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座っているだけなのに疲れるのはなぜ?緩めるべき筋肉は…

座っている時間が劇的に増え、なぜか以前にも増して疲れる...そんな方も多いかもしれません。
動いてないのに、
ただ座っているだけなのに、なぜ疲れるのか?という疑問が生まれます。
逆に肩こり、腰痛、首の痛み、猫背、むくみは「座りっぱなし」が生んでいる可能性があります。
座っている「だけ」で疲れるのは
シンプルで
筋肉は動かさないと硬くなり→
硬くなると、血流が悪くなり→
コリが生まれる
からです。
人間の体は、頭と内臓は前に重心がかかり、背中やもも裏の筋肉がそれを支える構造です。
特に頭や内臓を支える大きな筋肉は
脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)です。
ざっくり言うと、“背すじを立てる”役割を持つ、背骨の両脇に縦長に沿っているインナーマッスルで
座りっぱなしの姿勢はこの脊柱起立筋が弱り、脊柱起立筋が弱れば猫背の原因となります。
さらには
脊柱起立筋群のすぐ横に『交感神経管』が走っています。
脊柱起立筋群が緊張するとそれに連動して『交感神経管」が活発になり
交感神経系は「闘う神経」なので
頑張るために心拍数やら血圧を高め、脳や心臓や肺などに血液を集中させ筋肉を緊張させます。
すると
消化器の働きが悪くなったり、便秘や下痢をしやすくなったり、冷や汗が出たり、手足の先が冷たくなったりします。
脊柱起立筋を緩めると
・姿勢がよくなる
・肩こり、腰痛予防
・冷え改善
・代謝アップでダイエット効果
などのメリットがたくさん★
脊柱起立筋を緩めるには、ストレッチと
背骨のきわの筋肉をマッサージなどでほぐすことです。
脊柱起立筋のストレッチ
- 椅子に腰掛けて、背筋を伸ばします
- 背筋を伸ばした状態で、ゆっくりと腰を後ろにひねります
- 深呼吸しながら20秒間キープします
- 息を吐きながらゆっくりと戻します
- 反対側も同様に行います
奏では背骨のきわ、脊柱起立筋は横向きの大勢でしっかり施術し、緩めていきます。
この辺りが緩むと、呼吸も深くなり、浅い眠りも深くなります。
あまり聞き慣れない脊柱起立筋ですが
とても大切な筋肉なので
座っていることが長い方は意識してみてくださいね◡̈
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猫背改善のポイントは大胸筋

皆さんが気にしてはいるけど、
なかなか治らないと思っている
「猫背」
パソコン、スマホ社会の今
猫背になってしまうのは仕方ないとは言え、
猫背は体に多くの悪影響を与えます。
まず、なぜ猫背になってしまうのか?
といえば
もちろん悪い姿勢が長時間続くことが大前提ですが
「胸筋」の硬さも大きく関係しています。
特に大胸筋が硬くなると
両肩が前方に引っ張られて
「猫背」になってしまうんです。
大胸筋は
日常的な役割として「押す」などの
腕の動作を行う際に利用される筋肉です。
その中で、大胸筋の内側にある筋肉は、内水平屈曲という腕を内側に寄せる動作に使われます。
また大胸筋が硬くなると
肋骨の動きに制限がでてきてしまい、
肋骨の動きが制限されることで、呼吸へ影響が起きます。
呼吸を補助するのに肩周りの筋肉働き、肩周りの筋肉に筋疲労がたまり硬くなり最終的に肩こりへとつながります。
次のような方は大胸筋が硬くなりやすいです
・重い荷物を持つことが多い
・パソコン作業が多い
・寝ながらスマホを操作する
・運転が長い
・子供の抱っこ
・運動しない
🍀大胸筋を緩めるセルフケア
壁を使ったストレッチ
① 右手を壁につける
② 上体を左にひねって胸を張る
③ 胸〜肩の筋肉が伸びているところで10~15秒キープ
反対側も行います。
そして
大胸筋をほぐすポイントは3つ
1、胸骨のきわ
2、鎖骨のきわ
3、筋肉の硬いところ
奏ではこのポイントをしっかりほぐし、
さらに肩甲骨はがしのストレッチで巻き肩が改善し、深く呼吸ができるようになります。
猫背が改善されると
肩こりだけでなく、眠りの浅さも改善されることも★
猫背が気にになる方、ご相談ください◟̆◞̆
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お腹、みぞおちを緩める

