♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
意外と知らない腰と首の関係
この数ヶ月自宅でのテレワークが増えたことにより、以前に増して腰痛、首こりの方が増えています。
「腰と首は繋がっている」と言われても
何となくピンとこないかもしれませんが
"腰からくる首肩こり"
"首肩こりからくる腰痛"
どちらもあり得ます。
🔹腰と首の繋がり
背骨は
頚椎、胸椎、腰椎、仙椎というように分けることができます。
脊椎は上から1番、2番と順番がついていて、
頸椎1番〜7番
胸椎1番〜12番
腰椎1番〜5番
その中で、特に頸椎1番の動きと腰椎5番の動きには関係があり、
頸椎1番の動きが悪くなると、腰椎5番の動きが過剰になるとも言われています。
そして
身体は、筋膜という筋肉をつなぎ、包んでいる薄い膜につつまれています。
その筋膜があることで、筋肉は連動して動いています。
筋肉にはスパイラルラインという足からお腹を通る前のラインと背中を通る後ろのラインの2つがあります。
足の外側~ふとももの後ろ側~臀部~腰~背中~首とつながっているので
腰から首までもつながっているということが分かります。
さらに
呼吸をする際に働く筋肉に「横隔膜」があります。
横隔膜は首から出る神経により支配されています。
首に何かしら問題があると横隔膜への神経伝達が悪くなり、横隔膜の機能低下によって呼吸が浅くなり、腰を支えるための腹圧が低くなります。
そして、起き上がる時や立ち上がる時の腰痛が出たり、長時間座っているだけで腰痛が出てしまうのです。
じゃあ、首と腰、どっちが先だ!?
って話になるので、
どちらかが痛い場合は、両方とも
そして患部だけでなく繋がっている全てを
ほぐす必要があるというわけです。
マッサージで
「〇〇が痛いから〇〇だけ圧して欲しい」
というのは、
その時は良いのですが、
すぐに元に戻ってしまう可能性が高いのです。
体は頭から足の先まで繋がっています。
原因がわからないけど、なぜかここが痛い…
そんなお悩みもご相談くださいね◟̆◞̆
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肩こり、姿勢、呼吸に大切な「前鋸筋」とは
デスクワークや長時間同じ姿勢を続けると
姿勢は丸くなり、いわゆる猫背や巻き肩になります。
すると、肩こりや首こり、呼吸の浅さなどにつながるわけですが
正しい姿勢や呼吸に重要なのが
「前鋸筋(ぜんきょきん)」という脇の下の脇腹の筋肉です。
あまり耳にしないですが
手をあげたり、回す時「脇の下あたりが痛い」「ひっかかる感じがする」場合は
前鋸筋が硬くなっているかもしれません。
🔹前鋸筋の働き
胸郭と呼ばれる胸椎と胸骨、肋骨で構成される部分と肩甲骨をつなぐ重要な筋肉で
「肩甲骨の動き」に作用します。
どんな人が硬くなるかと言うと、
デスクワークや車の運転の長い人です。
ずっとある角度で手を前にしていることによって、前鋸筋がずっと縮んだ状態になります。
するとだんだん硬くなり、肩甲骨を外に引っ張る力が加わり、肩甲骨が外に開き、背中の筋肉も引っ張られ、肩、背中のハリが出て肩甲骨の可動性も悪くなります。
また、呼吸をする際の補助的役割もしているので、この前鋸筋が硬くなると「深く呼吸が出来ずに、息が詰まるような感覚、「呼吸がしにくい」という症状
が出てきます。
前鋸筋が緩むことによって
- 巻き肩
- 猫背
- 肩こり
- 呼吸の浅さ
が改善されます。
前鋸筋はストレッチや
前鋸筋周辺の筋肉を指圧で緩めることができますが
セルフケアでは
「脇をさすり、回す」方法が有効です。
・脇の下を摩擦で熱くなるくらい
さすった後、触りながら腕を前後に各5回ずつ回す
だけ!
です。
何故、さすって肩を回すだけで緩むのか?
