♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【春腰痛】に御用心を。
春の訪れを感じるこの頃、腰痛が辛いというご相談
急増中です。
実は腰痛のキーポイントは
「暖かくなりはじめ」
つまり今頃なのです。
暖かくなりはじめると、なぜか腰が痛くなる…
「春腰痛」という言葉があるほどです。
そもそもなぜ春に腰痛が増えるのかといえば
主な原因として3つあります。
1つ目は「寒暖差が大きい」こと
今頃は昼と夜の1日の気温差が大きい時期で
暖かくなってきたと思ったら寒の戻りもあり、日ごとの寒暖差も大きいため、その温度差に体が対応できず血流が悪くなります。
2つ目は「冬の運動不足」
寒い冬は、どうしても運動不足になりがちです。
さらにコロナ禍が相まって運動不足による筋力低下で腰に負担が掛かっています。
3つ目は「環境変化のストレス」
卒業、入学、入社、転勤などの時期とともに環境が変わることがストレスになり、自律神経が乱れ、腰痛を引き起こす原因となります。
ではどうしたらいいのか?
春の腰痛対策で大事なことは、筋肉をしっかり伸ばしてあげることと言われています。
ストレッチやヨガなどで定期的に伸ばしてあげましょう。
そしてもうひとつの対策は、シャワーだけでお風呂を済ますのではなく、お湯に浸かることです。
湯船に浸かることで
体を温められ、血流が良くなります。またリラックス効果も得られ、自律神経を整えられる効果も期待できます。
血流悪化の改善、ストレス軽減にもつながります。
テレワークをされていたり
デスクワークの方は
思っている以上に筋肉がかたまってしまっている
方が多いです。
意外と肩首は痛みを感じやすいですが
お尻や太ももなど腰の関連部は
肩首よりは痛みを感じにくく
痛みが出た時というのは、かなり酷い状態
だったりします。。
ちょっとダルいな、重い感じがするな
そういったサインを見逃さずに
早めに伸ばしたりほぐしたりしてあげることも大切です。
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春の情緒不安定は…
急に暖かくなってきたと思ったら
疲れがどっと出たり、いつもよりイライラしたり、不安になったり、落ち込んだり…という情緒不安定を感じる方も多いようです。
実は春は一番「ココロが不安定になりやすい季節」
です。
春の情緒不安定の原因は、「気」の乱れにあります。
心のバランスをコントロールしているのは、カラダの基本となる気血水の「気」であると漢方では考えています。
「気」は 同時に“カラダ”を動かしコントロールするという役割も担っていますので
「気」が安定していればココロも安定しますし、カラダも安定します。
春先は、寒暖差が激しくなったり、気圧や天候が目まぐるしく変わることで「気」が乱れやすく
そのためこの時期は、一年のうちで一番ココロとカラダの状態が乱れ、体調も精神的にも不安定になりやすくなるのです。
また春は肝と関係が深く
「肝」の弱点は、季節の変わり目や新生活のスタートなどの「大きな変化」と「ストレス」に弱いこと。
変化により「肝」の働きが乱されやすく、肝は、「気の流れ」を調整する働きがあるため
肝の弱りからも気の流れの乱れに繋がり
様々なトラブルが起こりやすくなるとも考えられます。
特にイライラしたり、落ち込みやすいときは
カラダの気が滞っている可能性があります。
そんなときは、気を巡らせることが大切です。
① 運動をする
ウォーキングやランニング、水泳などがおすすめです。気の巡りがよくなるとカラダも心もすっきりします。
② 深呼吸をする
呼吸が浅くなると心身が疲れやすくなります。呼吸をするときは、まず「息をきちんと吐く」ことから始めましょう。息を吐ききったら自然と深く息を吸い込むことができます。
③ 柑橘系の香りを嗅ぐ
レモン・みかんなどの酸味のある食材は、イライラを落ち着かせる効果があります。柑橘系の香りは、食べ物と同じように気の巡りをよくしてくれます。食べ終わったみかんやレモンの皮を部屋においたり、お風呂にいれるのもいいでしょう。
④ 早起きをする
春は、できるだけ早く起きて太陽の光を浴びましょう。陽の気を浴びると気の巡りが良くなります。
⑤ ストレッチをする
春は、カラダの緊張をゆるめ、のびやかに行動することが大切です。ゆっくりカラダを動かすと、気の巡りがよくなります。
またこの変化の時期は
体や心は気温や外の変化についていくのに精一杯です。
頑張りすぎない
ということも大切かもしれません。
…とはいえ、やることがいっぱい!
