♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
この時期「K」が体調に左右する

とても寒かったこの数日…
昨日見た天気予報で気象予報士さんが
「今日は「K」に気をつけてください。さてKとは何でしょうか?」と。
花粉?
と思いきや...
「気圧」です。
実感がある方も多いかもしれませんが
この気圧、体調にかなり影響します。
ポテチの袋を持って山に登ると(低気圧)パンパンに膨らみますが、
人間の体にも同様のことか起きているイメージでしょうか。
正確にいうと
気圧が変化すると体の中から押し返す力をその都度コントロールしていく必要がありますが、
人間はどこでその気圧の変化を感じ取っているかというと、まず内耳(ないじ)という耳の奥にある器官です。
内耳はセンサーのような役割をしていて、脳の中枢にある自律神経に気圧の変化を伝えます。
自律神経は、内耳の三半規管が「気圧が低下した」
、呼吸から「酸素が薄い」、眼から「光が少ない(暗い)」などと気象を感知し
「活動に適さない環境」と判断し
副交感神経を優位に働かせ体を「リラックスモード」に切替えます。すると
・血圧、血糖、心拍の低下
・疲労感、意欲の低下
・分泌、排泄機能の活性化
・食欲増加、消化吸収の促進
・心身のリラックス
の状態をつくりだそうとします。
低気圧になり、だるさ、倦怠感、眠気などの症状を感じるのはこのためです。
普段から自律神経がきちんと機能していると、うまく交感神経が血管を収縮させたり、副交感神経が血管を膨張させますが
自律神経が乱れているとうまく切り替わらず、様々な体の不調へとつながってきてしまいます。
気圧の影響を受ける、受けないは体質もありますが
・内耳(耳の奥)が敏感
・睡眠不足または睡眠過多
・疲労が溜っている
・ストレスを感じやすい
・暑い季節にのぼせ、寒い季節は冷える
・新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
・偏頭痛もち
・乗り物酔いしやすい
人は、気圧の変化で体調を崩しやすいかもしれません。
そして、やはり、疲れている時、ストレスが溜まっている時、睡眠が足りない時は、気圧にも敏感になりがちです。
また、耳のまわりの血行が悪くなると、内耳がむくんで過敏になりやすくなります。
内耳の血行をよくするには、耳の後ろにあるツボあたりに、ホットタオルや温かいペットボトルを当てたり、耳のマッサージもおすすめです。
両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり、つまんだまま回したり、手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回したりもしましょう。
「気圧に影響されやすい」というのも
やはり体からのサインでもあります。
食事、睡眠、運動など
自律神経を整えるキッカケとしえ捉え
天気に左右されない体質を目指したいものですね。
そのためには
まず血流を良くすることも大切です。
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循環させること

季節は巡っても
この時期に滞りがちな体の「巡り」
運動不足や生活習慣、食生活などの乱れで、循環や新陳代謝が悪くなり、寝ても疲れが取れなかったり、
頭がボーッとするなどの症状が出たりします。
では循環が悪いとはどのようなことなのでしょうか?
体には、様々な液体が駆け巡っています。
血液、リンパ液、組織液、消化液、汗、涙などなど体の約60%が液体で占められていると言われています。
どれも循環させるのが大切ですが、
特に血液は、生きていく上で欠かせない酸素や栄養を全身に送り届け、老廃物や疲労物質を回収する働きをしています。
そして、その体内の循環機能を管理しているは血液循環の原動力である「心臓」と腸管造血で食べものを血液に変える「小腸」です。
🔹心臓を鍛える
寒いときには心臓への負荷は大きくなります。寒いと末梢の血管が収縮し、血管の抵抗が高まって血液が流れにくくなります。
血流が悪くなると、それを解消しようとして心臓は一生懸命働き、それが血圧を上げて心臓の負担を増やします。
逆に言うと
心臓の負担を軽減するとこが「心臓を鍛獲る」ことに繋がります。
心臓を直接鍛えることはできませんので
間接的に有効な方法の第一は
「体を温める」
ことです。
温めると血管が収縮せず、血の巡りが良くなるからです。
そしてもうひとつは
「筋肉を使う」
ことです。
心臓が血液を送り出し、回収するためのポンプで
筋肉はその補助ポンプの役目を果たしています。
筋肉強化が心臓の負担減につながることになります。
中でも「ふくらはぎ」は一番の補助ポンプです。ふくらはぎを使うトレーニング、ストレッチ、マッサージは循環機能を高めるのに有効です。
そして、小腸の働きを良くにするためには
食物繊維や乳酸菌をとるなどの食生活と
やはり
「温める」ことなのです。
体を温めるには食べ物、運動、お風呂など、
冬でなくても、男性も女性も
年齢も関係はく「温活」は大切なのですね。
身体や心の不調は、滞っていた巡りを循環させることで解消される事もあります。
食事や運動、温活などで
心も身体も根本的に整えていくことができるかもしれません☺️
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【感情】と体の痛み

