♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
肌からのメッセージ

季節の変わり目、体や筋肉だけでなく
肌荒れが気になる…という方も多いかもしれません。
冬は乾燥によるダメージを受けて、肌表面のバリア機能や保湿機能が低下していますが、気温が上昇してくると、体の新陳代謝も活発になり、皮脂や汗の分泌量が増えてきます。
さらに、花粉や黄砂など刺激物質も飛んできて
吹き出物などの肌荒れ症状が起こりやすくなります。
そして
「肌は内臓を映す鏡」という言葉もあり、肌の状態と体内の不調は深い関係があります。
東洋医学や漢方的に言えば
内臓が整えば、お肌もキレイになります。
漢方では、体内の「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」がうまく巡ることで健康が維持されると考えられます。
「気」とは生命エネルギーのこと。これが全体に不足している状態を「気虚」、気が逆流している状態を「気逆」、気の流れが滞っている状態を「気うつ」と呼びます。
「血」は血液です。
血の量が不足していることを「血虚」といい、皮膚が乾燥し、冷えを感じやすくなります。
また血の流れが悪いことを「瘀血」と言います。
「水」は「血」以外の水分のことでリンパ液、胃液、唾液などを指す。むくみ、のどが渇きやすい、尿の出が悪い、ひざに水がたまるなど、全身の水のバランスが悪い状態を「水毒」と呼びます。
カサカサ乾燥肌(敏感肌)は
・陰虚(いんきょ)
・血虚(けっきょ)
が原因と言われ
皮膚に栄養を届ける津液(水分)や血(栄養)が不足した状態です。
皮膚に栄養を届ける津液(水分)や血(栄養)が不足した状態です。
お肌の潤いが足りない場合、栄養の吸収力に問題があるかもしれません。
栄養の吸収力に問題がある時
脾胃(消化器系)が弱ってると捉えます。
そして東洋医学では、
皮膚と関係があるのは脾(消化器系)と肺(呼吸器系)です。
消化器系や呼吸器系が弱るのは物理的な問題ばかりではなく
思い悩んだり、悲しむという感情もまた内臓を弱らせます。
感情が内臓を弱らせると言われると意外かもしれませんが
日々の感情が消化器系や呼吸器系に悪影響し、内臓が弱れば肌にも悪影響が起こるのです。
そんな時サプリや食べ物で「栄養をとる」ことを優先しがちですが、
まずは
体を動かし「巡らせる」ことが先決です。
身体というのは、
まずエネルギーを使うから吸収率が上がり、身体の隅々までエネルギーを行き渡らせようとする為、
栄養をとるだけでは肌は健康になりません。
水分を巡らせたかったら、
まずは汗をかき、それから水分を補給する。
水分を巡らせるからこそ、
肌にも水分が行き渡ります。
栄養も同様で、
まずはエネルギーを消費するから身体が栄養を必要として、
栄養の吸収率を高めて身体中に巡らせることができます。
つまり、お肌のトラブルを防ぐには
化粧品や食べ物のケア以上に
内臓を元気にすること、巡りを良くすることが重要なのです。
なのでマッサージや鍼灸は間接的に
お肌への影響もあります。
カサカサ乾燥肌の方は内臓が疲れたり、
巡りが悪いサインかもしれません。
まずは体の気、血、水を巡らせましょう◟̆◞̆
朝起きると体が痛い、ダルい…【寝コリ】かも?

