♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 04 / 09  08:12

春は体や心にも風が吹く!?「ふうじゃ」とは

 

数日前の寒さから、また急に暖かくなって

やっと春らしくなってきましたが

 

新年度が始まったり、明るく活動的になる反面

 

体に心がついていかない、心に体がついていかない

 

ということもあるかもしれません。

 

 

風が吹き荒れる春は体内や心にも風が吹く

と言われます。

 

心も急にソワソワしたりイライラしたり

感情が高ぶりやすいのも納得ですね。

 

そして

 

「風邪」という文字は「かぜ」と読むと思いますが実は東洋医学では「ふうじゃ」と読みます。

「ふうじゃ」とは、病気の外因となる「六淫(りくいん)」と呼ばれるもののひとつで

他には「寒邪(かんじゃ)」「暑邪(しょじゃ)」「湿邪(しつじゃ)」「燥邪(そうじゃ)・乾邪(かんじゃ)」「火邪(かじゃ)・熱邪(ねつじゃ)」があります。

 

これらのが体内に入ってくると、身体のバランスが崩れ、病気になるという考え方です。

 

「寒邪」は寒気、「湿邪」はだるさなどの倦怠感、「燥邪」は喉の乾燥、「火邪」は発熱やほてりを伴うといわれています。

 

「ふうじゃ」は他のを伴って、肩甲骨の上辺、背骨寄りの位置にある字のごとく「風門」と呼ばれるツボから侵入し、それこそ風のように病状が早く進むといわれています。

 

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ふうじゃがここから入ってくると

頭痛やめまいなど、上半身に症状が出やすい特徴があります。

 

春は気温の変化が激しく、自律神経も乱れ、花粉症などもあいまって体内の「気」が弱りやすく

「風邪=ふうじゃ」が身体に入って

「風邪=かぜ」っぽい症状になるわけなのです。

 

 

そして風門から入った邪気はすぐには体の深部には侵入せずに、ひとまず首の後ろにとどまるそうです。

 

この時風門周囲が冷えていると邪気の居心地が良くなってしまい、体の中に侵入して悪さをすると、

東洋医学では考えられています

 

 

風門のツボがある肩甲骨の間、背中の部分を温めたりマッサージなどで刺激すると

 

ふうじゃが入ってくるのを防げたり

 

血液の循環が活発になり、背中で温められた温かい血液を体全体に流すことができます。

 

入浴後、髪を乾かすついでに背中の風門の周囲もドライヤーで温めます。(火傷に気をつけてください)

 

また、寒気や背中がぞくっとする時は

カイロなどを貼るのもオススメです。

 

そしてなるべく

ふうじゃに負けないために

肩甲骨周辺が硬くならないようにケアしましょう!

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