♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
正気と邪気
寒くなると抵抗力が落ちやすくなるので
この時期は風邪やウィルスにも特に気をつけたいものです。
東洋医学では体にとって有害なものを「邪(じゃ)」または「病邪(びょうじゃ)」といい、生体の抵抗力や防御能を「正気(せいき)」といいます。
邪が正気に勝ったときに病気が発症すると考えられ、病気とは、体内での正気と病邪のせめぎ合いの状況といえます。
「正気存内、邪不可干」
中国医学の古典『黄帝内経』の有名な言葉で「“正気”が体内に充満していれば、“邪気(じゃき)”が干渉(侵入・影響)することはできない」という意味です。
では邪気はどこから来るのか?
ですが
邪気とは病気をもたらす気ですが
外からやってくる邪気は外邪(六淫)といい、風・寒・暑・湿・燥・火(熱)の6種類あります。
そして邪気は身体の外からやってくるだけではなく、体内にも発生するのです。
これを内邪といい、七情と呼ばれる怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の7種類が関係します。
七情とは外界事物に対する情緒反応(感情)のことであり、通常は発病因子になりません。
ただ突然強い精神的な刺激を受けたり生理的に調節し得る許容範囲を超えると
邪気を発生させる発病因子となり、病気をもたらします
そして
私達が細菌、ウイルス、外邪、内邪(七情)と戦うには「正気」か要るわけです。
🍀正気を養うには?
・食事
食べ物からの栄養が、自然治癒能力を支える力となります。バランスのとれた食事が最も重要です。
・ストレス発散
ストレスが溜まると抵抗力も弱まると言われます。なるべく好きなことや楽しいことをして過ごし、ストレスを解消し
また、体を動かすことで血液のめぐりを促進させることができます。
・情緒の安定を保つ
過度な感情の浮沈みは病気の原因になる場合があります。東洋医学では何事にも執着せず心静かであれば、気は自ら巡り、病は自然と癒えていくだろうと言われ、平常心をもって心身のリズムを整え、穏やかに過ごすことは大切なことです。
邪気...
体が疲れているとき、精神的に疲れているとき
は注意です。
ちょっとした疲れは
早めにケアしてあげてくださいね◟̆◞̆

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寝ても疲れがとれない…のは〇〇の硬さから?!
お正月が空けて1週間、
連休があったりとリズムが乱れやすく
早くも「疲労」を感じている方も多いようです。
特に寝ても疲れがとれないというお声をよく聞きますが
慢性的な疲労感のこの原因の1つとして考えられるのが「肋骨の固さ」にあります。
肋骨は骨だから固いのは当たり前と思いますよね?
実は肋骨は「動く」イメージがありませんが、
呼吸をするたび全体的にスライドしながら上に広がったりしぼんだりします。
肋骨の間についている肋間筋など、胸・お腹・首にある「呼吸筋」によって、肋骨は動かされています。
その肋骨まわりの筋肉が硬くなると、肋骨の動きが小さく可動域が狭くなって肺の動きも制限され、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと常にリラックスできない状態になり、眠りが浅くなったり、疲れやすくなって免疫力が落ちたり、自律神経の乱れにもつながるといいます。
そのほか肋骨が硬いと
・腰痛が
・首肩こり
・背中が張りやすい
・反り腰
・前ももの張り
・ふくらはぎの張り
・寝つきや睡眠の質が悪い
・イライラしやすい
・怒りっぽい
肋骨が固まる原因は様々ですが
「横隔膜」が深く関係していて、反り腰や呼吸が浅い状態で日常生活を送っていると、横隔膜の前側が引き上がってしまい、肋骨が開いた状態になってしまいます。
そもそもはやはり普段の姿勢の悪さからくると言えます。
「肋骨が固い」としっかり呼吸できず酸素の吸収が悪くなる→全身に酸素がいき渡りにくくなる→
組織が酸欠状態に→筋肉が固くなる→
疲労物質がカラダから抜けにくくなる→慢性疲労
