♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2025 / 08 / 07  05:37

立秋からの過ごし方

立秋からの過ごし方

連日の厳しい暑さからはとても信じがたいことですが、

2025年の立秋(8月7日)を境に、季節は秋へと移り変わります。

 

季節のご挨拶も、「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へと変わる頃ですね。

 

立秋とは、紀元前の中国で生まれた、太陽の動きを基にした暦

「二十四節気」のひとつです。

 

一年を春・夏・秋・冬の4つに分け、さらにそれぞれを6つに細かく分けたものが「二十四節気」(4×6=24)。

その基準となるのが、太陽の動きがはっきりと分かる春分・秋分・夏至・冬至です。

そして、それらの中間にある立春・立夏・立秋・立冬が、四季の始まりとされています。

 

◆エネルギーは「陽」から「陰」へ◆

「秋の始まり」と言われても、まだまだ体がとけてしまいそうな暑さが続き、夏休みも真っ只中。

それでも立秋を境に、季節は少しずつ**「陰」の気**へと移っていきます。

 

春から夏にかけては、外向きで活発なエネルギー「陽」の季節。

秋から冬にかけては、内向きで落ち着いたエネルギー「陰」の季節です。

 

私たちの心身も、そのエネルギーの流れに合わせて、少しずつ「陰モード」へと切り替えていくことが、健やかに過ごすための養生につながります。

 

たとえば、運動するなら、息が切れるような激しいものより、

ゆったりと呼吸をしながら行うストレッチやヨガがおすすめです。

 

 

気温的にはまだ「秋」を感じにくい時期ですが、

高かった湿度も徐々に下がり、これからは乾燥が気になり始める季節でもあります。

 

外気の乾燥だけでなく、私たちの体内の潤いも失われやすくなり、

それが原因でさまざまな不調を感じやすくなります。

 

たとえば――

 

体調面では: 肌の乾燥、咳や痰などの呼吸器の不調、便秘など。

精神面では: 虚しさ、悲しさ、不安感などが出やすくなります。

 

気が早いように感じるかもしれませんが、

今のうちから対策を意識しておくことが大切です。

 

【立秋以降の養生ポイント】

体内の熱をしっかり逃がす

汗をかくことは、余分な熱や老廃物を体外へ排出するためにとても大切です。

体に熱がこもったままだと、その熱が「乾燥」の原因になることも。

 

熱中症には気をつけつつ、じんわりと汗をかくような習慣を取り入れてみましょう。

 

早めに眠る習慣を

夏はつい夜更かししがちですが、夜はしっかりと体を休めることが陰の季節には特に大切です。

 

「何もしない日」を作る

休日に予定を詰め込みすぎず、あえて何も予定を入れない日をつくって、心と体をゆるめる時間を持ちましょう。

 

一つのことに集中してみる

「あれもこれも」と手を広げすぎず、ひとつのことに集中して取り組むことも、内なる充実感につながります。

 

少しずつ、次の季節への心と体の準備を始めてみることをオススメします✨

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