♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 06 / 02  08:38

感情との付き合い方

 

体の痛みや不調が心の声(感情)からくるということがあります。

 

施術中に色々話している中で、怒りや不安の感情が出てくるということはよくあることです。

 

感情はエネルギーの波なので、流れていくことも、それを塞いでしまうこともできます。

 

ただ消え去ることはないといいます。

 

無視したり押し殺したりすると、ますます力を増し、ねじれて間違った方向に表現されてしまうのです。

 

これが体の痛みや、食べ物や何かへの依存だったりします。

 

まず

不安という感情は、ここには危険がある!という信号を察知した時に自動的に起こるプログラムのようなもので

内臓を制御する自律神経系というのが、まわりの環境の変化や微細なサインを感じ取り、いまが危険なのか安全なのかを勝手に察知して、身体のモードチェンジします。

 

狩猟をして暮らしていた頃の人間は、常に死と隣り合わせだったので、迫りくる危険に対して敏感になり不安になるのは、危機から逃れるために不可欠かつ自然な反応でした。

 

今は猛獣が待ち構えているわけでもないけれど、ストレスにさらされたり、自分の安全が脅かされるようなサインを感知したときに、人間の本能で「危険だ!」という非常信号が出ます。

それが不安の正体です。

 

 

次に怒りという感情がユニークなのは、根っこに別の感情があるところです。

 

怒りの場合は、誰かのある言葉や行動が自分がないがしろにされたと思う悔しさや悲しさ、バカにされたという屈辱感などがあることが多いと言います。

 

 

怒りは迫りくる脅威と戦うために必要な感情なのでアドレナリンを分泌させ、血圧が上がり筋肉の血流が増えて、「戦う」ことを選択できるようになるそうです。

 

そして、対象が人だとすれば、戦うか逃げるかしたくなるわけです。

 

怒りは、「第二次感情」といわれ、何もないところから生まれるのではなくて、「第一次感情」といわれる不安や寂しさ、悲しさが溢れたときに起こり

根っこに別の感情があります。

 

怒りを感じているときには、その怒りの根っこにどういう感情があるのかを探ってみるのは良い方法です。

 

不安や怒りを抱いているとき、肩がこわばったり、呼吸が浅くなったり、胃の奥が締め付けられるような不快な身体感覚がありますが

交感神経の働きで身体が「危険モード」に入っているからです。

 

ここでやってはいけないのは

不安を感じてはダメ、怒ってはダメ、

と否定することで

 

こんなことで怒ったりくよくよして「だから私はだめなんだ」という解釈を加えてしまうと

その解釈自体が新しい負の感情を生んで負の感情が無限に生まれてしまうというスパイラルに

 

大人になればなるほど、「感情はコントロールしなければいけない」とプレッシャーをかけてしまう人は多いように思います。

 

だけど

 

感じてはいけない感情は、一つもない

 

ということです。

 

まずは深呼吸して、自分の身体の状態を知り

そして、根本にどんな感情があるのか

心は何を感じているのか落ち着いてから次の行動を考えてみる

 

そして

 

自分(他人)の常識は

他人(自分)の非常識

 

なこともあることを頭に置いておくこともひとつです。

 

なんで怒っているんだろう?という時というのは

言葉や行動が、その人にとっての許容範囲を超えてしまった時で、

逆も然り、悪気がないことがほとんどです。

 

 

 

でも何気ないひとことを

目の前の人はどう思うか考えること

 

心の距離感も大切だと思う最近です。

 

 

特に身体が疲れているときは、ネガティブな感情も感じやすいので

まずは体を元気に◟̆◞̆ 445D61BD-86E8-41A8-A967-BB582CA73468.jpegご予約はこちらから💁‍♀️🔽

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2022 / 06 / 01  07:48

恵みの雨と6月の体、こころ

恵みの雨と6月の体、こころ

 

6月、

梅雨入りももうすぐでしょうか。

 

