♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2020 / 10 / 07  08:41

秋の養生=過ごし方のポイント

 

過ごしやすい気候の秋ですが

季節の変わり目は、朝晩と日中の寒暖差も激しく、体調を崩しがちな時期でもあります。

 

夏はエネルギー旺盛な生命活動を行い、

秋から冬にかけては、夏に消耗した体力を回復させ、次第にエネルギーを蓄えるように転換されるようになっています。

 

夏の疲れがデトックスできていないと、その溜まったエネルギーが体の弱い部分から噴出す事があります。

 

また喉や鼻、皮膚が乾燥したり痒みを感じる方が多くなり

東洋医学では秋はは「」の季節で「燥邪」の影響を受けやすいと考えられています。

 

秋に大切なのは『

『肺』は気のエネルギーと水分を全身に巡らせていますが、秋はその方向性を体の表面へ向かってでなく、体の奥深い『腎』の方向へ収めていこうとします。

 

この作業が順調にいかなくなると肺に水分がたまることになり、咳が出たりします。

また、肺から外部へ通じる出口である鼻からも水分を排泄しようとして、鼻粘膜に負担がかかり、秋の空気の乾燥と相まって、アレルギー性鼻炎が起こりやすくなります。

 

🍀秋の養生ポイント
1、 水分をしっかり補う
2、 軽い運動などて体の免疫力をアップする
3、 体を潤す食材をとり、高カロリー、脂っこいものを控える
4、早寝早起きを心がける

 

漢方に「身土不ニ」という考え方があります。

「体(身)と環境(土)はバラバラではない(不ニ)」という意味です。

 

人がその場の環境になじむには、その土地やその季節に合った食べ物をとることが大切だとされ、その土地で、その季節に自然にとれるのもを中心に食べていれば、暮らしている場所の気候・風土に適応し、季節の変化についていく事が出来ます。

 

きのこや、秋の果物、野菜、魚などを積極的にとりましょう。

 

 

🍀気持ちの波に注意する

秋はなんとなく淋しくなったり気分に波がでやすい季節です。「肺」は悲しみと繋がっているので肺が疲れやすい秋は気分が落ち込みやすく、

心が落ち込むと、身体の気の流れが悪くなってしまうので意識的にリラックスできる時間を作る事も、この季節の変わり目を上手に過ごすポイントとなります。

 

 

私たちは人間である前に動物であり

心や体は自然や季節に合わせて変化します。

 

 

特に今年はこの半年、

いつも以上に様々な変化に対応してきました。

気付いていなくても、心身はストレスを感じ、その疲れが寒くなった頃に出てくるかもしれません。

 

振り返ってみて「よく頑張ってきたな」って

自分自身に思うことも大切かもしれません。

 

食欲の秋、芸術の秋、読者の秋

そして

なるべくリラックスの時間、作ってあげてくださいね◟̆◞̆ 

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2020 / 10 / 06  07:41

むくみ、腰のダルさ…緩めるべきは○○○

 

1日中、座りっぱなしで、ほとんど動かない生活が続き、体が固まってガチガチになっている方が増えています。

 

全身の循環が滞り、夕方には腰回りや脚がむくんでパンパンになっていることってありますよね

 

そんな時、緩めるべきところは

 

 

鼠径部(ソケイブ)

 

です。

 

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特に座った姿勢が長いと、鼠径部は上半身の重みで押しつぶされてリンパの流れが悪くなり、むくみや冷えに繋がります。

 

鼠蹊部の緊張が緩んで詰まりがとれると、血液循環やリンパの流れがよくなるので、不要な水分や老廃物が流れやすくなります。

 

全身にあるリンパ節は、細菌やウイルスを退治するリンパ球が働いたり、老廃物を除去するフィルターのような役目をしてるため、

免疫力のアップになったり、

 

さらに深層部の筋肉が働き正しい姿勢になる筋肉がたくさん使える=基礎代謝アップ

呼吸もしやすくなります。

 

足腰も楽になり、自分の足で大地に立つ感覚がはっきりします。

 

🍀鼠径部を緩めるセルフケア

足パカ運動

やり方は簡単です。

・仰向けに寝転がり、両足を上に伸ばします。足先はなるべく伸ばします。

・両足を最初はくっつけておきましょう。そこから足を左右に開き、開けるだけ開脚させたら、今度は閉じる。コレだけの動作です。

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最初はぜんぜんきつくない?と思われるかも知れませんが、1020回と足をパカパカさせていくうちに、太ももの内側の筋肉が引き締められてきて、ちょっと筋肉痛になりそうな疲労感を覚えると思います。

