♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【腰痛は〇〇である】腰は感情のゴミ箱
長時間座りっぱなし、脚を組む癖、運動不足、筋力不足…
腰痛の原因は一つでなく複雑に絡みあっていますが
海外のヨガなどでは"腰は感情のゴミ箱"と表現されるんだとか。
歯を食いしばったり、眉間に力を入れたり、
実は人間は筋力でしか感情を抑えることはできないといいます。
特にストレスや恐怖や不安を感じたときは
無意識に全身の筋肉を硬くします。
腰痛と感情については諸説ありますが
腰の内側の前面に位置する深層筋である“腸腰筋”という筋肉がポイントで
腸腰筋は大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉が連なってできている筋肉で、上半身と下半身をつなぎ、私たちの体幹を支えていますが
大腰筋には、体内の毒素をろ過する腎臓と、
闘争・逃走・反射的硬直の反応をコントロールする副腎という臓器が隣接しています。
闘争・逃走・硬直の反応とは、危険を察知したときの体の自然な反応で
精神的、感情的なストレスを受けると、大腰筋が緊張して反応するため、
その緊張が体や腰に残り、腰痛を引き起こすと考えられています。
また別の考え方として「腰痛は怒りである」
というタイトルの本まであります。
痛みは脳にある扁桃体という部分が関わっています。
扁桃体は身体の痛みを抑える鎮痛に関わるところなのですが、怒りや悲しみといった感情によって刺激され肥大化し、痛みが慢性化するんだとか。
"争うことも逃げることもできない内に秘めた怒りが頂点に達すると腰痛が生まれる"
こう書かれると大げさに思うもしれませんが
"怒り"の感情は案外誰しも持っているものです。
逆に言うといつも怒りっぽい人、怒っている人は溜め込まずに発散しているので痛みには変わらないのかもしれませんが
あまり感情を出さない方ほど、もしかしたら痛みとして体に記憶されているのかもしれません。
そして
「どうやったら腰に溜まった古い感情を手放すことができるの?」という話ですが
セルフケアとしてはヨガやストレッチです。
脚を抱えたストレッチ
- 仰向けの姿勢で横たわる
- 右脚のすねを抱えるように体に引き寄せる。両手で、すねを抱える。この時、伸ばしている脚(左脚)が浮いてしまわないよう注意
- 3〜5呼吸キープ
- 反対側も同じように行う。
もう一つはマッサージによる快刺激。
筋肉に刺激を入れることでも、そこに溜まった感情は解放されますが
「気持ちいい」という感覚は脳をリラックスさせ、感情の解放になります。
私は以前から「痛み」と感情の関係について
着目していて、特に「怒り」という感情が
他人や世の中に対してだけでなく、
自分に対して持っている場合も多いのでは感じています。
自分に厳しかったり、もっと頑張らなきゃと
できない自分を責めていたり…
最近「自分を大切にしましょう」とよく聞きますが
"自分を責めないこと""自分へのダメ出しをやめる"それも大切だと感じます。
色んな方の話を聞き、
皆が、それぞれの立場で、それぞれ一生懸命にやっているんだと思います。
人も自分も責めたり、批判しない
そんな世の中になったら
体の痛みも心の痛みも減っていくのかななんて思います。
それでも、筋肉疲労、コリは蓄積する前に…◟̆◞̆
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【脳内物質】という天然の薬
人間の脳の活動に大きく作用している脳内物質。
脳内では様々な脳内物質が分泌され、それに応じて身体や精神のパフォーマンスが左右されています。
「なんとなく調子が良い」ときも
「調子が悪い」ときも
少なからず脳内物質が関与しているのです。
ということは
脳内物質の分泌をコントロールできれば、自分のパフォーマンスをコントロールすることも可能かもしれないのです。
中でも上手に使えれば、
やる気や幸せ感もアップする
3つの脳内物質。
🍀幸福感やモチベーションを高めてくれる“ドーパミン”
幸福物質とも呼ばれるドーパミン。
この脳内物質が分泌されると、幸せな気持ちで満たされます。
そして、やる気に満ちて、ポジティブに物事を捉えられるようになり、
また、ドーパミンはワーキングメモリとも深い関わりがあるため、情報処理能力、計画性などがアップします。
逆に、不十分だと何事に対してもモチベーションが湧きづらく、結果的に学習することや行動を起こすことが億劫に…
ドーパミンは、
目標を立ててそれに向かってワクワクしている時と、目標を達成した時の2度出ます。
まずは、多少簡単にクリアできる程度の短期目標を設定すること。
そして、達成した時をイメージし、
達成したら、おいしいものを食べるなど、自分にご褒美をあげましょう。
その後、もう少し難易度の高い目標を立てるというサイクルを維持できるそうです。
🍀心を安定化させ、安らぎや癒しをもたらす“セロトニン”
心に安らぎを与えてくれる脳内物質。
セロトニンがほどよく分泌されていると、多少のことではイライラせず、穏やかな気持ちでいられます。
セロトニンによって、ストレス物質であるアドレナリンの過剰分泌も抑えられ、睡眠と覚醒をコントロールするという役割もあり、セロトニンが整っていれば、朝きちんと起きられて、頭がすっきりします。
セロトニンは日の光によってスイッチが入ります。
朝日を浴びながら15~30分、やや速足でウォーキングするのもおすすめ。
その他、思い切り泣くなど感情の解放も効果的だと言われています。
🍀モルヒネの6倍以上の鎮静効果と恍惚感をもたらす“エンドルフィン”
幸せな気持ちをもたらす脳内物質で、その作用は実はかなり強烈!
