♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 07 / 20  08:22

貧血と肩こり

 

意外に思われるかもしれませんが

肩こりの原因のひとつに「貧血」があります。

 

「貧血」と聞くと、目の前が暗くなってばったりと倒れるイメージですが

実際の貧血はそれだけではなく、

肩こり、動悸に息切れ、寝ても眠いなど

多岐にわたります。

 

倒れるほどでなくても、慢性疲労や肩こり、頭痛、

落ち込みやすいなど

病院に行くほどではない不調=不定愁訴に繋がる

貧血を

隠れ貧血」なんていいます。

 

正式には

体内の鉄不足による「鉄欠乏性貧血」です。

 

体内の鉄は、血中ヘモグロビンの材料となる大事な栄養素で、ヘモグロビンは体中に酸素を届けるという大切な役目を果たしていますが、その材料となるが不足するとヘモグロビン量が減少して体中が酸欠状態に

 

酷いとめまいや、目の前が急に暗くなるような立ちくらみなどが起きますが

 

低度の段階でも新陳代謝が低下して、だるさや疲れ、頭痛、イライラ、肌荒れ、髪のパサつきなど体中にさまざまな不調が現れます。

 

単純に血が足りないと筋肉が硬くなって、もちろん肩も硬くなるわけです。

 

がんばれば何となくやり過ごせてしまうレベルのため、気づかなかったり、放置してしまったりしている人も多いそうです。

 

男性は、男性ホルモンの働きによってヘモグロビンをつくることができること、

女性は月経があることから、女性の方が貧血になりやすいとされます。

 

✴︎鉄分を食べ物で補給する

食品に含まれる鉄には、肉や魚の赤身に多く含まれる「ヘム鉄」と、野菜や穀類、豆腐、海藻類などに多く含まれる「非ヘム鉄」の2種類があります。

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ざっくり言うとヘム鉄は吸収率が高く、非ヘム鉄は

吸収率が低くなります。

 

ただ吸収されにくい非ヘム鉄も、鉄の吸収を促進する食品を一緒に摂ることで、吸収率をグーンと上げることができます。

・ビタミンCやクエン酸

・タンパク質

 

そして逆にコーヒーや紅茶、煎茶などに含まれる「タンニン」は、非ヘム鉄の吸収を阻害する成分です。

 

食事が偏りがち、少食の方はサプリメントに頼るということもひとつの手です。

 

食欲がなくなりがちな夏、もしかしたら隠れ貧血が不調の原因かもしれません。

 

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