♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2023 / 02 / 06 08:18
緊張した心と体を軽くするメソッド
寒さでぎゅっと身を縮めていると肩首が凝ったり
身体全体が硬くなり、気持ちまで縮こまる感覚があるかもしれません。
また無意識に体に常に力が入って、さらに不安やイライラなどが加わると、ますます体は緊張して固くなります。
心が緊張すると身体も“身を守るモード”になって、緊張した状態になるからです。
ずっとそのモードでいると身体はお休みすることができないため「休みたい」というサインとして頭痛や肩こり、全身の倦怠感などといった様々な不調があらわれてきます。
もともとストレスや不安、イライラがある時に
リラックスしましょう!と言われても、
それが出来れば苦労はしませんよね^^;
でも、筋肉からのアプローチで心身を落ち着かせる方法もあります。
筋弛緩法(漸進性筋弛緩法)
といわれる方法でアメリカの精神科医が開発した方法です。
体の各部位の筋肉を10秒間緊張させた後、ストンと一気にゆるめることを繰り返して、体の緊張をほぐします。
基本の動作は
10秒間力を入れる→一気に力を抜き、その感覚を20秒間感じる
です
部位ごとの力の入れ方
- 手:両腕を伸ばし、親指を曲げて握りこぶしを作り、10秒間力を入れる。→脱力(20秒間)※以下同様
- 上腕:握りこぶしを肩に近づけ、曲がった上腕全体に10秒間力を入れる。→脱力
- 背中:②と同様に曲げた上腕を外に広げ、10秒間肩甲骨を引きつける。→脱力
- 肩:両肩を上げて、首をすぼめるように肩に10秒間力を入れる。→脱力
- 首:右側に首をひねって10秒間力を入れる。→脱力。左側も同様に。
- 顔:口をすぼめ、奥歯を噛みしめて顔全体を顔の中心に集めるように10秒間力を入れる。→脱力
- 腹部:おなかに手を当て、その手を押し返すように10秒間力を入れる。→脱力
- 足の下側:つま先まで足を伸ばし、足の下側の筋肉に10秒間力を入れる。→脱力
- 足の上側:足を伸ばし、つま先を上に曲げて、足の上側の筋肉に10秒間力を入れる。→脱力
- 全身:なるべく全身を10秒間緊張させ、力をゆっくりと抜いて、その感覚を20秒間感じる。
これを行うことで
まず普段いかに体に力が入っているのかに気づくことができ、
力が抜けている状態を体に覚えさせることができます。
なかなか力が抜けない…という方はまず肩甲骨を開いて、鎖骨付近を緩め、呼吸を深くできる体にすることも大切です。
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