という悪循環に。
肋骨をゆるめるセルフケア
●肋骨を締める腹式呼吸
1. 両手を軽く肋骨に当て、鼻から息を吸いながら腹部を大きく膨らませます。
2. 鼻から息を吐きながら、両手で肋骨を押さえて中心に向かってゆっくり寄せていきます。
5~10回繰り返す。
●肋骨のマッサージ
1. 肋骨の際に人差し指から小指までの指先を差し込みます。
2. 息を吐きながら、ゆっくり上半身を前傾させ、第一関節くらいまで指を押し込みます。
※硬い場合は指が入らないので上から押さえるだけでもok
肋骨が緩むと
・代謝が上がり痩せやすくなる
・肋骨が閉じ切ることでくびれができる
・姿勢がよくなる
・巡りが良くなり冷え、むくみ、肩こりの軽減
・眠りが深くなり疲れにくくなる
・内臓の活動が活発なることで消化促進
普段あまり意識しない肋骨、
とても重要です。
奏では直接肋骨を触るわけではありませんが
肋骨周辺の筋肉を意識して施術しています。
呼吸の浅さ、眠りの浅さ、慢性疲労感…
ご相談ください◟̆◞̆
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
【ふくらはぎ】と体・心
昨日ふと自分のふくらはぎを見てびっくり。
パンパンに張っていて、久しぶりに人の手を借りほぐしてもらいスッキリしました笑
パンパンな「ふくらはぎ」…
実は単純に「むくんでいる」だけではありません。
🔹ふくらはぎと東洋医学
東洋医学では
「おなかや腰の状態は脚に出る」
と言われ
ふくらはぎはお腹や腰の状態が
そのまま現れるところです。
健康な人のふくらはぎは、弾力があり引き締まっています。
ふくらはぎがパンパンだったり、カチカチで押すと痛い場合や、
ふくらはぎの筋肉がボコッと張り出ている人、筋肉にハリがなくたるんでいる人は、
次の不調の兆しかもしれません。
・疲れが溜まっている
・内臓の働きが悪くなっている
・ウイルスなどと闘う力(免疫力)が下がっている
ふくらはぎは下半身の血流とリンパ循環の要であり、また筋膜網を通して全身とつながっています。
そしてふくらはぎは気の循環にも大きく関わっているとされます。
内臓の中でも、ふくらはぎには、「腎臓」と「副腎」の状態がよく現れます。
身体の健康には老廃物の排泄が大事という考え方がありますが、
排泄には、腎臓の働きが欠かせません。
腎臓の調子が悪いと、体内の老廃物が排出できなくなり、不調に繋がります。
そした副腎は、免疫機能やストレスへの対抗力に関わり、
副腎が弱ると免疫機能が不安定になるので、カゼを引きやすくなり、花粉症やアトピー性皮膚炎など、アレルギー症状を発症しやすくなります。
また“ふくらはぎ”は特徴の1つとして、感覚的に「冷えていることにあまり気がつかない」ところですが、案外冷えていることが多く、その冷えも不調を招きます。
🔹ふくらはぎは心とも繋がっている
ふくらはぎが硬いと、精神面でも不安定になるという調査結果もあります。
気分がふさぎやすい、緊張しやすい、イライラ、寝つきが悪いなど、ふくらはぎのような大きな筋肉には、体だけでなく、心の調子がはっきりと現れるそうです。
ふくらはぎをほぐすと、心が楽になったり、よく眠れるようになったりします。
副腎の働きが高まり、ストレスへの対抗力が高まるからです。
🔹寝ながらできるセルフ「ふくらはぎほぐし」

❶あお向けになり右足のふくらはぎを曲げた左ひざにのせる
❷右足のふくらはぎを左ひざにこするようにほぐす
❸ふくらはぎのアキレス腱側からひざ裏側まで、全体をまんべんなくほぐす。
1つのポイントにつき約10往復こすりほぐす
❹左足のふくらはぎを右ひざにのせて同じようにほぐす
ふくらはぎをほぐすときは、
・アキレス腱に近いへこんだ部分
・ふくらはぎの最も膨らんだ部分
を痛気持ちいい感じでやりましょう。
奏では指圧でもふくらはぎはしっかり施術していますが、血液も水分もリンパも流れるオイルマッサージがオススメです。
ウイルスのニュースが絶えない中、予防には
まず「免疫力を高める」ことにあります。
意外にも免疫力アップには「ふくらはぎ」
がキーポイント。
皆さん、
ふくらはぎ、硬くなったり、パンパンになっていませんか?!
