♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
東洋医学から見る「感情」と「体のめぐり」の関係
東洋医学では、
血の流れが悪くなると「瘀血(おけつ)」、
水の巡りが滞ると「痰湿(たんしつ)」という病気のもとになる物質が生まれると考えられています。
その原因は、運動不足や食べすぎ・飲みすぎだけでなく、
感情の乱れによっても引き起こされることがあります。
🌿怒りすぎると「血」が滞る
「肝」は怒りと関係が深い臓器。
イライラしたり怒りの感情が続くと、交感神経が緊張し、血管がギュッと縮まってしまいます。
その結果、血の巡りが悪くなり、肩こりや頭痛の原因になることも。
🌿悩みすぎると「水」が滞る
「脾」は思い悩むことと深い関係があり、体の水分バランスを整える働きもあります。
ネガティブな思考が続くと胃腸の動きが鈍り、水の巡りも悪くなってしまいます。
胃に水が溜まって「ポチャポチャ」と音がしたり、食欲が落ちたり、吐き気が出たりすることも。
このように、感情の乱れが続くと
「血」は“瘀血”に、「水」は“痰湿”に変わり、
体のあちこちに影響を及ぼすようになります。
🌿大切なのは「心を穏やかに保つこと」
昔の東洋医学書には
「恬淡虚無(てんたんきょむ)」
心を静かにし、欲を持ちすぎないことが、元気(=真気)を巡らせる
と書かれています。
つまり
心が落ち着いていれば、自然と体のめぐりも整い、健康につながっていき
これは病気の予防だけでなく、日々の暮らしすべてにプラスの影響を与える大切な心がけということです。
🌬感情が乱れたときは、まず呼吸を整える
心がざわついたときには、ゆっくりとした腹式呼吸を。
それだけでも、感情が落ち着き、体のめぐりも少しずつ整っていきます。
「未病(みびょう)」のうちにケアすることが、健康への第一歩です🌱
良い姿勢は、緩めることから?
「姿勢を良くしよう!」と意識して
無理に背すじを伸ばしていませんか?
実は、それが逆効果になることもあります。
たとえば、ストレスの多い状況では
無意識に体に力を入れて乗りきろうとします。
この“がんばる姿勢”が続くと、心身は緊張し、
ゆがみやコリとなって蓄積されてしまいます。
こうしていつの間にか「悪い姿勢」ができあがることがあります。
本来の「良い姿勢」とは、見た目だけでなく、
体がラクで、心地よく、疲れにくく、動きやすい状態のこと。
よくある「姿勢を正そう」とする意識は、
逆に体に力を入れ、緊張を強めてしまうこともあります
本当に大切なのは、「力を抜くこと」
水の中で力を抜くと自然に浮きますが、
力が入ると沈んでしまいますよね。
その感覚を、立っているときや座っているときにも応用すると良いそうです。
そして、良い姿勢の基本は
“頭と背骨が自然な位置にあること”
最近はストレートネックの方が増え、
頭の位置が前に出てしまい、背骨・骨盤・下半身へと連鎖的にずれが生じます。
コリや不調の多くは、身体の“余計な緊張”や
“誤った使い方”によって引き起こされるものでもあります。
「何かを足す」のではなく
「余計なことをやめる」という考え方も、
根本改善にはとても大切かのかもしれません。
まずは自分にとっての「余計なこと」とは何かを知り
なるべく力を抜いて、軽やかに生きたいですね。
筋肉の緊張や、夏の疲れが気になる方
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心の夏バテしていませんか?
