♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
怒りという感情
感情。
毎日
仕事、家庭、友人関係の中で色々な感情を感じながら生きています。
特に忙しいと感じやすい、イライラなどの"怒り"の感情。
•物事に手がつけられなくなってしまう
•誰かにあたってしまう
•怒りをぶちまけてしまう
怒りの感情はものすごいエネルギーがあり、怒っている人の近くにいるだけで、
それを感じるということはよくあるのではないでしょうか?
怒るとき、人間の脳ではなにが起きていいる?
実は怒りは動物の本能といわれ、
動物が激しい怒りを感じる時、
それは、「攻撃」するときです。
攻撃するには、筋肉に効率よく血液を運び、体を活性化しなくてはいけません。
そのとき脳では、別名「闘うホルモン」とも呼ばれるノルアドレナリンが分泌されます。神経を興奮させ、血圧や心拍数を上げるノルアドレナリンの働きによって、動物は相手を攻撃する準備をする。
この「怒りのメカニズム」が、人間にもそのまま受け継がれているのです。
つまり怒りは、「防衛感情」。
生存本能に組み込まれたとても原始的なものなので絶対になくすことはできません。
そして実は怒りというのは、第二次感情で
怒りを直接感じるわけではなく、悲しい・寂しい・苦しいといった第一次感情が許容量を超えたときに、怒りとなって表れます。
怒りをコントロールすることを
アンガーマネジメントといいます。
怒りのピークは6秒間だといいます。
そのため、この6秒間怒りを抑えることができれば、怒りに任せた衝動的な行動を抑えることができるそうです。
「怒りを感じたらまずは6秒間やり過ごす」。これが大事です。
感情の整え方についてはこちらの記事も
https://izumi-kanade.com/info/2592420
それでも収まらない怒りは、紙に書き出して、
「なぜそれに怒っているのか」ということを分析してみるのも良いそうです。
人に話すのも良いですが、怒りのエネルギーは強力なので、利き手の人が不快にならないように注意が必要です。
私も5、6年前までものすごく怒りっぽい人でした。ある時それが辛くなって
「怒らない練習」という本を読んで、怒らないと決めていたほどです笑
しばらく怒らない練習をしていくと
「怒らないってこんなに疲れないんだ」と思い、相当のエネルギーの無駄使いをしていたことに気づきました。
変わらないことに対しては、怒っても仕方ない、そして怒っても自分にも人にもプラスになることは何もないと思うと、
このエネルギーをもっと楽しいこと使おう!と思えたのです。
これはマラソン選手の有森裕子さんの言葉
"他人や環境が変わるのを待つより、自分が変わるほうが何倍も早い。これはスポーツに限らず、いろいろな場面でも言えることではないかと思います。
うまくいかないこと、納得できないことが起こると、その要因を外に求めたくなります。でも、多くの場合、怒りの原因があるのは自分。「他責」からは何も生まれません。現状を変えたいと思うなら、自分の内側へと目を向けること。自分さえ整えていけば自ずと物事は整うし、無駄な怒りに振り回されることもなくなるはず。周囲に怒りを向けてイライラを増幅させるより、その力を自身に向けて行動していくほうが気持ちも楽になる、と私は感じています"
起きていることは全て自分が引き寄せています。
そこからプラスに変えていくために
そのエネルギーをどこに向けたら良いか?と6秒とどまると少し変わるかもしれません☺️
頑張らない勇気
いつも頑張っている身体とこころ。
当たり前のように頑張ろう!
とか
頑張ってくださいね!
って言ってますが、
でも「頑張らなきゃ」を続けると
身体やこころは「サイン」を送ってきます。
それが、痛みだったり、不調だったり
モヤモヤだったり…
その「頑張らなきゃ」は
「あれがあったら」
「こんなことができれば」
何かが「ない」から不幸せで
何かが「あれ」ば幸せになれる。
だから「ない」ものを手に入れようと必死で頑張って、タラ・レバ思考で
「ない」ものを永遠に追い続けてしまう…
仏教の考え方の中に「無常・無我・」という言葉があります。
「無常・無我」というのは、この世のすべてのものは常にに変化し(無常)
この世のすべてのものは自分でコントロールできない(無我)
無常とは
身体の細胞は常に生まれ変わって
体調・肌の調子は常に変化するし、変わらないものはありません。
人のこころや感情も常に変化していくものです。
そして無我とはその感情や感覚、体の痛みなどの感覚は、止めようとしてもコントロールできない。
自然と生まれてくるものを止めることなどできないといこと。
目の前の現実が変化していくことを受け入れられずに、
他人や物事をコントロールしようとしたり、流れに逆らってしまうと思うように前に進めずもがくことになります。
カラダとココロは正直です。
痛いとか辛いとか、悲しみとか怒り。
それは「悪い」ものではなく、ひとつの
メッセージです。
いつも頑張っている人にとっては
「頑張らない」ことって勇気がいります。
だけど時には「頑張らない」ことも大切なんだと気付きました。
「頑張らない」ことは「怠けている」ことではありません。
「肩の力を抜く」「リラックスする」
そう思ったら、
頑張らなきゃ!を止めて「楽しむ」という気持ちを選択できるのかもしれません☺️
脳が霧がかる"ブレインフォグ"って?