 

普段あまり意識することのない鼠径部ですが

緩んで柔軟性が出ることで

心身が軽くなるかもしれません◟̆◞̆ 

 

むくみ、冷えが気になり始めた方、

ご相談ください。

 

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2020 / 10 / 05  08:05

こんなにも重要な骨だった「距骨」とは

 

昨日は脛と、足首の前側の話を書きましたが

 

その足首にある「距骨」という骨がとても

重要だと注目されているらしいのです。

 

 

距骨とは足首の奥深くにあり、

読み方はキョコツ” 

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爪先からかかとまでの「足」と膝下の「脚」のつなぎ目にあたる骨です。

 

この骨が動作の際に「支点」となり、全体重を支えています。

普段、滑らかに歩いたりできるのは、着地をするときや蹴り出すときに距骨が滑らかに動いているからで、

全身のバランスを取るのにとても大切です。

 

傾くと筋肉や関節の痛みだけでなく、全身のあらゆる不調を招き、

まさかの「睡眠」にまで影響を与えるというのです。

 

距骨の傾きには、

前に傾く「フロントタイプ」

後ろに傾く「バックタイプ」があります。

 

フロントタイプ(距骨がつま先側に傾いている)

つま先重心になり、前に傾いた身体のバランスを取ろうと、無意識に骨盤が後傾し、身体の後ろ側の筋肉が緊張します。

 

フロントタイプに出やすい症状

肩コリ、腰痛、太もも裏の痛み、ふくらはぎの痛み、アキレス腱の痛み、足裏の痛み

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*バックタイプ(距骨がかかと側に傾いている)

かかと重心になり、バランスを取るために、骨盤は前傾し、身体の前側の筋肉を緊張させます。

 

バックタイプに出やすい症状

肩コリ、五十肩、股関節の痛み、ひざの痛み、すねの痛み・コり

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また

距骨の傾きは、背骨を緊張させるため、そこに沿って走る自律神経にも影響し、睡眠が浅くなるということにつながるのです。

 

 

🍀距骨の調整セルフケア

・隣り合う足の指を引き離して戻す。各指の間を5回ずつ広げる。痛気持ちいいぐらいの力で、各指の間を広げてください。

・人差し指と薬指、親指と小指を同様に5回引き離す

・くるぶしの下を指で固定し、足首を左右へ10回転ずつ回転させる

・回しづらい方向は、さらに10回転させる

・かかとを手のひらで包み込み、手の力で左右に10往復させる

 

左右の足を毎日行う事でより効果が増します。オススメは、お風呂の中です。

 

また、つま先立ちをしてストンと落とすだけと「かかと落とし」は骨を刺激することで

骨にある骨芽細胞が活性化し、骨芽細胞が活性化すると「オステオカルシン」という骨ホルモンを作ります。このホルモンが、色々な健康効果をもたらしてくれるらしいのです。

 

<オステオコルシンの健康効果>

・高血糖予防       ・肥満予防

・動脈硬化予防      ・肝機能UP

・認知症予防       ・加齢による筋力の衰えを防止

 

🍀かかと落としセルフケア

・足を肩幅に広げて立つ

・かかと上げて(つま先立ちし)そのままストンと落とす

だけ。

ポイントは、つま先立ちをするときに背筋を伸ばし、30回を目安に行います。

ひざに痛みがある方は、椅子に座りながらでもOK

 

普段、体を支えてくれている足。

そして聞き慣れない距骨という骨が、こんなにも重要だとはという感じで

不調の原因は本当に意外なところにあったりします。

 

ちょっとだけ、この距骨を意識してみてくださいね◟̆◞̆ 

 

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2020 / 10 / 04  08:44

脛(スネ)、足首の前側が痛くなる原因

 

最近、

脛(スネ)・足首の前側が痛い」という方が増えていて、

こちらの記事を読んで来て下さる方が何人かいらっゃいました。

https://izumi-kanade.com/info/2781344

 

 

実は脛と足首は深い関係があります。

 

脛の外側や足首周囲の痛みやしびれの原因となるのが『腓骨筋(ひこつきん)』です。

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『腓骨筋』はざっくり言うと

"足首を支えたり動かしたりする"筋肉で、

外反(足首を外側に曲げる動き)の機能をします。

 

