♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2022 / 12 / 05 07:48
【だるさの原因?】脳や心身を蝕むストレスホルモンと副腎
「病は気から」といわれますが
精神的な疲労や緊張=ストレスは体に思っている以上の影響を与えます。
そして「ストレス」に対処しているのは脳ではなく副腎というところから分泌されているホルモンです。
副腎は腎臓の上にあるピラミッド型の臓器で
腎臓のそばにあるため「副腎」と呼ばれ
ストレスに対処するためのホルモン=コルチゾールが作られています。
コルチゾールは免疫機能・血糖値・胃酸・血圧のコントロールなど、いずれも活動エネルギーを産生するためのものですが
身体を興奮状態にすることで、ストレスを乗り越える態勢を整えます。
一時的なストレスに対応するために、正常な量が分泌されますが、長期に及ぶストレスを抱え込んでしまうと、過剰に分泌されたり、副腎が疲れて必要なタイミングで分泌ができなくなったり、やがてストレスに対処できなくなってしまいます。
大量のコルチゾールが分泌されると
イライラ・胃の痛み・動悸・高血圧などの症状を引き起こし
さらにコルチゾールを分泌しすぎた副腎は、副腎疲労症候群と呼ばれる状態になります。
これにより
アレルギー・疲労感・食欲低下・片頭痛などの症状が出てきます。
コルチゾールの量をコントロールするには
有酸素運動などが良いとされますが
コルチゾールは血糖値の調整も行っているので
甘いものや白い炭水化物は血糖値を急上昇させるため、コルチゾールを大量に消費させ、副腎を疲れさせてしまいます。
甘いものや炭水化物をよくとる場合は
少し減らすことでも副腎を守ることができます。
心身の状態をコントロールするため
コルチゾール製造所である副腎が元気であることが必須です。
体の疲れ、ストレスは定期的にリセットすることも
大切です。