ケガや病気、運動などによって負った痛みや苦しさを強力に鎮静化する効果があり、
さらにこれを、多幸感へと転換します。ランナーズハイがこれにあたります。
“快”と“不快”両方の刺激に反応し、
エンドルフィンには覚醒作用もあり、趣味や仕事に時間を忘れるほど集中することができます。
エンドルフィンは、多少息が上がるくらいの有酸素運動を30分以上続けることで分泌されます。苦しさが極限状態になると体が軽くなり、むしろ気持ちよさへと変わります。一方、クラシック音楽を聴いたり、ヨガなどをしてα波を出すことでも分泌が促進。
また、エンドルフィンは、人に感謝し、感謝されることでも活性化するそうです。
実はこの脳内物質たち、
マッサージやリフレクソロジー、エステなども分泌を促すそうです★
心地よさや、リラックス感のほか、
「普段とは違う時間を過ごす」という満足感などが、脳内へ刺激となりセロトニンやエンドルフィン、オキシトシンが出やすくなるそうです。
日々を過ごしていると色々なことがありますが、
見方を変えれば、辛い事、苦しい事を乗り越えたとき、 幸せな瞬間を感じる事ができたりします。
元気な方も、ちょっとお疲れモードの方も…
脳内物質を上手に利用すると
やる気、幸せ度アップできるかもしれません☺️
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【気滞】とは…巡らせる大切さ
昨日は「気虚」についてでしたが
もうひとつ似てるようで少し違う
「気滞」というものがあります。
気虚はそもそものエネルギーが不足している状態に対し
気滞は字のごとく気の流れが滞っている状態
です。
「川」に例えると気の「川の水」です。
気(川の水)の量が多く元気であれば、川の流れはスムーズで体の中(川)に流れ込んできた嫌なことや病原体も、すぐに体外へ排出してしまうので、ストレスもたまらず病気にもなりにくくなります。
何らかの原因(ゴミや老廃物など)で水の量はあっても、せき止められ流れが悪くなると
悪いものは身体にどんどん溜まっていきます。
この流れが滞り「気滞」状態になると、
のどがつまって息苦しくなったり、ため息が増え、お腹にガスがたまったり、不安が強くなるのも特徴です。
気滞は血・水の流れを邪魔したり、他の臓器・組織の機能の低下を起こすので
・イライラする
・情緒不安定
・寝つきが悪い
・胸、お腹、脇などに圧迫感がある
・排尿や排便がスムーズでない
・胃腸が弱る
などにも…
気滞になる原因は食生活や睡眠不足もありますが
一番多いのは精神的ストレスによるものだとされます。
責任感が強い、考え込んでしまう、ストレスの発散が苦手、悩みを一人で抱え込んでしまう、几帳面で完璧主義なタイプの人は気滞を起こしやすいそう。
また"ストレス食い"をしてしまうという方は
気滞の可能性が…
なぜイライラすると食べてしまうのかというと
満腹感が得られると、副交感神経が興奮します。副交感神経は本来精神がリラックスした時に興奮する自律神経なので、満腹感により脳は「リラックスした」と錯覚します。
食べることは最も手っ取り早くリラックス感を得られる方法です。
ストレスを受けると交感神経が興奮するので食べて手っ取り早くリラックス感を味わうことで、体をストレスから守っているわけです。
これを体が覚えてしまうと、ストレスを感じるたびに、食べて安心感を得ようとしてしまうのです。
気滞タイプに一番必要なのは
カラダにたまった余分な気(ストレス)を発散させることです。
適度な運動で気分をリフレッシュし、カラダを動かし適度な汗をかくことで気の巡りも良くなります。
それが億劫な場合は“香り”のチカラを使うことをオススメします。
アロマやハーブなど心地のよい香りは気の巡りをアシストすると漢方では考えています。
食べ物では
≪気の巡りを助ける食べもの≫
(ココロを落ち着かせる)
玄米、アーモンド、蓮の実、チンゲン菜、あさり、いわし、牡蠣、しじみ、緑茶など
(気の流れを良くする)
たまねぎ、ピーマン、カボス、キンカン、グレープフルーツ、シークワーサー、すだち、みかん、ゆず、かじきまぐろ、鮭など
「気」は量を増やすことも必要ですが
流れを停滞させないことも大切です。
一番は、まず自分にあったストレス発散法を見つけることかもしれません。
気滞とはちょっと異なりますが
流れを変えたい、リセットしたいときは
いつもとちょっと違うことをしてみることがおすすめです。
例えば、