骨盤と感情の話の続きで
感情は骨盤だけでなく、他の筋肉や臓器にも溜まります。
ネガティブな感情が起こると
東洋医学でいう気(エネルギー)の通り道の経絡がダメージを受け、
その経絡と関係の深い筋肉が収縮、弱化し、体に不調が現れる
と考えられるからです。
また
「筋肉の鎧」という言葉があり
悲しみ、怒りや不安などのネガティブな感情を抑えこもうとした時、筋肉を硬くして感じないようにして、無意識に自分の心を守っているのです。
感情を抑え込むと、一時的に不快な感情を感じにくくして大きく悩まされることはありませんが、
心の深いところで解消されていない感情は残り続けていきます。
この抑圧が続くことで、慢性的に筋緊張が続いて身体症状が生じてきます
・眉間や頭部に力が入り続けることで【頭痛】になる
・歯を食いしばり首、肩、背中に力が入ることで【肩こり】【背部痛】【首の痛み】に
・全身の筋肉が緊張して交感神経が高まることで【動機】【浅い呼吸】【便秘】【下痢】に
など
昨日書いたように感情は心のアラームで
自分を守るために湧いてくるものです。
気持ちや考え方に気づき、同じマインドを巡らせる癖から抜け出せるキッカケになることもあります。
・起きてないことを妄想しすぎていないか
・思い通りにならないことを楽しんでみる
・何かに執着していないか
そして
心が求めていることは
安心・安全です
安心できる時間はどんなときか?
ホッとできる安全な場所はどこか?
そちらに意識を向けることも大切かもしれません。
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感情は「アラーム」

