♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 03 / 16  07:51

辛い【花粉症】...衛気(えき)を高めてバリア機能アップ

 

暖かくなり、そろそろ花粉症状が辛い方も増えているようです。。

 

症状の出かたは

その年によったり、体の状態によったり

花粉の飛散量以外に個人の体調や体質が関係しています。

 

東洋医学ではこの違いを外敵から身体を守る力「衛気」(えき)の強弱によると考えます。

 

衛気はウイルスや細菌、花粉などの「外邪」(身体に侵入して害を与える存在)を防御してくれるボディーガードのようなもで

 

皮膚などの体表面、外界とつながっている鼻や口、そこから続く肺や腸などの粘膜を駆けめぐっています。

 

・体表を守り邪気の侵入を防ぐ

・汗をコントロールして体温を維持する

・皮膚や臓腑を温める

などの働きがあるとされます。

 

「衛気」を充実させ巡らせることによって、皮膚や粘膜が強化され風邪や花粉症の予防につながるのです。

 

「衛気」は日常生活で自然とつくられるものなので不摂生だと不足がちになります。

(1)睡眠が不足

(2)食生活が偏ったり食べ過ぎで「衛気」の原料である栄養が不足

(3)疲労やストレスで「衛気」を消耗

(4)運動不足で気の巡りが悪い

 

 

そして

 

「衛気」を作り、全身に巡らせる臓腑は「脾」と「肺」と言われます。

「脾」は胃や腸の消化器系のことで、胃腸が「衛気」を作り、「肺」がそれを全身に巡らせます。

 

【脾(胃腸)を補う食事】

キーワードは「自然の甘味で黄色い食べ物

例:かぼちゃ、さつまいも、トウモロコシ、にんじん、じゃがいも、お米、大豆製品、りんご、 

キャベツ、インゲン豆など     

 

【肺を補う食養生】

キーワードは「白い色の食べ物」

例:豆腐、レンコン、山芋、大根、白菜、梨、白きくらげ、ゆり根、白ごま、松の実、杏仁豆腐、 

豆乳など

 

【衛気を補う養生法】

・肥甘厚味(油っこい、甘い、味付けの濃い)のものは出来るだけ避ける。

 

 

さらに

 

・睡眠を大切に

・呼吸を深くする

 

ことも衛気を高めるために必要なことです。

 

体や心が疲れていると衛気も弱くなるので

日々の疲れは早めにリセットし

 

自分の持つバリア力をアップして、春の不調や花粉の辛さから開放されましょう。

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