腰痛、冷え、むくみ、背中の張り…
原因は様々ですが意外にも
「お腹」の硬さが原因になっていることもあります。
ご自分のおなかに手を当て軽く押してみて、
・ほどよく柔らかく弾力があり温かみがあるな
・冷えていたり、触ると硬いおなか、しこりがある
後者の場合
内臓が疲れていたり
腹筋にコリがあって柔軟性が低下する事で
身体が伸びにくく腰痛などに繋がっている可能性があります。
🔹お腹の温度でわかること
【おへそより上の部分が冷たい人】
胃が冷えています。冷たい飲み物や食べ物を多く摂取する人が多いです。
【おへそより下の部分が冷たい人】
腸・子宮が冷えています。
【上下とも冷たい人】
これは一番悪い状態。お腹の冷えを感じ、手足にほてりがある方もいます。
自律神経の乱れもあります。
🔹お腹の硬さでわかること
おへそを中心として
【右上部が硬い方】
アルコールや遅い時間の食事などで肝臓が疲れています。
【右下(おへその横辺り)】が硬い方
お肉を多く摂取したり、便秘の人に多くみられます。
【左上部が硬い方】
消化の悪い食事などで、胃が疲れていたり肝臓の疲れがみられます。
【左下腹部(おへその横辺り)】が硬い方
炭水化物を多く摂取したり、ガスが溜まりやすく、お腹のハリを感じます。
お腹が硬くなると
・姿勢が悪くなる
・腰痛になる
・太りやすくなる
・代謝が悪くなり、冷えや便秘になりやすい
・足が疲れやすくなる
などの不調につながります。
そしてポイントになるのは「鳩尾みぞおち」
みぞおちは「急所」と呼ばれる部分で
ダメージを受けると、
横隔膜の動きが止まり、ちゃんと呼吸ができなくなります。
物理的な力でダメージでなくても
精神的な「不安」「緊張」が強くなると
深い呼吸ができないため、横隔膜の動きが制限されます。
すると、肋骨のある「胸骨」やみぞおちが硬くなり
身体がこのような状態を続けると「脳」は、生命の危機を感じ、「闘争・逃走システム」を発動させ
「交感神経」が優位となり、アドレナリンを分泌します。
息があがり、肺の上部でしか呼吸ができなくなり、横隔膜の動きが制限されるという悪循環になります。
これを解消するには?
みぞおちを緩めてあげることです。
緩めることで、脳のリラクゼーション反応がおき、呼吸が楽になり、
不安感も軽減されます。
🍀みぞおちを緩めるセルフケア
鳩尾から指2本分下に中脘(ちゅうかん)というツボがあり、これは消化器系統や肝臓や膵臓への効果があります
(1)鳩尾から指2本分下にある「中かん」付近を指で軽く押さえる
(2)息を吐きながら、ゆっくり押していく
(3)腹部に適度な刺激を感じる状態で静止し、ゆっくり3回深呼吸するを数回繰り返す。
- ストレッチ(上体そらし)
・うつ伏せの状態から胸の横辺りに手をつく
・そのまま腕を伸ばし、状態をそらしていく
(おっとせいのような格好)
大きな呼吸ができるだけで、不安感は減少したり、頭がクリアになる感覚がありますかま
みぞおちが緩むとさらに安定します。
普段意識していないお腹、
ケアしてあげてくださいね◡̈
奏でもリクエストがあれば、お腹の簡単な指圧と呼吸法などをお伝えしています。
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秋の不調は「肺」の弱りから…?

