♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
アーユルヴェーダで見る【春の不調】
三寒四温といわれる時期、少し寒さが和らぎましたが明後日はとても寒くなる予報ですね^^;
このように寒暖差が激しいと体調も安定しにくくなりますが、
今日はアーユルヴェーダの観点から春の体についてです。
東洋医学と似ている部分もありますが概念が異なり
アーユルヴェーダは
「自然のエネルギーから体が構成されている」と考えられ、そのエネルギーを「ドーシャ」と呼んでいます。
ドーシャは
【ヴァータ(風)】 【ピッタ(火)】 【カパ(水)】の3つに分けられ、
この3つのドーシャは全ての人に宿って、それぞれの働きで生命を支えています。
3つのドーシャのバランスは人それぞれ違っており、それが「体質」となります。
ドーシャとは、「体質」という意味のほか
本来は[不純なもの][病素]という意味があります。
アーユルヴェーダでは、このドーシャがバランスの取れた状態を「健康」とし
反対にバランスが崩れると健康を損なう状態になると考えられています。
ドーシャのバランスは常に同じではなく、季節や日々変化するもので、人それぞれ増えやすいドーシャがあり、その人本来のバランスよりも増えすぎてしまったときに不調となります。
春というの【カパ】が優勢になる季節で
カパは、水のエネルギーで
特徴としては
安定、重性、冷性、油性、緩慢性、粘着性…
冬の間に蓄積したカパドーシャが春の暖かさで溶けだし、体内の通路を詰まらせて、心身の重さ、だるさ、ぼんやり、消化力減退、口内のネバネバ感、眠気、鼻詰まり、かゆみなどの不快感などが現れたり、体がむくみ、体重が増えたり、心身ともに錘(おもり)がついたようになります。
花粉症、風邪、咳、鼻づまりなどの呼吸器官に不調が出やすくなるのも、このカパのエネルギーによるものです。
カパの性質、冷・油・重・粘・安定などのの性質
と相反の 温・乾・軽・動 などの性質が
カパをバランスよくさせてくれます。
具体的には
・冷やさず温める
・食べ過ぎない。水分を取り過ぎない
・乳製品や脂っこいものは控える
・朝早く起きて、なるべく身体を動かす
・昼寝は控える
ただ本来のカパには
心身をしっかりどっしり安定させ、忍耐力、精神力に影響し、身体を支え守る素晴らしい働きがあります。
バランスが整えば、
心身ともに安定するので
季節の変わり目のこの時期に
内側から整えたいものですね。
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