人間には「体性感覚」という
皮膚の感覚と、筋肉・腱・関節の感覚があります。
皮膚の感覚には、触っている感覚や熱の感覚(熱い、冷たいなど)痛みの感覚などがあり、筋肉・腱・関節の感覚には、手足や身体の位置・運動・抵抗・痛みや物の重量などの感覚があります。
体性感覚は、皮膚が伸ばされたり、筋肉が緊張したり緩んだりする際に、その状態を感知して脳に伝えてくれます。
「さする」と、この「体性感覚」を利用でき、摩擦で熱くなるまでさすると、そこに感覚ができ、無意識に筋肉使えるようになるそうです。
その状態て肩を回すことで、「前鋸筋を使いながら肩を動かす」という事を身体に覚えさせることができます。
なので
脇の下をたまにさすってあげてみてくださいね。
奏では指圧のコースにストレッチが含まれています。グイッとストレッチ伸ばされたい方はお待ちしています◟̆◞̆
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足の外側、脛(スネ)が張る原因
最近、個人差はありますが
足の前側=脛(スネ)が硬くなり、圧すと
「そこ、効くーっ」ってなる方が多いです。
脛から足首のあたりにかけてだるさや痛みを感じる…
すねの外側の硬さの正体は
すねの外側にある「前脛骨筋」という筋肉の緊張です。
🔹脛=前脛骨筋が硬くなる原因
前脛骨筋は、脛の外側から土踏まずの辺りにつながっていて
「つま先を上げる」「足首を内側に捻る」時に働く筋肉で、
歩く時に前重心になっていたり外側に体重がかかると前脛骨筋に負担がかかります。
つまり猫背で前重心になっていると気づかないうちに負担がかかっているのです。
そして大きな原因は歩き方です。
脛が硬くなる方は
小指側で地面を蹴り出す傾向があります。
本来、足で地面を蹴りだすときは、親指側を使いますが
小指側を使って地面を蹴るようにしていると、すねの外側に負担がかかってしまい前脛骨筋が疲労します。
また
・ヒールを履く
・足首が硬い
・立っている時間が長い
・ガニ股
も脛に負担がかかりやすいです。
脛が硬くなると
・冷え
足は血流が悪くなりやすい部位ですが、
スネが張ることによってより筋肉が緊張し、さらに血流が悪くなってしまいます。
・むくみ(下半身太り)
血流が悪化することでむくみや下半身太り引き起こしてしまうことも…
・肩こり
一見、関係ないように思いますが
脛が張ると歩き方がゆがみ、本来かからない負荷が体の特定の部位にかかり、足だけでなく肩や全身に悪い影響があります。
そして前脛骨筋には胃のツボが多数あり、
足の症状はもちろんですが
「胃腸の不調」にも重要な場所です。
🍀脛のストレッチ🍀
1.立った姿勢で、伸ばしたい側の足の甲側を床に付けます。
2.かかとを前に押し出し、脛の前側を伸ばします。
ストレッチでは解決しないガチガチに硬くなってしまった脛は
一度マッサージでほぐしてあげると緩みます。
奏のオイルフットマッサージは脛側もしっかり施術します★
脛の張り、足のダルさ、むくみ…
気になる方はご相談くださいね◟̆◞̆
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親指の疲れが肩こりに…?!
辛い肩こりや肩甲骨の痛み…
それが「親指からきている」
と言われてもピンと来ないかもしれませんが
テレワークなどでパソコン作業、
特にスマホ使用がより多くなっている今、
実は、親指の疲労からくる肩こりが増えています。
🔹なぜ指から肩こりが起きる?
身体は、筋膜という筋肉をつなぎ、包んでいる薄い膜につつまれています。
その筋膜のおかげで筋肉が連動して動くことができますが、筋肉がつながっていることで、肩こりがいろいろな箇所を起因に起こります。
親指の先端は腕→二の腕→胸へとつながっています。
この胸の筋肉は小胸筋という肋骨から肩甲骨につながります。
つまり
親指が小胸筋を通し、肩甲骨とつながり、
小胸筋が硬くなることで、肩甲骨の動きが悪くなります。
肩甲骨の動きが悪くなることでさらに肩周りの筋肉が硬くなり肩こりを誘発します。
とくに親指のこの部分=母指球
母指球の筋肉が、胸の筋肉の小胸筋にまで影響を与え、肩甲骨の動きを悪くし、肩こりとなります。
こんな小さい筋肉が肩こりの原因になりかねるので
ケアが大切なのです。
母指球を押して、
硬い、痛気持ちいいと感じる方は
もみほぐしてみてください。
ちなみに私も整体師になってから
母指球がどんどん硬く、ぶ厚くなり
いつもここが疲れると肩甲骨が痛くなるのですが、
なかなかここを圧してもらえない…
そんな訳で机の角でグリグリしたり笑
自分で色んな方法を試してみました。
・ペンのお尻でグリグリする
・指を曲げて第二関節でグリグリする
そして試行錯誤の結果、編み出したのは
「肘」でグリグリするセルフケア
肘の角を反対の手の母指急に当ててグリグリします。
この辺りは胃腸系のツボもあるので
胃の不快感もスッキリします。
スマホをよく使う方、細かい作業をする方、
親指のケアをすることで
肩こりが楽になるとこも…
奏ではこの辺りも指圧やハンドマッサージで
しっかり施術しています。
手(指)の疲れに自覚がある方はご相談くださいね。
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心と体のケア
早いもので今日から7月。
6月という1ヶ月は
何だかとっても
重みのある1ヶ月に感じました。
お久しぶりにお会いできるお客様も多く、
お気遣いや優しさがとても有り難かったり
物事の本質が見えたり…
そして
今まで以上に施術のこと
心と体のことを考えています。
ここ数ヶ月の色々な世の中の変化を
思っている以上に体や心はに敏感に感じとっていると実感します。
心と体はつながっています。
そして
「精神交互作用」という現象があります。
ある感覚に対して過度に意識すると、その感覚がより過敏になり、その感覚が固着される、つまり、意識すればするほど、不安になりやすくなるということです。
無理に不安を消そうとしたり、
自分の感情や思考をコントロールしすぎると
体から何かしらの不調としてサインが来ます。
無意識に必死に変化に順応しようとしてきた体と心...
これから、今まで以上にケアが必要な気がしています。
こんな言葉を目にしました
外側からのケア
内側からのケア
食べるもの
睡眠時間
リラックスの時間...
そして心と体のケアは
まず
自分を丁寧に扱う
ことなのかなって思います。
素敵な7月になりますように。
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