♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
不調を減らすために必要な3つのこと
便利になりすぎたり、進化が早すぎることによる
現代人の不調を
文明病というらしいです。
例えば疲労感、なんとなくの不調、不眠、散漫な集中力、モチベーションの低下など…
本来人の脳と体は、
自然の中で、太陽を浴びて…というような原始的な環境のなかでこそ最高のパフォーマンスを発揮するように進化してきましたが
パソコン、スマホをはじめとする
動かなくて良い便利な生活と
本来の人間の体と脳がミスマッチを起こしているんだとか。
そのミスマッチから起きる不調の改善には
多すぎる・少なすぎる・新しすぎる
を減らしていくとが重要だそうです。
多すぎるもの
摂取カロリー
精製穀物
アルコール
塩分
乳製品
飽和脂肪酸
満腹感
食事のバリエーション
人口密度
少なすぎるもの
運動
睡眠
空腹感
ビタミン
ミネラル
食物繊維
タンパク質
オメガ3脂肪酸
自然
太陽を浴びる
コミュニケーション
新しすぎるもの
加工食品
公害
人工の光
デジタルデバイス
インターネット
化学物質
薬
プレッシャー
昔と現代では生活環境が違いすぎて、本来身体を守ってくれるはずの機能が過剰に反応してしまいます。
そして
〝扁桃体〟が過敏になり
扁桃体はヒトの脳に備わった警戒システムで、身の回りに危険が迫ると活性化し、緊急事態に備えるよう体に指令を出しますが
現代人の扁桃体はつねにスイッチがオンの状態であり、その結果として、どうしても集中力は分散してしまうのです。
でも、進化したものは戻らないし
慣れてしまった便利なものから、離れることは
難しいのが現実です。
・自分にとってどれだけ重要か
・自分にとって本当に必要か
自分を基準に考えて
本当に必要なものを、必要なだけ
多すぎるものは減らし
少なすぎるものは増やし
新しいものもほどほどに
大切なことかもしれません。
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体質にも陰陽がある
東洋医学では
陰と陽の二つの要素が万物とその変化をつくるという考え方があります。
「陽」は、目立つもの、明るいこと、広がること、上、温めるものetc...
「陰」は、人目に見えないもの、暗いもの、狭いこと、下、冷やすものetc...
身近なもので言うと
朝があれば、夜がある
男性がいれば、女性がいる
夏があれば、冬がある
そして体質にも陰陽があります。
厳密にいうと
健康なときは、体内における陰と陽のバランスがうまく保たれていて
=中庸
陰陽どちらかが強くなったり、逆に弱くなったりすると陰陽バランスが崩れて、健康が損なわれてしまうと考えます。
体質はざっくり纏めると
「陰性体質」は、血の気が少なく、なんとなく元気がなく、体温が低めの傾向があり、低血圧、貧血、アレルギーなどを発症しやすい傾向があります。
「陽性体質」は、血の気が多く、いつもせかせかと気ぜわしく動く傾向があり、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などを起こしやすいとされています。
体質は生まれ持ったものもあり、陰性、陽性にはっきりと分かれるわけではありませんが
基本的には男性は「陽性」が強く、女性は「陰性」が強いといわれます。
そして
食べ物にあてはめて考えると、体を締めるもの、体を温めるものは陽性で、毛穴をキュっと締め冷えないようにしています。
緩めるもの、冷やすものは陰性です。逆に毛穴を緩め、熱を逃がします。
つまり
陰性体質の人はなるべく陽性のものを
陽性体質の人は陰性のものを
とることで、バランスがとれるということになります。
エネルギーが過剰になって、体が熱くなったり、精神的にもがんばりすぎがやめられないときは、陰の食材や漢方を使って、多すぎる熱やエネルギーを抑え、
逆に、冷え性や気持ちが落ち込んでしまったり、元気が沸いてこないときは、陽の食材や漢方を使って、体を温めて、エネルギーをチャージします。
少し話は変わりますが
「陰徳転じて陽報を聞く」という言葉があります。