ジメっとすると何かと不調を感じやすくもなりますが

梅雨の時期は雨が降らなくても湿気が多くなり

湿気によって引き起こされる不調を「湿邪」と呼びます。

 

特に胃や脾臓(ひぞう)などの消化器官が影響を受けやすく、代謝が落ちたり、体から余分な水分が抜けにくくなります。

 

すると食欲不振、消化不良などを起こし、食べたものがエネルギーとなりにくく、疲れやすくなったり、むくみやすくなったりします。

 

そして一般的に、7度以上の温度差があると、人間の体はうまく適応できないといいます。


同じ温度であっても湿度が高いと不快感が強まり、ストレスにつながります。

 

そのストレスが身体だけでなく心にも影響を与え

気分が乗らず、些細なことで落ち込みやすくなったり、意欲がわかない、やる気が出ない

といったことに繋がり

 

だから雨が続くとドンヨリしてしまうわけです。

 

湿邪に負けないためには

不要な水分を効率よく排出し、血の巡りをよくすることがカギです。

 

適度な運動は筋肉を刺激して血行や新陳代謝を促進し、低めの温度での入浴も効果的。

 

憂鬱に感じやすい梅雨ですが

自然界にとって必要不可欠で、この時期の雨は、稲や野菜の成長に欠かかせずまさに「恵みの雨」でも

あります。

 

梅雨の時期の「紫陽花」とても好きです。

私は毎年この時期、色々な神社などに咲く紫陽花をカメラを持って観に行くことが楽しみです。

 

梅雨の時期に楽しめることを見つけたり

夏に向けて体を整えることに目を向けることも

良いかもしれません。

 

5月から持ち越した疲れ、ストレス

リセットしましょう!

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2022 / 05 / 31  07:57

4年

4年

 

531

4年前の今日に奏をオープンしました。

 

時間が経つのは早いけれど、特にこの2年は

長かったようにも感じます。

 

実はお部屋の契約も4年だったこともあり当時は「4年」と決めていましたが

結果的にまたここで続けられることができています。

 

2020年以降、世の中も大きく変わったし

私自信の考え方や価値観も大きく変わりました。

 

生きていれば、色々あります。

誰にでも、本人にしかわからない悩みもあったりします。

 

 

自分では何もコントロールできない状況の中で

 

どう楽しむか、何が大切か、

どう生きたいかとか

そんなことを考えるようなって

 

より体や心の健康の大切さを実感したり

自分なりの毎日の楽しみ方を見つけたり

 

ほんの小さなことが心を満たしてくれることも

あることに気付きました。

 

そしてどんな人も、どんな出来事も

一期一会なのだと思います。

 

人はひとりの人と出会うことで、大きく変わることがあります。

 

4年前に奏をオープンすることを決断できたのは

奏という名前のキッカケにもなった今でも尊敬するお客様との出会いであり

その方から頂いたメールからでした。

 

あのお部屋に出会えたのは、それまで疎遠になっていた高校時代の友人のお陰で

その後もたくさん助けてもらいました。

 

そして、ひとりの人との再会で

とても大切なことを学ばせてもらいました。

 

もっと辿れば、美容室で仕事させてもらっていたからマッサージと出会うことができました。

 

そうやってどんな時も点と点はつながっていくのだと思います。

 

 

施術だけでなく

お客様とそれぞれ、色々なお話ができることも

私にとってはとても幸せな時間です。

 

この仕事、人の体や心には正解がありません。

経験を積んでも、毎日が勉強であり

それが楽しみでもあります。

 

この仕事に出会ったこと

仕事を通してたくさんの方と出会えたこと

幸せだと心から思います。

 

5月31日を迎える度、以前の職場のオーナーから

頂いた言葉を胸に刻みます

 

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ここまでやって来られたのも、

また続けていけることも関わって下さる皆様の

おかげです。

 

