♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
自律神経の乱れ、イライラ…「肝」の働きの低下かも?
この時期、室内外の気温差や疲れ、ストレスなどで梅雨が明けても自律神経のバランスが乱れやすいです。
・寝つきが悪い・睡眠の質が悪い
・疲れやすい
・イライラする
・肩こりや腰痛、背中が張っている
・呼吸が浅い、息苦しい
・目が乾燥する、ショボショボする
・足がつる
・顔色が良くない
・月経トラブル
このような症状が多ければ
「肝臓の経絡の巡り」が低下しているかもしれません。
肝は血液や栄養、体液を全身に巡らせ、精神を安定させる働きがあり、
低下することであらゆる不調をきたします。
「肝」はストレスの影響を非常に受けやすく
また目の酷使も肝を疲労させます。
漢方ではストレスの影響を受けやすい人は
「肝」が弱っていると考えます。
ストレスは、メンタル的なことだけではなく、環境の変化や季節の移り変わりなど、
様々な変化により感じるものです。
『五労ごろう』というものがあり
繰り返し続けることで、その行動がどの五臓に影響を与えるかを説明したものです。
久行(歩き、動き続ける)は肝を傷つける
久視(目を使い続ける)は心を傷つける
久坐(座り続ける)は脾を傷つける
久臥(長時間寝る)は肺を傷つける
久立(立ちっぱなし)は腎を傷つける
「肝」にダメージを与える行動を「久行」と呼び、せっかちに動き回る状態を表します。
常に頭が働き、ぼーっとすることができなくなります。
東洋医学では昔から「肝」の異常がある時は、酸味のある食べ物を摂るといいと言われ
酸味「肝」の働きを整える役割をします。
また「肝」をいたわるポイントは、
「肝」の興奮を抑える
「肝」の血を補う
おススメ食材は次のようなものです。
① 肝臓の働きをたすけてくれるもの:ねぎ、空心菜、紫蘇、しょうが、ミント、なつめなど
② 熱を抑えてくれる:セロリ、トマト、菊花、ハマグリ、アワビ、ゴーヤなど
油ものや脂肪の多い食材などは、肝臓を疲れやすくしてしまうので注意しましょう。
ちなみにわたしはコーヒーの飲み過ぎで
肝臓が疲れていたようで、数日前珍しくグッタリ、なぜかイライラ…
何かで読んで、ちょっとお高めのヘパリーゼを飲んでみたら、とても元気になりました笑
肝を労るにはリラックス効果のあるアロマトリートメントもオススメです◟̆◞̆
さて、明日から連休の方も多いかもしれませんが、同時にいよいよオリンピックです。
外出に制限され、じわじわ溜まるストレスも発散しにくい
…ということで、
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【気】について
元気、気分、やる気…
「気」がつく言葉はたくさんありますが
気は「すべての現象を引き起こす(活動)ためのエネルギー」と言われ
身体は何をするにも「気」が必要です。
身体の動かすにも
身体を温める(体温維持)にも
頭(脳)で考えることにも
食べた物を栄養に変えるにも
汗や尿を身体から排泄するにも
気が必要になります。
気は“生命エネルギー”であり
精神をコントロールしたり
カラダのすべてを動かしコントロールしていて
常に体内を循環していますが
ちゃんと巡っていないとその作用を発揮できなくなります。
気が不足すると、カラダにとても大きな悪影響を及ぼしてしまうのです。
☑︎疲れやすく、元気がでない
☑︎風邪をひきやすい、感染症にかかりやすい
☑︎気分が落ち込み、ヤル気がでない
☑︎食欲がない、消化が悪い、食後に眠くなる
☑︎ 手足やカラダが冷える
🔹気はどこから来る(得る)?
①食べ物(後天の気)
②呼吸(後天の気)
③生まれつき(先天の気)
→生まれた時に両親から受け継ぎ、量はある程度決まっているといいます。
残念ながら、先天の気は減ることはあっても増やすことができません。
増やすことができるのは後天の気で
増加させることを「養気」といい、
健康を維持するためには養気が不可欠です。
では、具体的にどうすれば「養気」出来るのでしょうか?
主にふたつ
・「気」を無駄使いしない
・「気」を盛んにする
ストレスで気は消耗します。特に怒ったり、
思い悩んだり、喜びすぎも気の消耗になります。
つまり常にニュートラルな状態でいることが
ベストだと言うことです。
🔹気を盛んにし巡らせるためには?
・生活習慣や食習慣を改善し内臓の働きを整える
・深呼吸で自律神経のバランスを整える
・軽い運動で血を巡らせる
余談ですが、気の流れは運気にも関係してくると言われます。
流れがよくなれば、安定した状態になり
良い出来事などを引き寄せやすくなるそうです。
思考も柔軟になり、直感やいいひらめきが冴えてきたり、
運気も気を運ぶと書き、ここにも「気」が使われているのです。
気の滞りを取り流れをよくするのにおススメなのがアロマの香りを嗅ぐことです。
良い香りをかぐと体がリラックスして「気」の巡りが整うとされます。
また
「気」の乱れにはオレンジ、グレープフルーツなどの酸味のある柑橘類を食べることが良いとされ、薬膳理論では気滞に香りの強い食材をすすめています。
香味野菜-生姜、ねぎ、ニンニク、せりなど
ハーブ類-ジャスミン、ミント、シソなど
暑さにより気力不足の方も多いようです。
気を巡らせ、夏の暑さに負けずに過ごしたいものですね。
そして血と水を巡らせることも大切です。
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今日から【夏土用】土用の過ごし方
美味しそうなうなぎ…🤤
食欲がない方もヨダレが出てきましたか?