「陰徳」とは目に見えない徳、つまり人には見えないような努力、
「陽報」とは、結果がでること、報われることを意味します。
つまり、「陰徳」を積み重ねていくことによって、その徳に見合うだけの「陽報」がやってきて、形ある成果となる
ということです。
一見、目に見えて形にならないことも
コツコツやれば、必ず報われる
体のことも、そのほかの行動も全て…
陰徳転じて陽報を聞く
のかもしれません。
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香りで脳疲労を解消【嗅覚と脳】
テレビやインターネットなど目や耳から入ってくる情報が溢れている今、脳が疲れていると感じる人は多いと言います。
目と耳からの情報に頼りすぎると
脳の中で知性や理性に関わる「大脳新皮質」と
いう部分だけがフル稼働した状態になります。
すると感情や情緒をかき立てる感覚が乏しくなって脳の活動のバランスが悪くなるため、身体的な疲労だけでなく、イライラやストレスといった精神的な疲労を伴う「デジタル疲労」を感じるようになります。
そこで一瞬にして脳を活性化させるチカラがあるのが
香り
嗅覚は五感の中でも太古から存在する原始的な感覚器です。
嗅覚の情報は視聴覚の情報と違い、大脳新皮質を経由せず、本能的な行動や感情、直感に関わる大脳辺縁系にダイレクトに届くのが特徴で
そのため香りを嗅ぐと、何の香りかを判断する前に感情が動きます。
さらに香りの情報は脳の視床下部に伝わり、人間の生理的な活動をコントロールする自律神経系・ホルモン系・免疫系に影響を与えるため、心身のバランスを整えてくれます。
つまり
香りは一瞬にして脳を活性化し、感情をリセットするのに有効な手段なのです。
意識して鼻を利かせることで視覚と聴覚ばかりを使い過ぎる生活に嗅覚が加わり、大脳新皮質(理性)と大脳辺縁系(感情)の活動のバランスがよくなります。
それが脳全体の情報のやりとりがスムーズになって脳が活性化し
さらに香りで気分がよくなると、やる気が出て勉強や仕事に集中でき、記憶力がよくなる、計算や作業の段取りが早くなるといった効果が期待できます。
その他、研究では香りによる脳への刺激が認知症予防や免疫力を高めることも分かってきています。
脳を活性化するには…
レモングラスをはじめ、グレープフルーツ、レモンのような柑橘系の香りは、交感神経(活動しているときに働く自律神経)を刺激して脳のスイッチをオンにしてくれます。仕事や家事のパフォーマンスを高めたいとき、集中力や記憶力を高めたいときに適しています。
眠りたいときは…
不眠治療にもラベンダーなどの香りが活用されています
疲れやすい季節…
時には嗅覚を使って香りで日常的なストレスを上手にガス抜きして
毎日を快適に過ごしましょう★
【考えすぎて眠れない...】時に体で起きていることと解消法
ベットに入って目を閉じると、考えごとが頭を渦巻いて、目が冴えてしまう…
そんな時、体で起きていることは
「ストレスの衝撃に備えろ!」という命令が脳の下垂体から腎臓の隣の「副腎皮質」に送られ、「コルチゾール」というホルモンが一時的に多く分泌されます。
このコルチゾールは、体内のブドウ糖や脂肪をエネルギーとして活用する働きがあり、生きていく上で必要不可欠なホルモンではありますが
コルチゾールが増加すると、心臓は心拍数を上げ、血圧を上昇させ、体をストレスと戦うモードにします。
外敵=ストレスから体を守るスイッチが入り「戦闘態勢モード」にするのです。
厄介なのが、ストレスを受け続けると体は常に「戦闘態勢のまま」になってしまうことで
常に戦闘態勢モードになれば
夜になってもなかなか寝付けなくなってしまいます。
そうなってしまった体を落ち着かせるためには、ウオーキングやランニングなどの「軽い有酸素運動」を行うのが良いとされます。
運動をするとブドウ糖や脂肪を燃やすためにコルチゾールが分泌されるからです。
一見、
は?コルチゾールが分泌されたら、逆効果では?と思いますが
運動をするとコルチゾールが分泌されますが、運動をした後にはコルチゾールの分泌が落ち着き、
