♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【中庸】

東洋には(色々な分野で使われますが)
「中庸(ちゅうよう)」と言う言葉があります。
中庸とはざっくり言うと「真ん中」で
「し過ぎないこと・しなさ過ぎないこと」を意味し
ほどほどに…というニュアンスでしょうか。
つまり
「健康であるために中庸を守る」
裏を返せば「中庸」でないことが体調を崩すことになると言われます。
「中庸」とは闇雲にやるのではなく
環境の中で起こる変化に寄り添いながらバランスをとりながら過ごすこと
なのかもしれません。
食べ物も体にいいからと言って過剰にとり続ければ体に悪影響を及ぼすし
運動のし過ぎも、しなさすぎも、不調に繋がったり
考え方も偏見、強いこだわりを持ちすぎると、自分も周囲も苦しくなる。
そして、この中庸(バランス)の状態も
人によって違うのだと思います。
人がどうであろうと、自分の中でバランスが
とれていれば、正確も間違いもないような気がします。
でも、やはり
〜しすぎない、偏らない、ほどほどに…
ということはどんなことにおいても
大切なことなのだと思います。
休む、動くのバランスも大切にしたいですね。
痛みが移動する?

肩こり・腰痛でお悩みの方は多いと思います。
その痛みが「移動する」という経験はありませんか?
左の肩が痛かったのにいつの間にか
今度は右の腰が痛くなる…といった現象です。
痛みが移動するのは実は脳(意識)が関係しています。
①痛みの優先順位
例えば、左肩と右腰に症状があったとして、
より痛みが強いのが左肩、次に右腰の順番です。
人間は1番痛みが強い部位に意識がいきます。
なのではじめは左肩の方の痛みが気になります。
それがマッサージなどで改善されてくると、今度は2番目に問題があった右腰の痛みが気になります。
1番強い痛みが改善されたので、2番目に痛かった部位が1番になるというメカニズムです。
実際には移動したというわけではなく、もともと何かしら問題があったということになります。
②痛みをかばって他の部位が痛くなる
もう1つの考えられる事は「痛みをかばう」事によって他の部分に支障が出ることです。
例えば、右足が痛くて歩くのに支障があったとします。当然痛くない方の足(左)は右足をかばって歩く事になりますので、徐々に負担がかかってきます。それが一定期間続くと、今度は左足も痛くなってしまいます。
他にも腰の痛みをかばって肩が痛くなる、というケースなどもあります。
これも痛みが「移動した」と思ってしまいますが
実際には、痛くない方に継続的な負荷がかかっているため、バランスを崩して痛めてしまうという現象です。
人間の身体はパーツがつながった1つの「集合体」で全て繋がっています。
あるパーツだけを治しても他の部分に波及していきます。
つまり一部分だけをやってその場しのぎにするのではなく、全身、そして体の内側からも整えて
本来のバランスを取り戻すことが大切です。
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
筋肉とトラウマ

何をしても改善しないコリや疲労感、頭痛など…
意外にも「過去のトラウマ」が原因になっていることはとても多いと言います。
そして、自覚がある場合と自覚さえない場合があります。
トラウマと聞くと、大きなトラブルによってのみ生まれるものと思いますが
幼い頃に言われた些細なひとことや
ビクッとする体験、痛かった経験など
ほんの小さな出来事からもトラウマはできてしまいます。
予期せぬ出来事に出会った時、また大きなストレスにさらされた時
体とエネルギーにとても大きな緊張と「凍りついた感覚」を取り込みます。
そしてグッとこらえたり、力を入れて必死で心を守ろうとするため
トラウマは筋肉が記憶すると言います。
またトラウマが関係するのは脳の扁桃体という部位で
昔、苦い体験をした場面と似たようなシチュエーションに遭遇すると、心身を緊張モードにさせてその危険を回避しようとします。
危険を回避させるために扁桃体は、交感神経を活性化させ、瞬時に「闘うか?逃げるか?」の「闘争逃走反応」を引き起こして「ここ一番」に備えようと身体をこわばらせます。
話を戻すと、
筋肉が記憶したトラウマは、筋肉へのアプローチが有効とされ
軽い運動やヨガ、ストレッチなどが勧められています。
これはなかなか難しいかもしれませんが
十分にリラックスした状態を長時間継続することができれば、その感情や身体感覚をなるべくそのまま感じ取り、結果的に当初経験したよう嫌な事態には
ならないと記憶してくれます。
体の内側からのコリや痛みは
解決法はひとつではなく
その人にあった方法を見つけることが必要ですが
なかなか解決しない体の不調は
過去の記憶から来ているかもしれない
ということを知っておくだけでも違うのかもしれません。
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【鎖骨】を緩めて心身の緊張を解く

