♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 05 / 12  07:20

【眼精疲労】と自律神経

 

体が正常には働くためには、自律神経のバランスが整っていることが大切ですが

 

実は、眼精疲労も同じく自律神経と関係が深く、

意外にも眼精疲労はストレスなどか原因になることもあります。

 

自律神経は身体の全身の臓器や器官をコントロールしているので、

症状が出る場所も頭から足・心までの広範囲に及び、症状も人により様々です。

 

🔹自律神経と防衛反応

人間には危険を回避する時の本能により、自律神経やホルモンの分泌などにより

身構えたり、瞬時に逃げたりできるように身体が反応する仕組みが備わっています。

 

この反応は強い感情を感じたり、ストレスを受けた時にも働き、

つまり自律神経の働きは私たちの心の状態によって変化しています。

 

突然、身の危険を感じると、大脳辺縁系(本能)が反応してその情報を視床下部に伝達し、自律神経やホルモンを出す器官に指令を出します。(大昔は獣に襲われるなどの危険が常にあったからです)

 

 そして心臓の脈拍が早くなり、血圧が上がり、早く走るための血液を筋肉に送ります。

 

何かが突然現れて走って逃げるような身の危険を感じることは現代では少ないとはいえ、時代が変わっても脳の反応は変わらず

精神的なストレスを感じた時にこの反応が起きる仕組みになっています。

 

🔹自律神経と眼の関係

目(視覚器)には多くの自律神経線維が接続され、目は最も自律神経の影響を受ける器官といっても過言ではありません。 

 

例えば、発表会などで人前に立つと、やたら目や口が乾き、自然と瞬目が多くなったりするという経験があるかもしれません。

 

まぶたには自分の意志で目を開けるための上眼瞼挙筋とは別に、ミューラー筋という筋肉あり、この筋肉は自律神経(交感神経)の働きで作用します。 

 

心身の活動状態が高まると、自然と人の目は大きくなります。

本人が意識していなくても、周りから見ると目がギラギラしているなどの印象になったり、

逆に、リラックスしている時はまぶたが少し下がるので、優しい感じの印象になるというは何となくわかると思います。

 

また、涙腺には副交感神経線維が接続してるのでリラックスしていると目は潤い、緊張していると目は乾きます。 

 

 

また目の後ろには脳があり、

目から入る光の刺激で脳まで痛みが放散し、慢性的な頭痛の原因になることもあります。

 

それが首や肩などの筋肉や神経に負担をかけ、肩こりのときは主に後頭部が痛み、疲れ目のときには前頭葉を刺激するので、頭全体がぼんやりしたり痛くなったりデスクワークの人に多い症状です。

 

 

自律神経が乱れているから、目が疲れる

 

また逆もしかりで

 

眼の使いすぎで自律神経が乱れる

 

両方あります。

 

一番はぐっすりと眠ることで自律神経のバランスが整い、眼精疲労や疲労も回復しますが、

日中、嫌ななことがあったなどのストレスを夜に持ち込むと、精神的にも肉体的にも緊張状態が終日続き、自律神経のバランスが崩れます。

 

夜は部屋の照明を暗めに調節して、音楽を聞く、瞑想などをしたり

特に疲れ目改善のためには、寝る直前までスマホやパソコンの画面を見るのNGです。

 

たかが眼精疲労と思っていても

体や心からのサインの可能性があります。

 

同じストレスでも人によって受け取り方や感じ方、はじめから持っている気質などによって、それをストレスと感じる人もいればそう感じない人もいます。

 

自分がどの方法でリラックスできるのか

ストレスを解消できるのか

知ることも大切かもしれません。

 

眼精疲労にはヘッドマッサージやアクセスバーズがオススメです。眼の疲れ、ストレス、ご相談ください◡̈

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2022 / 05 / 11  08:06

ストレスも幸せも伝染する

 

 

ストレスや幸福感

 

できれば幸福感を感じていたいですが

 

科学的に神経の仕組みで伝染するため、

風邪のように人にうつしたり、人からもらうこともある

 

といいます。

 

ある感情を持つ人のそばにいると

周囲の人も同じ感情を持つ確率が高くなることも研究でわかっています。

 

