れやすく、腰が曲がり猫背になります。
すると腰痛や関節に痛みが出て、四十肩五十肩になりやすくなります。
他にも乾燥肌 、枝毛・抜け毛などの髪のトラブルが増える、爪に縦のすじができ、割れやすい、眠りが浅くなり、よく夢を見る
貧血気味で、風邪をひきやすくスタミナがなくなる、下腹部ばかりがでてくる…
いわゆる老化現象ですね。
腎を強くするには冷えを防ぐことが第一です。
特に下半身を冷やさないようにすること、
なるべく湯船につかること
そして腎の機能を高めるには腎を補う効果のある食材を取り入れることです。
特に、腎に良いと言われるのが黒い食材です。例えば、黒キクラゲ、黒豆、ひじき、わかめ、黒米、黒糖などが当てはまります。
また、腎の働きを助けるのは山芋、高麗人参などもあります。
冬は日々の生活で疲労を溜め込まない、冷えを防ぐ心がけが大切です。

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冬のウィンターブルー
気温が一番低いとされるこの季節。
何となく憂鬱な気分になる…それにはちゃんと理由があります。
「ウィンターブルー」と言われ、一見
綺麗な青色みたいなイメージですが
冬は日照時間が短い上、寒くて屋内で過ごす機会が増えるため、太陽光を浴びることが少なくなります。
すると脳内で分泌される「セロトニン」が減少してしまい、このセロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれ、精神を安定させ、ストレスを感じても前向きな気持ちにさせてくれる働きがあるため、セロトニンの分泌量が減少しやすい冬は、気分が落ち込みやすく、以気うつの症状が出やすいのです。
☑︎落ち込んで自己否定的になる
☑︎無気力、倦怠感
☑︎食欲が増すor落ちる
☑︎眠くて仕方ない
冬だから仕方ないと割り切るのも必要ですが
ウインターブルーを改善するためのポイントは、
セロトニンの分泌を促すことです。
積極的に太陽の光を浴びて、体内時計を整えるのも効果的ですし、食事を工夫したり、適度に体を動かすのも改善につながります。音楽を聴いてリラックスすることも有効だそう。
陽の短い季節は心のケアも大切です。
なるべくリラックスの時間を作ってあげてくださいね。
今日から18日間【冬土用】です
土用は年に4回のタイミングで訪れ
その中の”夏土用の丑の日”に鰻を食べることが一番クローズアップされていますが、
季節と季節の間に春夏秋冬「土用」はあり
立春前の18日間が冬土用にあたります。
土用はざっくりいうと
季節の変わり目に体が次の季節へと平穏に対応していけるように設けられた移行期間です。
冬土用は
陰から陽、腎臓から肝臓、乾燥から湿潤への移行で
一年で一番寒い時でもありますが、体は少しずつ春への準備を始めています。
暦的に土用は「脾胃(ひい)」に対応し
この「 脾胃(ひい) 」とは胃腸のことを指すので
胃腸の疲れが顕著にあらわれます。
クリスマスあたりから正月の食べ過ぎ、冷えなどで
消化器が弱ってくると、栄養を取り込む力が衰えて、生命エネルギー不足に陥ります。
元気がない、覇気がない、猫背、声がか細いなどの人は生命エネルギー不足が原因ともいえます。
生命エネルギーが不足すれば
水の循環が滞り体からみずみずしさが失われたり、貧血、息切れやぜんそくなどにもつながり
次の季節へ体の準備も追いつかなくなります。
土用は次の季節に体を慣らしていく期間なので、
胃腸を労り消化のよい物を食べたり、食べる量を減らしたり、少し胃腸を休ませて次の季節に順応できる体にしておくと季節の変わり目が楽に過ごせるそうです。
つながって精神的にも「土用どんより」という言葉もあり
気分が落ち込んだり、いつもより「イライラ、そわそわ」しやすくなると言われています
土用は
・土いじりは避ける
・休息を多くとる
・大きな事や大きな決断は避ける(建築事、引っ越し、転職など )
時期ともされますが
自然とやたら眠かったり、胃腸の調子が悪くなったりと
やはり人間も自然に逆らえないと感じます。
「土用」はガス抜き、デトックスのような
「清算」のときでもあります。
年末年始の食べ過ぎ飲みすぎや行事疲れのツケがどっと出てくるときでもあり
春から元気に過ごすためにも
土用のうちに、冬の疲れや心身の毒を出し切ってしまいましょう!

