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睡眠は最大の「心身メンテナンス」

ぐっすり眠れた日は、「疲れがとれた」「頭がスッキリする」と感じることが多いものです。
反対に、睡眠時間が短かったり眠りが浅いと、心身が疲弊し、集中力や気力も低下。
やがてパフォーマンスも落ち、負の連鎖につながってしまいます。
睡眠は、脳や体の機能と深く関係しており、眠っている間にさまざまな修復作業が行われています。
🔹 記憶と睡眠
記憶には一時的に覚えている「短期記憶」と、長く保持される「長期記憶」があります。
この短期記憶が長期記憶に変わることを「記憶の固定」といい、睡眠中に主に行われることが分かっています。
🔹 レム睡眠とノンレム睡眠
睡眠には、脳が活発に動く「レム睡眠」と、脳も深く休んでいる「ノンレム睡眠」があります。
それぞれ以下のような役割を担っています。
ノンレム睡眠の役割:
• 成長ホルモンの分泌による細胞修復
• 疲労回復、肌の再生
• 免疫力の向上
• 記憶の固定
レム睡眠の役割:
• 身体を休める
• 興奮した脳をクールダウンさせる
このように、レム睡眠・ノンレム睡眠はどちらも心身の修復に欠かせません。
🔹 睡眠中は「脳の掃除」が行われている
体は老廃物や余分な水分をリンパで排出しますが、脳にも「グリンパティック・システム」という循環機能があり、寝ている間に脳内の老廃物をデトックスしています。
とくに脳内にたまった「アミロイドβ」というタンパク質は、アルツハイマー病と関係しているとされ、脳脊髄液が循環することで排出されます。
睡眠中は、脳細胞が約60%収縮し、脳脊髄液が効率よく循環。その働きは、起きているときの約10倍にもなると言われています。
まさに睡眠中は「脳の大掃除タイム」なのです。
🍀 良質な睡眠をとるための習慣
1. 就寝時間を一定にする
→ 体内時計を整えるため
2. カフェインや刺激物を控える
→ 交感神経が高まると寝つきにくくなる
3. 悩みをアウトプットしてから眠る
→ 脳の興奮を鎮めるために、書き出すのも効果的
4. 朝は日光を浴びる
→ 睡眠・覚醒リズムを整える
5. 寝る直前の食事は避ける
→ 消化活動が睡眠を妨げるため
6. 「ベッド=寝る場所」と脳に認識させる
→ ベッドでスマホやテレビを見ない/目覚めたらすぐ起きる
7. 寝室をリラックスできる空間に整える
→ 副交感神経を優位にし、自然な眠りへ
8. 「寝る前の儀式」を習慣化する
→ ストレッチや瞑想などがオススメ
🔹 呼吸の浅さ=睡眠の浅さ
浅い呼吸は浅い眠りにもつながります。
呼吸に関わる筋肉、特に背中や肩甲骨まわりをゆるめることで、深い呼吸ができ、睡眠の質も高まります。
🌙睡眠は毎日の積み重ね
睡眠は、日々の小さな積み重ねが心身に大きく影響します。
良い睡眠を意識して、「休む力」を養いましょう。
背中や肩甲骨の硬さが気になる方は、ぜひご相談ください◡̈
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