♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
寒露(かんろ)の頃

10月8日頃から10月23日頃までを「寒露 (かんろ)」といいます。
文字通り、草木に冷たい露が宿り、段々と日が短くなり、夜が長くなります。
気温もさらに下がって
陰陽で考えると、陽気が益々少なくなり、陰気が増えます。
東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。
冬に備えるために食欲の秋と言われるように
食欲が増す時期でもあります。
ただ
消化器系に負担がかかると、自律神経のバランスをくずし、免疫機能が低下し、かぜを引いたり、感染症を発症しやすくなってしまいます。
食べすぎ、注意ですね^^;
本来は秋晴れの過ごしやすい日が多く、行楽やスポーツには絶好の季節で
時には身体を動かして汗をかきながら、季節の移り変わりをゆっくりと感じてみるのも良いかもしれません。
秋の不調は酷くなる前にリセットしておきましょう!
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秋の肩こり

秋が深まるにつれて、
辛い肩こりを感じている方が増えているようです。
🔹秋のコリの原因
秋の肩こりや腰痛は、
昼間と朝・夕の気温差にも原因があります。
夜や朝は冷え込んで日中は暖かかったり
1日に5℃近くの気温差がある日も多く、
気温の変化は実は身体にはストレスとなり
筋肉に負担をかけます。
そして筋肉を硬直させる疲労物質がたまり、硬直した筋肉は、肩や腰にある血管や末梢神経を圧迫します。
圧迫された血管の中で
血液の流れが悪くなり、酸素や栄養素が運ばれにくくなり、疲労物質はさらにたまりやすくなるという悪循環に…
圧迫された末梢神経は神経組織が圧迫されて、ダメージを受けると
末梢神経は痛みなどの刺激を伝えているため
それが肩こりだけでなく、
頭痛やむくみなどにも繋がっていきます。
さらには
東洋医学では秋は呼吸器が活発に働くといわれているので
呼吸器も疲れやすく
呼吸の補助を行っている肋骨や肋骨の間にある筋肉や、首の筋肉にも負担がかかります。
秋のコリ、不調改善には
まず、
血流を良くすることで改善しやすくなります。
筋肉を伸ばすストレッチや軽い運動は筋肉の収縮によるポンプ作用で血液の循環が促されます。
そして
血液の循環を促すためのポイントイントは『体温』です。
身体が温かければ、滑らかに身体を動かすことができます。
生活習慣で体温を上げるために取り入れるためにオススメなのは
『白湯』です
白湯が体に良いというのはインドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」からきているそうです。
「アーユルヴェーダ」では人の身体も自然界と同じように「火」「水」「風」の要素で成り立っていると考え、水を火にかけ沸かす
ことで、全要素を満たしているため身体のバランスを整えるとされています。
なので本来は
「沸かす」ことに意味があり
【白湯の飲み方&作り方】
[飲み方]
・朝起きてすぐ、朝食前に飲む
・10~15分かけてすすりながら飲む
[作り方]
(1)やかんに水を入れてふたをし、火にかける
(2)沸騰したらふたを取り、10~15分間煮立たせる
ここにレモン汁を加えると
さらに健康効果がアップするとか★
そして
もうひとつのポイントは『首を冷やさない』ことです。
首の奥には、「延髄」という体内の温度を調節している臓器があります。
首が冷えると、延髄にも「寒い」という刺激が入り、首を守ために肩に力が入ったり、寒気が起きたりします。
また、『首』がつく部位からは寒気が入りやすいと言われているので、『手首』や『足首』も冷やさないように気を付けてくださいね。
血流促進には筋肉を緩めることも大切です◟̆◞̆
秋のコリ、むくみ、不調…
気になる方はご相談ください。
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疲れはその日のうちに!疲れを翌日に持ち越さないためには

