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立秋からの過ごし方

連日の厳しい暑さからはとても信じがたいことですが、
2025年の立秋(8月7日)を境に、季節は秋へと移り変わります。
季節のご挨拶も、「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へと変わる頃ですね。
立秋とは、紀元前の中国で生まれた、太陽の動きを基にした暦
「二十四節気」のひとつです。
一年を春・夏・秋・冬の4つに分け、さらにそれぞれを6つに細かく分けたものが「二十四節気」(4×6=24)。
その基準となるのが、太陽の動きがはっきりと分かる春分・秋分・夏至・冬至です。
そして、それらの中間にある立春・立夏・立秋・立冬が、四季の始まりとされています。
◆エネルギーは「陽」から「陰」へ◆
「秋の始まり」と言われても、まだまだ体がとけてしまいそうな暑さが続き、夏休みも真っ只中。
それでも立秋を境に、季節は少しずつ**「陰」の気**へと移っていきます。
春から夏にかけては、外向きで活発なエネルギー「陽」の季節。
秋から冬にかけては、内向きで落ち着いたエネルギー「陰」の季節です。
私たちの心身も、そのエネルギーの流れに合わせて、少しずつ「陰モード」へと切り替えていくことが、健やかに過ごすための養生につながります。
たとえば、運動するなら、息が切れるような激しいものより、
ゆったりと呼吸をしながら行うストレッチやヨガがおすすめです。
気温的にはまだ「秋」を感じにくい時期ですが、
高かった湿度も徐々に下がり、これからは乾燥が気になり始める季節でもあります。
外気の乾燥だけでなく、私たちの体内の潤いも失われやすくなり、
それが原因でさまざまな不調を感じやすくなります。
たとえば――
体調面では: 肌の乾燥、咳や痰などの呼吸器の不調、便秘など。
精神面では: 虚しさ、悲しさ、不安感などが出やすくなります。
気が早いように感じるかもしれませんが、
今のうちから対策を意識しておくことが大切です。
【立秋以降の養生ポイント】
● 体内の熱をしっかり逃がす
汗をかくことは、余分な熱や老廃物を体外へ排出するためにとても大切です。
体に熱がこもったままだと、その熱が「乾燥」の原因になることも。
熱中症には気をつけつつ、じんわりと汗をかくような習慣を取り入れてみましょう。
● 早めに眠る習慣を
夏はつい夜更かししがちですが、夜はしっかりと体を休めることが陰の季節には特に大切です。
● 「何もしない日」を作る
休日に予定を詰め込みすぎず、あえて何も予定を入れない日をつくって、心と体をゆるめる時間を持ちましょう。
● 一つのことに集中してみる
「あれもこれも」と手を広げすぎず、ひとつのことに集中して取り組むことも、内なる充実感につながります。
少しずつ、次の季節への心と体の準備を始めてみることをオススメします✨
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