秋の過ごしやすい時期ですが、やや寒さを感じるようになってきました。
秋には秋の過ごし方や気をつけるべきことがあると言われます。
中医学では秋は『容平』の季節と言われ
容平とは
すべてのものの形(容)が定(平)まる=
『収める』と『成長が止まり調整する』の2つの意味があり
ざっくり言うと
物事を仕上げたり、整理したりするのにふさわしい季節だということです。
実は秋は「燥邪」という
空気が乾燥する季節で
乾いた空気を吸い込むと肺を傷め、咳や痰が出やすくなります。
また
- 喉が腫れやすい
- 肌が荒れ・乾燥
- 落ち込む、悲しくなる
などの症状が出やすくなります。
「肺」は五行では感情の憂(悲)と関係するので
寂しくなる・落ち込むといった状態は、「肺」が弱っているサインの一つです。
この時期は
体、とくに肺を乾燥させないことが大切なのです。
そこで、弱りやすい肺をケアするための
意外な方法は
「深呼吸」です。
東洋医学では、規則的に深呼吸することによって「肺」が活発に活動し、全身の気(エネルギー)の流れが良くなるとされています。
「肺」を活性化させると
全身の気の流れを整え、心身ともに元気になるという考え方です。
深呼吸は
- セロトニン(幸せホルモン)分泌
- 血行促進
- 自律神経が整う
- 緊張の緩和
効果もあります。
そのあまり意識せずする「深呼吸」もほんのちょっとしたことで効果が変わってきます。
🍀正しい深呼吸の方法
- まず息を口から先に吐きます。息を吐ききった状態にし、「鼻」からゆっくりと腹部を膨らませるように深く息を吸い込みます。
- 吸うときの倍くらいの時間をかけるイメージで、「口」から息をスーッと吐いていきます。
たくさん吸えればいい、というわけではなく、大切なのは、深く楽に息が吸え、吸った息を吐き切れるかどうかです。
また食生活として
🔹肺の機能を高め、潤いを保つものを摂る
長芋、白きくらげ、れんこん、百合根、くわい、松の実、豚肉 など
🔹辛味のあるものを摂る
辛味のあるものはエネルギーや血液の流れをよくし、新陳代謝を活発にしてくれます。
適量な辛さは肺の機能を向上させますが、摂りすぎないように。
唐辛子、わさび、ネギ、紫蘇、生姜、山椒、胡椒、シナモン など
心地良い秋ではありますが、
寒暖差が激しく、
春から夏の疲れがどっと出る頃でもあります。
気持ちも秋の季節そのもののように
心身を調整するために
「心を穏やかに過ごしましょう」という時期でもあるそうです。
乾燥させず、冷やさず、穏やかに…
秋を満喫しましょう★
体のお疲れ、溜まっている方は巡りを良くして気の流れを整えることで
気持ちも穏やかになれるかもしれません◟̆◞̆
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とても大切な「足のアーチ」とは

テレワークの方が増え、
気になるのは「運動不足」かもしれません。
以前より圧倒的に歩くことが減り、
筋肉が衰えるだけでなく
二足歩行するヒトの足に特有な
足の「アーチ」が崩れ、
足のアーチの崩れは
「足の裏が痛む」「親指の付け根が痛い」「
「ふくらはぎが張る」「脛が痛い」などの原因になります。
🔹全体重を支える足のアーチとは?
足を構成する骨は筋肉や腱(けん)に支えられアーチ構造を形づくっていて、
これが体重をクッションのように受け止め、蹴り出す力も生み出すことで効率よく歩けるようになっています。
足にはこのアーチが3本あり、これらの頂点3点で体重を支えています。
1、足の底の内側(土踏まず)の部分。
2、足の外側にある縦のアーチ。
3、指の付け根にある横アーチ。
足のアーチは、3つのうち1つでも働きが悪くなると、体の動きに支障が出てしまいます。
特に、足の内側、土踏まずのアーチは、
運動不足や「歩かなくなったこと」で
つぶれてしまい、
いわゆる扁平足の状態になります。
完全な扁平足の人から、自分では気づかない程度の低めのアーチの「かくれ扁平足」も現代人には増えているそうです。
扁平足は、土踏まずがなくなり、足底で体重をしっかりと支えることができないため、足首やひざ、ふくらはぎや腰などに大きな負担がかかります。
足底のバランスの取れない状態を、ほかの部位で支えようとするので、無理がかかり痛みが出てしまいます。
そのままにして痛みを我慢していると、腰痛や肩こりの原因になったり
アーチがなくなると、足のクッション性も悪くなるので、疲れやすくなります。
🔹崩れたアーチは復活できる
崩れてしまったアーチも実は復活することができます。
そのポイントは足指です。
足指~足裏~ふくらはぎの後ろまで、筋肉が繋がっていて
ここから、もも裏(ハムストリングス)~股関節~お尻まで動かして「歩く」ことができます。
筋肉は1つ1つ単体で動くのではなく、連動して初めて動くので
足指を動かすと、足裏の筋力を鍛えることとなり、アーチができる→
ふくらはぎの筋力が動く→
ハムストリングス~お尻が動くことができる
ので
足指をしっかり使っていれば、土踏まずはキープできるのです。
🍀足のアーチ復活セルフケア
足指じゃんけん
裸足になって、足を前に出してイスに座ります。
左右それぞれの足指でじゃんけんをします。
足指に力をいれて、ギュウッと曲げるのが、グー。
親指だけ上に向けるのが、チョキ。
指を全部広げるのが、パー。
これを10回繰り返してください。
🍀かかと上げ運動
立った状態でかかとの上げ下げをします。1回につき20回程度。指のつけ根からしっかり曲げるのがコツです。
簡単なので歯磨きしながら、テレビを見ながら、仕事の合間にも★
また足指だけでなく
「アキレス腱」(ふくらはぎ)と「足裏」
をマッサージやストレッチで緩めてあげることも予防、解消に繋がります。
足のお悩みもご相談ください◟̆◞̆
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