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体質にも陰陽がある
東洋医学では
陰と陽の二つの要素が万物とその変化をつくるという考え方があります。
「陽」は、目立つもの、明るいこと、広がること、上、温めるものetc...
「陰」は、人目に見えないもの、暗いもの、狭いこと、下、冷やすものetc...
身近なもので言うと
朝があれば、夜がある
男性がいれば、女性がいる
夏があれば、冬がある
そして体質にも陰陽があります。
厳密にいうと
健康なときは、体内における陰と陽のバランスがうまく保たれていて
=中庸
陰陽どちらかが強くなったり、逆に弱くなったりすると陰陽バランスが崩れて、健康が損なわれてしまうと考えます。
体質はざっくり纏めると
「陰性体質」は、血の気が少なく、なんとなく元気がなく、体温が低めの傾向があり、低血圧、貧血、アレルギーなどを発症しやすい傾向があります。
「陽性体質」は、血の気が多く、いつもせかせかと気ぜわしく動く傾向があり、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などを起こしやすいとされています。
体質は生まれ持ったものもあり、陰性、陽性にはっきりと分かれるわけではありませんが
基本的には男性は「陽性」が強く、女性は「陰性」が強いといわれます。
そして
食べ物にあてはめて考えると、体を締めるもの、体を温めるものは陽性で、毛穴をキュっと締め冷えないようにしています。
緩めるもの、冷やすものは陰性です。逆に毛穴を緩め、熱を逃がします。
つまり
陰性体質の人はなるべく陽性のものを
陽性体質の人は陰性のものを
とることで、バランスがとれるということになります。
エネルギーが過剰になって、体が熱くなったり、精神的にもがんばりすぎがやめられないときは、陰の食材や漢方を使って、多すぎる熱やエネルギーを抑え、
逆に、冷え性や気持ちが落ち込んでしまったり、元気が沸いてこないときは、陽の食材や漢方を使って、体を温めて、エネルギーをチャージします。
少し話は変わりますが
「陰徳転じて陽報を聞く」という言葉があります。
「陰徳」とは目に見えない徳、つまり人には見えないような努力、
「陽報」とは、結果がでること、報われることを意味します。
つまり、「陰徳」を積み重ねていくことによって、その徳に見合うだけの「陽報」がやってきて、形ある成果となる
ということです。
一見、目に見えて形にならないことも
コツコツやれば、必ず報われる
体のことも、そのほかの行動も全て…
陰徳転じて陽報を聞く
のかもしれません。
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