♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【緊張】と【弛緩】のバランス
先日「肩がいつも上がっていて、慢性化してしまっている」
というご相談がありました。
当たり前になっていて
肩が上がっていること
に気づいていない方も多いかもしれません。
私たちは、思っている以上に毎日、様々な場面に集中したり精神的に緊張したりしながら生活しています。
自覚しやすい体の緊張などとは異なり
自覚するまではいかないけど…というレベルの
緊張や集中による疲れが実はメンタル的に結構溜まっていたりすることが多いようです。
そして、そのメンタルの側面の緊張や疲れが、
身体的な緊張や疲れ、ダルさなどに繋がることも少なくありません。
人は気持的にも身体的にも
緊張と弛緩を自分でコントロールしながら自分自身の安定をはかっているといいます。
この緊張(ストレス)と弛緩(リラックス)
というのは、どちらがいいとか悪いとかではなく
・緊張と弛緩を交互に繰り返すこと
・そのバランスを取ること
・そのメリハリをつけること
が大切です。
緊張するということは比較的自覚しやすいのですが
弛緩させる・抜くというのは自覚しにくい
ものでもあります。
「力の抜き方がわからない」
「体の緊張は抜けているはずなのに、抜けている感じがしない」と感じるかもいらっしゃるかもしれません。
そういう場合はまず
「弛緩した状態」を体に覚えさせる必要があります。
【緊張と弛緩のトレーニング】
・右手~腕に力を入れ
全力で握りこぶしを作り、肘を軽く曲げ、力こぶを目いっぱい作ります。これを10秒ほど持続し
・一気に力を抜く
・その時、脱力した感覚を十分味わう
・それを全身の各パーツでやって.最後は弛緩した状態で終わります。
力が抜けた感覚がだんだん掴めると思います。
この状態で眠りにつくと良いです。
身体を弛緩させる
心を弛緩させる
正解はありませんが
自分にとって良いバランスが無いかと探してみる
その手段がないか模索してみることが
心身ともに健康に過ごせることに繋がるのだと
思います。
正解がない…というのは
人が良いと言っていたものが
自分には合っているかわからないからです。
そして例えば呼吸法が良いと聞いても
呼吸で変わるなんて、たかが呼吸で…
とか先入観をもたずに
まず、できることはやってみる
ということも大切かもしれません。
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