♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2023 / 06 / 14  07:38

痛みの記憶

 

今日は痛みに関する、ちょっと深い話です。

 

肩、首や腰が痛い

という感覚、不快ですよね>_<

 

最終的に、痛みを感じるのは体ではなく脳です。

だから究極な話、脳がなければ痛みもありません。

 

脳は、神経を通じて体の感覚情報を受け取っていますが素直に受け取っているだけではなく

スピーカーのように、感覚を増幅したり、減衰させたりしてしまいます。

 

まず、痛みというのは注目したり、ネガティブな感情になると増大するという報告があります。

 

皮肉にも「痛い、痛い」と痛みが最大の関心事だと、脳は「そんなに痛みに興味があるなら、痛くしてやろう」といわんばかりの振る舞いをするのです。

これをく「痛みの記憶」といい、正確には中枢性感作と呼ばれます。

 

例えると暗記テストの勉強。
一夜漬けなどで覚えても数日経つと忘れてしまうものですが、何度も繰り返し覚えると記憶が定着し、長期間に渡って記憶を保持できるようになります。


スポーツなどでも同じ動作を繰り返し練習することで、意識しなくても一連の動作をスムーズに行うことができるようになります。

 

痛みの領域でもこれらと同じことが起こり
痛み刺激が長期間続くと、その刺激がより効率的に伝わり、痛みに敏感になったり、もともとの痛み刺激がなくなっているにも関わらず脳が痛みを感じるようになってしまうのです。


すると痛みの原因がなくなった後にも「痛い」と感じるようになってしまうのだとか

 

そして「痛みの記憶」に関係するのは"情動"です。

情動とは、快感や不快感といった感情で

痛くて辛い、痛くて悲しい、という情動を伴った痛みは、より記憶されやすい刺激といえます。


そして、その時と同じシチュエーションや感情になった時に脳が勘違いして、痛みの記憶を呼び戻してしまいます。

 

これが痛みが慢性化する仕組みで

 

逆に言うと(その人にとって)好ましいシチュエーションだと痛みを感じにくくなるのがポイントです。

 

旅行中は痛みが気にならないというのもよくある話ですが、意識的に、痛み以外のことに意識を向けることも大切なのです。 

 

滅入った気分、不安な気持ちは痛みを敏感にし、

楽しい気分、安心感は痛みを鈍感にさせます。

 

皆様はどんな行動をとれば、

楽しい気分、安心感を得られるでしょうか。

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2023 / 06 / 12  07:41

梅雨の眠気の原因と解消法

 

ジメジメする毎日、

この時期、やたら日中に眠気を感じるのに逆に夜は

深く眠れないということがありませんか?

 

梅雨時期の眠気の原因はざっくり言うと

気圧気温・湿度の影響です。

 

通常、日中には交感神経、夜には副交感神経が優位になることで、心身のバランスが保たれていますが

低気圧は副交感神経の働きを活性化させます。副交感神経が優位に働くと身体が休息モードに入るため、自ずと眠気が生じるわけです

 

また湿度が高くなると体内の水分が排出しにくくなって体内に水分が溜まり、眠気や体のだるさに繋がると考えられています。

 

そして文明が未発達の時代の人たちは、晴れの日に狩猟や耕作を行い、雨の日は休息に当てていました。

低気圧によって眠くなるのは、備わった本能ともいえます。

 

そうした眠気には「頭を冷やすこと」が効果的だといわれていいます。

頭を冷やすことで、脳を除熱することができ、脳を冷やすと酸素消費量を抑えることができるので

応急処置として冷たいものを頭や首筋に当ててみることをおすすめします。

慢性的な眠気に悩まされている人は、脇や首などの大きな血管が通っているところを冷やすのもよいでしょう。

 

この時期眠気が強くなることは、「やる気」や「根気」の問題ではなく、自然現象です。

 

ただ症状が強くなりやすい人は酸素不足や血行不良でもあるため、これらを改善することも大切です。

 

梅雨時期こそマッサージやストレッチなどで

血流をアップしましょう!

 

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2023 / 06 / 11  07:25

ガチガチ背中…は〇〇筋が硬い!

