♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
満月が体調に影響する?
昨日の夜、ふと空を見上げると、真ん丸の月がとても綺麗に輝いていました。
調べてみると、本日8月9日は満月です
ここ数日、むくみや頭痛のご相談を多く私自身も足がパンパンにむくんでいます(^^;;
美しい満月ですが、実は満月の前後に体調を崩す方も一定数おられ、「満月前症候群」という言葉まであるそうです。
東洋医学では、自然と人は相似関係にあるとされ、2000年前に書かれた中国最古の医学書にも「人体も月の影響を受ける」と記されています。
月の引力は非常に強く、地球上の森や地面などの自然を引き寄せ、潮の満ち引きにも影響します。
人体も60〜70%が水分でできているため、潮の満ち干きと同じように月の引力の影響を受けるとされます。血液や内臓、脳、細胞までもが満月の力に引っ張られるのです。
満月の時は「陽」のエネルギーが満ちあふれ、気持ちが高ぶりすぎて興奮したり、寝つきが悪くなったり、必要以上に活動的になって疲労がたまりやすくなります。また、自律神経の乱れも起こりやすくなります。
体内の水分も満ちているのですが、不調がある方は巡りが滞り、体調に影響が出やすくなります。特に、むくみやすい方は影響を受けやすいタイプかもしれません。
満月の時に体調を崩しやすいタイプは、次のように分けられます。
1. 瘀血(おけつ)タイプ
血液の巡りが滞り、汚れた血液がとどまっている状態。
2. 痰湿(たんしつ)タイプ
老廃物や余分な水分が体内にたまっている状態。
3. 陰虚(いんきょ)タイプ
水分不足の状態。
このような状態で満月を迎えると、巡りが良くなる過程で汚れた血液が動いたり、水分の流れがうまくいかなかったり、体温調節が乱れて不調を感じることがあります。
満月の時は、溜まったエネルギーを上手に巡らせることが大切です。
軽い運動や入浴で汗をかいたり、発汗作用のある食べ物を取り入れることがおすすめです。
古くから人々は月のリズムに合わせて生活してきました。
自然の流れに意識を向けることは、心身のリラックスや健康維持にもつながります。
まずは体を巡らせましょう✨
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立秋からの過ごし方
連日の厳しい暑さからはとても信じがたいことですが、
2025年の立秋(8月7日)を境に、季節は秋へと移り変わります。
季節のご挨拶も、「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へと変わる頃ですね。
立秋とは、紀元前の中国で生まれた、太陽の動きを基にした暦
「二十四節気」のひとつです。
一年を春・夏・秋・冬の4つに分け、さらにそれぞれを6つに細かく分けたものが「二十四節気」(4×6=24)。
その基準となるのが、太陽の動きがはっきりと分かる春分・秋分・夏至・冬至です。
そして、それらの中間にある立春・立夏・立秋・立冬が、四季の始まりとされています。
◆エネルギーは「陽」から「陰」へ◆
「秋の始まり」と言われても、まだまだ体がとけてしまいそうな暑さが続き、夏休みも真っ只中。
それでも立秋を境に、季節は少しずつ**「陰」の気**へと移っていきます。
春から夏にかけては、外向きで活発なエネルギー「陽」の季節。
秋から冬にかけては、内向きで落ち着いたエネルギー「陰」の季節です。
私たちの心身も、そのエネルギーの流れに合わせて、少しずつ「陰モード」へと切り替えていくことが、健やかに過ごすための養生につながります。
たとえば、運動するなら、息が切れるような激しいものより、
ゆったりと呼吸をしながら行うストレッチやヨガがおすすめです。
気温的にはまだ「秋」を感じにくい時期ですが、
高かった湿度も徐々に下がり、これからは乾燥が気になり始める季節でもあります。
外気の乾燥だけでなく、私たちの体内の潤いも失われやすくなり、
それが原因でさまざまな不調を感じやすくなります。
たとえば――
体調面では: 肌の乾燥、咳や痰などの呼吸器の不調、便秘など。
精神面では: 虚しさ、悲しさ、不安感などが出やすくなります。
気が早いように感じるかもしれませんが、
今のうちから対策を意識しておくことが大切です。
【立秋以降の養生ポイント】
● 体内の熱をしっかり逃がす
汗をかくことは、余分な熱や老廃物を体外へ排出するためにとても大切です。
体に熱がこもったままだと、その熱が「乾燥」の原因になることも。
熱中症には気をつけつつ、じんわりと汗をかくような習慣を取り入れてみましょう。
● 早めに眠る習慣を
夏はつい夜更かししがちですが、夜はしっかりと体を休めることが陰の季節には特に大切です。
● 「何もしない日」を作る
休日に予定を詰め込みすぎず、あえて何も予定を入れない日をつくって、心と体をゆるめる時間を持ちましょう。
● 一つのことに集中してみる
「あれもこれも」と手を広げすぎず、ひとつのことに集中して取り組むことも、内なる充実感につながります。
少しずつ、次の季節への心と体の準備を始めてみることをオススメします✨
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夏は【巻き肩や猫背】が悪化する?
暑い夏の日々が続くと、つい身体がだらけてしまいがちですが
その結果、無意識のうちに「巻き肩(肩が前に丸まる姿勢)」になっていることはありませんか?