いつもと違う道を歩く、いつもと違うスーパーやコンビニに行く、いつもパンならご飯を食べる、起きる時間を変える…
そんな小さなことでも「気分」が変わったりします。
気滞タイプの方は香りでリラックスできるアロマトリートメントもオススメです♡
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元気がないとき…元気は【気】から、病も気から
頑張りたいのに動けない
頭と体がついていかない
何があったわけでもないのに
いわゆる「元気がない」時ってあると思います。
この「元気がない」ときというのは
精神的な問題だけでなく、体のどこかに
"つまり"があるときです。
ざっくり言うと臓器や体に溜まった
過剰なエネルギーが「気」の巡りを悪くしているからだとされます。
漢方では元気がないことを"気虚"といい
元気=『気』が満ちていることであり
元気は気が十分にあって初めて出せるものです。
元気の源“生命エネルギー”である気は
精神をコントロールしたり、
カラダのすべてを動かしコントロールすること機能でもあるため
気虚=『気』が不足すると、心にもカラダにとても大きな悪影響があります。
- 集中力が持続しない
- 疲れやすい
- 風邪を引きやすい
- 朝、起きられない
- 食後に眠くなる
- むくみがち
- 胃腸が弱い
🔹気虚の原因
食習慣
胃腸が弱っていたり、消化に悪いもを食べると消化や吸収にエネルギーが使われてしまうため、身体を回復させるためのエネルギーが不足してしまいます
筋力の減少
筋力の減少も気虚の一因となります。筋力が減少すると基礎代謝も低下するため、身体の回復を妨げてしまう結果となるのです。
自律神経のバランスの乱れ
自律神経は私たちの生命活動の根幹を支えている神経です。気温の変動によって体温を上下させるのも、食べたものを消化・吸収するのも、ケガをした部分を回復させるのも、すべて自律神経の働きによります。自律神経のバランスが乱れると、生命活動を維持するための働きに異常が生じ、身体のエネルギーが不足します。
過労・睡眠不足
オーバーワークが続くなどして休息の時間が減ると、心身ともに疲れ果てることで、気虚に陥るリスクが高くなります。
元気がないときはまず過労を避けてできるだけ気を消耗させない事が大切ですが
気を増やすことも必要です。
気は体の中で、五臓の「脾と肺」で生成され、睡眠中に最も多く作られるので
夜更かしや睡眠不足、暴飲暴食は禁物です。
そして気を整えるためには
“気の巡りを良くすること”が大切です。
ポイント1 呼吸
呼吸は気の流れを整え、巡りを良くするとても良い方法です。
意識して吐くことで、カラダの中に溜まった邪気を吐き出しましょう。
ポイント2 体を温める
気虚タイプは低体温の人が多いと言います。
血流が良くなることで、気の巡りも良くなります。
そして個人的に
最後のステップは好奇心かなと思います。
何かひとつでもワクワクすることや、興味があること、ハマれることがあると
格段にやる気がアップすると思っています。
元気がないときは好奇心もなかなか湧きにくいものですが、ほんのちょっとしたものでも
やってみたい、行ってみたい、興味がある
そんなことに意識を向けてみることも良いかもしれません。
元気がないときはまずは休息、
そして血の巡りを良くしましょう。
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【脳脊髄液】が流れると不調は良くなる
人間の身体の働きを支配している脳。
脳が正常に機能することはとても大切なわけですが
あまり聞き慣れないながら、その脳の働きにとって重要なのが「脳脊髄液」です。
からだには、血液・リンパ液のほか
もうひとつ循環している液体があり
それが脳脊髄液です。
脳脊髄液は頭蓋骨と脊柱の中にあり、リンパ液と同様、無色透明です。脳の内部や、脳と頭蓋骨のすき間を流れ、なんとその正体は、私達の体中を流れている血液が濾過されたものなのです。
例えば、頭を壁などにぶつけると、頭蓋骨に衝撃がかかりますが、柔らかい脳が崩れないのは、この脳脊髄液がクッションとして衝撃を吸収しているからです。
脳脊髄液は、24 時間で3 ~ 4 回入れ替わって、頭蓋骨から仙骨までを循環したあと、最終的に血液またはリンパ液に混ざる仕組みになっています。
また、脳と脊髄にとどまらずに、循環した後はリンパ管に出ていくことがわかっているんだとか。
🔹脳脊髄液の役割とは?
