♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
ガチガチな首の後ろのコリをほぐすには…
デスクワークやスマホ操作などで
首の後ろがガチガチ…
それが肩こりや頭痛、目の奥の痛みに繋がるなんてことがありますよね。
そんな時、アプローチすべき筋肉が
「板状筋」ばんじょうきん
またまた聞き慣れない、初めて聞くかもしれませんが
頭に近い部位を頭板状筋、
首の部位を頸板状筋といい
左右の板状筋が同時に働くと顔を上に向ける動き、どちらか片方が働くとそちらの方向に首を回して顔を向ける動きが起こります。
板状筋は、頭を支えている重要な筋肉で首には大切な神経が通っているため、頭板状筋が凝り固まるとさまざまな不調の原因になることも…
長時間同じ姿勢でパソコンやスマホを見ることは、約5kgの重さがある頭を同じ姿勢で支え続けることになり、首には大きな負荷がかかり血流が悪くなります。
これが
・集中力の低下
・体が重だるく感じるようになる
・ストレートネック
・頭痛や目の痛みにつながる
・肩コリ、腰痛
・お腹がぽっこりする
・顎の下がたるむ
首の硬さは自律神経に影響し、副交感神経の働きが低下すると考えています。
そのために、頭痛や頭重、全身倦怠感、めまい、不眠、イライラ感、動悸、血圧不安定、発汗、目の乾燥など、さまざまな不快な症状に繋がるのです。
🍀板状筋を緩めるセルフケア
◆座って腕組みストレッチ
- 椅子に座り、後頭部で両手を組む。
- 手で押すようにしながら、ゆっくりと頭を前に倒していく。
- 限界まで伸ばしたら10秒キープ
- ゆっくりと元の体勢に戻る
◆押しつけるだ頭板状筋ほぐし
- 仰向けに寝転がる
- タオルボール(昨日の記事参照)後頭部の下に入れる
- 頭をタオルに押しつけるようにする
- 3秒キープし、脱力を5回繰り返す
「離れた部位に症状が出る」
まさに関連痛の代表的な筋肉で、首のコリが
様々な症状を誘発する結構やっかいな筋肉なのです笑
「首や肩をほぐしたら視界がくっきりする」
そんな経験があるかもしれませんが
これは板状筋が関係していたりします。
セルフケアでは全体がほぐれず、部分的なコリが残ってしまうということもありますよね。。
その場合らいちど首全体やその他の部位の筋肉を緩ませてから、予防をかねたセルフケアをする方が
順番としておすすめです。
首こり、目の疲れ、頭痛…ご相談ください。
ご予約はこちらから🔽💁♀️
腰痛、腰のダルさ…改善ポイントはココ!
寒さに相まって、特にデスクワーク、テレワークの方は腰痛が辛い…というご相談がとても多いです。
いつも書いていますが
腰痛や坐骨神経痛などなかなか良くならない場合は痛む部分ではなく、離れた場所に原因があることが
ほとんどです。
だいたい「え?そんなところ?」という場所にあったりするものです。
それも、人によって違いますが
太ももの外側のあるポイントをほぐすと、腰や殿部、脚などの痛みが改善することがあります。
そのひとつが「大転子」だいてんし
👼👼!?
