♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2025 / 08 / 04  05:44

夏の夜の【こむら返り】なぜ?

夏の夜の【こむら返り】なぜ?

最近「寝ているときに足をつる」という声をよく耳にします。

 

なぜ夏の寝ているときに起こりやすいのでしょうか?

 

「こむらがえり」はふくらはぎを指しますが、実際には筋肉がつる現象は身体のどこにでも起こります。太ももや足の裏、指がつることもありますよね。

 

この“つる”という現象は、筋肉の「伸びる・縮む」のバランスが崩れ、筋肉が過剰に収縮したまま戻らなくなり、痛みを伴う状態です。

 

まず、日中も夜間も、汗によって体内の水分が失われやすく、脱水に近い状態になると、体内のミネラルバランスが乱れやすくなります。

 

また、寝ていると脈拍や血流が低下しやすく、血液を通じて運ばれるミネラルのバランスも崩れがちに。

 

筋肉の伸び縮みには、特にカルシウムやカリウムなどのミネラルが関与しています。

 

こうしたバランスが乱れている状態で、寝返りなどで急に筋肉に力が入ると、うまく伸び縮みできず、筋肉が縮んだまま戻らなくなって「つる」ことになるのです。

 

ただでさえ寝ているときは血流が落ちがちですが、エアコンなどで身体を冷やしすぎると血管が収縮し、さらに血流が悪化して、つりやすい状況になってしまいます。

 

冷え以外にも、もともと血流が低下しやすい体質の方は、やはりつりやすくなります。

 

「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎは、血流を促すポンプのような役割を担っています。そのため、血流の影響を受けやすく、こむらがえりとして症状が出やすいのです。

 

夏の夜につりやすいのも、暑さで布団をはいだり、冷房で身体が冷えすぎてしまうことで血管が収縮するのが一因です。

 

予防としては、足元だけレッグウォーマーを使う、寝る前に水分補給(できればミネラルを含んだもの)をするなどがおすすめです。

 

また日頃から足をほぐして、硬くならないようにしておくことも大切です。

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2025 / 08 / 03  05:31

雨や台風で【古傷】が痛む理由は

雨や台風で【古傷】が痛む理由は

台風の影響などでコリなどに

より「痛み」を感じている方が多い数日…

 

直ったはずの昔にケガした部位や手術をした部位が、季節の変わり目や雨が降る前、寒くて身体が冷えたときなどに痛む

 

という経験があるかもしれません。

これはなぜでしょうか。

 

実はこの「古傷が痛む」現象は

見た目は完治したように見えても皮膚の下の筋肉組織が完全に修復されていないために起こると言われています。

 

血流が悪くなったり、筋肉の伸縮がうまくいかなくなったりすると痛みを感じやすいのですが、これも自律神経と大きな関係があります。

 

頭痛や何となくの身体の痛みから

「雨が降りそうだ」という予想が当たることがあるかもしれません。

 

これは耳の「内耳」にある気圧受容器が

気圧に対して反応するためで

気圧の低下を内耳でキャッチすると、交感神経の働きが活発化し、血管の収縮が起こります。

 

すると古傷やまわりの痛覚神経が高ぶり

痛みが生じます。

同時に内耳の反応でリンパ液に波が起き、身体を動かしたかのような間違った情報が脳に送られ、さらに交感神経を刺激してしまうのです。

 

また、気圧が低下すると自律神経が活発になりヒスタミンが過剰に合成されます。

ヒスタミンは、体の組織内に広く存在する化学物質で、怪我などをすると活性化し炎症反応を促進する性質があるため、痛みや腫れが出てくることになります。

 

また体の不思議で

なんと痛みというのは脊髄や脳に記憶されるといいます。この記憶が常に大脳を刺激することで、痛みの刺激がなくても脳は痛みを感じてしまい

怪我をした時と同じシチュエーションになったりすると古傷が痛むということがあるんだとか。

 

ストレスを感じている時ほど

肩こりを感じやすかったり、肩が凝っていてもポジティブな時はあまり感じなかったり…

 

これも自律神経が関係し、交感神経が高まっていると痛みを感じやすくなります。

 

古傷に対して大切なことはその部分の血行を良くし、組織を活性化させる事です。

そのためにもストレッチをしたり

 

自律神経の活動を整える為にも十分な睡眠時間の確保や規則正しい生活リズム、食生活を心がけることが大切です。

 

緊張を改善するマッサージも効果的ですし

温泉が効果的なのも血行を促進するからなのですね。

 

暑さで疲れも出やすい時期ですが

なるべく血流を良くすることを心がけましょう。

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2025 / 08 / 01  05:20

8月の心とからだの整え方【心静自然涼】

8月の心とからだの整え方【心静自然涼】

 

8月。連日の暑さに、なんとなくイライラしやすかったり、やる気が出ないと感じていませんか?

 

本来、人は寒い季節よりも暖かい季節のほうが活動的になりやすいものです。

しかし、気温が高くなりすぎると、体も心も次第に限界に近づきます。

 

🌞 暑さがイライラを招く理由とは?

