♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2025 / 10 / 17  05:19

寒暖差疲労とは

寒暖差疲労とは

朝晩は冷え込むのに、日中はまだ暑さを感じたり

そして急に寒くなった今週…

 

そんな「気温差の大きい時期」に、なんとなく体がだるい、頭が重い、眠りが浅い…といった不調を感じていませんか?

 

それは「寒暖差疲労(かんだんさひろう)」が原因かもしれません。

  

🔹寒暖差疲労とは

寒暖差疲労とは、気温の変化が大きいことで自律神経の働きが乱れ、体が疲れてしまう状態のことをいいます。

気温差が7℃以上あると、体はその変化に対応しようとフル稼働し、知らず知らずのうちにエネルギーを消耗してしまうのです。

  

🔹寒暖差疲労が起こるメカニズム

 私たちの体は、気温の変化に合わせて体温を一定に保つために、自律神経が働いています。

皮膚の血管を広げたり縮めたりして血流を調整したり、筋肉で熱を生み出したり、汗をかいて体温を下げたり…

 

しかし、気温差が大きいと自律神経が過剰に働きすぎてしまい、結果としてエネルギーを大量に消耗。

その疲労が蓄積すると、体や心にさまざまな不調が現れやすくなります。

慢性化すると、わずかな気温の変化でも体がついていけなくなることも。

  

🔹寒暖差疲労の主な症状

 

寒暖差疲労によって起こりやすい不調には、次のようなものがあります。

 

・肩こり、腰痛、頭痛

・めまい、不眠

・食欲不振、便秘、下痢

・イライラ、気分の変化

・冷え、むくみ

 

体だけでなく、心の不調としても現れるのが特徴です。

 

🍀寒暖差疲労対策

 

寒暖差疲労を防ぐには、日頃のちょっとした工夫が大切です。

以下のようなことを意識してみましょう。

 

1️⃣ 身体の局所(筋肉や内臓)を温める

カイロや温かい飲み物を活用して、冷えやすい部分を意識的に温めましょう。

 

2️⃣ 散歩などの軽い運動をする

筋肉を動かすことで血流が良くなり、自律神経のバランスも整いやすくなります。

 

3️⃣ 首・肩のストレッチをする

特に首周りは自律神経が集まる場所。軽いストレッチで血流を促しましょう。

 

4️⃣ 身体を温める食べ物をとる

根菜類やスープ、温かい飲み物など、冷たいものを控えて内側から温めます。

 

5️⃣ 規則正しい生活を心がける

十分な睡眠と、朝日を浴びることが自律神経のリズムを整える基本です。

 

6️⃣ 38〜41℃のお湯にゆっくり浸かる

首まで浸かることで体の芯まで温まり、自律神経がリラックスします。

 

7️⃣ 耳をつまんで前後に回す

耳周りには自律神経のツボが多く、優しく刺激するとリフレッシュ効果があります。

  

寒暖差疲労の対策は、不調が出てからのケアだけでなく、予防にもつながります。

季節の変わり目は、気温だけでなく体も揺らぎやすい時期。

意識的に体を温め、無理せず穏やかに過ごすことで、毎日を快適に過ごせるかもしれません。

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2025 / 10 / 08  05:54

季節の変わり目の不調を整える「脾」のはたらきとは

季節の変わり目の不調を整える「脾」のはたらきとは

季節の変わり目になると、

なんとなく体が重かったり、朝起きるのがつらかったり…

そんなときは「脾(ひ)」の働きが弱っているサインかもしれません。

 

脾は胃とペアになり、食べたものを消化吸収して

栄養を「気」「血」「水」へと変えて全身に届ける働きを担っています。

さらに、必要なものと不要なものを仕分け、

不要なものは体外に排出する“整理上手”な臓器でもあります。

 

また、脾には

・内臓を正しい位置に保つ

・血が漏れ出さないようにコントロールする

といった役割もあり、体を内側から支える大切な存在です。

 

