♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
夏の胃腸の不調を回復するには

今年も厳しい暑さが続いていますね。
「体力がごっそり削られた…」という方も多いのではないでしょうか。中には、「夏は胃腸の調子が悪くなりがちでつらい」という方も少なくないかもしれません。
夏は冷たい飲み物や食べ物を口にする機会が増えるうえ、湯船に浸からずシャワーだけで入浴を済ませることも多く、体を冷やしやすい季節です。その結果、胃腸の働きが低下し、消化不良・食欲不振・下痢などを引き起こしやすくなります。
さらに、暑い屋外と涼しい室内を行き来することで生じる気温差も、胃腸の不調に関係しています。
自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていますが、気温差が7度以上になるとバランスが乱れやすいといわれています。交感神経が優位な状態が続くと、胃腸の動きが抑制され、消化や排泄の機能が低下してしまいます。
また東洋医学では、心身の生理機能を司るものとして「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」という考え方があります。
この中の「脾(ひ)」は、胃腸を中心とした消化器系の働きを指します。
日々の活力=「気」は胃腸で作られると考えられており、胃腸の働きが低下すると十分に気を生み出せなくなります。これを「気虚(ききょ)」と呼び、体がだるくなったり疲れやすくなったりすると解釈されます。
胃腸を元気に保つための基本は、「温めること」と「休めること」です。
• 朝は常温の水をゆっくり飲み、胃腸をやさしく目覚めさせる
• 食事には温かい汁物(味噌汁やスープなど)を加える
• 冷たい飲み物や食べ物は一度に大量にとらず、コップ1杯ずつ時間をあけて摂取する
• 腹巻きや軽いストレッチで内臓を温める習慣をつける
• 疲れがたまっている日は、消化の良い食事を心がける
さらに、夏でもシャワーだけでなく短時間でも湯船に浸かることで、内臓を芯から温める助けになります。
胃腸は毎日の活力の源です。
少しの工夫と温める習慣で、夏の暑さにも負けない軽やかな体を目指しましょう★
胃腸の不調には足裏のマッサージもオススメです🍀
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