あまり聞き慣れない「大転子」は太ももの骨の外側の大きなでっぱりの部分です。
ズボンのポケットの入口付近を手で触ると、丸く固い骨の出っ張りがあり、それが「大転子」です。
「大転子」には、お尻の筋肉、大腿の筋肉、股関節深部の筋肉などたくさんの筋肉や筋膜が付着したり連結していて
これらの筋肉や筋膜の一部が緊張すると、大転子を経由してつながっている他の筋肉に影響するため、脚の緊張が腰に伝わり→腰や背中の緊張が脚に伝わります。
このように痛む部位から離れたところの緊張が腰や脚の痛みの原因になってしまうことがあるのです。
逆に、多くの筋肉や筋膜が交差するポイントをほぐすことで、なかなか治らない痛みが改善することがあります。
でも、この辺りって自分では横向きの圧になるのでなかなかほぐせません。。
そこで自分の体重を使ってほぐす方法があります。
🍀セルフ大転子ほぐし
このようにタオルをボール状にします。
横向きに寝て、大転子に当たる辺りにボールを入れて、体重をかけます。位置をずらしたり揺らすことで、いた気持いいポイントに当たるとおもいます。
大転子ほぐしは
腰痛改善だけでなく、ダイエット、冷え解消、下半身太り、骨盤の大きさが気になる方にも効果的です。
大転子に付着するお尻の筋肉を ほぐすことで
大転子を引っ込め、
循環を高めて、むくみを流し 代謝を上げる
そんな効果も期待できます。
健康、痛みの改善においては
発症するのもチリも積もればですが
改善には「継続は力なり」ということが
ほとんどです
無理せず生活習慣に
自分に合った取り入れられる方法を 探して頂ければと思います。
奏では大転子付近は横向きでしっかりほぐしていきます。
腰痛…ご相談ください◟̆◞̆
ご予約はこちらから💁♀️🔽
体だけでなく心に溜まる毒素【メンタルアーマ】
昨日は消化力でアーユルヴェーダに少し触れましたが、今日も続きを…
アーユルヴェーダでは
毒素というものは体だけでなく心にも溜まってしまうと考えています。
腸と精神の乱れに関係する概念に「アーマ」があります。アーマとはサンスクリット語で「未消化物」
体の面でいうと
食べ物は口から入り食道や胃を通り消化され、小腸から吸収されます。
その時、消化がうまくいかないまま吸収されてしまう未消化の食べ物のカスがアーマです。
アーマはネバネバしていて悪臭があるも言われ
これが血液に乗って全身を巡ると、肩こりや頭痛など痛みを生じたり、病気の原因になったり、体のあちこちで悪さをします。
これが心にも影響を及ぼすと同時に
アーマ=未消化物は
肉体にだけでなく、精神にもあります。
メンタルアーマ
といいますが
精神的に「未解決なこと」「処理しきれなかったこと」がアーマ(毒素)として、
肉体や精神に悪い影響を与えると考えます。
簡単にいうと、処理しきれない
悲しみ、怒り、執着心など…
メンタルアーマがあると本来の「知性」を妨害し、
論理的思考や、建設的思考、正しい判断ができなくなると言われます。
さらにメンタルアーマは
精神的な未消化物だけが原因になるのではなく
肉体に毒素が溜まると、脳の働きが鈍くなり、メンタルアーマが発生する
というサイクルが起きます。
言い換えると腸脳相関というものです。
一例でいうと
休みの前日の夜遅くに脂っこいものや甘いものを食べて翌朝にだるさが残ったとすると
出かけようと思っていたのに、面倒だから辞めようとなったりします。
そして昨日書いた【アグニ】=消化力がしっかり働いている時には食べものを消化するのと同時に、
心がとりこんだ物事もうまく消化が出来ます。
ちょっと嫌なことがあった時でも
アグニがしっかり働いていれば、モヤモヤした気持ちをすぐに消化し後に引きずりませんが
アグニが弱い時は自身の気持ちをうまく消化出来ず心の中にどんどんモヤモヤが溜まっていきます。
経験があると思います。
これが積もり積もると病気へと繋がっていく…
肉体的な病気も精神的な病気も
【消化力】といものが深く関係しているのです。
だからこそ、
肉体的にも、精神的にも、毒素をためないよう
心身とも
①デトックスし
②消化力を高める
ことはとても重要なのです。
まずは食事と睡眠
そして
「五感」を使う事もメンタルアーマを解消するのに効果的だそうです。
心地良いものを
見る、聞く、嗅ぐ、触る、味わう…
美しいものを見る、綺麗な音楽を聞く、
アルマの香りかぐ、オイルマッサージをする、
新鮮なものを食べる…
五感が満足することは心身を癒します。
…というわけで
「体も心も毒素を溜めない生活」
を目指しながら
溜まった毒素はこまめにデトックスしましょう。
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
消化力【アグニ】を高めて毒素を溜めない体に…
寒い時期、食欲はあるのに反して、胃がもたれやすかったり、消化不良で朝起きて体が重くスッキリしなかったり…
いわゆる「消化力」が弱くなると
体に"毒素"が溜まりやすくなってしまいます。
消化力とは、食べたものがしっかり消化吸収できる力のことで
食べ物が適切に消化・代謝されることによって、細胞や筋肉が形成され、生きる活力となりますが
消化力には、個人差があり、たくさん食べても太らない体質や少食などこれらは消化力の違いによるものだと考えられています。
健康な心身を維持するためには、食べたものがきちんと消化吸収されることが重要なのです。
アーユルヴェーダでも消化力はとても重要視され
「アグニ」といいます。
アグニは摂取したものを体、心、魂のために変換させることができるエネルギーのことで
サンスクリット語で「焼く、変化させる」という意味があり、火のエネルギーを司ります。
簡単にいうとアグニの調子が良いと消化や排泄がスムーズに行われますが、アグニが弱まるとうまく消化できず、残ったものが老廃物となって体内に蓄積され、体が本来もつ機能や免疫力が弱まってしまいます。
アグニがうまく機能していないとき
疲れ、重さ、膨満感またはガスっぽさ、肌荒れや、思考力の低下
アグニのバランスが取れているとき
健康な肌、目の輝き、やる気が出る
アグニは強ければ良いというわけではなく
強すぎると、体内の老廃物を焦げ付かせてしまい、胃酸が出すぎて胃を傷つけてしまったり、食べすぎて糖尿病を引き起こしたりすることがあるのです。
消化力を上げアグニを整えるには?