特に不安を言葉や非言語で強く表現している人が視界に入ると自分も同様の感情を経験する可能性が高く、脳に悪影響を受けてしまうんだとか。

 

例えば声のリズムやピッチ、表情など、ごくわずかな変化を脳が敏感に察知し

神経系に「このつながりは安全」か「危険だから離れた方が良い」

というシグナルを送ります。

 

それに気づかず離れられなければ

あたかも人の感情を自分の感情のように感じてしまうのです。

 

残念ながら怒りや不安などのネガティブな感情の方が伝わりやすいそうですが

 

逆もあります。

 

面白いデータですが

一人の幸せは3度の隔たり(知人の知人の知人)まで伝染(影響)し、4人目になると影響がなくなるんだそうです。

 

自分の幸せは友達の友達の友達までしか伝染しないけれど、その友達の友達の友達まで伝染すれば永遠な連鎖が起こるわけです。

 

もらい泣き、つられ笑い、あくびがうつる

 

これも脳のシステムからなるものです。

 

特に共感力の高い人はどちらの感情も、もらいやすいので

自分の感情なのか、違うところからのものなのか

を見極めることも大切かもしれません。

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2022 / 05 / 10  08:32

やる気アップにはスモールチェンジ

 

長かった連休が明け、

やる気に満ちている方、そして憂鬱を感じる方と

分かれるかもしれませんが

 

この時期は体はもちろんですが

心に目を向けることも大切だといいます。

 

何かと慌ただしい新年度に張っていた緊張が連休によりフッと緩み、心身のバランスを崩しやすくなります。

 

いわゆる5月病ですね。

 

やる気が出ない時というのは

何かにチャレンジしたり、人に会ったりするのも

億劫になったり、それが悪循環を呼びます。

 

私がある人から

やる気が出ない時や、ものごとがスムーズに行かないとか、負のスパイラルを断ち切りたいときは

 

いつもとちょっとだけ違うことをする」

と良いということです。

 

違う道を歩いたり、

いつも朝食でパンを食べるならご飯にするとか

カバンを変えてみるとか

 

何でも良いのですが

 

ほんとにちょっとしたことでも

いつも同じことを繰り返していることを

変えてみる

 

ということです。

 

いつもと同じ行動していれば基本的に同じ結果にしかならず、同じ選択をすれば同じ結果になる事がほとんどで、何も変わりません。

 

いつもと違う行動や選択をすることで、いつもと違う結果になることもあり

 

また、ストレスを感じる大脳辺縁系から意識を離れさせ、左前頭前皮質の注意を惹くことになります。

 

この左前頭葉皮質を刺激することが脳の活性化や

運気アップにもなると言われています。

 

 

簡単に変えられるものは食べるものでしょうか。

好きでよく食べているものを減らし、苦手で普段あまり食べない物を食べると

体内の細胞から変化があらわれます。

 

大きな変化ではなく

小さな変化、スモールチェンジ

 

一大決心が必要な大きなことではなく

今できるわずかな行動を変えること  

 

それがチリも積もって大きな変化につながったりします。

 

特に「健康ために何かをしなければいけない」というのは、ストレスになることもありますし

やらなければという気持ちでやると

実際には長続きしないものです。

 

だけど続けることで結果が出ることが多いことも事実です。

 

私も実は、色々とマイルーティンが決まっていて、いつも同じ時間に起き、同じカフェに行き、飲食店の行きつけも決まってます笑

 

私の場合は選択に「迷う」ことで頭が疲れるので嫌いなのですが(実際には凄い迷う人です)

流れを変えたい時は、行ったことがないところに行くようにしていて

すると新しい発見があったり、ヒラメキが起きたり、実際に現実が変わったりすることもあります。

 

 

 

気持ちを変えたい時は

スモールチェンジをしてみてはいかがでしょうか。

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2022 / 05 / 09  08:19

5/9【呼吸の日】脳にも呼吸がある!?

