♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2025 / 07 / 03  05:50

睡眠は最大の「心身メンテナンス」

睡眠は最大の「心身メンテナンス」

 

 ぐっすり眠れた日は、「疲れがとれた」「頭がスッキリする」と感じることが多いものです。

反対に、睡眠時間が短かったり眠りが浅いと、心身が疲弊し、集中力や気力も低下。

やがてパフォーマンスも落ち、負の連鎖につながってしまいます。

 

 

睡眠は、脳や体の機能と深く関係しており、眠っている間にさまざまな修復作業が行われています。

 

 

🔹 記憶と睡眠

記憶には一時的に覚えている「短期記憶」と、長く保持される「長期記憶」があります。

この短期記憶が長期記憶に変わることを「記憶の固定」といい、睡眠中に主に行われることが分かっています。

 

 🔹 レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠には、脳が活発に動く「レム睡眠」と、脳も深く休んでいる「ノンレム睡眠」があります。

それぞれ以下のような役割を担っています。

 

ノンレム睡眠の役割:

成長ホルモンの分泌による細胞修復

疲労回復、肌の再生

免疫力の向上

記憶の固定

 

レム睡眠の役割:

身体を休める

興奮した脳をクールダウンさせる

 

このように、レム睡眠・ノンレム睡眠はどちらも心身の修復に欠かせません。

 

🔹 睡眠中は「脳の掃除」が行われている

 体は老廃物や余分な水分をリンパで排出しますが、脳にも「グリンパティック・システム」という循環機能があり、寝ている間に脳内の老廃物をデトックスしています。

 

とくに脳内にたまった「アミロイドβ」というタンパク質は、アルツハイマー病と関係しているとされ、脳脊髄液が循環することで排出されます。

 

睡眠中は、脳細胞が約60%収縮し、脳脊髄液が効率よく循環。その働きは、起きているときの約10倍にもなると言われています。

 まさに睡眠中は「脳の大掃除タイム」なのです。

 

🍀 良質な睡眠をとるための習慣

1. 就寝時間を一定にする

 → 体内時計を整えるため

2. カフェインや刺激物を控える

 → 交感神経が高まると寝つきにくくなる

3. 悩みをアウトプットしてから眠る

 → 脳の興奮を鎮めるために、書き出すのも効果的

4. 朝は日光を浴びる

 → 睡眠・覚醒リズムを整える

5. 寝る直前の食事は避ける

 → 消化活動が睡眠を妨げるため

6. 「ベッド=寝る場所」と脳に認識させる

 → ベッドでスマホやテレビを見ない/目覚めたらすぐ起きる

7. 寝室をリラックスできる空間に整える

 → 副交感神経を優位にし、自然な眠りへ

8. 「寝る前の儀式」を習慣化する

 → ストレッチや瞑想などがオススメ

 

🔹 呼吸の浅さ=睡眠の浅さ

浅い呼吸は浅い眠りにもつながります。

呼吸に関わる筋肉、特に背中や肩甲骨まわりをゆるめることで、深い呼吸ができ、睡眠の質も高まります。

 

🌙睡眠は毎日の積み重ね

睡眠は、日々の小さな積み重ねが心身に大きく影響します。

良い睡眠を意識して、「休む力」を養いましょう。

背中や肩甲骨の硬さが気になる方は、ぜひご相談ください◡̈

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