朝起きた時「なんだか体が痛い…」「肩こりの痛みが増した」など
寝た後にコリが酷くなる方は 寝ている
間リラックスができておらず
体が緊張状態になり「寝コリ」になっている可能性があります。
🔹寝コリとは
本来であれば就寝中はリラックスをして体の力を抜く必要がありますが、力んでしまうため肩こりや頭痛、腰痛、日中にだるさや眠気などが出てしまいます。
解消するには寝ている間、体の力を抜き、リラックスすることですが
日中のストレスなどの刺激を受けることで、緊張状態が解けずに自力で力を抜くことができなくなってしまうのです。
🔹眠っていても体がこってしまう理由
日中、体を動かしたり、頭を使ったりしているとき、五感から多様な刺激を受けています。脳で瞬時にそれらを処理して、パソコンで仕事をしたり、体を動かしたりと活動状態を維持しています。
本来、横になると脱力状態になるのですが
眠っても体がこってしまう場合に考えられる原因は布団の中で上手に力を抜くことができないことです。
そして、睡眠中も内臓が活発に働いていたり、リラックスする神経系が優位にならず、活発に活動する状態のまま布団に入ってしまうこのがあげられます。
すると、質の良い睡眠をとることができず、筋肉のコリが生じ、体に悪影響を及ぼします。
そして今、大きな原因として考えられるのは
ストレスです。
ストレスを極端に抱えてしまうと、心身共に緊張状態をキープし、自律神経が乱れてしまいます。
🔹寝コリ度チェック
・歯ぎしりをする癖がある
・朝顎が痛いときがある
・日中眠たさやだるさを感じる
・寝ている時、寒さを感じる
・朝起きてからしばらく頭痛や肩こり首の違和感が続く
・寝る寸前までスマホ・パソコンを見ている
3つ以上当てはまると寝ている間も緊張状態にある可能性があります。
🍀今日の簡単セルフケア🍀
寝る前に力を抜く方法
(1)ストレッチ
緊張した体はストレッチで伸びをすることである程度力が抜けるようになるので、寝コリの改善が期待できます。
(1)バスタオルを筒状に丸める。
(2)背中の中心に、バスタオルを背骨に沿っておき、仰向けになる。
(3)床に肘が付いた状態で両手をバンザイして、30秒キープ。
(4)床に付いた状態で肘を直角にし、30秒キープ。
(5)さらに肘を脇腹に近づけて、30秒キープ。
(6)腕を胸の前まで上げて、肘と手のひらを合わせて30秒キープ。
(7)これを3回繰り返えす。
(2)呼吸法
集中していたり、体が力んでいる、緊張状態にあると呼吸は浅くなり、回数が減ってしまいます。深い呼吸を寝る前に行うと、体の力が抜けます。
(1)鼻からゆっくりとお腹が膨らむのを意識して息を吸う。
(2)鼻から20秒かけて、全身の力を抜くことを意識しながら息を吐く。
(3)これを無理がない範囲で5回繰り返す。
その他、寝コリを招かないために
・枕はあったものを
・寝る2.3時間前に食べない
・夜のスマホ、パソコンを控える
リラックスには
アロマやお香など香りを使ったり
リラックス音楽を聴くのもオススメです。
コリが気になってきている方は、
寝る前のひと手間のセルフケアで
寝ている間、リラックスできるように心がけてみてくださいね◟̆◞̆
【春腰痛】に御用心を。

春の訪れを感じるこの頃、腰痛が辛いというご相談
急増中です。
実は腰痛のキーポイントは
「暖かくなりはじめ」
つまり今頃なのです。
暖かくなりはじめると、なぜか腰が痛くなる…
「春腰痛」という言葉があるほどです。
そもそもなぜ春に腰痛が増えるのかといえば
主な原因として3つあります。
1つ目は「寒暖差が大きい」こと
今頃は昼と夜の1日の気温差が大きい時期で
暖かくなってきたと思ったら寒の戻りもあり、日ごとの寒暖差も大きいため、その温度差に体が対応できず血流が悪くなります。
2つ目は「冬の運動不足」
寒い冬は、どうしても運動不足になりがちです。
さらにコロナ禍が相まって運動不足による筋力低下で腰に負担が掛かっています。
3つ目は「環境変化のストレス」
卒業、入学、入社、転勤などの時期とともに環境が変わることがストレスになり、自律神経が乱れ、腰痛を引き起こす原因となります。
ではどうしたらいいのか?
春の腰痛対策で大事なことは、筋肉をしっかり伸ばしてあげることと言われています。
ストレッチやヨガなどで定期的に伸ばしてあげましょう。
そしてもうひとつの対策は、シャワーだけでお風呂を済ますのではなく、お湯に浸かることです。
湯船に浸かることで
体を温められ、血流が良くなります。またリラックス効果も得られ、自律神経を整えられる効果も期待できます。
血流悪化の改善、ストレス軽減にもつながります。
テレワークをされていたり
デスクワークの方は
思っている以上に筋肉がかたまってしまっている
方が多いです。
意外と肩首は痛みを感じやすいですが
お尻や太ももなど腰の関連部は
肩首よりは痛みを感じにくく
痛みが出た時というのは、かなり酷い状態
だったりします。。
ちょっとダルいな、重い感じがするな
そういったサインを見逃さずに
早めに伸ばしたりほぐしたりしてあげることも大切です。
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春の情緒不安定は…

