♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 12 / 04  08:05

【内臓下垂】と自律神経

 

気づきにくい体の不調の原因のひとつに

内臓下垂があります。

 

内臓下垂とは何らかの原因によって内臓が正常な位置よりも下に下がっている状態のことで

胃下垂腸下垂などがあります。

 

胃下垂=食べても太らない

という良いイメージがあるかもしれませんが

デメリットも大いにあります。

 

実は内臓の機能と自律神経は密接な関係があります。

 

卵が先か、鶏が先かではないですが

内臓下垂だから自律神経が乱れることもあるし

自律神経が乱れるから内臓下垂になることもあります。

 

内臓下垂の原因の

ひとつは身体的要因=猫背や姿勢の悪さによって骨盤が広がり、内臓が下へ下がってしまうことです。

 

もうひとつは精神的要因で

過度なストレスがかかると自律神経が乱れ、消化不良が起こります。
すると消化できないものが胃に溜まり、胃下垂を引き起こします。 その後胃の下に位置する腸は圧迫され、胃の上に位置する横隔膜は引っ張られ正常な位置になくなってしまいます。

 

そして

内臓下垂により内臓の働きが落ちると、内臓は全体的に下にさがってしまい、内臓疲労回復のために酸素を多く含んだ血液が必要となりますが

 

内臓が下垂することで押さえつけられた状態になっているので十分な酸素が臓器に行きわたらなくなります。

 

これが他の臓器の疲労や体全体の疲労感に繋がります。

 

そして内臓は体のあらゆる神経やリンパ、筋肉と密接に関係してるので

食べ過ぎや飲み過ぎで胃や肝臓に負担をかけると、背中や腰にコリが現れることがあります。

 

これは『関連痛』と呼ばれ、体のある部位の痛みを別の部位の痛みと脳が勘違いして起こる症状です。

 

つまり、肩コリや腰痛の原因が内臓のケースが多々ありますが

このような場合の肩コリ、腰痛、背中のコリをいくらマッサージしても、一時的な解消にしかならず、痛みの原因が内臓なのでまた痛みがぶり返します。

 

根本的に解決するなら

内臓を正常な位置に戻す必要があります。
軽度の場合はセルフストレッチもある程度効果があります。

 

①仰向けの状態で寝転がり、膝を立てます。

②膝を左右に開いて足の裏を合わせましょう。

③お尻を上げた状態で骨盤は水平に保ったまま腰を左右に10秒間適度に揺らします。

 

寝る前、起きがけなどにやってみてください。

 

 

残念ながら、内臓からきているコリや不調は

マッサージだけでは解決できません。

 

普段の姿勢、ストレス、

そしてやはり食生活が大きく影響しているからです。

 

自身での日々の内側のケア

そして筋肉やストレスからの疲労は、外側からケアすることも必要です。

 

12月は忙しさと相まって食生活や睡眠サイクルが乱れがちです。

 

意識的に心身を労わってあげてくださいね。

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