♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
背骨の大切さ

自分の背骨がどうなっているかなんて、あまり考えることはないと思います。
自分の背中は見えないので背骨がどうなっているかは自分自身ではわかりませんが
日々の姿勢や癖、また事故やケガ、出産など
その人の生きてきた「人生」が背骨に表れるといっても過言ではありません。
背骨の働きは大きく分けると3つあります。
1.身体を支える
背骨は人間の体を支える「柱」の役目をしています。
2.身体を動かす
背骨のおかげで右を向いたり左を向いたり前にかがんだり後ろにそったりすることができます。
3.神経を保護
人間の体を司る脳からの指令、それを体に行き渡らせる神経は背骨が守り神経は背骨の隙間から出て全身に伸びています。
背骨が歪めば
この3つの働きが出来なくなってきます。
背骨=体を支える大黒柱
柱が歪めば体は不安定になり
筋肉をより使って体を支えるようにシフトしてしまいます。
ひどくなればなるほど、筋肉の張り、凝りが強くなり結果的に腰痛、肩こり、頭痛などを引き起こすことにつながります。
さらに関節がうまく機能しなくなるので
どちらかに向きづらくなったり
動かすと痛みが生じるようになります。
四十肩や顎関節症などもひとつの例です。
そしてとても重大な影響として
脳からの命令がちゃんと体に届かなくなってしまいます。
身体を動かす運動機能や目や耳などから情報を届ける感覚機能、
内臓の働きや生きていくために必要な機能も
神経を圧迫する歪みが起こると、正常に届かなくなります。
事故やケガ、出産など以外は
背骨や骨盤の歪みの原因は、日常の悪い姿勢であることが大半です。
日頃から当たり前のようにとっている姿勢なので見過ごすことが多いですが
足を組んだり猫背でスマホをいじったりと、悪い姿勢を日々繰り返すことによって、自分では気づかないうちに身体が傾いたりねじれてきたりします。
デスクワークなどで座る姿勢や同じ姿勢が続く時は一度立ち上がって背伸びをするなどこまめに身体をほぐすようにしましょう。
そして背骨を支える内側の筋肉がきちんと働くことで、背骨のS字カーブが整い、呼吸するための筋肉が正しく働けるので呼吸もしやすくなります。
身体の柱の「背骨」
ちょっと意識して過ごしてみてください。
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夏から秋へ

8/7は立秋でした。
まだ暑いですが、暦では秋なのですね。
緩やかに変化する自然に合わせて
体も変化することが出来ている状態が健康で望ましいと
東洋医学では言われています。
人の健康というのは、『静かな湖上を風で流れる船のようなもの』だと説いています。
風にさからってもいけないし、船上であわてて身体揺り動かしてもいけない、自然の流れの中にゆっくり身を任せよ。ということですね。
そして四季それぞれに応じた調和法があるということでもあります。
本来は
春に種をまき、夏に繁栄させ、秋に収穫し、冬はその収穫をもとにゆったりと過ごすことが、自然の摂理に沿った良い生き方であるとされ
秋の三ヶ月は「容平(ようへい)」の季節と言われ夏の成長がとまり調整するという意味があります。自然界のすべてのものは熟して実り、すべてのことが安定してきます。
つまり秋というのは物事を仕上げたり整理したりするのにふさわしい季節であると考えます。
なるべく早寝早起きし、過労せず、気持ちを穏やかに保ち、冷たい空気にあまりさらされない様にするのがよいそうです。
この後の3ヶ月の心身の状態は
ひとつ前の季節の過ごし方が影響するとされるので
秋の健康のためにも夏の疲れは蓄積させず
整えながら、秋を迎える準備をしましょう。
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夏バテ?夏の心の不調は…

今年は異常な暑さからか
体調を崩していたり、不眠気味、メンタル面の不調を感じている方が多いようです。
食欲不振、ダルい、昼間眠くて夜は冴える、無気力感、気持ちが塞ぎがち…
「夏バテ」に近い症状ですが
「季節性情動障害」というものがあります。
季節の変わり目など、特定の季節に繰り返される
感情やメンタル面の不調で
冬はウィンターブルーなどと言われますが
実は夏にも起きやすいそうです。
夏バテとの違いは
特定のストレスとなる出来事がなかったのにも関わらず体調だけでなく
気分の落ち込みや不安といった精神的な症状を伴うかどうか。
夏の季節性情動障害は
日光の浴びすぎで紫外線疲労を起こしていたり
室内と室外の寒暖差、栄養の偏りなどが原因とされますが、明らかな原因はわかっていないとのこと。
暑くなればなるほど心拍数が上がるなど体は覚醒状態は高まるのに、脳の働きは鈍くなって認知機能は下がり、意欲は減退します。
疲労というものは一日にして害になるものではなく、毎日ジワジワと蓄積されていくことで体に影響していきます。
体の不調に気づかなかったり、放置していると
そこに何かが引き金となって心に影響を及ぼすこたもあるので
ちょっとした疲れは早めにケアしてあげることは
大切なことです。
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心のコップ