連休が明けてからの1週間。
休みのしわ寄せでバタバタ...な方も多いかと思います💦
そんな中、なんだか頭が働かない、ボーっとする、ここまで出かかっているのに、どうしても思い出せない、集中できない、落ち着かない、、
こういった症状は脳に霧がかかったような状態、「ブレインフォグ」と言われています。
ブレインフォグは脳内物質のバランスが崩れうまく電気信号が送れないことが主な原因です。
ブレインフォグの原因
・ストレス
・睡眠不足
・ホルモンの変化
・不健康な食事
・ビタミンB12不足
・服用している薬
ブレインフォグの症状
* 慢性頭痛
* 目の疲れ
* 問題を解決できない
* 気分のゆれが激しい
* イライラ
* 集中力や思考力が低下した
* 短期記憶力が低下した
* よく仕事を休むようになった
* 体がすっきりしない
ブレインフォグの対処法は?
1活動する
活動的に過ごす・運動することは、血行を改善し、脳や体に酸素や栄養を行きわたらせます。
10分程度の軽い運動はワーキングメモリ・注意力・反応時間などを向上させると伝えています。
運動すると筋肉が FNDC5 というタンパク質を放出し、海馬のBDNF(脳由来神経栄養因子)濃度を高めてくれるのだとか。BDNFは「脳にとって奇跡の肥料」とも呼ばれ、脳の神経発生、保護、再生、細胞生存、シナプス可塑性、新しい記憶の形成と保持を起こさせるといいます。
2日光を浴びる
「光」はミトコンドリアの栄養を供給する、薬のようなものなの。ミトコンドリアを元気にするのは自然な「日光」のこと。ミトコンドリアは、目の中にも、肌にもたくさんいるので、日光は直接浴びたほうがいいとのことです。
3タンパク質をとる
炭水化物たっぷりの食事やスナック菓子は、脳内のニューロンが行う「危険を警戒する」という重要な活動を阻止してしまい、
逆に、アミノ酸を豊富に含む高タンパク質食品(肉、魚、卵、豆類、乳製品)は、ニューロンをしっかりと刺激してくれるのだそう。
また、意欲にかかわるドーパミンや、心身を安定させるセロトニンなどの神経伝達物質は、アミノ酸からできているため、タンパク質不足になると神経伝達物質が鈍化し、集中力や思考力を低下させてしまう可能性があるとのこと。
4十分に水を飲む
水分が不足するとホルモンがバランスを崩し、脳に影響を及ぼすと考えています。また水分が脳を活性化させることは証明されています。
5笑う
笑うと間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産され、血液やリンパ液を通じ、体に悪影響を及ぼす物質を退治してくれる NK細胞を活性化します。笑えば免疫力が高まるります。また、笑うと、意志や理性をつかさどる大脳新皮質に流れる血液量が増加するため、脳の働きが活発になるそうです。脳の海馬の容量が増え、記憶力がアップするともいわれています。それに、脳にアルファ波が増えリラックスできます。
そして、やはり大切なのは睡眠、食事。
脳の働きが低下すると、仕事や生活のパフォーマンスは下がります。
考え事が多かったり、頭の情報過多、
ネガティブな感情などは、チリも積もれば様々な症状になりますので
溜め込まないうちに対処しましょう。
ブレインフォグには
寝る寸前のまどろんでいる「ウトウトしている状態」が良いそう。
ちょっぴり昼寝をしたり、マッサージを受けたり、ウトウトする時間を少しでも作るとスッキリするかもしれません☺️
人生の四季
あっと言う間に5月も半ば。
5月の季節のように爽やかな気分で過ごしてる人も、何となくやる気が起きない人もいるかもしれません。
物事がうまく行くときもあれば
スムーズにいかずゆっくりしか進めないときもあります。
自然に四季があるように
人生にも四季があります。
新しく芽生える春、
どんどん育つ夏、
豊かに実る秋、
深く眠る冬のように
人生の四季は人によって