最近、鎖骨周りが硬い方がとても多いです。
鎖骨は、全身を巡ったリンパの戻り口でもあり
ゴリゴリに硬い!という方は
疲れがたまっている証拠かもしれません。
鎖骨が硬くなると
鎖骨には胸の筋肉が繋がっているので、胸が硬くなって結果として「肋骨」が動きにくくなります。
肋骨の可動域が悪くなれば
呼吸が浅くなります。
すると自律神経は乱れやすくなります。
そして鎖骨は肩甲骨とも繋がっているために
肩甲骨の動きが悪くなり肩が挙がりにくくなります。
また、実は鎖骨まわりは多くの血管や神経、リンパが密集しているので
鎖骨の硬さを放置すると
血流の悪化によって老廃物が溜まりやすくなり、これが肩こりや首こりの原因につながるのです。
🌿鎖骨のセルフケア
・片方の鎖骨のすぐ下を、鎖骨に沿うように指で強めに押して、最も痛みを感じる場所を探す。
・その部分を指で押したまま、顔を前に倒し、軽く右に傾けてから、さらに右側に少し顔をひねって、指圧している部分の痛みが最も和らぐ角度を向く。その状態で1~2分間、ゆっくりと呼吸をしながらキープする。
・痛みを感じる部分が複数ある場合は、それぞれの部分で指圧を行う。左側も同様に行う。
なんと鎖骨を押すだけで
「脳の扁桃体の緊張が緩む」と考えられています。
扁桃体は、人間の本能的な部分を司る大脳辺縁系の一部なので
その部分の緊張が緩むことで、体の緊張をほぐすだけでなく、心の緊張も緩めることができます。
奏ではこの重要な鎖骨をしっかり指圧しています。
ここを圧すと圧さないでは
体の緩み具合がかなり変わってきます。
鎖骨が硬い、呼吸が浅い、巻き肩…
ご相談ください◟̆◞̆
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【むくみ】の原因が水分不足?!

肩凝りや腰痛についでお悩みで多い「むくみ」
「靴下を脱ぐと、跡がくっきり残ってしまう」
「足がパンパンで痛い」
むくみやすいから、いつもだから…
とあまり深く考えないかもしれませんが
体のどこかに負担がかかっているなど身体が何かを伝えるサインなのです。
むくみとは?
むくみとは、細胞組織の体液と血液の浸透圧のバランスが崩れ、細胞組織に体液が溜まってしまった状態で
浮腫(ふしゅ)ともいいます。
むくみには大きく分けて、
・全身性
・局所性
の2種類があります。
その中でも、朝の起床時にむくみが強い場合と、
夕方になるとむくみが強く出る場合とに分かれます。
・全身的に体がむくむか?
・顔や手足の末端がむくむのか?
・朝にむくみが強いのか?
・夕方の方がむくんでいるのか?
まずは識別してみてください。
むくみの原因
むくみには内臓疾患によるものと日常の姿勢・動作によるものに分かれます。
1番の原因は
「立ちっぱなし、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢でいること」
足がむくむ理由
地球には重力があるので下へ下へと水分や血液が下がり足のむくみは出やすいものです。
なぜむくんでしまうのでしょうか?
下肢に溜まった体液やリンパ液は、ふくらはぎの筋肉によるポンプ運動によって上半身に送られます。
長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしで、ふくらはぎの筋肉が使われない場合、少しづつ下半身に体液が蓄積していきます。
また、ふくらはぎの筋肉を使っていても、鼠蹊部や膝裏の筋肉、靭帯が硬く、
リンパの流れが悪い場合、足はむくみやすくなってしまいます。
朝は全身に巡っていた体液が
夕方は特に、重力の影響もあり足に体液が溜まりやすくなってしまいます。
その原因は…
実はびっくり…
「水が足りていない」ことだったりするのです。
人間の体はほとんどが水分で
・胎児は約90%
・新生児は約75%
・子どもは約70%
・成人は約60~65%
・老人は約50~55%
人間の体は
一日に体重の30分の1リットルの水分が必要です。
食べ物にも水分が含まれていますが、それを除いた場合に必要な水分量として
例えば、体重が60キロであれば、2リットルの水を補給する必要があります。
体内の水分は、尿や汗、皮膚からの蒸散によって失われていきます。
人は歳を重ねるごとに渇きを感じにくくなってきます。
体内の水不足が続くと、細胞の働きに悪影響が出てしまいます。
体内の水不足が続くと、まず腎臓に負担がかかります。
そして老廃物の濾過が上手くいかなくなり、他の臓器にも悪影響が出ますので、
喉の渇きを覚えなくても、意識的にしっかりと水分を摂取することが大切です。
体の水分量とむくみの関係
むくみは体内に水分が有り余っているイメージがあると思います。
だからこそ、むくむ方は水分を控えようとしますよね。
これがむくみの落とし穴で
水分が少いからこそ、
むくみは起きます。
なぜかというと…
水は体の細胞にとって必要なので、体に水分量が少なくなればなるほど、外に出さないように溜め込もうとします。
よって少ない水分によってむくんでしまうのです。
逆に言うと、充分に水がある状態だと
体は無理に水を溜め込む必要がなくなり、むくみは減っていきます。
むくみの解消法
①十分な水を飲む(ミネラルウォーター)
②ふくらはぎを使う(運動、マッサージなど)
※お茶などではなく純水を飲んでください
体内に水分が確保されていない状態で、運動やマッサージを行なっても体が水分を保持しようとするために、むくみの解消効果は少なくなってしまいます。
むくみは、体内の循環が悪くなっている状態なので循環を良くするためにはまず、「水」をとりましょう!
ふくらはぎのマッサージは意図的にポンプを動かすので運動やストレッチと同様な効果がありますが、身体の内側が変わった訳ではないので
やはり体内を変えていく…ということも大切です。
一度むくんで水分が溜まってしまうと
なかなか取れにくく、さらにむくむ…という悪循環を招いてしまうので、
早めにケアあひてあげましょう。
ジュースやお茶は飲めても、
味のしない、「水」を大量に飲むのは、意外と大変なことかもしれません。
特に今は寒い時期なので、常温の水や白湯を作るなどして、体を冷やさないように気をつけてくださいね。
この「水を飲む」ことで効果が期待出来るのは、むくみだけではなく、頭痛や筋肉疲労、ドライアイ、便秘など様々です。
むくみに限らず、ダルさや不調を感じている方…少し意識して多めに水をとってみてくださいね。
むくみ、ダルさ…ご相談ください。