我慢にどんなイメージを持っているでしょうか。
「我慢する」ということは、時に必要なこともあります。
日本人は特に
我慢=美徳という観念がなんとなく根付いているかもしれません。
でも
怒っていても我慢し
悲しくても我慢し
憤りを感じても何も言わず…
このように我慢するときというのは身体を強張らせます。
すると筋肉のどこかに硬い塊ができ
この筋肉の塊が、身体の歪みや不調の原因になる
ということがあります。
ちょっとした我慢の
1つ1つは小さいものかもしれないけれど
その小さいものが心のコップに溜まっていき
コップに余裕があるときは受け止められるけど
でも我慢を重ねて水がいっぱいになってしまうと
必ず溢れ出す時がきます。
だから溢れ出す前に、たまにコップの水を抜くことが必要です。
その方法は人それぞれなのかもしれませんが
「必要のない我慢をやめる」
というのもひとつなのだと思います。
その我慢をしたことによって得られるものがあれば
必要のある我慢ですが
不満が溜まっているけれど、納得いかないけど我慢しよう…
それが続けば
「自分の殻」という筋肉で硬く強化してしまいます。
実はこれは自ら2ヶ月ほど前に経験したことです。
ほんとにちょっとしたことですが
ずいぶん長い間、見ないように我慢していたことがあり、私の心のコップは少しずつ水が溜まっていたことに気づいていませんでした。
これもほんの些細な出来事が最後の一滴となり、
溢れ出してしてから、水を止めることは大変だということを実感しました。
小出しでたまに水を抜くことも必要です。
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腰痛で絶対に見逃してはいけない部位

常連のお客様から必ず圧して欲しいとリクエストされるある部位があります。
腿の内側の膝に近いところ
筋肉でいうと内側広筋といいます。
「悶絶ポイント」と命名されました笑
日ごろ全然痛く感じていなくても、圧してみると
悶絶までいかなくても、ズーンと圧痛を感じたり、気持ちいいと仰るパターンが多いです。
膝に近い側(下部)の方がが痛い方と
お腹に近い側(上部)が方が痛い方がいます。
ここは膝の痛みだけでなく
腰痛のケアにも重要な部位です。
内ももには膝や骨盤のゆがみと安定性に関わる内転筋群,縫工筋,薄筋,内側広筋などの筋肉があり
内転筋群は骨盤(坐骨や恥骨)から太ももの骨にかけてくっついている筋肉なので、股関節の内転(内側に閉じる動き) だけでなく半身の安定させる働きもあり、硬くなると骨盤のゆがみに影響します。
なぜ硬くなるかというと
座っている間に足を組んだり
内ももに力を入れて膝を閉じている人は内転筋がこっていることもありますが
座りっぱなしで歩く機会の少ない人は内転筋の筋力が弱っている人の方が多いと言われています。
そうなると、立っているときや歩くときの骨盤の安定を保つのに内側広筋に力が入り負担がかかることが、内側広筋がこってしまう原因なのではないかと考えられます。
さらに、膝を伸ばす大腿四頭筋のうち内側広筋ばかりが過緊張を起こしてしまうと、膝が内側に引っ張られやすくなり、膝の内側が痛くなるということも起きてきます。
ここを適度な圧でマッサージするには
角度と圧す時の面の広さが重要になります。
・横向きでの施術
・指ではなく、手根(親指の付け根)の面を使って圧す
ことにより、嫌な痛みがなく、体重をかけて圧すことができます。
お客様とも話していたのですが
どうしても自分では圧せない部位…
ここを絶妙な圧で圧せる、グッズなどないのでしょうか?笑(←アイディア、情報募集中です)
太ももの筋肉がもたらす腰痛への影響は少なくありません。
腰痛だからと言って腰だけに目を向けるのではなく太ももの筋肉に意識していくと今までよくならなかった腰痛の症状にも改善がみられるかもしれません。
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