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冬は頑張らない
月日が過ぎ去るのは、早いですね。
すでに今月も半分が過ぎてしまいました。
この時期、去年の疲れを持ち越していたり
わけもなく眠い…という方も多いかもしれません。
新しいことへの意欲が出にくかったり、やるべきことを溜め込んでしまったり、実はその状態は自然の理にかなったことで、怠け者なわけではありません。
東洋医学では冬の時期を「閉蔵(へいぞう)」と呼び、体が陽気(エネルギー)を外に出さず省エネに過ごすときをさします。
動物でいうと冬眠期間のようなもので
エネルギーの無駄遣いを控えて蓄え、春に備える充電期間です。
というわけで
冬は頑張らないことが大事な養生だそうです。
養生というのは次の季節のための予防でもあるので、冬の時期に頑張りすぎてしまうと、春に不調が出てきてしまいます。
暦でいう立春(2/4ごろ)以降は、自然と動き出そうとするエネルギーが湧いてくる時期なので
それにあわせて動いてあげることで
冬に内側を向いていたエネルギーが外側に変わっていき、冬
の間にエネルギーを温存し、春から一気に新しいことに挑戦するのがベストだそうです。
とはいえ、冬でも頑張らなきゃいけない…という時もあるかと思います。
なるべく睡眠、休息をとり、栄養をとり
しっかり温めて、溜まった疲れは早めにケアしながら、お過ごしください。
寒さから体がこわばって、コリや疲労感を感じやすい時期でもあります。
コリ、疲れ…ご相談ください◟̆◞̆

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【目の不調】と体
悩まされやすいひとつに「眼精疲労」や目の疲れがあると思います。
長時間によるスマホ、パソコンによるドライアイ、かすみ目、視力低下など目を酷使していることで生じると思いちな不調は
実は「目」そのものだけに起こる問題ではないのです。
肝は目に開くとされ東洋医学では身体の内側にある五臓は身体の外側にある器官とつながっていると考えます。
目の不調は「肝」に通じ、「肝」の不調は目に通じるとされています。
つまり「肝」と外界をつなぐ窓口となるのが「目」になり、この「肝」のはたらきには大きく2つ、「疏泄」(そせつ)という気、血を円滑に全身に行き渡らせ伸びやかな状態を保つ働き。もう1つに「蔵血」(ぞうけつ)は血を貯蔵し血量をコントロールする働きです。
「肝」は気、血の働きが正常であれば「魂」は安定し「魂(こん)を蔵す」とされています。
肝の変調からおこる症状
「肝」が正常でなければ身体に様々な症状が現れます。
「肝」は目、爪、筋肉などと深く関わり、女性の月経に関する症状にも影響します。
疏泄(そせつ)の働きが不充分になると「怒り」の感情が出やすくなります。
怒っている人の目が血走っていたり、「カンにさわる」という言葉があるように怒りっぽい人は「肝」と関係していることが考えられます。
肝の不調チェック
・かすみ目やドライアイ、涙目、瞼がピクピク痙攣する
・爪にすじができる、2枚抓や割れやすい
・筋肉が硬く足がつりやすい
・PMSや生理痛
・イライラ、怒りっぽい
・決断力が鈍る
肝を健康にするには
肝臓という臓器は代謝、造血、解毒、胆汁をつくる働きしています。
「決断力が鈍る」ということに関しては「胆」が関わり、「大胆」「落胆」という言葉があるように「肝」が弱るとそれに伴い「胆」の機能も低下するのです。
「肝」と「胆」は表裏の関係となりお互いが助けあい役割を果たしているので
肝気のバランスを保つためには生活習慣全体を振り返ることが目の疲労の緩和につながるかもしれません。
夜更かしをせずに眠る
遅くも23時には床に入り日付が変わる深夜には熟睡をしていることが好ましく「肝」が血を蓄えます。
造血作用のある食材、香りのある食材を取り入れる
レバー、にんじん、ほうれん草など血液を増やす食材や大葉、三つ葉など香りの良い食材は肝気を巡らせます。
目の疲れは首のこりなども影響します。
眼精疲労もご相談ください◟̆◞̆

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