♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【頭寒足熱】
昔からの健康の言いつたえで
「頭寒足熱」という言葉があります。
足は冷えやすいので温める、頭は熱くなりやすいので冷やした方がいい、ということですが
最近は逆の頭熱足寒になっている人が多いそうてす。
寒い冬は暖房の効いた室内にいると頭がぼーっとしてくる経験がありませんか?
これは頭に熱がこもっているサインで
長時間デスクワークで眼や頭を使いすぎると上半身は熱がこもり過ぎ、下半身は冷えすぎという体内のバランスが乱れた状態が続きます。
すると焦りやイライラ、不安になりやすいといった感情や、不眠や頭痛など身体の不快な症状を引き起こす原因に…
頭は身体の一番上にあり
暖かい空気は上に向かい、冷たい空気は下におりていく性質上、熱がこもりやすいのです。
そして脳は大量のエネルギーと酸素を消費し、大量の血液が常に流れ込んできます。
血液は体の熱を運ぶはたらきがあるので、血流の多い頭はさらに熱がたまりやすくなります。
逆に足は心臓から一番遠く、冷えやすい部位で
気温が下がると体温が下がることを防ぐため、足の血管が締まって血流が減るのでさらに温度が下がり、下半身の冷えを感じることになります。
これを放置すると、脳の働きが鈍ってきて、いわゆる「のぼせ」の状態となります。
ドイツにもこの言葉に似た諺があり
「頭は冷たく、足は温かくしておけ。そうすれば、どんな名医も貧乏になる。」というらしいです。
時間があれば、足湯などをしてあげるのがオススメです。この時おでこに冷たいタオルなどを当てるとよいです。
※首付近はあまり冷やさないようにしてください。
この頭寒足熱という言葉を、本来の意味ではなく、精神面で考えても
頭寒は冷静になれ、
足熱は足を冷やさぬように動かせ、ということ
なのかもしれません。
頭で考えすぎたとき、体を動かすとスッキリしたりするものです。
のぼせる感じがする時は
頭を冷やすより先に、とにかく足を温め、血流を良くしてください。
足のマッサージをすることも効果的です。
足の冷え、のぼせ感、ぼーっとする、やる気が出ない…
ご相談ください◟̆◞̆
ご予約はこちらから🔽💁♀️
今日は【とんちの日】大丈夫。何とかなる
健康ネタに尽きてきたところで…
1/9は「とんちの日」だそうです。
一休さんの名前の語呂合わせからきています。
そういえば
わたしが奏をオープンしたての頃、長くお世話になっているお客様が一休さんの話をしてくださいました。
とんちで有名な一休さんが亡くなる直前、
「この先、私が亡くなった後本当に困り果てた時にこれを開けなさい。それまでは絶対に開けてはならない」
と巻物を弟子たちに遺しました。
何年か後に、寺に大問題が持ち上がり
弟子たちは、知恵の限りを尽くすも解決策がでてこず、どうしようもなくなってしまいました。
そのとき、一休禅師が遺してくれた巻物を開けてみると…
『大丈夫。心配するな。何とかなる』
結局、問題は解決した
という話です。
考えてみると、あれこれ思い悩んで
最悪の想定までして、心の準備をしても
結局は大丈夫だった
ということが多いのではないでしょうか。
心配の9割は起こらない
という本があるほどです。
そんな私はもともと超心配症…
昔は先のことばかり考えて心配しました。
1人で仕事をするようになって
2020年以降は
何とかなる、なるようにしかならない
というか
そう思わないとやっていけない笑
と自然に思うようになった気がします。
そして
生きていると本当にいろんな事があるけど、全部、なるようにしかなってないなと思います。
心配するよりも
今を全力で楽しむ
そんな今年にしたいなと思う
今日この頃です。
いつもありがとうございます。
ご予約はこちらから💁♀️🔽
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
【首猫背】
電車の中で前に座っている全員が同じ姿勢でスマホを見ているという光景..