扁平足や足の裏の内側に体重がかかりやすい人は、常に足首が外反するので硬くなりやすい筋肉で

逆に外側に荷重がかかりやすい人もちゃんと機能せず腓骨筋は硬くなり、

 

腓骨筋が疲労したり緊張したりすると、

脛の外側や足首周囲に痛みやしびれをおこします。

 

さらに言うと

その『腓骨筋』につながっている筋肉というのが、足の裏の『小踵外転筋しょうしがいてんきん)』です。

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歩き方などでここに負担がかかることにより

つながっている『腓骨筋』も引っ張られて、足首周囲やすねの外側に痛みがおこる、ということになります。

 

逆に言えば

『小趾外転筋』をほぐしてゆるめれば、

脛の外側や足首周囲の痛みが改善します。

 

 

セルフケアでほぐすには

青竹踏みや足ツボ棒などで刺激してほぐしましょう。

場所は、踵の骨のすぐ前あたりのやや外側です。

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ここが緩むことで

足裏のアーチが整い、重心が変わり、

脛や足首にかかる負担が減ります。

 

 

奏のオイルフットは

脛、足裏の外側までしっかりアプローチしています。

 

足のお悩みもご相談ください◡̈

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2020 / 10 / 03  07:44

月と体の関係

 

もしかしたら昨日は

「やたら眠い、体が重だるい」「むくみがひどい」

 

方が多かったかもしれません。

 

昨日は満月。

満月の日や前後は奏も予約が増えるので笑

薄々感じていましたが、月が体にどのように影響するのか改めて調べてみました。

 

 

オカルト、スピリチアル的な話ではなく

東洋医学的にも

月は体に影響することがわかっています。

 

🔹月の満ち欠けと人の体

月の光を頼りに生活していた時代は

「月の満ち欠け」は人々の生活に密着していました。

月の新しいサイクルが始まって、また次の新月を迎えるまでの周期は約29.5日なので

色々なサイクルを知るものでもありました。

 

 

そして実は人体を構成する組織と

地表を構成する成分は非常に似ていて

 

地球の70%を占める海が月の引力の影響を受けているように、体内の70%が水分で出来ている人の体。

 

月の引力によって海の満ち干きがあるように人体にも影響を及ぼすと考えられています。

 

中医学でも月の影響により

人の中に流れる「気」や「血」が盛衰するという考えがあり

新月から月が気や血も徐々に盛んとなり、

衛気も巡り始めます。

 

衛気とは、皮膚や鼻・気管支などの粘膜細胞を強化して免疫力を整え、外的刺激から体を守(衛)ることで

いわば体表にバリアを張り巡らせて、邪気の侵入を阻止し、病気になる前に防ぎます。

 

満月になると気や血は充実し、

身体は吸収する働きが強くなり、身体の中に蓄えようとする作用が起こり、つまり栄養や水分を取り込む力が最も強くなります

 

逆に言うと吸収しやすい、溜め込みやすいので、水分やカロリーの高いもの、脂肪・糖分などもいつも以上に吸収し、それが

体のむくみや重さにつながるのです。

 

また

満月の夜に産卵するカニの話は有名ですが、人間の出産や死も「満月」や「新月」に多いことは統計上明らかだそうです。

 

満月から新月までの「欠けていく月の期間」は「発散」「解毒」「放出」の時

と言われ、

 

感情が高ぶりやすくなったり

メンタルにも影響が出る方もいます。

 

注意力が散漫になりがちなのも満月で

地球が月と太陽に正反対の位置から引力で引っ張られることによって生じる「緊張」によるもので

満月には事故が起こりやすいとも言われます。

 

 

月の満ち欠けが人間の体、行動や感情に影響が与えることをバイオダイド理論と言い

 

特に月の周期がある女性の方が男性よりも

影響を受けやすいとされますが

女性も、感じ方は人それぞれです。

 

 

頭に入れておくと

体がだるい、眠い、なぜか感情的になるなど

 

何でだろう?と不安にならずに

 

「満月だからしょうがない」

と良い意味で開き直れるかもしれません笑

 

 

四季と同様、自然のチカラというのはすごいもので

人の体や心と繋がっています。

 

日々変化するその影響力を知れば、その力を活かすこともできるのかなと思います。

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