♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
春は体や心にも風が吹く!?「ふうじゃ」とは
数日前の寒さから、また急に暖かくなって
やっと春らしくなってきましたが
新年度が始まったり、明るく活動的になる反面
体に心がついていかない、心に体がついていかない
ということもあるかもしれません。
風が吹き荒れる春は体内や心にも風が吹く
と言われます。
心も急にソワソワしたりイライラしたり
感情が高ぶりやすいのも納得ですね。
そして
「風邪」という文字は「かぜ」と読むと思いますが実は東洋医学では「ふうじゃ」と読みます。
「ふうじゃ」とは、病気の外因となる「六淫(りくいん)」と呼ばれるもののひとつで
他には「寒邪(かんじゃ)」「暑邪(しょじゃ)」「湿邪(しつじゃ)」「燥邪(そうじゃ)・乾邪(かんじゃ)」「火邪(かじゃ)・熱邪(ねつじゃ)」があります。
これらの“邪”が体内に入ってくると、身体のバランスが崩れ、病気になるという考え方です。
「寒邪」は寒気、「湿邪」はだるさなどの倦怠感、「燥邪」は喉の乾燥、「火邪」は発熱やほてりを伴うといわれています。
「ふうじゃ」は他の“邪”を伴って、肩甲骨の上辺、背骨寄りの位置にある字のごとく「風門」と呼ばれるツボから侵入し、それこそ風のように病状が早く進むといわれています。
ふうじゃがここから入ってくると
頭痛やめまいなど、上半身に症状が出やすい特徴があります。
春は気温の変化が激しく、自律神経も乱れ、花粉症などもあいまって体内の「気」が弱りやすく
「風邪=ふうじゃ」が身体に入って
「風邪=かぜ」っぽい症状になるわけなのです。
そして風門から入った邪気はすぐには体の深部には侵入せずに、ひとまず首の後ろにとどまるそうです。
この時風門周囲が冷えていると邪気の居心地が良くなってしまい、体の中に侵入して悪さをすると、
東洋医学では考えられています
風門のツボがある肩甲骨の間、背中の部分を温めたりマッサージなどで刺激すると
ふうじゃが入ってくるのを防げたり
血液の循環が活発になり、背中で温められた温かい血液を体全体に流すことができます。
入浴後、髪を乾かすついでに背中の風門の周囲もドライヤーで温めます。(火傷に気をつけてください)
また、寒気や背中がぞくっとする時は
カイロなどを貼るのもオススメです。
そしてなるべく
ふうじゃに負けないために
肩甲骨周辺が硬くならないようにケアしましょう!
ご予約はこちらから💁♀️🔽
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku