♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【今】に意識を向ける
数年前からマインドフルネスという言葉をよく聞くようになりました。
「今、この瞬間」にいる自分に意識的に100%の注意を向けること、考えや感情に押し流されず「今、この瞬間」にいる自分を
良い悪いの判断することなく、ありのままに観察して受け止める
ことです。
人間の思考は起こってもいない未来に不安を感じたり「あの時どうしてあんな事をしてしまったのだろう」と変えられない過去を悔んだり…
未来や過去など「今、ここ」ではないどこかへ行ってしまうことが多いのです。
感情的な状態とは「感情」という船に乗って川を流れているようなもので
そのまま流されていくと、川の先にある滝に落ちてしまうこともあります。
マインドフルネスな状態は川岸に立ち、「感情」という船が流れている様子を見ているようなもので
川は流れているので、じっと見ていれば、いずれ「感情」という船も去っていくと考えます。
感情に巻き込まれなくなるため、自分の困りごとを客観的に見ることができ、問題解決につながる行動や考え方ができるようになる…ということです。
瞑想と聞いてあまり良いイメージを持たない方もいるようですが
「意識を今に向ける」ことであり
自然な呼吸を心がけながら、体の感覚、自分の頭に浮かぶ考え、感情を観察します。
感情や考えに振り回されそうになったら、呼吸や身体の感覚に意識を集中します。
例えは、肩が張っているなとか、お腹のあたりかザワザワするなとか…
落ち着いてきたら、また自己観察を続け
リラックスできたから「良い」瞑想、雑念がたくさん浮かんだから「悪い」ということではなく
自分の状態をありのまま観察するトレーニングです。
「今、この瞬間」に意識を向けると
- 集中力向上
- 心身の安定
- ストレス対処能力の向上
- 自尊感情が生まれる
- 自己理解や他者理解ができるようになる
体の痛みや不調に繋がるといったケースもあるそうです。
思考が散漫しがちな方は
あまり難しく考えず、ゲーム感覚で
「今に意識を向ける」ことをやってみるのもよいかもしれません。
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〇〇〇〇が買えない!?ストレス、睡眠と乳酸菌
最近、ある芸能人がテレビで良いと言ったことで
品薄状態になっている飲み物が…
子供の頃によく飲んでいたアレの進化版です。
精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」があると言われ
爆発的にヒットしているんだとか。
様々な効果があるとされる乳酸菌。
乳酸菌の株が"神経系"に作用するらしく
脳と腸の間には迷走神経と言うものがあり
乳酸菌 がこの神経系に作用することで、ストレスがかかると高まる交感神経の活動を抑え、副交感神経とのバランスを取る可能性が明らかになっているそうです。
人間はストレスを感じると脳が不安や抑うつなどの情動変化を引き起こし、それが神経を介して腸に伝達され、下痢や便秘などの消化管運動異常が生じると言われます。
緊張するとお腹が痛くなる
のはこのためです。
さらに現代人は
睡眠の質の悪さ、ストレス…
これに悩む人はとても多く、爆発的にヒットしているのも頷けます。
私も自ら人体実験したいのですが
なんせ、どこにも売っていません笑
見かけたらラッキーかもしれません。
...というわけで
乳酸菌が大事!というよりは
腸内環境が健康のカギになることは確かです。
ストレス社会、腸内環境を整えたいですね。
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【中庸】
東洋には(色々な分野で使われますが)
「中庸(ちゅうよう)」と言う言葉があります。
中庸とはざっくり言うと「真ん中」で
「し過ぎないこと・しなさ過ぎないこと」を意味し
ほどほどに…というニュアンスでしょうか。
つまり
「健康であるために中庸を守る」
裏を返せば「中庸」でないことが体調を崩すことになると言われます。
「中庸」とは闇雲にやるのではなく
環境の中で起こる変化に寄り添いながらバランスをとりながら過ごすこと
なのかもしれません。
食べ物も体にいいからと言って過剰にとり続ければ体に悪影響を及ぼすし
運動のし過ぎも、しなさすぎも、不調に繋がったり
考え方も偏見、強いこだわりを持ちすぎると、自分も周囲も苦しくなる。
そして、この中庸(バランス)の状態も
人によって違うのだと思います。
人がどうであろうと、自分の中でバランスが
とれていれば、正確も間違いもないような気がします。
でも、やはり
〜しすぎない、偏らない、ほどほどに…
ということはどんなことにおいても
大切なことなのだと思います。
休む、動くのバランスも大切にしたいですね。
痛みが移動する?