昨日の骨盤と感情の話の続きで
今日は感情について。
私は体のコリの多くは、感情から来ていると思っています。
正確にいうと「感情を抑圧する」ことです。
感情の抑圧 → 心の緊張 → 自律神経が乱れる→ 筋肉の緊張や血管の収縮(りきみ)による血流不足 → コリや痛み
嬉しい、楽しい、わくわく、
落ち込んだり,悲しんだり,腹を立てたり
常に人は様々な気持ちを感じているものです。
何事にもいつも動じずに感情の起伏が少ない人、よく笑ってよく泣く人…
文化差もあると言われ、日本人は欧米圏の人たちと比べ感情をあまり外に出さないと言われます。
日本では何となく幼い頃から「動じない」ことが望ましいされる文化かもしれませんが
ネガティブな感情は大事なことを教えてくれる「アラーム」でもあります。
怒りも不安も憂鬱もあまり長く味わいたい気持ちではないですよね。
だからこそ、「このままではいけない」と行動するための起爆剤になり
「現実」に対して「感情」が動くから、自分にとって適切な行動につながるわけです。
アラームの危険信号としては
- 楽しい休日のはずが、ちっとも楽しくない
- ほんのささいな出来事に怒りが爆発する
- 不安でたまらなくなる
- わけもなく悲しくなる
このような時は心が疲れている時でもあり、
感情を抑圧しているというサインかもしれません。
そんな時は
まず自分の感情をよく知る、気づくことが
第一です。
そして、なぜそう感じるのか、
また名前をつけるというか、語彙を選ぶのも良いと言います。
例えば、寂しいなのか、切ないなのか、ムカつくなのか、激おこなのか(古い笑)...
言葉によって、ニュアンスが変わってきます。
そして「自分はムカついてるな」と認めることです。
言葉にしたり、人に話してみて
よくよく振り返ると
「あの時に言われたあの言葉が嫌だったんだ」と気づき、少し気持ちが落ち着くなんて経験はありませんか。
結局、感情も人と同じで
「無視されるから、ひねくれる」のです。
余談ですが、先日お客様と
「お風呂に入ってたら涙が出てきた」という話になりました。
これは東洋医学で考えると
感情は気(エネルギー)なので
筋肉が緩むと、血や水が流れ、気も流れるということになるからです。
…というわけでは
感情も老廃物も小出しに
定期的にデトックスしましょう◟̆◞̆
【骨盤】と感情・メンタルの関係

昨日の骨盤の話の続きで
骨盤を開いて緩めることは
そんなに簡単なことではない
と書きました。
なぜかと言うと
骨盤はメンタルや感情と関係が深いからです。
まず、骨盤は重心によって後傾・前傾の状態があり
踵(かかと)重心だと、お腹に力が入り
骨盤が後傾気味に
つま先重心だと腰に力が入り、
骨盤は前傾気味になります。
踵重心なのか、つま先重心なのかで
精神状態が見えてくるのです。
気持ちがネガティブで消極的な状態だったり
慎重な人は
重心は自然と踵にかかり、骨盤が後傾しお腹に力が入ります。
気持ちがポジティブで積極的な状態だっり
義務感が強いとき、攻撃的な人や状態だと
重心はつま先にかかり骨盤は自然と前傾します。
ニュートラルな状態は踵のやや前に重心がある状態だといいます。
また
我慢したり、嫌なことを無理してやっていたり
恐怖や恐れを感じ続けると
ストレスが脳に影響を与え自律神経に指令を出し
血管をキューっとしめてしまうそうです。
すると、筋肉が固くなって上手く骨盤が閉じたり開いたり出来なくてなって
全身までギュッと固まる…
そんな悪循環を起こします。
昔から驚き過ぎたときに
「腰を抜かす、腰が抜ける」 と言われますが
驚きや恐れのために立ち上がれなくなる、腰の関節が外れたり、腰の力が無くなって立てなくなるということが昔からあったわけです。
強い精神的ショックを受けると脳がパニック状態になり、神経機能が一時的にマヒを起こし、身体の力が抜けて立っていられなくなるケースが本当にあります。
また、感情の高ぶりによって交感神経が優位に働き、血管が収縮して血流が滞り、酸素が行き届かなくなった筋肉が過剰な緊張状態となり、
身体をうまく動かせなくなることもあります。
逆に【腰を据える】
という言葉は、腰の重心を低くする
という意味と
「落ち着く」
「一つの事に集中して落ち着いて取り組む」
という意味があります。
言い換えると
腰(骨盤)が安定すると、気持ちも安定する
ということです。
情報がない時代なのに昔の人が考えた言葉って、
すごいですよね。
だから、相撲や「道」がつく日本の伝統のスポーツ
は重心を下げるものが多いのかもしれません。
…というわけで
気持ちを落ち着かせたり、どっしり構えるには
骨盤の安定が大切なわけです。
骨盤の安定には腰回りだけでなく
太腿や足、上半身の筋肉をケアすることも重要です。
奏では骨盤周りの筋肉をしっかり緩めていきます。
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