自然の四季の時期と同じではありません。
季節を知らずに
春のときに、秋のような生き方をしたり
冬のときに、夏のように生きようとするとちょっも苦しくなってしまいます。
「春夏秋冬理論」という考え方があり
人の人生は、12年でひとサイクルすると言われていますが、
12か月で考えても同じように
サイクルがあります。
自分の人生の季節をどう過ごすか。
例えば新しい事を始めたくなったりウキウキする[春]のようなら、とにかく行動し、エネルギッシュに、人との出会いを広げたり、、
それが夏にどんどん育って秋には収穫できます。
逆にやる気が出ない、外に出たくない
そんな時は[冬]と捉えて、春に向けて活動するためにエネルギーを蓄える時期。
全てにはベストな「タイミング」があります。
私はこの話をちょっと落ち込んでいる時に随分年下の人から聞きました。
人生には、さまざまなことが起こります。
そのひとつひとつから、糧になることを
見つけながら、目の前に起きていることを受け入れると、実りの季節により多くのものを収穫できるのかもしれません。
同じように身体も心も四季があると思います。
あまり調子が出ない時は
「少し休む」時期で要らないものをデトックスして、新しいものを入れる準備をする時期です。
そんな時は身体も心も「要らないものを出す」ことが大切です。
心身の断捨離をすると
新しい季節に向かう準備ができるかもしれません☺️
「湿邪」とは?
新緑が気持ち良い今の時期。
この時期を短いですが立夏といい
夏が始まる前の準備の時期だと言われます。
人の身体も四季によって変化します。
人の体は約3か月前の今作られていると言われていますが
なんと1兆個もの細胞を1日で入れ替えているのです。
細胞の数は、約100兆個で、毎日1兆個の細胞が入れ替わるとすると
1ヶ月で30兆個、2ヶ月で60兆個が新しい細胞になっていき約3か月で体内の細胞が生まれ変わるというわけです。
そのため「今」の生活や食習慣が夏に健康的に過ごせるかがかかっているのです。
5月から6月にかけては、大型連休明けと相まって怠さや鬱々とした気分、不調を感じやすい時期でもあります。
その原因は心的なストレスだけでなく
「湿邪」によるものもあります。
湿邪とは文字通り"湿気の邪気"
湿気が多くなることでいつもよりも体内に水分が溜まりやすくなり
体外に排出するデトックスの方法は、汗、尿、便,呼気(吐く息)で行いますが湿度が高いと、汗などで排出する量では間に合わなくなるので
体の中の水分が多くなり、顔や足など体がむくみやすくなります。
以下のような人は身体に水分を溜め込みやすい体質かもしれません
*肩こりが慢性的
*腰痛持ち
*頭痛持ち
*だるさがある
*眠れない、寝つきが悪い、眠りが浅い
*雨の日体調が悪くなりやすい
湿邪の対策、予防は
「体内に水分を溜め込まない」
つまり「体に溜まった余分な水分を出せるか」がポイント。
まずは身体に入る食べ物
冷たいものを飲みすぎないこと、余分な水分を身体に溜めやすくしてしまう塩分を摂りすぎないことがポイントです。
水分や塩分を排出してくれるカリウムをきちんと摂取することも大切です。
余分な水分を排出し、必要な水分を補充する食材
→ キュウリ、トマト、スイカ、メロン、グリーンピース、豆腐など
水分代謝をよくする食材
→ ソラマメ、サヤインゲン、ハトムギ、小豆など
そした溜まったものは出す
肝臓や腎臓など代謝や排出に関わる臓器を元気にすることで、余分な水分を溜め込みにくくなります。
その為にはマッサージやストレッチなどで血流とリンパの流れを良くすることが大切です。
そして一番大切なことは春夏も
「体を冷やさないこと」
体温を上げて新陳代謝を高めることは全てにおいての基本です。
室内や電車も冷房が入るようになる時期。
今の身体を整えて、梅雨や夏に負けない身体をつくりましょう☺️