♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
痛みの原因が“そこにある”とは限らない

運動やマッサージ、お風呂に入ってもなかなか良くならない慢性的なコリや頭痛。
「原因不明」と思っていませんか?
でも、必ず生じるものには原因があります。
病院に行ったり薬を飲む前に、痛みの“引き金”になっていることを知ることが、解消の近道になるかもしれません。
そのキーワードのひとつが 「トリガーポイント」 です。
🔹トリガーポイントとは?
医学的には「過敏化した侵害受容器」と呼ばれますが、簡単に言うと、
“痛みを他の場所に飛ばす引き金”のようなポイントです。
たとえば、肩にトリガーポイントができると、痛みが頭へと広がり「頭痛」として感じたり、背中に痛みが飛ぶこともあります。
これは「関連痛」と呼ばれ、実際の痛みの原因が別の場所にあるため、病院で原因不明とされることもあります。
🔹どこにできやすいの?
• 筋肉が骨に付着する部分
• 筋肉と筋肉がつながる部分
• 力がかかりやすい部分
に、できやすいと言われています。
🔹なぜできるの?
もっとも大きな原因は 「姿勢」 とされています。
デスクワークで同じ姿勢が続いたり、同じ筋肉ばかり使うことで、微細な損傷や炎症が起こり、筋膜が癒着してトリガーポイントが発生します。
このしこりは深く硬いため、ヨガやストレッチだけでは消えにくく、一時的に楽になってもまた痛みが戻ってしまいます。
🔹解消には「圧す力」より「圧す時間」
トリガーポイントを緩めるには、ただ強く押すのではなく、
ゆっくり・じっくり長く圧を加えることが必要です。
筋肉の奥にあるしこりに届かせ、血行を促進させて、滞りを解消します。
当サロンの「じっくり長く圧す」施術は、まさにこのアプローチです。
さらに、周囲の筋肉や足など全身を整えることで、痛みの元に働きかけます。
🔹思わぬ場所が原因だった例も
実際に「頭痛がつらい」という方の施術中、お尻に硬いトリガーポイントを見つけて圧したところ、
「頭に響きます」と言われたこともありました。
まさか頭の痛みの原因が、お尻の筋肉のコリだったなんて。。というケースもよくあります。
🔹「原因はその場所にない」ことがほとんど
だからこそ、
「原因不明」とされた痛みも、視点を変えれば見えてくるものがあります。
さらに奥には、内臓の疲れや冷え、自律神経の乱れ、ホルモンバランス、そして感情などが影響していることもあるのです。
私は“治療”という言葉は使えませんが、
つらい痛みや不調に対して、トリガーポイントや根本的にあるものを見つける施術を目指していきたいと思っています。
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