夏の暑さが続くと、「やる気が出ない」「イライラしやすい」「理由もなく気分が落ち込む」といった心の不調を感じることがあります。
これは、「暑さ」がストレスの一因(ストレッサー)となり、心に負担をかけているからです。
また、夏は夜間も気温が高く、睡眠の質や量が十分に確保できない日が続きがちです。さらに、食欲が低下し、心の健康を保つために必要な栄養素まで不足してしまうと、心身のバランスが崩れやすくなります。
「夏バテ」というと体の不調を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は心もバテることがあるのです。
いつもと違う自分に気づいたときは
自分を責めるのではなく、「自然の変化による反応」とやさしく受け止めてあげることも大切です。
🔹心と体を守る夏のセルフケア
夏バテ対策として大切なのは基本的なセルフケアです
• 冷房を上手に使う
• 水分をこまめに補給する
• 睡眠をしっかりとる
• 栄養をしっかり摂る
帰宅後は、強い光や音の刺激を避けて、落ち着いた環境を整えることもおすすめです。
🔹「心の夏バテ」を防ぐために
夏バテを放っておくと、免疫力が落ちて
身体が弱ると、心の調子にも影響を与えます。
体と心はつながっています。
特に注意したいのが「睡眠不足」。
睡眠時間が5時間を下回る日が続くと、心身の不調が起こるリスクが急激に高まります。
4日間続くと、脳の働きはお酒を大量に飲んだときと同じレベルに低下すると言われています。
仕事の効率が下がり、人間関係もぎくしゃくし、さらに疲れて睡眠が減る……という負のスパイラルに陥らないために、本気で疲労を回復したいなら8時間の睡眠を目指しましょう。
休日は思い切って何もしない日を。掃除も洗濯もSNSもお休みして、「寝ること最優先」の日をつくることが、自分を立て直す第一歩です。
ときには“省エネモード”を
毎日全力で頑張りすぎず、あえて「何もしない日」や「省エネウィーク」を取り入れてみることもオススメです。
疲れそうな予定を減らす「引き算」の一日を意識的に作ることで、心にも体にも余白が生まれます。
夏が、心地よく健やかに過ごせますように。
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取れない疲れと肩甲骨の関係
暑さが続くこの時期、「しっかり寝ているのに疲れがとれない」「だるさが抜けない」と感じていませんか?
もしかすると、肩甲骨の動きの悪さも関係しているかもしれません。
肩甲骨のまわりには、首や背中、胸にかけてたくさんの筋肉がつながっています。ここが固まると、血流が滞り、呼吸も浅くなりがちに。結果として、疲労感が溜まりやすくなります。
🔹肩甲骨が硬くなると出る不調
肩甲骨は、鎖骨や肩関節と連動して動く、逆三角形の平たい骨です。背骨とも深く関わっており、体の中心となる骨格の動きにも影響を与えます。
この肩甲骨まわりが硬くなると、さまざまな不調が出やすくなります。
• 猫背や巻き肩など、姿勢の崩れ
• 首・肩・背中の筋肉がこわばり、血流が悪くなる
• 呼吸が浅くなり、酸素が体内に届きにくくなる
• 酸素や栄養が不足し、疲れやすくなる
• 疲労物質が体内にとどまりやすくなる
🔹肩甲骨をほぐすことで得られる効果
肩甲骨の動きがよくなることで、体全体のコンディションが整いやすくなります。
• 背中や肩の血行が促進される
• 首や肩こりの軽減
• 呼吸が深くなり、自律神経も整いやすく
• 疲れがたまりにくくなり、スッキリ感が増す
• 基礎代謝が上がり、体が軽く感じられる
🔹動かしたいのはこの筋肉!
肩甲骨を意識的に動かすときは、「僧帽筋(そうぼうきん)」「菱形筋(りょうけいきん)」「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」などの筋肉です。
肩甲骨の“土台”となるこれらの筋肉が柔らかくなることで、自然と姿勢も呼吸も、そして疲れにくさも整っていきます。
奏ではうつ伏せ、横向きで角度を変えて
肩甲骨にしっかりアプローチしています★
肩甲骨、大切です!!
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手の疲れ、見逃していませんか?
私は仕事柄、どこが疲れていますか?と聞かれたら、真っ先に「手」と答えますが
肩や腰に比べて「手が凝っている」と感じることはあまりないかもしれません。
でも手は、最もよく使う部位のひとつです。
手は小さな部位ながら、手や指を動かすために働く脳の領域はとても広く、運動をつかさどる運動野の約3分の1、感覚をつかさどる体性感覚野の約4分の1を占めていると言われています。
また、右手は論理的な思考をつかさどる左脳、左手はイメージ力などに関わる右脳と深く関係しているとも言われています。
現代人は、家事などの日常動作に加えて、スマホやパソコンの使用などで手を酷使し、手指の筋肉が常に緊張状態にあります。
手や指、手首は「曲げて使う」ことが多く、曲げる筋肉ばかりに疲労がたまりがちです。
私たちの手は非常に精密にできていて、たくさんの細かい筋肉が存在します。そのうちの一つでも動きが悪くなると、他の部位がかばおうとして負担がかかってしまいます。
そのため、多少無理をしても手は動かせてしまいますが、無理を重ねることで徐々に痛みとなり、さらに我慢して使い続けると、やがて首や肩にまで痛みが広がってしまいます。
だからこそ、手を緩めることはとても大切です。
奏では、手や腕も丁寧にしっかりと指圧します★
毎日頑張ってくれている「手」
たまにはケアをしてあげましょう🖐️
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