そんな方も多いと思いますが、できるだけ
リラックスの時間を作ってあげてくださいね。
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耳(33)の日...大事な耳、労わりましょう★
3月3日
今日はひなまつり
…は無視して
「耳の日」です👂
耳って鼻とか目など他の部位に比べると
あまりケアしたり意識しない部位かもしれません。
でも耳もとても重要な存在です。
耳は全身の縮図ともいわれており、
その形はちょうど胎児を逆さまにした状態に似ていて
内臓器官や自律神経系統など、全身のツボが
それぞれの位置に対応するように存在しています。
また東洋医学では、耳と『腎』とは密接な関係があると考え
"『腎』は精を蔵し、髄を生み、脳に通じ、耳に開竅(かいきょう)する"と言われています。
(開竅とは竅(穴)を開くという意味で、内側にこもった邪悪なものを外に出すということ)
腎は「先天の気」と呼ばれる、生まれたときからの生命エネルギーが宿る場所、とされるので
そのエネルギーが、ストレスや加齢などで衰えると、耳の症状が出やすくなるのです。
そしてひと昔前、耳ツボが流行った時期がありまひたが
耳ツボ刺激は、何千年も前から中国に伝わる治療法の一つで
今ではアメリカでも痛みの緩和に使われるようになったそうです。
耳の刺激は鎮痛効果があり、しかも即効性があるからです。
実際に耳たぶをもむと脳に作用して、脳血流がよくなったり、視界がはっきりしたりと
脳の機能が活性化される効果が期待できます。
普通、耳は、「顔の横についている」ように思いますが
耳は、頭・顔・首の境目にあり、実は、真ん中に位置します。
耳の周囲には、重要な筋肉や血管、リンパ管が集まっていて、耳はちょうど「巾着袋」の口のような存在と考えることができます。
耳が硬くこわばっていると、周辺の筋肉や血管などもこわばり、気の流れも滞ります。
逆に、耳が柔らかくなると
巾着の口がゆるむかのように、筋肉や血管などが一気にゆるんで、気の流れも促されるのです。
すると
・むくみが改善される
・背中や肩回りの張りの緩和
・全身が温まり、冷えが改善される
・身体の柔軟性があがる
・気圧などによる体調の変化が楽になる
・目の疲れの改善
・ダイエット効果
まで!!
耳のマッサージは簡単で効果抜群のセルフケアです。
●指の先で耳の上から下に向かって、少しずつ丁寧に押しながら揉んでみる
●痛いところやイタ気持ちいいところがあれば、その部分を中心に揉む+引っ張ってみる(強い力はNG)
普段意識しない耳、
ぜひ耳の日に、ケアしてあげてくださいね◟̆◞̆
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脳を整える【ニューロビクス】
人の名前が思い出せない、やろうと思ったことを忘れてしまう…
物忘れやうっかりミス...
実は、脳の老化は若くても始まり、その原因は「脳過労」です。
大きな要因は、情報化社会の中で脳に入れる情報が多過ぎることによって起こります。
仕事が忙しくい、人間関係の悩み、スマートフォンやパソコンを頻繁に使うなどが
脳の回路のつながりに影響し、脳過労を引き起こします。
では
脳を健康に保つ方法があるのでしょうか?
実は
脳も体と同じようにエクササイズで鍛えることができます。
🔹脳を鍛えるニューロビクス
ニューロビクスとは、頭の回転と柔軟性を鍛える脳の運動のようなもの。
自動的、習慣的になっている頭の働きを止め、眠っている脳の領域を呼び覚まし、脳の力を鍛えます。
ニューロビクスのポイントは
脳を動かして鍛えることと思いきや…
「ぼーっとすること」
「ぼんやりすること」
ボーッとお風呂に入ってる時アイデアなどがひらめく、ぼんやりと公園を散歩しているときに良い考えを思いつくなんて経験があるかもしれません。
「ぼーっと」する、ぼんやりすることで無意識のうちに私たちの脳の中に散らばる「記憶の断片」をつなぎ合わせ、「ひらめき」を生み出していくそうです。
これを
デフォルト・モード・ネットワークといい
簡単にいうと
人間が意識的な活動をしていない時に働く脳回路のことです。
デフォルト・モード・ネットワークのときこそこれから身に起こり得ることをシミュレーションしたり、自分の過去の経験や記憶を整理したり今に自分の置かれている状況を分析したりと、色々なイメージや記憶を想起させながら、
脳内で「自分のこれからをより良いものにしていくための準備」を整えているのです。
デフォルト・モード・ネットワークの時間=ぼーっとしている時間が少ないと
物事を深く考える機能が低下し
結果、注意力、集中力、思考力、判断力、記憶力、ひらめきなどの想像力などすべてが低下して脳の老化も進みやすくなります。
暇な時間にスマホをいじったり、テレビを見るのではなく、
意識的にぼーっとする時間をつくり脳をリセットすることも必要なのです。
そして大切なのは
ぼーっとする時間と集中して何かをする時間のメリハリです。
敢えて、ぼーっとする時間を作ってみることで
仕事や作業が捗るかもしれません。
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【養生】という考え方
【養生】(ようじょう)という言葉があります。
文字通り生命を養うことですが
予防は病気にならないために
というどちらかというと守りの姿勢であるのに対して
養生は「健康であるために」
と攻めの姿勢いうワケではないけれど
〇〇にならないためにと
〇〇になるために
と同じことをしていても
ニュアンスが全然変わってきます。
例えば
病気にならない為に運動するのと
健康の為に運動するのとでは
同じ「運動する」でもモチベーションが変わってくると思うのです。
1700年頃に書かれた「養生訓」という本があり
当時のベストセラーだったそうです。
この中でまず養生で大事なことは
何事もほどほどに…と書かれています。
食べ過ぎず、働き過ぎず、遊び過ぎず、休み過ぎず、眠り過ぎず、考え過ぎず、悩み過ぎず…
そして
養生の術は先心気を養ふべし
と心を整理することが人生で最も大事なことであると何度も書かれていて
体の養生のためには、まず心気を養うことが大事だと強く訴えています。
そして「身体を守って養生するために肝要な一字」として「畏」という字を挙げています。
「畏れ(おそれ)」とは、敬い、畏まる(かしこまる)気持ちのことで
もうひとつの、おそれ(恐れ)とは全く違った意味です。
養生とは広い意味で
「大切にあつかう」「大切におもう」
そんな意味がある気がします。
自分の体や心を大切にして養生することと
モノや人を敬い、畏敬の念を抱くことは
イコールなのかもしれません。
何事もほどほどに、
そして心を大切に…
穏やかな日々を過ごしたいものですね。
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