暑さによって体は深部体温を下げようとし、多くのエネルギーを消耗します。

そのため体力が奪われ、思うように動けなくなり「もどかしさ」からイライラが生じるのです。

 

また、体が暑さで興奮状態になり心拍数が上がる一方で、脳の機能は低下。

集中力や判断力が落ち、意欲も減退し、気持ちが不安定になりやすくなります。

 

🌬 心がザワザワするときに

禅の言葉に「心静自然涼(しんせいしぜんりょう)」というものがあります。

“心が静かであれば、自然と涼しさが感じられる”という意味です。

外の暑さに左右されず、心の中に涼やかさを見出す、そんな在り方こそが、現代を生きる私たちに大切なこと…

 

💡 浅い呼吸は、心の乱れのサイン

イライラしたり、心が落ち着かないときは、呼吸が浅くなりがちです。

呼吸が浅いと、脳に酸素が届きにくくなり、思考力も鈍ってしまいます。

 

🔑 おすすめは「深呼吸」

心と身体はつながっています。

「心を鎮めたければ、まず身体を鎮める」そんな逆のアプローチが有効です。

 

ゆっくりと息を吸い、吐く。

吐く息を吸う息の2倍ほど長くするのがポイントです。

呼吸を整えることで、自然と心が落ち着き、自分の内側に意識を向けやすくなります。

 

【周りに影響されず、自分の内側を整える】

夏こそ大切なことかもしれません。

 

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2025 / 07 / 31  05:20

「年をとると時間が早く過ぎる」と感じるのは…

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今月も終わろうとしていますが

年齢を重ねると、1年があっという間に感じるようになりますよね?

 

なぜなのでしょうか…

  

これは、「心の時計」の進み方が変わるからだそうです。

 

それはどういうことかというと

 

心の時計に影響を与える6つの要因は

1. 代謝の低下

 代謝が高いと、時間を長く感じやすくなります。年齢とともに代謝が落ちると、時間が早く感じるのです。

2. 感情(とくに恐怖)

 怖いときは、時間がゆっくりに感じます。例えば、クモが苦手な人は、クモを見ている時間を実際よりも長く感じました。

3. 時間を気にする頻度

 暇なときやつまらないと感じていると、時計ばかり気にして、時間が長く感じられます。

 一方、何かに夢中になっていると、あっという間に時間が過ぎます。

4. 印象的な出来事の数

 子どもは何でも新鮮なので、日々の体験が強く印象に残ります。そのぶん時間も長く感じられます。

 大人になると慣れたことが増え、新鮮さが薄れて時間が短く感じられがちです。

5. 強い刺激

 大きな音やインパクトのある体験は、時間を長く感じさせることがあります。

6. 新しい体験・記憶の濃さ

 脳にとって新しい情報が多いほど、記憶に残る密度が濃くなり、「時間が長かった」と感じやすくなります。

 

 

🔹時間の流れをゆっくり感じるには

新しい体験で脳を刺激すると、心の時計が「ゆっくり」動くようになるそうです

 

学び続ける:読書や習いごと、新しい知識を取り入れる

新しい場所に行く:近所のカフェや初めての道でもOK

新しい人と会う:人との交流は、脳に強い刺激を与えます

新しいことを始める:趣味や仕事で新しい挑戦をしてみる

自発的に動く:サプライズや予定外の行動も効果あり

 

 

 

子供のころは毎日が「発見」の連続でしたが

大人になると、慣れた日々の繰り返しで、時間があっという間に過ぎてしまいますね。

 

だからこそ意識的に「新しい体験」を生活に取り入れることで

毎日にハリが出るのかもしれません。

 

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2025 / 07 / 29  05:33

東洋医学から見る「感情」と「体のめぐり」の関係

東洋医学から見る「感情」と「体のめぐり」の関係

東洋医学では、

血の流れが悪くなると「瘀血(おけつ)」、

水の巡りが滞ると「痰湿(たんしつ)」という病気のもとになる物質が生まれると考えられています。

 

その原因は、運動不足や食べすぎ・飲みすぎだけでなく、

感情の乱れによっても引き起こされることがあります。

 

 

🌿怒りすぎると「血」が滞る

 

「肝」は怒りと関係が深い臓器。

イライラしたり怒りの感情が続くと、交感神経が緊張し、血管がギュッと縮まってしまいます。

その結果、血の巡りが悪くなり、肩こりや頭痛の原因になることも。

 

 

 

🌿悩みすぎると「水」が滞る

 

「脾」は思い悩むことと深い関係があり、体の水分バランスを整える働きもあります。

ネガティブな思考が続くと胃腸の動きが鈍り、水の巡りも悪くなってしまいます。

胃に水が溜まって「ポチャポチャ」と音がしたり、食欲が落ちたり、吐き気が出たりすることも。

 

 

 

このように、感情の乱れが続くと

「血」は“瘀血”に、「水」は“痰湿”に変わり、

体のあちこちに影響を及ぼすようになります。

 

 

 

🌿大切なのは「心を穏やかに保つこと」

 

昔の東洋医学書には

「恬淡虚無(てんたんきょむ)」

心を静かにし、欲を持ちすぎないことが、元気(=真気)を巡らせる

と書かれています。

 

つまり

心が落ち着いていれば、自然と体のめぐりも整い、健康につながっていき

これは病気の予防だけでなく、日々の暮らしすべてにプラスの影響を与える大切な心がけということです。

 

 

🌬感情が乱れたときは、まず呼吸を整える

 

心がざわついたときには、ゆっくりとした腹式呼吸を。

それだけでも、感情が落ち着き、体のめぐりも少しずつ整っていきます。

 

「未病(みびょう)」のうちにケアすることが、健康への第一歩です🌱

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