別にうなぎの宣伝ではありませんが…
ここ数日、街でも「うなぎ」の宣伝をよく見るようになり
「夏はバテないために"土用の丑の日にうなぎを食べる」
イメージがあるかもしれません。
実は「土用」は年に4回あり
立春、立夏、立秋、立冬の前18日間の期間です。
立秋前が「夏の土用」
今年は本日7/19から8/6までです。
オリンピック期間中ですね。
簡単に言うと土用とは
「季節の変わり目の約18日間」のですが
「土用どんより」
なんて言われ
土用は季節の変わり目なので、身体も心も何かとドンヨリと重くなりがちで
気候も体調も世の中も何かと不安定になり、調子が崩れがちな時とされているのです。
古代中国には
「この世のすべては、木・火・土・金・水の5つの要素でできている」と考える五行思想がありました。
春はぐんぐん育つ木、夏は燃える火、秋は実りの金、冬は静かなな水…
四季に当てはめていくと【土】がひとつ余ります。
「土」は、種をたくわえ、芽を出させるという土の働き(土用)に着目して、4分割して四季に割り振られました。
また
土用は"土のエネルギー"が最も強まるときで、本来の季節のエネルギーを土が奪ってしまうため、
「体内の機能が低下する」と昔の人たちは考えました。
それに付随してか感情が乱れがちになるとも言われます。
イライラしたり、カーっとなったりすることも、体内の機能の低下からなのかもしれません。
そう聞くと土用は
あまり良いイメージがないかもしれませんが
次の季節への「準備期間」であり、
心と体の休息期間です。
そして
運気が変化する時期ということでもあるようです。
・新しいことを始める
・人生に関わる大事な決断をする
・引っ越しをする
・土いじりする
ことら避けた方が良いとされます。
つまり
ゆったり、のんびり…
心と体のメンテナンス期
と捉えて
・たまった疲れを癒したり
・ちょっと立ち止まったり振り返って見直す
・心のケアをする
・これからの計画をたてたりそれの準備をする
そんな時期ということです。
春土用期もそうでしたが
ちょうど緊急事態宣言下…
意図的なのかと思えるほど笑
少しゆっくりて、
エネルギーを蓄えるようにと
ちゃんと自然の法則に沿っているなぁ
なんて思っています。
梅雨明け頃は統計的にも
心身の調子が悪くなりやすいと言われます。
夏の気候に合わせて
アクティブに動きたい気もしますが
おとなしめに過ごして、
心や体の内側を整えると良いかもしれません。
疲れている方、運気がイマイチな方も
土用だから仕方ない!と割り切り
物事や心を見直す、静かな時間を持ち
心身のデトックス、調整をまずはしてみることをオススメします。
ちなみに一応...
うなぎを食べる日、土用丑の日は
今日ではなく7/28です笑
夏は慌てない、焦らない、怒らない
病院に行くほどではないけど
夏バテ気味だったり、自粛によるストレス、不安で何となく体調がすぐれない…
そんな人も多いかもしれません。
東洋医学の考え方では、
世の中の全てのものは、相反する二つの性質、「陰」と「陽」のバランスで成り立ち
この陰陽のリズムに逆ったり、バランスが崩れると不調が出ると考えます。
夏はここでは詳しくは省きますが
五行でいうと【心】に負担がかかりやすくなります。
心(しん)は暑さを苦手とし、
精神が宿る臓腑でもあり、意識や思考、睡眠などを支配しています。
特に焦りや動揺、怒り・驚きなどの感情は心(しん)を傷めると考えられ
夏は
焦らない、慌てない、怒らない
なんて言われます笑
心を消耗するとストレスとなり
意外と知られてませんがストレスが大きいと脳(頭)に熱がこもります。
そしてこれが自律神経が乱れる原因となり
頭関係に不調が出やすくなります。
・頭痛
・頭重感
・ぼ~っとする
・めまい
・耳鳴り
・不眠
・集中力がない
そしてそれが全身に影響します。
解消するには自律神経を整えることですが
その一つとして頭(脳)の熱を下げる方法があります。
全身の熱の下げ方は昨日の記事で。
《頭の熱を下げる方法》
頭の熱を下げる方法には大きく分けて2つの方法があります。
頭の熱を全身から逃がす方法:全身の血行を良くする
熱を直接下げる方法:頭を冷やす
頭を冷やす方法は簡単で
用意するものは保冷剤、タオル
頭に当てる場所は耳より上の部分で
ココを冷やすことで脳にこもった熱は下がっていきます。
注意としては首に当たらないようにすることです。当たると体温が下がりすぎる場合があります。
最近は見なくなりましたが
昔はこんなの家にありましたよね。
昔の人からの知恵です。
全身の血行を良くする方法は
マッサージやヨガ、ストレッチなとで
逆に頭でなく下半身の巡りを良くすることがポイントです。
梅雨が明けた途端、一気に真夏モードになってきました。
暑さと上手に付き合って、夏バテしない体にしたいものですね。
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