そして、心身が健康であることは

どんな時もお守りになるのだと思います。

 

これからも、体、心が少しでもリラックスできる

場所であれたらと思いますので

今後ともよろしくお願いいたします。

 

まとまりがなく、長くなりましたが

いつも、本当にありがとうございます。

 

・奏・いずみ

 

 

2022 / 05 / 30  08:09

初夏の養生

初夏の養生

 

ここ数日、気温が上がり初夏という感じになってきました。

 

夏の始まりの初夏は東洋医学的には

陽気が盛んになり心(しん)が活発になる季節です。

 

心(しん)とは五臓の働きを統括するリーダーであり、西洋医学でいう心臓という臓器そのものだけを指すのではなく、血脈(血管)を通って全身に血を巡らせる働きや精神やこころの安定を司ります。

 

 

活発になると同時に乱れやすくもなるのですが

 

◆心(しん)のバランスが崩れた時の不調とは?

・めまい
・胸がつまる感じ
・ろれつがまわらない
・血行不良
・情緒不安定
・不眠
・のぼせ、顔が赤くなる

 

など

 

また体には暑熱順化という機能があり

簡単にいうと体が暑さに慣れることで

暑熱順化すると汗をかきやすくなり、汗の量は増えさらに皮膚の血流も増加します。

 

熱が逃げやすくなり体温の上昇を防ぎ

暑さに対して楽に過ごせるようになり、夏バテや、体のダルさを防ぐことができるのです。

 

この時期に室内にいすぎたり、クーラーに慣れすぎると暑熱順化ができず、夏バテしたり、不調をきたしやすくなります。

 

特に

・頑張り屋さんタイプの人は

熱意を注ぎすぎてしまい心のエネルギーを消耗してしまいやすかったり


・汗っかきもしくはまたは汗をかきにくい人は
体に溜まる熱を上手く発散できなかったり

心(しん)の働きが低下すると脳の活動コントロールに影響するため物忘れが増えたり、眠りが浅い、よく夢を見る
などにもつながるため注意が必要です。

 

本格的な夏が始まるとエネルギーも消耗しやすくなるため

この時期から適度に運動し

 

気を使うより、体を使う

ことが大切だとされます。

 

ここでいう気を使うとは、周囲へということでは

なく、クヨクヨと思い悩んだりすることを指します。

 

体を動かすことで、心もスッキリする!

ということはよくあることですね。

 

夏よりも梅雨に向かうこの時期は

不調を感じやすかったり、5月病らしき人も多いようですが

 

まずは血流を整え

温熱順化できる体にしていきましょう。

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2022 / 05 / 29  08:10

変えるためには

 

変えたい、変わりたいと思う時

 

変わり切るまでは

繰り返すことが必要なのだと思います。

 

すぐに変わったことや

一発で変わることは、

全てではないけど、すぐに元に戻ることが多い気がします。

 

心や体の癖、

無意識で、やってしまっていることは

 

最初はそうしないように気を付けたり

真逆のやり方をするように気を付けたり

 

それを体に覚え込ませて

意識しなくてもできるようにすることです。

 

活躍する野球選手ほど素振りを

何度も何度も繰り返すと言います。

 

はたから見たら

もうできるんだから、そんなにやらなくても

思うけど

 

地道な作業を繰り返す大切さを知っているのかもしれません。

 

長年の習慣になっているものほど、手放すことは難しく

 

体の癖も

生きてきた分の価値観を手放したり変えることは、最初は大変です。

 

でも、誰かにやってもらって変わることはわずかで

最終的には続けるしかないのだと思います。

 

変わらないと思っていたり

変えるつもりがなければ変わらないし

 

でも「続ける」ことで変わることは確実にあって

その続けることが一番難しいのかもしれません。

 

楽して変わることはあまりないけれど

楽しく続けられることを探すことはできます。

 

まずは変えたいと思うことから始まります。

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