ちょっと意識してみてくださいね😊
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【頭寒足熱】
昔からの健康の言いつたえで
「頭寒足熱」という言葉があります。
足は冷えやすいので温める、頭は熱くなりやすいので冷やした方がいい、ということですが
最近は逆の頭熱足寒になっている人が多いそうてす。
寒い冬は暖房の効いた室内にいると頭がぼーっとしてくる経験がありませんか?
これは頭に熱がこもっているサインで
長時間デスクワークで眼や頭を使いすぎると上半身は熱がこもり過ぎ、下半身は冷えすぎという体内のバランスが乱れた状態が続きます。
すると焦りやイライラ、不安になりやすいといった感情や、不眠や頭痛など身体の不快な症状を引き起こす原因に…
頭は身体の一番上にあり
暖かい空気は上に向かい、冷たい空気は下におりていく性質上、熱がこもりやすいのです。
そして脳は大量のエネルギーと酸素を消費し、大量の血液が常に流れ込んできます。
血液は体の熱を運ぶはたらきがあるので、血流の多い頭はさらに熱がたまりやすくなります。
逆に足は心臓から一番遠く、冷えやすい部位で
気温が下がると体温が下がることを防ぐため、足の血管が締まって血流が減るのでさらに温度が下がり、下半身の冷えを感じることになります。
これを放置すると、脳の働きが鈍ってきて、いわゆる「のぼせ」の状態となります。
ドイツにもこの言葉に似た諺があり
「頭は冷たく、足は温かくしておけ。そうすれば、どんな名医も貧乏になる。」というらしいです。
時間があれば、足湯などをしてあげるのがオススメです。この時おでこに冷たいタオルなどを当てるとよいです。
※首付近はあまり冷やさないようにしてください。
この頭寒足熱という言葉を、本来の意味ではなく、精神面で考えても
頭寒は冷静になれ、
足熱は足を冷やさぬように動かせ、ということ
なのかもしれません。
頭で考えすぎたとき、体を動かすとスッキリしたりするものです。
のぼせる感じがする時は
頭を冷やすより先に、とにかく足を温め、血流を良くしてください。
足のマッサージをすることも効果的です。
足の冷え、のぼせ感、ぼーっとする、やる気が出ない…
ご相談ください◟̆◞̆
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今日は【とんちの日】大丈夫。何とかなる
健康ネタに尽きてきたところで…
1/9は「とんちの日」だそうです。
一休さんの名前の語呂合わせからきています。
そういえば
わたしが奏をオープンしたての頃、長くお世話になっているお客様が一休さんの話をしてくださいました。
とんちで有名な一休さんが亡くなる直前、
「この先、私が亡くなった後本当に困り果てた時にこれを開けなさい。それまでは絶対に開けてはならない」
と巻物を弟子たちに遺しました。
何年か後に、寺に大問題が持ち上がり
弟子たちは、知恵の限りを尽くすも解決策がでてこず、どうしようもなくなってしまいました。
そのとき、一休禅師が遺してくれた巻物を開けてみると…
『大丈夫。心配するな。何とかなる』
結局、問題は解決した
という話です。
考えてみると、あれこれ思い悩んで
最悪の想定までして、心の準備をしても
結局は大丈夫だった
ということが多いのではないでしょうか。
心配の9割は起こらない
という本があるほどです。
そんな私はもともと超心配症…
昔は先のことばかり考えて心配しました。
1人で仕事をするようになって
2020年以降は
何とかなる、なるようにしかならない
というか
そう思わないとやっていけない笑
と自然に思うようになった気がします。
そして
生きていると本当にいろんな事があるけど、全部、なるようにしかなってないなと思います。
心配するよりも
今を全力で楽しむ
そんな今年にしたいなと思う
今日この頃です。
いつもありがとうございます。
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