♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【会話】と睡眠の意外な関係
久しぶりな友人と会って、他愛ない会話で盛り上がると、気持ちがスッキリしたり
そんな日は、夜もぐっすり眠れる気がする
ということがあるかもしれません。
最近は
会話と睡眠の関係が研究されているそうです。
昔の思い出を話す回想法を使った研究では、高齢の方を対象に、週1回の回想法を行ったところ、
不安や不眠が低下したという結果が得られたとか。
会話をすると、なぜ、睡眠に影響があるのというと
「楽しい会話」をした場合、文章を音読したり黙読したりする場合に比べて、会話中に交感神経活動が高まり、会話を終えると鎮まる反応が見られ
それと同時に、
副交感神経活動が高まる反応が見られる
これは、気持ちが満たされたときや、
リラックスしたときに見られるのと同じ反応です。
会話をしてスッキリした気持ちになるのは、
気分だけではなく、自律神経が整っていたからだといえます。
自律神経が整えば、
睡眠中の心拍数も低下しやすいので、
寝つきもよく、睡眠の質も向上することにつながります。
楽しく会話すること、人とつながることは、
良質な睡眠にも関係しています。
先日、一番最初の会社の後半と4年ぶりくらいに
会うことができ、思い出話やらで盛り上がり
とても楽しかったと同時に、何だか心身がスッキリするような感覚がありました。
会話、そして誰と話すか、
とても大切なことですね。
休むことへの罪悪感?
休むことに罪悪感を感じる
という方がいるかもしれません。
というよりは
・何もしないのは怠けているような気がする
・何もしない時間がもったいない
と感じ、動き続けてしまい
「休む」という概念がわからないと感じませんか?
スマホと同じように心も体も充電しないと、電池は切れて力尽きてしまいます。
かくいう私も
時間がもったいないと思ってしいがちですが
疲れていると、思考、判断力も低下しますし
別の意味で時間や体力の無駄使いになったりします^^;
無理をしすぎるクセがあったり
我慢すれば良いと思っていたり
疲れがなかなかとれない
傾向のある方は
思いきって「休むこと」を選ぶことも大切です。
そして何故、休むことに罪悪感があるのかを
考えてみると
怠けてはならぬ
楽をしてはならぬ
という、いつしか出来てしまった謎の思い込みが
あるのかもしれません。
「だるい、何もしたくない、めんどくさい」
それは心と体からの危険信号だったりします。
休むことも、行動のひとつです。
体をゆっくり休ませてあげれば
自然と動きたくなるものです。
そして、体と心を緩めてあげましょう。
【今】に意識を向ける
ぼーっとしてしまう、集中できない…
「集中できない」状態は
いわば脳が「今、ここにあらず」で適切に働いていません。
例えば仕事でトラブルがあった、誰かに叱られた、失敗した…
生きていれ色んな出来事が起こりますが
脳はそれに捉われ・引きずる傾向にあり
頭の中で反芻思考(はんすう思考)を始めてしまいます。
それはやがて「雑念」となり「雑念」にとらわれた脳は「今、ここにあらず」になります。
思考は6万回以上と言われていますが
脳は無意識に動き続けていて、寝ていても思考は出ています。
「体を休めたいのに全然休まらない」そんな時は、思考が多く動いて6万回の思考がほとんどがネガティブな思考になっています。
無意識に湧き出てくる思考はどこからくるのかという
だいたいは「過ぎ去ったコト」と「これから来ること」で
人は、苦痛から逃れたいという安心・安全の欲求があります。
そして私たちの日常は、目の前のことに集中せず他のことを考えて行動がしていることが多いのです。
なりげなくしてしまうこの行動は、実は脳がすごく働きエネルギーを使っていて
今に集中が出来たときにこそ、疲れを感じなく本領が発揮できるのです。
まずは呼吸などで今に意識を戻し、
触覚、視覚、聴覚、嗅覚、などの感覚を感じます。
・やるべきことに集中する
・食べ物、飲み物を、味わいながら頂く
・音楽に耳を傾ける
今以外に行ってしまったら
その都度、意識を向け直すことが大切です。
いつでも、今に戻ることを続けていくことで雑念が減り、集中力が増したり体の疲れも減っていくそうです。
そして、呼吸を深くできるようにするために
からたを整えることも、一歩かもしれません。
味覚と体、心
身体の変化は色々なところに出ますが「味覚」も体からのサインだったりします。
例えばイラついた日、無性に甘いものが食べたくなる
とか
疲れていると酸っぱいものを欲するとか…
ストレスで甘いものが食べたくなるのは、
ストレスなどで心身が緊張すると、身体は陽性に傾いてしまうので、元に戻そうとして陰性のもの、特に甘いものが食べたくなることが多いそうです。
そして
疲労感を回復させ、身体のエネルギーづくりに重要な役割を果たすといわれているのが、酸っぱい成分「クエン酸」です。
身体や脳が活動するためのエネルギー源「ブドウ糖」は、身体や脳の中で使用されると、ピルビン酸に変化した後、さらに乳酸に変化します。
「乳酸」は「疲労物質」とも呼ばれており、
クエン酸にはこの乳酸を分解してくれる働きがあります。
だから疲れを感じている時には身体が自然とクエン酸を求めて
「酸っぱいものが食べたい!」と感じるのだとか。
結論から言うと
『食べたくなったものを食べるのが正解』
ただ気をつけたいのが、お腹が空いていないのに
食べてしまうエモーショナルイーティング
これは、食べることによってストレス、不安、孤独、退屈をまぎらす行為で
じつは、多くの人にとって、食べることは感情的な問題に対処する手段になっているのです。
「心の飢え」は「体の飢え」と違い、お腹の中でなく頭(脳)の中にあります。
体の疲労により酸っぱいものを摂るのはokですが
甘いものを取りすぎたり、お酒を飲みすぎるのは
体に負担がかかります。
隠れた体の不調や知らず知らずに溜め込んだストレスがないか、自分の体と向き合ってみることも大切です。
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許すと緩む
「許す」という言葉は、「緩む(ゆるむ)」からきていると聞いたことがあります。
納得です。
許せない気持ちの陰には、怒りや悲しみがギュッと硬くなって
医学的にも許せない状態だと
交換神経が発達して体が硬直することがわかっています。
許せない出来事、許せない人…
誰でもひとつくらいあるかもしれません。
そして、許せない自分
それが体や心をギュッと固めています。
そのかたまり=こわばりを
少しずつほぐしていくことが「許す」ということなんだろうなあと感じます。
自分に対して厳しい人は、体が「あなたの厳しさには耐えられません」と悲鳴をあげて痛みが起こっているようです。
許すことは相手の問題ではなく
本当は自分の中の問題です。
昔の人は直感的にも体験的にも「ゆるす」と「ゆるむ」が同じであることを知っていたのかもしれません。
まずは体を緩ませることから…◟̆◞̆
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