 

いつも背中がガチガチで辛い

という方、とても多いです。

 

筋肉でいうと広背筋という筋肉が硬くなっているケースがほとんどです。

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広背筋は腰のあたりから脇の下を通り腕の骨の付け根についている筋肉で、開いた腕を閉じるときや、後ろに挙げるときに働きます。腕を上・前に伸ばした状態からカラダを引きつける(引っ張る)動作で使われます。

 

日常の中で座りっぱなしだったり、同じ姿勢でいることが多い方はいつの間にかこの広背筋が硬くなって、腕が上がらなくなったり体の様々な部分に不調をきたすようになります。

 

広背筋が硬くなると

● 慢性的な肩こり、背中こりを感じる
● 
呼吸が浅く、寝つきが悪い
● 
肋骨が開き、くびれができない
● 
下腹がポッコリ出ている

などに繋がり、見た目への影響はもちろんのこと、呼吸が浅くなるので心への不調にも

 

広背筋が硬い時は意識していなくても背中に力が入りリラックスできていないので、副交感神経が働きにくくなり、疲れやすい状態にもなっています。

 

広背筋を緩めほぐことは

猫背、反り腰改善だけでなく

疲労回復、睡眠の質アップにも繋がります。

 

奏では指圧プラスストレッチで

しっかり広背筋にもアプローチします。

 

ガチガチ背中ご相談ください◟̆◞̆ 

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2023 / 06 / 10  07:59

「肩こり」は日本人だけ!?

 

「肩こり」は日本人だけ

 

ということを聞くことがあります。

 

いやいや、外国の人も肩はこるでしょ?!

と思いますが、少なくとも欧米には「肩こり」という概念自体がないようです。

 

『肩がこる』と言う表現は夏目漱石が最初に使ったと言われ、江戸時代以前の日本にはその言葉も存在しなかったそうです。

 

外国の人と比べると、骨格や筋肉が小さかったり

なで肩が多いため、物理的にコリやすいというのも

ひとつですが

 

 

そもそも「肩こり」という言葉自体がなかったら

どうなのだろう?

 

もしかしたら言葉があるからそうなってしまう『思い込み』というか逆プラシーボ効果なのかもしれないと

思うわけです。

 

〇〇をすると肩がこる、〇〇があるから肩がこるなど

脳が先に思い込み、

それが痛いと錯覚してしまう

 

ということが実際にあるそうです。

 

ただ日本人は良くも悪くも真面目だと言われるので

言葉通り必要以上に「肩の荷」を背負ってしまい、それが肩こりになるのだろうなとも思います。

 

そして、肩がいつも凝るというのは

「頑張っているんだ」という体からのアピールでもあり、「頑張りすぎだから力を抜きなさい」という

警告でもあるのかもしれません。

 

肩こりが強く、何をしても治らない場合は

やりたいことをやっていない(やりたくないことをしやっている)

我慢しすぎている

言いたいことが言えない

責任を負いすぎている

 

という潜在的なメッセージでもあります。

 

 

例えば、好きな趣味に没頭しているとき、痛みのことを忘れていた経験、

逆に天気が悪いときに痛みのことを考えてしまい、実際に痛みだした経験はないでしょうか。

 

気持ちが痛みに影響することは間違いないようで

痛みに注目して悪化させるのも、好きなことに注意を向けて痛みを減らすのも、自分次第なのです。

 

ストレスから距離を置く
痛みのことをなるべく考えない
楽しいことに目を向ける
笑う
好きなことをする

 

ということが痛みの改善につながるかもしれません。

 

...とはいえ、辛い肩こりは

やっぱり筋肉を緩めることも大切です。

 

コリ、疲れ、ストレスは蓄積する前に

リセットしましょう。

 

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2023 / 06 / 09  08:30

梅雨ダル…にも筋肉は大事

 

関東も梅雨入りしましたね。

 

梅雨どきは、体のだるさを感じたり、やる気が出なくなったりと気持ちも体調もすっきりしない方が多いかもしれません。

 

最近は「梅雨ダル」「梅雨バテ」あるいは「6月病」などと呼ぶこともあるようです。

 

気圧が低く、湿度が高い状態が続き

日によっては寒暖差も大きくなるため、気象によるストレスが多い時期です。

 

相まって日照時間の減少も影響し

太陽の光を浴びる時間がいつもより少なくなると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」や、

睡眠を調節するホルモン「メラトニン」の分泌が減少し、気持ちが沈んだり、不眠が起こりやすくなったりします。

 

また適度な湿度は皮膚や髪を潤すなど、身を守るのに役立ちますが、過剰な湿度は東洋医学でいう湿邪(しつじゃ)”の状態になり、水分やリンパ、血液などの流れが悪くなってしまいます。

 

 

身体を温め、血流を促す最大の臓器は筋肉です。

 

実は筋肉があるからこそ、気圧や気温の変化に左右されずに、天候から身を守ることができます。

 

気温や気圧の変化に左右されない体を作っていくためには、筋肉の鎧が必要なわけです。

 

つまり

心身を安定させるためには

筋肉をちゃんと活動させることが大切になります。

 

筋肉は裏切らない

なんて言われていますが

 

見た目だけでなく、見えないところで

心身を守ってくれている筋肉

 

ちゃんと動かし、機能させる

 

どんな状況下でも心身ともに健康であることは大切です。

 

そして

心身共に健康でいるためにも、裏切らない筋肉を作り、使い、整えることも

とても重要なことかもしれません。

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