肩こり・腰痛でお悩みの方は多いと思います。
その痛みが「移動する」という経験はありませんか?
左の肩が痛かったのにいつの間にか
今度は右の腰が痛くなる…といった現象です。
痛みが移動するのは実は脳(意識)が関係しています。
①痛みの優先順位
例えば、左肩と右腰に症状があったとして、
より痛みが強いのが左肩、次に右腰の順番です。
人間は1番痛みが強い部位に意識がいきます。
なのではじめは左肩の方の痛みが気になります。
それがマッサージなどで改善されてくると、今度は2番目に問題があった右腰の痛みが気になります。
1番強い痛みが改善されたので、2番目に痛かった部位が1番になるというメカニズムです。
実際には移動したというわけではなく、もともと何かしら問題があったということになります。
②痛みをかばって他の部位が痛くなる
もう1つの考えられる事は「痛みをかばう」事によって他の部分に支障が出ることです。
例えば、右足が痛くて歩くのに支障があったとします。当然痛くない方の足(左)は右足をかばって歩く事になりますので、徐々に負担がかかってきます。それが一定期間続くと、今度は左足も痛くなってしまいます。
他にも腰の痛みをかばって肩が痛くなる、というケースなどもあります。
これも痛みが「移動した」と思ってしまいますが
実際には、痛くない方に継続的な負荷がかかっているため、バランスを崩して痛めてしまうという現象です。
人間の身体はパーツがつながった1つの「集合体」で全て繋がっています。
あるパーツだけを治しても他の部分に波及していきます。
つまり一部分だけをやってその場しのぎにするのではなく、全身、そして体の内側からも整えて
本来のバランスを取り戻すことが大切です。
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
筋肉とトラウマ
何をしても改善しないコリや疲労感、頭痛など…
意外にも「過去のトラウマ」が原因になっていることはとても多いと言います。
そして、自覚がある場合と自覚さえない場合があります。
トラウマと聞くと、大きなトラブルによってのみ生まれるものと思いますが
幼い頃に言われた些細なひとことや
ビクッとする体験、痛かった経験など
ほんの小さな出来事からもトラウマはできてしまいます。
予期せぬ出来事に出会った時、また大きなストレスにさらされた時
体とエネルギーにとても大きな緊張と「凍りついた感覚」を取り込みます。
そしてグッとこらえたり、力を入れて必死で心を守ろうとするため
トラウマは筋肉が記憶すると言います。
またトラウマが関係するのは脳の扁桃体という部位で
昔、苦い体験をした場面と似たようなシチュエーションに遭遇すると、心身を緊張モードにさせてその危険を回避しようとします。
危険を回避させるために扁桃体は、交感神経を活性化させ、瞬時に「闘うか?逃げるか?」の「闘争逃走反応」を引き起こして「ここ一番」に備えようと身体をこわばらせます。
話を戻すと、
筋肉が記憶したトラウマは、筋肉へのアプローチが有効とされ
軽い運動やヨガ、ストレッチなどが勧められています。
これはなかなか難しいかもしれませんが
十分にリラックスした状態を長時間継続することができれば、その感情や身体感覚をなるべくそのまま感じ取り、結果的に当初経験したよう嫌な事態には
ならないと記憶してくれます。
体の内側からのコリや痛みは
解決法はひとつではなく
その人にあった方法を見つけることが必要ですが
なかなか解決しない体の不調は
過去の記憶から来ているかもしれない
ということを知っておくだけでも違うのかもしれません。
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