急に暖かくなってきたと思ったら
疲れがどっと出たり、いつもよりイライラしたり、不安になったり、落ち込んだり…という情緒不安定を感じる方も多いようです。
実は春は一番「ココロが不安定になりやすい季節」
です。
春の情緒不安定の原因は、「気」の乱れにあります。
心のバランスをコントロールしているのは、カラダの基本となる気血水の「気」であると漢方では考えています。
「気」は 同時に“カラダ”を動かしコントロールするという役割も担っていますので
「気」が安定していればココロも安定しますし、カラダも安定します。
春先は、寒暖差が激しくなったり、気圧や天候が目まぐるしく変わることで「気」が乱れやすく
そのためこの時期は、一年のうちで一番ココロとカラダの状態が乱れ、体調も精神的にも不安定になりやすくなるのです。
また春は肝と関係が深く
「肝」の弱点は、季節の変わり目や新生活のスタートなどの「大きな変化」と「ストレス」に弱いこと。
変化により「肝」の働きが乱されやすく、肝は、「気の流れ」を調整する働きがあるため
肝の弱りからも気の流れの乱れに繋がり
様々なトラブルが起こりやすくなるとも考えられます。
特にイライラしたり、落ち込みやすいときは
カラダの気が滞っている可能性があります。
そんなときは、気を巡らせることが大切です。
① 運動をする
ウォーキングやランニング、水泳などがおすすめです。気の巡りがよくなるとカラダも心もすっきりします。
② 深呼吸をする
呼吸が浅くなると心身が疲れやすくなります。呼吸をするときは、まず「息をきちんと吐く」ことから始めましょう。息を吐ききったら自然と深く息を吸い込むことができます。
③ 柑橘系の香りを嗅ぐ
レモン・みかんなどの酸味のある食材は、イライラを落ち着かせる効果があります。柑橘系の香りは、食べ物と同じように気の巡りをよくしてくれます。食べ終わったみかんやレモンの皮を部屋においたり、お風呂にいれるのもいいでしょう。
④ 早起きをする
春は、できるだけ早く起きて太陽の光を浴びましょう。陽の気を浴びると気の巡りが良くなります。
⑤ ストレッチをする
春は、カラダの緊張をゆるめ、のびやかに行動することが大切です。ゆっくりカラダを動かすと、気の巡りがよくなります。
またこの変化の時期は
体や心は気温や外の変化についていくのに精一杯です。
頑張りすぎない
ということも大切かもしれません。
…とはいえ、やることがいっぱい!
そんな方も多いと思いますが、できるだけ
リラックスの時間を作ってあげてくださいね。
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耳(33)の日...大事な耳、労わりましょう★

3月3日
今日はひなまつり
…は無視して
「耳の日」です👂
耳って鼻とか目など他の部位に比べると
あまりケアしたり意識しない部位かもしれません。
でも耳もとても重要な存在です。
耳は全身の縮図ともいわれており、
その形はちょうど胎児を逆さまにした状態に似ていて
内臓器官や自律神経系統など、全身のツボが
それぞれの位置に対応するように存在しています。
また東洋医学では、耳と『腎』とは密接な関係があると考え
"『腎』は精を蔵し、髄を生み、脳に通じ、耳に開竅(かいきょう)する"と言われています。
(開竅とは竅(穴)を開くという意味で、内側にこもった邪悪なものを外に出すということ)
腎は「先天の気」と呼ばれる、生まれたときからの生命エネルギーが宿る場所、とされるので
そのエネルギーが、ストレスや加齢などで衰えると、耳の症状が出やすくなるのです。
そしてひと昔前、耳ツボが流行った時期がありまひたが
耳ツボ刺激は、何千年も前から中国に伝わる治療法の一つで
今ではアメリカでも痛みの緩和に使われるようになったそうです。
耳の刺激は鎮痛効果があり、しかも即効性があるからです。
実際に耳たぶをもむと脳に作用して、脳血流がよくなったり、視界がはっきりしたりと
脳の機能が活性化される効果が期待できます。
普通、耳は、「顔の横についている」ように思いますが
耳は、頭・顔・首の境目にあり、実は、真ん中に位置します。
耳の周囲には、重要な筋肉や血管、リンパ管が集まっていて、耳はちょうど「巾着袋」の口のような存在と考えることができます。
耳が硬くこわばっていると、周辺の筋肉や血管などもこわばり、気の流れも滞ります。
逆に、耳が柔らかくなると
巾着の口がゆるむかのように、筋肉や血管などが一気にゆるんで、気の流れも促されるのです。
すると
・むくみが改善される
・背中や肩回りの張りの緩和
・全身が温まり、冷えが改善される
・身体の柔軟性があがる
・気圧などによる体調の変化が楽になる
・目の疲れの改善
・ダイエット効果
まで!!
耳のマッサージは簡単で効果抜群のセルフケアです。
●指の先で耳の上から下に向かって、少しずつ丁寧に押しながら揉んでみる
●痛いところやイタ気持ちいいところがあれば、その部分を中心に揉む+引っ張ってみる(強い力はNG)
普段意識しない耳、
ぜひ耳の日に、ケアしてあげてくださいね◟̆◞̆
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