普通になってしまいました。
最近は「首猫背」というものがあるらしいです。
一般的な猫背は背骨全体が丸まっているのに対して、首猫背は首(頸椎)だけが極端に前に出ている状態のことで
長時間パソコンやスマホの画面をのぞき込む姿勢がつづくと本来ゆるやかに前方にカーブして頭を支える頸椎がまっすぐ前に伸びて頭を支えている姿勢で固まっているのです。
この首猫背の怖いところは正面から見たときに姿勢が真っすぐに見えてしまうので
実際に背骨は伸びているので感覚としても猫背と気づきにくいのです。そのため、自覚症状が得られない方が多いんだとか。
首猫背の悪影響
・肩こりや頭痛
首周辺が圧迫されることで、肩こりや頭痛が起きるでしょう。それだけではなく、ひどい場合は腕のしびれなども見られます。
・不調の誘発
首には神経やリンパ腺が多く存在し、体と脳をつなぐという大切な役目を担っています。しかし首猫背になると神経やリンパの流れが悪くなり、脳からの命令がスムーズに伝わらなくなることも。
これが、自律神経失調症やさまざまな内臓疾患を招くことがあります。また、リンパの流れが停滞することで老廃物の排出が上手くできなくなると、免疫力の低下にもつながるため注意が必要です。
首猫背改善ストレッチ
とてもシンプルなストレッチです。
1.椅子に深く座り、両手を背もたれの後ろで組み、腕を斜め後ろに伸ばす。
2.吸う呼吸で胸が開き、吐く息では、肩、背中の上部を引き下ろすようにしてゆっくりストレッする。5回の呼吸を目安に繰り返す。
体の癖というものはジワジワと定着するものです
が、同じく元に戻すにもそれなりの時間がかかります。
自分の体の状態に常に目を向け、早めのケアを心がけたいものですね。
首の辛さ、ご相談ください◟̆◞̆
ご予約はこちらから🔽
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
【七草粥】の意味は
日本には、季節ごとに様々な風習があります。
1月7日は「七草がゆ」を食べる
その習慣には昔から伝わる意味があります。
1月7日は「人日の節句(じんじつのせっく)」とされ
日本の「五節句」のひとつで
五節句とは季節の変わり目の中でも、特に重要なものとされています。
1月7日:人日の節句(じんじつのせっく)
3月3日:上巳の節句(じょうみのせっく)
5月5日:端午の節句(たんごのせっく)
7月7日:七夕の節句(しちせきのせっく)
9月9日:重陽の節句(ちょうようのせっく)
1月7日を除いてはいわゆる「ぞろ目」ですが
1月1日は別格としてあつかわれているため、1月のみ1月7日となっているそうです。
奇数は縁起のいい数字とされていますが、奇数と奇数を足して偶数になることは縁起が悪いとされるため、特に「五節句」は邪気を払うために大切にされてきました。
1月7日は1年のうちで最初の節句、「人を大切にする」という意味を持つ「人日」という節句で
はるか昔には、「この日だけは犯罪者を処罰しない日」として、存在していたと言われています。
唐の時代に人日の日には七種菜羹(ななしゅさいのかん)と呼ばれる、七種類の野菜が入った汁を食べて、無病息災を願ったことが由来で
・その年の豊作と無病息災を願う
・おせち料理などのご馳走で疲れた胃を休めるため
とされ
七草はそれぞれにたくさんの栄養が詰まっています。
●せり
「食べると競り勝つことができる」という縁起物です。ビタミンC、ミネラル、食物繊維などを豊富に含み、貧血防止や、生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
●なずな
「撫でて穢れ(けがれ)を取り除く」とされ、別名はぺんぺん草です。ビタミンB1、B2、ミネラル、食物繊維をバランス良く含んでおり、高血圧の予防や止血作用、整腸作用があります。
●ごぎょう
ごぎょう(御形)とは「仏様のからだ」という意味もある縁起物です。鎮咳作用があり、風邪や気管支炎にも良いと言われています。
●はこべら(繁縷)
「繁」という漢字から「子孫繁栄」の願いが込められています。たんぱく質やカルシウム、鉄などのミネラルを豊富に含み、止血作用や整腸作用があります。汁で歯を磨くと歯にも良いと言われ、天然の歯磨き粉としても使えるそうです。