ただし脾は「湿気」と「冷え」に弱い性質があります。

そのため、梅雨の時期や季節の変わり目には、

だるさ・頭重感・むくみ・下痢・ニキビ・やる気の低下など、

さまざまな不調が現れやすくなります。

 

🌞 脾と胃のゴールデンタイム

午前7〜9時は「胃」に、9〜11時は「脾」にエネルギーが集中します。

この時間に朝食をとることで、消化吸収の力を自然に高められます。

反対に、朝食を抜く習慣が続くと、胃や脾が“空回り”してしまい、

消化機能の低下につながります。

  

🥶 冷たい飲みものに注意

脾は、食べ物の中の水分を温めて蒸気に変え、

その蒸気で体をうるおす働きも持っています。

冷たい飲食物が入ると、この加熱作用が妨げられ、

水分が体内に滞り、結果として「冷え」や「むくみ」を引き起こします。

  

🦵 脾と足の関係

脾の経絡(エネルギーライン)は、足の内側を通って下腹部へとつながっています。

そのため、脾が弱るとこのラインの流れが滞り、

足の内側が張ったり、むくみが出やすくなります。

 

 

💺 座りっぱなしにも注意

東洋医学では、長時間同じ姿勢で座ることを「久坐(きゅうざ)」と呼び、

これが脾を弱らせる原因になると考えられています。

座りっぱなしで猫背になると内臓が圧迫され、

血流や代謝が低下して冷えやすくなるためです。

 

  

🕊 脾を整えるためにできること

□ 朝食をしっかりとる

□ 冷たいもの・油っこいもの・水分のとりすぎに注意

□ 同じ姿勢を長く続けず、こまめに体を動かす

 

 

脾をいたわることで、心身のバランスも自然と整っていきます。

季節の変わり目こそ、体の声に耳を傾けて、

あたたかく、やさしいケアをしてあげてくださいね。

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2025 / 10 / 06  05:41

その疲労感、ダルさ…秋バテ?

その疲労感、ダルさ…秋バテ?

 

やっと心地よい気温になりました🍂

 

涼しくなり、気持ちよく過ごしやすい反面

暑かった時とはまた違う疲れを感じていませんか?

 

この季節の変わり目は夏バテならぬ「秋バテ」になりやすい時期です。

 

🍂秋バテとは?

夏の間に体温調節のため多くのエネルギーを消費し、十分に回復しないまま秋を迎えると、気温差や冷房の影響で自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなります。

そこに忙しさやストレスが加わることで「秋バテ」が起こります。

 

 

秋バテのメカニズム】

1. 夏にエネルギーを大量消費

2. 回復できないまま秋へ

3. 気温差や気圧変化が大きくなる

4. 自律神経や血液循環が乱れる

5. ストレスなどが加わり体調不良に

  

主な症状】

・肩こり・頭痛

・めまい・立ちくらみ

・気分の落ち込み・だるさ

・不眠

・胃の重さ・食欲不振

 

 

 

🌿秋バテ予防&対策

【食事】

1日3食、できるだけ同じ時間に

ゆっくり噛んで食べる

体を温める食材(しょうが・ねぎ・ニラ・トウガラシ)

ビタミン・ミネラル豊富な食材(かぼちゃさつまいも・梨・さんま・鮭など)

 

 

【生活リズム】

•エアコンの温度差は外気との違いを5℃以内に

•軽い運動やウォーキング

•37~39℃のぬるめのお風呂にゆっくり入る

•朝日を浴びて体内時計を整える

 

 

また「血流を良くする」ことも

とても大切です。

 

疲れはこまめにリセットしてこれからの秋を楽しみましょう★

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2025 / 09 / 23  05:05

秋分の日

秋分の日

暑さ寒さも彼岸まで

 

本当に的を射た言葉ですね。あんなに暑かったのに、一気に秋らしくなりました。

 