巻き肩は、肩や首に負担をかけ、肩こりや首の痛み、さらには頭痛の原因になることがあります。
特に暑さや湿度の高いこの季節は、身体が疲れやすく、姿勢が悪くなりやすい傾向があります。
また以下のような生活習慣の変化が原因で、夏は姿勢が崩れやすくなるのです。
1. 冷房による冷え
冷房によって身体が冷えると、筋肉が縮こまりやすくなります。
とくに肩まわりや背中の筋肉が硬くなり、姿勢の崩れにつながりやすくなります。
2. 座りっぱなし・運動不足
暑さのために外出や運動を控えがちになり、座っている時間が長くなることで姿勢が崩れやすくなります。
また、スマートフォンやパソコンを長時間使うことで、自然と前かがみの姿勢になり、巻き肩や猫背が進行しやすくなります。
3. 寝苦しさや疲労の蓄積
暑さによって睡眠の質が下がると、筋肉の回復や自律神経のバランスが乱れ、身体のゆがみがリセットされにくくなります。
🔹巻き肩・猫背が進行するとどうなる?
• 肩こりや頭痛がひどくなる
• 呼吸が浅くなり、疲れやすくなる
• 首が前に出てストレートネックになる
• お腹がぽっこり出る・バストやヒップが下がる
• 自律神経が乱れやすくなる
見た目の印象だけでなく、体調にもさまざまな悪影響が及びます。
奏では
• 肩甲骨や胸まわり、腕の筋肉をしっかりとほぐす
• ストレッチで肩甲骨を開く
ことで巻き肩にアプローチします。
この時期に一度しっかりリセットしておくことで、
秋以降も疲れにくく、美しい姿勢をキープしやすくなるかもしれません。
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脳のオーバーヒート…?
暑さやストレスで、何となくぼーっとする、頭が重い、やる気が出ない……
もしかしたら「脳のオーバーヒート」が原因かもしれません。
体を動かすと、筋肉が熱をつくって体が温まりますよね。でも実は、体の中でいちばん熱を出しているのは「脳」です。
脳は、自律神経を通して心臓や内臓、筋肉など体のあらゆる機能を24時間休まず調整しています。そのため、たくさんのエネルギーを使い、常に熱を生み出している状態です。
🌡脳に熱がこもるとどうなる?
脳は頭蓋骨の中にしっかり守られているため、熱がこもりやすくなっています。
特に暑い季節は脳の熱が逃げにくくなります。
さらに、ストレスや疲れがたまると、自律神経に負担がかかって脳がより熱を持ちやすくなります。
その結果、
• 頭がぼーっとする
• 集中できない
• 頭痛、だるさ、めまい
• 自律神経が乱れて心拍や体温調節もうまくいかない
といった不調が出てくるのです。
🌀脳が疲れる2つの原因
1. 環境による熱こもり
高温多湿、マスクの着用などで、脳が冷えにくい状態に。
2. ストレス・過労などによる負荷
精神的・身体的なストレスが脳に大きな負担をかけ、オーバーヒートを招きます。
このような状態が続くと、脳がうまく働かなくなり、体全体のバランスが崩れてしまうのです。
🌬 脳のための「快適な環境」とは?
• 室温は22〜24度がベスト(脳にとって理想的な温度)
• エアコンが苦手な人も、服装で調整を
• こまめに水分補給(喉が渇いていなくても飲む習慣を)
• 湿気が多い日は汗が蒸発しにくく脱水しやすいので特に注意
また、日本人は欧米の人と比べて筋肉量が少なく、寒がりの人が多い傾向にあります。
でも、「体の寒さ」よりも「脳の快適さ」を優先することが大切です。
🚶♀️脳を疲れさせない生活習慣
• 1時間に1回は体を動かす(立ち上がって軽くストレッチやトイレへ)
• 軽い散歩やゆるい筋トレが効果的(激しい運動は逆効果)
• 水分をこまめにとる(血流が良くなり、脳もクールダウン)
残念ながら年齢とともに、自律神経の働きは少しずつ衰えていくそうです。
だからこそ、「脳に負担をかけない暮らし」を日ごろから意識することが大切です。
暑さやストレスが続くこの季節は、
無理をせず、脳をいたわる生活を心がけてみてくださいね。
脳の疲れもご相談ください
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夏の夜の【こむら返り】なぜ?
最近「寝ているときに足をつる」という声をよく耳にします。
なぜ夏の寝ているときに起こりやすいのでしょうか?
「こむらがえり」はふくらはぎを指しますが、実際には筋肉がつる現象は身体のどこにでも起こります。太ももや足の裏、指がつることもありますよね。
この“つる”という現象は、筋肉の「伸びる・縮む」のバランスが崩れ、筋肉が過剰に収縮したまま戻らなくなり、痛みを伴う状態です。
まず、日中も夜間も、汗によって体内の水分が失われやすく、脱水に近い状態になると、体内のミネラルバランスが乱れやすくなります。
また、寝ていると脈拍や血流が低下しやすく、血液を通じて運ばれるミネラルのバランスも崩れがちに。
筋肉の伸び縮みには、特にカルシウムやカリウムなどのミネラルが関与しています。
こうしたバランスが乱れている状態で、寝返りなどで急に筋肉に力が入ると、うまく伸び縮みできず、筋肉が縮んだまま戻らなくなって「つる」ことになるのです。
ただでさえ寝ているときは血流が落ちがちですが、エアコンなどで身体を冷やしすぎると血管が収縮し、さらに血流が悪化して、つりやすい状況になってしまいます。
冷え以外にも、もともと血流が低下しやすい体質の方は、やはりつりやすくなります。
「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎは、血流を促すポンプのような役割を担っています。そのため、血流の影響を受けやすく、こむらがえりとして症状が出やすいのです。
夏の夜につりやすいのも、暑さで布団をはいだり、冷房で身体が冷えすぎてしまうことで血管が収縮するのが一因です。
予防としては、足元だけレッグウォーマーを使う、寝る前に水分補給(できればミネラルを含んだもの)をするなどがおすすめです。
また日頃から足をほぐして、硬くならないようにしておくことも大切です。
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