寝ても疲れが取れなかったり
前日の疲れを翌日に持ち越してしまって
毎日なんだかダルい…
そんなお声も増えています。
疲労感を感じても
マッサージに行く時間がなかったり
何も対処しなければ悪循環になってしまいます。
ちょっとだけケアする時間を作って
1部位だけほぐしてほしいのは
「ふくらはぎ」です。
「第二の心臓」と呼ばれているふくらはぎ。
筋ポンプ作用によって血液を心臓へ押し戻す働きがあり、ふくらはぎをほぐしてあげることで全身の血流を促すことができます。
立ち仕事やデスクワークなどが続いたことでふくらはぎが固まると筋ポンプ作用が弱くなってしまっています。
心臓はなんとか血液を循環させるために頑張って働こうとするため、交感神経が優位な状態になり、
交感神経が優位な状態だと睡眠の質も低下してしまうため、さらに疲労が溜まってしまいます。
また
ストレスを感じると頭にエネルギーが上がる一方、巡りが悪くなったせいで老廃物を含んで重たくなったリンパなどの体液や血液は下半身によどみがちに…
ふくらはぎをマッサージすると血流が促進され
不要な老廃物が体外に排出されるデトックス効果や基礎体温が上昇するなどのメリットが得られます。
その他にも
・心臓などの臓器の負担を抑え血圧が安定する
・基礎代謝が向上し体脂肪を燃焼しやすくする
・細胞が活性化されることでアンチエイジング効果
・自律神経の乱れを整え不眠などが改善される
・免疫力の向上で風邪にかかりにくくなる
つまり
ふくらはぎの血流がよくなると
体も頭も軽くなり、気持ちまで明るくスッキリしてきます。
整体やマッサージで
肩こりや腰痛がつらくて
足は気にならない!という方も
足をほぐすことで、他の筋肉が緩みやすくなります。
翌日に疲れを持ち越さないために…
ちょっとだけ、ご自分をケアする時間を作ってあげてくださいね。
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背中の痛み

涼しくなり始めて「背中」の痛みを訴る方が増えています。
なぜ背中に痛みが出るのかという話ですが
背中には「督脈」というのがあり
督脈とは簡単にいうと
体の背面の真ん中を通るツボの並びで
全身に気(エネルギー)を巡らせています。
背骨の真上を走っていますがその背骨には自律神経も分布しています。
気持ちを落ち着かせるときに相手の背中をさすったりしますが
それはこの自律神経を沈静化する作用があるためで、無意識に督脈に沿ってマッサージをしてるのですね。
督脈の督(とく)は、総督、監督の意味、すなわち全ての経絡(けいらく)を統括する働きがあり、全身の陽の気(陽のエネルギー)と陰気(陰のエネルギー)をコントロールする作用があります。
特に、首の後ろや背中全体には陽気(元気、活動的、積極的、ポジティブなエネルギー、明るく攻める動的なエネルギー、肯定的で受け入れるエネルギー、基礎代謝を高めるエネルギー、リラックスするエネルギーなど)が集合してます。
つまり、元気でいるためには
このエネルギーを流してあげることが大切です。
そして督脈は「全身の陽の海」とも言われ
陽気を司っているため、督脈を温めることで全身に陽気を送ることができます。
熱めのシャワーで背中を温めたりすることを
オススメします。
また、背骨、背骨周りの筋肉が硬くなっていると
全身のエネルギーが滞るので、緩めてあげることも大切です。
背中の痛み、ご相談ください◟̆◞̆
なぜ秋は「哀愁」なのか

秋は、1年の中でもそよ風が心地よい季節ですが
秋分の日(9月23日)を境に日照時間が徐々に短くなっています。
その結果、太陽の光を浴びることによって増えるセロトニン(感情をコントロールするホルモン)が減少したり、ビタミンDの生成が不足したりで
過ごしやすい気候とは裏腹に、感情のコントロールがうまくできずに意味もなく悲しくなったり、涙が出たり、内向的になったり、ネガティブな思考になったりというココロの不調が出ることもあります。
秋は哀愁
なんて言われるのは
夕日が沈む風景や日曜日の夜と同じで「楽しい時間が終わってしまう」という、変化を迎える不安と似たものがあるような気がします。
何かが変化すると心の中で感じるため、心理的変化が起こりやすくなるのですね。夕焼けはとても綺麗ですが、その後にやってくる夜の闇を考えると切なくなるような…
そして「悲しみ」という感情は
多くの人が持っているけれど、見ないようにしている感情だと思います。
怒りというのは2次感情なので、根底には悲しみがあるケースがほとんどです。
人が「悲しみ」という感情を抱くのは
「自分の思い通りにならなかったとき」です。
なにかしら「こうなってほしい」という思いとは違うことが起きている、ということです。
そして悲しみを感じると
①悲しみに呑み込まれてふさぎこむ
②悲しみに呑み込まれないように、怒りに変える
③悲しみに呑み込まれないように、空元気を出す
という行動に出ます。
卑屈になったり、攻撃に走ったり、空元気を出すのではなく
「私は、こうであってほしかった」
と、しっかりと自分の悲しみを感じきることで
その感情を手放すことができることもあります。
過去の出来事にまだ心が動いてしまうのであれば
過去ではなく、ずっと共に存在していた出来事です。
だけど
「その経験が今の私を支えている」 と思えることで
過去にとらわれることなく、今の現実に、
素直に向き合えるようになるのかもしれません。
この時期
イライラしやすかったり、落ち込みやすい…
そんな時は感情と向き合ってみることも大切です。
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