1.脳と脳神経の保護
頭蓋骨と脳の内部にくまなく満たされ、クッションや緩衝材のような役割を果たしており、このおかげで、私たちは脳に多少の衝撃を受けても耐えられるのです。
2.脳に栄養を補給し、老廃物を排出する
血液が全身を巡って、体中に栄養を届け老廃物を排出するように、脳脊髄液も同じような役割を果たします。
実は血液もリンパ液も脳脊髄液も体内を巡り循環することで意味を成します。
つまり、流れが滞ってしまうと、それはそのまま体の様々な不調に繋がっていくのです。
具体的に脳脊髄液の流れが滞ると
1.身体がかたくなる
脳脊髄液の流れが滞ると、背骨に通っている脊髄の流れも悪くなり、筋肉が硬直しやすくなります。その結果、体の柔軟性がなくなります。
2.風邪などをひきやすくなる
自律神経のはたらきを乱し、また、老廃物を体外に排出する作用が乱れてしまうので、免疫力が低下します。
3.頭痛
脳脊髄液の流れが滞ることは、脳内を圧迫することにもなります。
そのため、頭痛を起こしやすくなります。
4.自律神経失調症
自律神経の乱れを引き起こし、動悸・息切れや不眠症、耳鳴り、低体温や手足などの痺れといった様々な症状があります。
🔹脳脊髄液の流れが悪くなる原因は
「頭蓋骨のズレ」と言われています
頭蓋骨は15種類の骨が22個組み合わさり構成され、
その空間の中に脳が収まり、それぞれの骨の間には関節があり、ごくわずかですが動いています。
健康な状態であれば、頭蓋骨は全体に均一に膨らんだり、縮んだりを繰り返していますが
何らかのズレや隙間が出来たり、頭蓋骨が広がって肥大し頭皮が引っ張られて血管が圧迫するなど影響を及ぼしてしまうのです。
頭蓋骨のズレの原因は
・足を組む
・噛み癖(左右どちらかで噛む)
・荷物を同じ手で持つ
・頬杖をつく
・横向きで寝る
脳脊髄液の流れを良くするには
まずは頭の筋肉の硬さをとること。
ヘッドマッサージなどで緊張を緩めることにより、頭蓋骨のズレも調整されます。
そして血液とリンパ液の巡りを良くすることも重要なのです。
血液とリンパの流れを良くするにはオイルマッサージなどが有効だとされています。
脳脊髄液の巡りが整うと自然治癒力が高まり、自律神経が整い、副交感神経が働いリラックスもできます。
実は、この液体の中には、実は幸福感アップ、苦痛を和らげる効果のあるβエンドルフィンが放出されているそうです。
また膵液の分泌を促し,食欲を抑制する効果やホルモンバランスを整え、アンチエイジング効果も期待できるんだとか。
脳脊髄液の流れには後頭部にそのポイントがあるということがわかり、奏では後頭部(首の後ろ)をしっかりほぐしています。
頭痛や不眠など気になる方は
ちょっと頭を触ってみて硬くなっている場合は
脳脊髄液の巡りが悪くなっているかもしれません。
足を組む、寝る姿勢など日頃のクセを少し意識し、頭の緊張を取るとこを意識してみてくださいね☺️