●ほとけのざ
仏様が座る「安座」に似ていることから縁起が良いとされています。胃腸の働きを整えたり、高血圧の予防にも効果が期待できます。
●すずな
「すず」という字が入っていることから「神様を呼ぶ鈴」という由来があります。別名はかぶです。葉は、カロテンやビタミンC、E、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。 根は、カリウムやビタミン、食物繊維のほか、
消化を助けてくれるアミラーゼ(でんぷん分解酵素)を含み、胃もたれや胸やけを防ぎます。
●すずしろ
その白さから「潔白」というイメージがあり、縁起の良い野菜とされています。別名は大根です。自然の消化剤とも言われ、胃腸の働きを助ける酵素が豊富に含まれます。また、がん予防に効果があると言われるオキシターゼなども含まれます
確かにこの時期は胃腸の疲れからの
体の重だるさを感じやすくなります。
胃腸を労わり
体の疲れはリセットして
寒さに負けない体に★
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku
体のみち【経絡】とは
東洋医学で使われる【経絡】けいらく
というものは
目には見えないので、あまり身近に感じることができませんが、
気や血液の流れる「みち」を経絡と呼んでいいて、つまり全身を巡っている気などが流れているルートのことです。
例えるならば「経絡は線路」「経穴(ツボ)が駅」
です。
経絡やツボは内臓と関係が深くあります。
いくつかの種類があり、
特に大切なのは、12本の経絡です。
それぞれの経絡は
・体幹から手に向かうものが3本、
・手から顔面に向かうものが3本
・顔面から足に向かうものが3本
・足から体幹に向かうものが3本
これらは、主に体表に現れるところですが、実際は体の内部も走っています。
手、足だけでなく、内臓、頭、骨、神経など全身すべてを通っています。
また、これらの経絡は一本につながっていて、
肺経は大腸経につながり、肺から始まって、
肝経までで体をまんべんなく一周して、また肺経に戻ってきます。
イメージとしては
内臓から経絡が出ていて、
内臓が親で、経絡は子どものような関係。
膵臓や脳、生殖器、内分泌器官など、
ほぼ全ての内臓がどれかの経絡と関係をもっています。
その中には、エネルギー(気)が流れています。
気とは
体を正しく動かすエネルギー「正気」と、
体に良くない影響を与える「邪気」があります。
邪気は体の中でも作られるしうえ、体の外からも入ってきますが、
いわば体から出た老廃物や毒素です。
東洋医学では、経絡には
気、血、水が流れるとされています。
経絡の主な働きは、
エネルギー(気)を運ぶ道=レールです。
食べ物かの正気を全身に配る時、
体で必要になったところへ正気が移動していくときなどに、経絡を使って配られます。
その経絡は内臓に繋がっていますので、経絡を通して内臓を調整していくことができます。
寒い時期は「邪気」も入りやすくなり、不調が出やすくなるのです。
不調の原因には「内因」と「外因」あり、外因は寒さや暑さなど外邪が関係しているもの。
内因は心配事や、悲しみ、怒りなどをためておく事によるもの
とされます。
話を戻すと
肩が痛い、首や腰、腕が痛い原因は
痛む部位そのものにあるだけではなく、
何かしら「経絡」に沿ったどこかに原因があるのです。
なので、経絡に沿って=道を辿って順々に施術する必要があるのです。
この経絡をある程度、知っておくと
セルフケアでも役に立ちます。
頭痛があるとき、胃腸が疲れている時など、
どこを圧せば良いかわかるからです。
基本的には
①外側(足)から内側(内臓)へ
②痛気持ちいい圧で
足裏からふくらはぎを
マッサージするだけでも足の疲れだけでなく、肩こりまで軽減されることも…
体は全体がバランスを取りながら
今の状態を保っています。
腰が悪いと腰に注意が行ってしまいますが
全体は繋がっています。
なので部分的な痛みがあっても
全身をほぐすことが大切なのです。
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku