♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 03 / 07  09:11

肌からのメッセージ

 

季節の変わり目、体や筋肉だけでなく

 

肌荒れが気になるという方も多いかもしれません。

 

冬は乾燥によるダメージを受けて、肌表面のバリア機能や保湿機能が低下していますが、気温が上昇してくると、体の新陳代謝も活発になり、皮脂や汗の分泌量が増えてきます。

さらに、花粉や黄砂など刺激物質も飛んできて

吹き出物などの肌荒れ症状が起こりやすくなります。

 

そして

肌は内臓を映す鏡」という言葉もあり、肌の状態と体内の不調は深い関係があります。

 

東洋医学や漢方的に言えば

内臓が整えば、お肌もキレイになります。

 

 

漢方では、体内の「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」がうまく巡ることで健康が維持されると考えられます。

 

」とは生命エネルギーのこと。これが全体に不足している状態を「気虚」、気が逆流している状態を「気逆」、気の流れが滞っている状態を「気うつ」と呼びます。

 

「血」は血液です。

血の量が不足していることを「血虚」といい、皮膚が乾燥し、冷えを感じやすくなります。

また血の流れが悪いことを「瘀血」と言います。

 

」は「血」以外の水分のことでリンパ液、胃液、唾液などを指す。むくみ、のどが渇きやすい、尿の出が悪い、ひざに水がたまるなど、全身の水のバランスが悪い状態を「水毒」と呼びます。

 

 

カサカサ乾燥肌(敏感肌)は

・陰虚(いんきょ)

・血虚(けっきょ)

が原因と言われ

皮膚に栄養を届ける津液(水分)や血(栄養)が不足した状態です。

 

皮膚に栄養を届ける津液(水分)や血(栄養)が不足した状態です。

 

 

お肌の潤いが足りない場合、栄養の吸収力に問題があるかもしれません。

栄養の吸収力に問題がある時

脾胃(消化器系)が弱ってると捉えます。

 

そして東洋医学では、

皮膚と関係があるのは脾(消化器系)と肺(呼吸器系)です。

 

消化器系や呼吸器系が弱るのは物理的な問題ばかりではなく

 

思い悩んだり、悲しむという感情もまた内臓を弱らせます。

 

感情が内臓を弱らせると言われると意外かもしれませんが

日々の感情が消化器系や呼吸器系に悪影響し、内臓が弱れば肌にも悪影響が起こるのです。

 

そんな時サプリや食べ物で「栄養をとる」ことを優先しがちですが、

まずは

体を動かし「巡らせる」ことが先決です。

 

身体というのは、

まずエネルギーを使うから吸収率が上がり、身体の隅々までエネルギーを行き渡らせようとする為、

栄養をとるだけでは肌は健康になりません。

 

水分を巡らせたかったら、

まずは汗をかき、それから水分を補給する。

 

水分を巡らせるからこそ、

肌にも水分が行き渡ります。

 

栄養も同様で、

まずはエネルギーを消費するから身体が栄養を必要として、

栄養の吸収率を高めて身体中に巡らせることができます。

 

 

つまり、お肌のトラブルを防ぐには

化粧品や食べ物のケア以上に

内臓を元気にすること、巡りを良くすることが重要なのです。

 

なのでマッサージや鍼灸は間接的に

お肌への影響もあります。

カサカサ乾燥肌の方は内臓が疲れたり、

巡りが悪いサインかもしれません。

 

まずは体の気、血、水を巡らせましょう◟̆◞̆

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