 

ゴールデンウィーク明けの5/9本日は

語呂合わせで「呼吸の日」だそうです。

 

ここ数日呼吸について書いていますが

実は呼吸といっても

 

肺呼吸とは別に「脳の呼吸」🧠もあることをご存知でしょうか。

 

脳と脊髄は「硬膜」という袋で覆われていて

この袋と脳や脊髄の間にある空間(くも膜下腔)は「脳脊髄液」という液体で満たされています。

 

脳脊髄液は1分間に約0.35mlのペースで脳が作り、体内に排出していますが

脳脊髄液を作るときに脳は膨らみ、排出するときに元の大きさに縮みます。

 

この膨張と収縮が「脳の呼吸」です。

 

言い換えると「脳の呼吸」は

"脳脊髄液をつくり出し分泌する"=脳脊髄液の循環

 

です。

 

脳の呼吸は基本的に呼吸と同じ1分間に約15回のペースで行われていますが

何らかの原因で脳の呼吸が乱れるとまず脳が脳脊髄液の排出をうまくできず、正常よりも膨らんでしまいます。

 

すると作ったものの排出されず頭蓋骨内で圧迫されてしまったり、他の器官を圧迫して体調を悪くしたり、思考などにも悪影響を与えて心のバランスを乱すということになります。

 

原因のよくわからない頭痛や何かの痛み、めまい、だるさ、思考力・理解力・記憶力の低下、自律神経失調症などは

この【脳脊髄液の滞り】というケースがよくあり

 

ある女優さんが「低髄液圧症候群」という病気にな報道されたことで、注目されるようになったそうです。

 

脳の呼吸を乱す要因は様々ですが

主に「睡眠不足」と「長時間の同じ姿勢」です。

 

そして脳脊髄液を流すには

頭のマッサージも大事なのですが

 

腰側からのアプローチ

も必要で、頭蓋骨には、後頭骨と蝶形骨という骨があります。その二つの骨のつなぎ目は2~3秒に一度のリズムで動いていて、その動きに連動して、脳脊髄液の生産と循環は繰り返されています。  

 

この動きは仙骨(腰)と連動しているので、仙骨を動かすことでも脳脊髄液の流れを良くすることができると言われます。

 

仙骨!!

 

座っている姿勢が長いと仙骨付近は圧迫され

脳脊髄液の流れも滞ります。

 

つまり

仙骨周辺、頭

 

どちらも整える必要があるというわけです。

 

というわけで

奏の施術で仙骨周辺を多めに行うのには

そういった理由があります。

 

ゴールデンウィーク明けの

疲れ解消、やる気アップには

 

脳の呼吸も大切です◡̈

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2022 / 05 / 08  07:34

【呼吸】をしやすくする方法②

昨日に引き続き呼吸をしやすくする方法、今日は筋肉についてです。

前かがみになり、スマホやパソコン画面を見続けていると肩が内に入り、背中が丸まって胸が閉じる姿勢になります=巻き肩

 

巻き肩が続くと姿勢に関係した筋肉が硬くなり呼吸がしにくくなるのです。 

 

特に硬くなるのが肩甲骨と肋骨を結ぶ小胸筋と呼ばれるインナーマッスルで、肩を前の内側へ引きよせたり、呼吸の時、肋骨を引きあげる役割があります。E447B828-9F22-49BC-A5EE-7F4FE1EB510E.png

 

深く呼吸するとき胸郭の引き上げをサポートし、息を吸い込みやすくする働きもあり

この働きを妨げるのが、前方頭位の姿勢です。

 

頭が前に出て前かがみになることで、肩甲骨が前に滑り出し、小胸筋が縮んで硬くなります。

 

結果、胸を開くことがうまく出来ず呼吸が浅くなります。

 

簡単な小胸筋ストレッチ

1、壁に肘を曲げた状態で肘、手をつけます。
2
、腕を壁につけたまま、胸を前に突き出すようにして伸ばしていきます。
3
10秒から20秒ほど保持し、510回行います。

 

小胸筋の柔軟性を取り戻すことで、血行が促進され、呼吸改善だけでなく肩こりの改善にも繋がります。

 

奏では

この辺り(鎖骨付近)もしっかり施術しています。

 

呼吸の浅さご相談ください

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