つまり、運動によってコルチゾールの分泌が正常な状態に戻るのです。
…とはいえ、真夜中に運動するわけにもいかないのでストレッチやヨガをしたり
思考の暴走を止めるには、呼吸と思考を整えるのがオススメです。
リラックスした姿勢で目を閉じ、ゆっくり息を吸って、吐きながら呼吸に意識を向けましょう。
そして
考えごとが反芻する場合
その問題が自分で解決できる<自分軸>か、自分ではどうにもできない<他人軸>かを分けることが大切だといいます。
次に、それがすでに起きた<過去軸>か、これから起こるであろう<未来軸>かを整理します。
例えば
「Aさんの発言はどういう意味だろう」と考えても、他人軸だから答えは出ませんし
「今日はなんであんなミスしたんだろう」と後悔しても、過去軸の出来事は変えられません。
残念ながら変えられるのは
【自分軸+未来軸(現在)】だけです。
人の悩みの80〜90%は<他人軸+過去軸>だといわれています。
ドライですが「過去と人は変えられない」
ので変えられないことに時間を使うのも、それで眠りが妨げられるのももったいない」と割り切るクセをつけていくことも大切なのです。
そして意外にも
体の冷えも考えすぎの原因になるので
冷やさないのがポイントです。
特に足の血流が悪く頭にばかり血が昇っている
ことが多いです。
眠る前に首や足、お腹を温めてあげると寝つきが
良くなるかもしれません。
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意外と知らない疲れのはなし。その疲れ、【腸疲労】から?
疲れ…
というものを感じる時はどんな時でしょうか?
激しい運動の後、仕事などのストレスで精神的につらかった時など
状況にもよりますが、さまざまな原因で起こる疲れは、人によって感じ方もさまざまです。
激しい運動の疲労は、寝たり休めば回復するような気がしますが
以前は、肉体的な疲れの原因は「乳酸がたまること」だとされていました。
でも最近では、乳酸はどうやら疲れの「原因」ではなく、「結果」として溜まるものだということがわかってきているそうです。
そして疲労と精神状態、免疫、そして腸内環境との関係性が明らかになっていて
慢性的に回復しない疲労感は
腸の疲れ=腸疲労からきている可能性と考えられるのです。
腸が「第二の脳」と言われるように
腸は内的・外的な変化を敏感に察知し、まるで意思を持つかのように行動します。
腸は消化された食べ物を体の中に吸収する大切な臓器と同時に
有害なものを体の中に取り込まないように防御する役割もしています。
腸内には1000兆個以上の腸内細菌が共生していますが、通常は共生している微生物を排除することはなく
外から入り込んだウイルスや悪い菌に対して、免疫という機能を使って戦い、体を守っています。
何らかの原因で腸が疲れると
腸内で細菌の異常増殖し乳酸を過剰につくり出し、だるさや脳機能の低下を招くことになります。
さらに、精神安定に必要なホルモンであるセロトニンを腸内で90%以上も合成しているため、腸内環境の悪化はメンタルの不調を引き起こすことも…
つまり腸の健康は、心身の健康に直結しているのです。
腸の疲れ改善には
油っこいもの、炭水化物や甘いものの取り過ぎに注意することが大切ですが
2つ目は食事の際によく噛むこと。
よく噛み、食べ物の消化を促すことで、腸の負担を減らすことができ、食事の栄養をムダなく効率的に吸収できます。
3つ目は菌とエサをセットで取ること。
腸内で善玉菌を増やすためには、腸内で働く善玉菌が含まれる発酵食品と善玉菌のエサとなる食物繊維を取ることが大切です。
4つ目は水を毎日しっかり飲むこと。水は便秘にも効果的です。
5つ目はオメガ3脂肪酸を取ること。
えごま油や、さばなどの青魚に含まれているオメガ3脂肪酸「DHA・EPA」は、大腸のエネルギー源になり、腸の動きをよくします。さらに腸の炎症を抑える働きもあります。
このほか、ストレスをためない(ストレスが大きくなると交感神経優位になり、腸内細菌が働かない状態になります)、おなかを温める、といったことも心掛けたいことです。
腸を良い状態に保って、健康的な生活を送りましょう。