♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 01 / 04  09:17

【呼吸が浅い】ことによる弊害は…

 

年末年始、ゆっくり寝られるはずなのに

夜中に目が覚めてしまう、息が苦しい感じがする

 

そんなご相談が多かったです。

 

昨今のマスク生活と、リモートワークにより

ねこ背姿勢などから、呼吸が浅くなっている人が急増しているといいます。

 

マスクをしていると吸い込む酸素の量が下がって息苦しくなるので、これをカバーしようと呼吸回数が増え、呼吸が浅くなります。

 

ねこ背だと気道が狭くなっておなかが圧迫され、横隔膜が動きづらくなるので呼吸が浅くなるのです。

 

呼吸が浅くなると心身には多くのデメリットが

 

だるさや疲れがとれにくい

ミトコンドリアに酸素が届かず、エネルギー産生が低下し、だるさや疲れが発生します

肩コリや腰痛が生じやすい

筋肉細胞で酸欠が起きると、肩コリや腰痛などが起きやすくなります

免疫力が下がる

交感神経優位で血流が悪くなり、免疫細胞が全身に届かず免疫力が低下します

集中力が低下する

脳の細胞で酸欠が起きると、集中力が低下したり、頭の回転が鈍く

 

また最大の問題は自律神経に影響することです。

 

呼吸が浅いとの体を緊張・興奮モードにする交感神経が優位になります。すると血流が悪くなるため、肩コリや頭痛、冷えなどが起きたり、免疫細胞が体の隅々に届かず免疫力の低下も招くことに。

 

そして

 

人の脳の中にある扁桃体という場所は、感情の動き(情動)と呼吸の両方を司っています。

そのため緊張や不安、ストレスを感じると速く浅い呼吸になり、反対にリラックスするとゆっくり深い呼吸になります。

この情動と呼吸が連動することを『情動呼吸』と呼び、この情動呼吸は、不安やストレスの悪循環を引き起こすことがあります。 


不安や緊張を感じて呼吸筋がこわばると、呼吸の効率が下がります。すると呼吸が浅く早くなり、さらにそれが、不安や緊張を増幅するという悪循環に陥るのです。

 

 

いわゆる正しい呼吸と浅い呼吸の大きな違いは、吸い込む空気の量です。

 

正しい呼吸の吸い込む空気の量は約500mLですが、浅い呼吸だと約250mL

 

しかも、吸った空気の一部は気道にとどまってしまうため、肺に取り込まれる空気の量は、浅い呼吸だと正常な呼吸の1/3以下になってしまうそうです。

 

お医者さんなどがオススメしてるのが

簡単な「448呼吸法」

継続することで、横隔膜が適度に刺激されて柔軟性が戻り、自然と正しい呼吸が身に付くそうです。

 

448呼吸法>
・腹式呼吸を23回繰り返す
・お腹の上に手を置き4秒かけて鼻から息を吸う
4秒間息を止める
8秒かけて鼻から細く長く息を吐く

ポイント≫
ポイントは、腹式呼吸。鼻から息を吸う時にお腹が膨らむようにしっかり吸い込みましょう。息を止める事で空気が肺に留まり、細胞に酸素や栄養が行き渡りやすくなります。寝る前や仕事中など、気づいた時に行ってください。


さらに

鉄分が多い食材を摂取すると酸素が体内に運ばれやすくなるとの事。呼吸法と合わせる事で、質の高い呼吸につながるそうです。

 

昨日のお客様は

呼吸を深くすることを今年のテーマにする

と仰っていましたが

 

呼吸が深くなるとメリットしかありません。

・疲れにくくなる

・痩せやすくなる

・メンタルが安定する

・パフォーマンスがアップする

・免疫力が高まる

 

...そんなわけで

深い呼吸を目指しましょう。

 

呼吸の浅さは呼吸に関係する筋肉を緩めることも大切です。

奏ではそれらの筋肉をしっかり緩めています。

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呼吸の浅さ

ご相談ください◟̆◞̆ 

 

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