秋分の日は昼と夜の長さが同じになり、季節の変わり目でもあります。

東洋医学では、この時期は「陽のエネルギー」が強い夏から「陰のエネルギー」へと、バランスが移り変わるタイミングとされています。

陽のエネルギー:暑い、明るい、白い、男性、夏、発散する など

陰のエネルギー:寒い、暗い、黒い、女性、冬、収束する など

 

春分や秋分の前後は寒暖差が大きくなり、陰陽のエネルギーが入れ替わるため、心身のバランスを崩しやすく、体調にも影響が出やすい時期です。

風邪をひきやすくなったり、疲れやすくなったりするほか、気持ちが動揺しやすくなったり、落ち込みやすくなったりすることもあります。

 

寝苦しかった日々から解放される一方で、その反動から「とにかく眠い」「体がだるい」と感じる方も多いかもしれません。

 

秋分を過ぎると日が短くなり、木の葉も落ち始め、寂しさや悲しさを感じる人が増えてきます。

気持ちが落ち込むと肺の働きが弱まり、息切れ、呼吸のしづらさ、空咳、胸の重苦しさ、疲れやすさ、やる気の低下、涙もろさなどの症状が現れることがあります。

 

これからの季節は、心身ともに「潤す」ことが大切です。

 

体調や気持ちが落ち込んでしまうのも、自然の流れに沿っている証拠。

人は目に見えなくても、自然のリズムや月・星の動きから影響を受けています。

 

「自然の流れの中で生きているのだな」と意識して、自分を労わる時間を持つと良いかと思います。

疲れは蓄積する前にケアを★

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2025 / 09 / 21  05:36

【テニス肘】…?

【テニス肘】とは

 

実は2ヶ月ほど前から左腕に違和感がありました。

日常生活にはほぼ支障がないのですが、物を握ったりタオルを絞るなど特定の動作や、やっかいなのは寝ている時にズキズキと痛むのです。

 

自分でお灸やツボ押しなどを試してみてもなかなか治らず、「四十肩かな」と思っていたのですが、改めて調べてみると...

【テニス肘】でした。

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【テニス肘とは】

テニス肘は聞いたことがありましたがテニスはしていないので関係ないと思っていました。

 

でもテニス肘は重い物を持つことや繰り返しの動作による負担でも起こるそうです。

 

さらにもう一つの原因は「年齢」…(^^;;

テニス肘の正体は「外側上顆」という骨の出っ張り部分に“異常な血管が増える”ことで、40歳以降に起こりやすいとされているそうです。

 

しかも血管だけでなく神経線維も一緒に増えてしまうため、痛みの原因になり

肘に異常な血管ができると「テニス肘」、肩にできると「四十肩・五十肩」と呼ばれる状態になるのだとか。

 

症状が分かってからは、「テニス肘の治し方」やツボ押しなどを動画で調べ、実践していました。しかし続けるうちに肩甲骨や手にコリが出てきて、さらにはふくらはぎにまで張りが出るようになりました。

そこでふくらはぎを重点的にほぐしてみたところ、しつこかった腕の痛みが軽減してきました。

 

体の筋膜はつながっているため、痛む場所と離れた部位に症状が出るのはよくあることです。

 

振り返れば、なぜ今回左腕に痛みが出たのかというと(普段は利き手の右腕が痛くなることが多いのですが)、

5月に左足を捻挫したことがきっかけではないかと思います。

足のケガをかばって歩くと全身のバランスが崩れ、後々別の場所に影響が出ることがあります。

 

そして私自身にとっては、自分が経験したからこそ

施術で役に立つことがあるということです。

 

長年の謎の痛みも、実は過去のケガが原因ということは少なくありません。

自身の経験からも、原因が分からないから治りにくく原因さえ分かれば回復につながるのではないかと思っています。

 (※腕の施術は行いますがテニス肘を治せるという内容ではありません。強い痛みがある場合は整骨院や整形外科に行かれてください)

 

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