食べるもの、食べ方や食べる時間、食べ合わせなどが大切だとされ
自分にとっての適切な食べる「質」「量」「消化の時間」を見極めることが重要になります。
例えばある人は生野菜や穀物が体によくても、
ある人にとっては、消化できず、害になることもあるというとです。
この時期は一般的に
・消化のよいもの
・体を温めるもの
・季節(旬)のもの
を選び
人によって消化のスピードは異なりますが、目安としては3−4時間は開けるのが理想です。
またよく噛んで食べることで唾液と混ざって消化吸収を助けてくれる上、排出をも手伝ってくれます。
その他
☑白湯を飲む
☑粘着性のあるもの避ける(揚げ物、乳製品、砂糖、お肉等)
☑食べ過ぎない
☑生姜を摂る
☑運動やマッサージ
全てを一度に試すのは難しいかもしれませんが
まずは何か一つでも生活習慣を変えてみるだけでも何か変化に気が付くかもしれません。
私も最近、消化力が弱いという実感があり
年始からもう一度、食事を見直しています。
消化力、アグニを整えるのは健康的においてとても大切な概念です。
バランスが整っているのか、乱れているのか把握し消化力を高める食事を意識することは、心身の活力だけでなく癒しにも繋がるのかもしれません。
胃腸の不調は足裏のマッサージも効果的です★
ご予約はこちらから🔽💁♀️
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
冬に気をつけたい【隠れ脱水】
「なんとなく頭が痛い」
「体がダルい」
「胃もたれがする」
こうした冬場の体調不良...
それは体内の水分が不足しているせいかもしれません。
実は冬場は
気づかぬうちに体内の水分量が減ってしまい
身体機能に不調をきたす「かくれ脱水」が起こりやすいと言います。
脱水とは体液が失われ、体にとって不可欠な水分と電解質が不足している状態ですが
空気が乾燥していると、肌から水分も奪われやすくなりますが、気温の低い冬は夏と違って、汗をかかず、喉も渇きづらいので、かくれ脱水を起こしていても気づきにくいこです。
◆隠れ脱水チェック
- 皮膚がカサカサしている
- 便秘
- 口内がネバネバして食べ物が飲み込みにくい
- 冷えやむくみ
- 倦怠感
- めまいやふらつき
- 頭痛
そして口や鼻の粘膜には、体内に入ってきた細菌やウイルスの侵入を防御し、排除してくれる働きがあります。
鼻や喉の粘膜の表面に無数に存在する毛のような「繊毛(せんもう)」が、ウイルスをキャッチし、外へ外へと押し出してくれるのですが
脱水状態にあると粘液が十分に分泌されず、繊毛が乾き、このはたらきが損なわれてしまいます。
かくれ脱水を予防するには、当然ですが水分補給が基本です。
●水分は水・麦茶で
日常の水分補給は水・ミネラル豊富な麦茶がオススメです。コーヒーや緑茶は、利尿作用があるため脱水対策には適しません。
●こまめに水分補給する
喉がかわいてなくても、こまめに水分を摂るという習慣をつけ、2~3時間ごとにコップ1杯の水を飲むことをオススメします。
また、睡眠中は冬でも500〜600㎖の水分を失うので、就寝時と起床時は必ずコップ1杯の水を飲むんで、失った水分をカバーすることが重要です。
●スポーツドリンクや経口補水液を備えておく
汗を大量にかく時や体調不良時、また脱水が起こっていると自覚している時は水や麦茶では十分な電解質が補えないので、電解質を多く含むスポーツドリンクや経口補水液を飲みましょう。
思わぬ盲点、冬の水分不足…
深刻な症状になる場合もあるので
さほど喉の乾きを感じていなくても
こまめに水分補給してあげてくださいね。
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku